Reviewer:18th. 503-505 名無しのエリー2008.07.28.
1.名前を書く ★★★★
ピアノカオス。勢いだけで2分半弱を駆け抜ける。ひたすら悪ノリ。軽いシャウト化しているH ZETT Mが笑える。
歌詞に意味を求めてはいけない。
歌詞に意味を求めてはいけない。
2.ピアノイズマイライフ ★★★☆
2曲目は普通な歌モノ。歌詞で自分とピアノのことを表現しているが、なかなかに愉快。
曲調は独特。ギターの代わりにピアノを使ったロックといった感じか。
曲調は独特。ギターの代わりにピアノを使ったロックといった感じか。
3.田園 ★★★★★
そしてひなびたインスト曲、H ZETT Mのピアノとエレピの掛け合い(+SEが少し)。
もともとインストバンド、PE'Zのメンバーなだけあり非歌モノの曲作りが非常に上手い。
途中から前面に出るエレピがジャズチックで面白い。
もともとインストバンド、PE'Zのメンバーなだけあり非歌モノの曲作りが非常に上手い。
途中から前面に出るエレピがジャズチックで面白い。
4.君と歩いてく ★★★
前曲のSEを残しながら始まるミディアムテンポのラブソング。
歌詞に意外性がなかったり、歌唱力に疑問符がついたりの散々っぽい曲だが、Aメロの流れがとても綺麗。
転調しすぎてて歌いにくそうなのはご愛嬌。足し引きすれば+かなぁ、という曲。
歌詞に意外性がなかったり、歌唱力に疑問符がついたりの散々っぽい曲だが、Aメロの流れがとても綺麗。
転調しすぎてて歌いにくそうなのはご愛嬌。足し引きすれば+かなぁ、という曲。
5.バカンス ★
エセヒップホップ。さすがに手を広げすぎたか。
バックも単調な繰り返しに終始し、メロディアスさが売り(だと思っている)なH ZETT Mには苦しい。
どうしてもやりたかったジャンルのようにも思えないが…。
バックも単調な繰り返しに終始し、メロディアスさが売り(だと思っている)なH ZETT Mには苦しい。
どうしてもやりたかったジャンルのようにも思えないが…。
6.腹ヘリ犬~即興ロンド ★★★★☆→★
ボーカルの輪郭をぼかして幻想的な作りにした曲調とタイトルの差が激しくて笑ってしまった。今作笑いどころ多いな。
ストリングスとかピアノとかが無駄に雄大、荘厳。
ドラムが3/4で刻んでるのにピアノ他メロディ楽器隊が6/8で演奏してたりでハチャメチャ。という流れの腹ヘリ犬から同一トラック内で即興ロンドに移行。
こちらは単音で適当に鳴らしている(としか思えない)鍵盤の音に様々なSEが単発で鳴りまくる訳のわからない出来。飛ばしたくなる。
ストリングスとかピアノとかが無駄に雄大、荘厳。
ドラムが3/4で刻んでるのにピアノ他メロディ楽器隊が6/8で演奏してたりでハチャメチャ。という流れの腹ヘリ犬から同一トラック内で即興ロンドに移行。
こちらは単音で適当に鳴らしている(としか思えない)鍵盤の音に様々なSEが単発で鳴りまくる訳のわからない出来。飛ばしたくなる。
7.サンデー ★★★★★
Tr.1をフルに明るくした趣の迷曲。よくあるような、そうでないようなコード進行で曲を引っ掻き回す。
東京事変の群青日和を作曲しただけあってポップな曲はお手のものな感じ。
歌詞なんかただの記号だと割り切れないと書けないような意味不明ささえも売りか。
東京事変の群青日和を作曲しただけあってポップな曲はお手のものな感じ。
歌詞なんかただの記号だと割り切れないと書けないような意味不明ささえも売りか。
8.呪文 ★★
Aメロx2→Bメロx2という少々聴き慣れない流れながらメロディがありきたりのためそれほど面白みがない。
歌唱力を作編曲で補ってきたこれまでの曲と比べると少々落ちるか。
歌さえ上手ければ★★★レベルはあるような。
歌唱力を作編曲で補ってきたこれまでの曲と比べると少々落ちるか。
歌さえ上手ければ★★★レベルはあるような。
9.ベッドルームで飛びはねろ ★★★☆
Tr.8とは全く逆で曲はとても面白いのだが、歌唱力が追い付いていない。こんなに上下するAメロを歌える人はそうそういないんじゃ。
Bメロは歌詞をブツブツ切りすぎて何が何やら。
6分弱あるとは思えないほど短く感じる構成は◎。山場は間奏のeufoniusもかくやと言わんばかりの謎なコード運び。
それと手が4本無いと弾けないアウトロピアノソロ。
Bメロは歌詞をブツブツ切りすぎて何が何やら。
6分弱あるとは思えないほど短く感じる構成は◎。山場は間奏のeufoniusもかくやと言わんばかりの謎なコード運び。
それと手が4本無いと弾けないアウトロピアノソロ。
10.あらよっと音頭 ★★★★☆
新境地、ピアノ音頭。
全体のハネたリズムがふざけているとしか思えない。しかしながら今作中最も軽快と思われるのが憎たらしい。
盛り上げ方も上手い。こんな曲でも9点を付けざるをえない。
全体のハネたリズムがふざけているとしか思えない。しかしながら今作中最も軽快と思われるのが憎たらしい。
盛り上げ方も上手い。こんな曲でも9点を付けざるをえない。
11.春疾風 ★★☆
ストリングスとピアノが中心となって穏やかに進む曲。
メロディラインはとても綺麗だが、「疾風」という曲名には合わないような。
PE'Zのバージョンと比べるとどうしても勢い不足が否めない。
メロディラインはとても綺麗だが、「疾風」という曲名には合わないような。
PE'Zのバージョンと比べるとどうしても勢い不足が否めない。
総評.★★★★
PE'Zのキーボードとか東京事変の元キーボードとかの、H ZETT Mの1stアルバム。
音大作曲科卒なだけあって作曲能力はずば抜けて高いが、歌唱力に難がありすぎるという非常にバランスの悪い曲が並ぶアルバム。
「ごった煮の11曲」という意味(…らしい)のアルバムタイトル通り、方向性は多様。
恐いのは引き出しの開けすぎ。次作「PIANOHEAD」は聴いていないが、これを上回るのはなかなかに大変なような。
ギターなんかよりピアノだよな、という人は是非聴いてみるといいと思います。
音大作曲科卒なだけあって作曲能力はずば抜けて高いが、歌唱力に難がありすぎるという非常にバランスの悪い曲が並ぶアルバム。
「ごった煮の11曲」という意味(…らしい)のアルバムタイトル通り、方向性は多様。
恐いのは引き出しの開けすぎ。次作「PIANOHEAD」は聴いていないが、これを上回るのはなかなかに大変なような。
ギターなんかよりピアノだよな、という人は是非聴いてみるといいと思います。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)