アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : こめこめくらぶ。

Reviewer:1st. 575 名無しのエリー2002.07.15.

1.INTRODUCTION 足音や口笛の音等が8秒入っている。準備中らしい
2.美熱少年 どファンク。なんとも説明しづらいが、米米屈指の名曲。で「百聞は一聴に如かず」タイプの楽曲であることは間違いない。
3.KOME KOME WAR 最初のヒット曲。ゴロを合わせるためだけに羅列した単語だらけの歌詞が面白い曲。
4.SEXY POWER メロディが綺麗な曲。「パパ(パトロン)」の歌。
5.BEE BE BEAT ろくでもない男の歌。カルイ、弾けた感じが楽しい
6.あ!あぶない! 一部を除いて英歌詞。しかし簡単な英単語を並べ立てただけという罠。米米お得意のえせファンク。
7.OH! 米 GOD! インスト。所々で奇声を発している。
8.TIME STOP 大バラード曲。ここまでクサいバラードも珍しい。
9.なんですかこれは おバカさんなメロディと滅茶苦茶ながら辛みの効いた歌詞の組み合わせが面白い曲。シリーズ曲。
10.FRANKIE, GET AWAY! 重いビートの曲。米米には珍しいロック調
11.僕らのスーパーヒーロー 愉快なスーパーマン的歌詞&メロディ。子供に聞かせたら喜びそうなワクワクする曲。
12.いつのまにか 石井の多重コーラスでアレンジされた曲。シンプルな綺麗な曲。
13.宴 まるで昭和30年代歌謡曲歌手風な歌い方。馬鹿騒ぎな曲。
14.I'M A SOUL MAN 和田アキ子風味の歌い方。ソウルフルな曲。
15.MY SWEET SWEET SHOW TIME メルヘンチックなゆっくりとした曲。オープニング的な歌詞だが、ラストに入れられている。
総評.★★★★★
音が少々小さく入っているが、そんなことを気にさせない完成度。
毒のあるギャグ&コントが魅力でライブが最強に面白い米米だが、音楽もやりゃあできる、
CDだけでも十分にいけるバンドだということを世に知らしめたアルバム。
(★5個が満点。楽曲は星評価なし。)

Reviewer:21st. 187-190 名無しのエリー2009.03.27.

1.I・CAN・BE ★★★★☆
デビューシングルのリアレンジ。元曲の打ち込みポップスから、都会的なオシャレナンバーに大転身。
米米の雑食ぶりがいい方向に向かわせたとも言える。
2.Peeping Tom ★★★☆
前年のイベントで初披露された新曲。
バブル期の日本人を第三者目線から痛烈に皮肉った歌詞を、軽快なトラックに乗せて歌い上げる。
アルバム中唯一、石井のディレクションでPVが撮られているが、そっちを見た方が把握しやすいと思われw
3.FUNKY STAR ★★☆
ディスコファンク。ライブでは結構人気だった曲で、解散後は石井もソロでよく歌っている。
まあ、米米にしては良くも悪くも「普通」か。
4.En mi corazon ★★★☆
1stアルバム『シャリ・シャリズム』収録「On My Mind」のリアレンジ。併せてタイトルの改題も行っている。
元曲が重々しい打ち込みで構成されていると思えないぐらい爽やかに。
音源自体は、ライブ音源にコーラスとトランペットをオーバーダブを重ねたものである。
5.Troubled Fish ★★★★
2ndアルバム『E・B・I・S』収録の同名曲をリアレンジ。R&B調と言えばいいのだろうか。
コーラスにはアマゾンズが参加。
6.KOME KOME WAR ★★★☆
ブレイクのきっかけになったシングル曲を、もうちょっとファンキーに仕立てた感じ。
リズムが遅めなのは残念な部分だったりする。
7.Paradise ★★★
シングル曲の歌詞違い版。
シングル収録バージョンが昔を懐かしむ視点なのに対して、こっちは現役時代の話。テラバブル。
8.Simple Mind ★★☆
なんだか地味。個人的にあまり好きじゃない。
9.Sure Danse ★★★☆
シングルのライブアレンジ版。色々な都合で出せなかった「オリジナル仕様」らしく、歌詞が増えてたりサビメロが違ったりする。
ちなみに、後に同じテーマの「元祖 sure danse」なんて曲もベストアルバムに入れられたが、双方「完全な」ライブアレンジをなぞっているわけではないので注意。
10.Transfar ★★★★★
文句なしで満点。
3rdアルバム『KOMEGUNY』の時期からライブで演奏されているからか、若干乾いた音や別れが題材な部分など雰囲気は近いものがある。
演奏頻度はあまり多くない。もっと日の目を見てもいいと思う。
11.STAY ★★★★
アルバム『E・B・I・S』収録の同名曲をリアレンジ。金管バックからピアノバックに代わり、なんとなくジャジーな雰囲気に。
石井はこういう曲を書かせたら天下一品だね、マジで。
12.Just U ★★★☆
唯一の完全新曲。別れがテーマのため、ボーナスショータイム(アンコール)の定番曲でもある。
(Bonus CD)
1.Kick Knock ★★★★ ここからは全てライブ音源。四つ打ちロックのパワフルな曲。ノリ重視。
2.2much 2ist ★★☆ ボーナスの3曲中では一番地味な感じ。
3.Co-Conga ★★★☆ ちょっとしたラテン。
総評.★★★★
「ライブでしかやってなかった曲」や「ライブでの新しいアレンジ」などを纏めたCD。通称「上半身」。
デビュー当時はアレンジを好きにやらせて貰えず、「CDはおまけ」的な発言もよくしていたが、自由度が増したのか色々なことをやっている。
ちなみに、この頃はいわゆる「米米CLUBの攻めていた時代」なだけに、ポップな内容への賛否が結構あったりした。
3ヶ月後には「下半身」のおかげでそんな議論も吹っ飛ぶわけだけれども。
米米のファンには「下半身」が大きく取りざたされる場合も多いため、若干影が薄かったりするものの、
なかなか秀逸なアレンジ揃いのために買っても損はしないんじゃないだろうか。
なお、ボーナスCDは1989年のライブツアー「SHARISHARISM 7」のテーマソング。
米米は代々、「日によって完全に公演内容が変わる」という別パターンセットリスト制を取っている。
ここまではまだあり得る話だが、米米はなんとそのパターンごとにテーマを作ってしまった。
エンターテインメント性に重きを置いた米米ならではの行為だろう。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:1st. 442-443 名無しのエリー2002.07.13.

1.愛の歯ブラシセット ★★★
いきなり石井と小野田のアカペラ。新宿2丁目のような口調で歌う。
2.We are米米クラブ ★☆
ライブのオープニングっぽい小品。しかし演奏はファンキー。
3.あたいのレディーキラー ★★★★
山本リンダをカバーさせたらお手の物だった彼らがそのリスペクト魂を発揮して作ったオリジナルナンバー。
ビッグバンドならではの演奏がカッコイイ。
4.東京Bay Side Club ★★★★
古き良き歌謡ロックといった趣き。
中間の展開から「東京変態クラブ~東京老人クラブ~」となだれこむオチに唖然。
5.東京ドンピカ ★★★★☆
タンゴ演歌。五木ひろしも驚愕したという石井のなりきり具合にただ惚れ込むしかない。
6.二人のアンブレラ ★★★☆
全編気持ち悪いぶりっこ口調で歌うがサビではコブシが回る。
「唇つなぎ手をつなぎ 腰までつないじゃう」の歌詞は心からしょうもない。
7.オイオイオイ マドロスさん ★★★
懐かしのハワイアン歌謡。キャラに入りまくっている石井のボーカルには、ただただポカーンとするしかない。
8.I LOVE YOU ★★★★
前半はタイトル通りのポップスで「え?普通のラブソング?」と思うのだが、
中盤の「なんちゃって!」からドンチャン騒ぎが始まり、「なにが愛だよバカヤロウ!」とラブソングをディスるというとんでもない楽曲。
9.パリジェンヌ ホレジェンヌ ★★
お洒落なフレンチポップなのに歌詞は「マドモアゼル ケツくせー」と、滅茶苦茶。
10.スーダラ節 ~赤いシュプール ★★☆
植木等の名曲をなんとイントロにサクッと使い、その後はSEX願望を歌うオリジナル曲になだれこむ。アホか!
11.インサートデザート ★★★★☆
ただひたすら「インサート~インサート~」と歌う歌詞はしょーもないのだが演奏は超かっこいい、このギャップが謎。
渋いジョプリン得能のギターに注耳。
12.ホテルくちびる ★★★★★
石井の一人二役の芝居による、9分弱の大作である。
ひろし君と鳩子ちゃんの初々しくも切ない恋物語に耳を澄ませるしかない。
13.AWA ★★★★
ジェームス小野田によるファンクナンバー。本アルバム中、唯一安心して聞ける曲である。
14.私こしひかり ★★★★★
米の気持ちを歌った、ジェームス小野田による感動的なバラードである。
涙なしには聞けないのだが、「麻の袋につめつめられて」でどうしても吹き出してしまう。
15.ポイのポイのポイ ★★★★
ラストを飾るのは、なんと、これまた石井の一人芝居(役柄は、豆腐屋・・・)をフィーチャーしたチンドンである・・・。
間奏の、金子によるクラリネットソロはミストーンしているのだが、石井の独断により、そのまま収録されている。
総評.
米米の代表作は?と問われたら、迷いなくこのアルバムを挙げる。
それまでにライブでしか公開されなかった名曲迷曲珍曲の数々を(大半がライブ録音)集めたこの作品。
「君がいるだけで」「浪漫飛行」こんなのは米米の余技でしかない。
米米の真骨頂は間違いなくこのアルバムしかない。
こんなアルバムは後にも先にもないだろう(誰もやりたくないか)。聴いて損無し!

※付属のシュークのシングルCD(4曲入り)は省略。
 どれも、実の妹とその友人に歌わせるにはあまりに卑猥な内容であるとだけ言っておきます。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。総評は星評価なし。)

Reviewer:18th. 432-424 名無しのエリー2008.07.26.

1.愛の歯ブラシセット ★★★
石井と小野田によるアカペラ。ちなみに聞いているだけでは分からないがゲイカップルの歌である。
しかし交換してみたり4年も使ってみたりと、なかなか破天荒な使用法だ。
後の武道館ライブでは贅沢にもwフルオケ演奏をバックに披露された。
2.We are 米米CLUB ★★★
横浜のマイカル本牧にあったライブハウス「アポロシアター」で行われたライブテイクの音源から、
このライブのために制作されたファンク調自己紹介ソング。
歌詞は米米にありがちな簡単な英単語の羅列というとても簡単なもの。
3.あたいのレディーキラー ★★★★
「米米お得意の山本リンダをモチーフに曲を作ったらこうなりましたよ」という見本。
後年のライブではさらに磨きが掛かっているが、披露されて間もない頃のアレンジのため若干音が弱いのが残念。
4.東京Bay Side Club ★★★☆
泳げない陸サーファーが溺れた女の子を助けるため水泳を学びに行くまでの歌。
アレンジはいい→歌詞も途中まではいい→ラストズコーというソーリーの王道を行く迷曲。
5.東京ドンピカ ★★★★☆
演歌調のタンゴ。えらくビブラートを効かせた石井のボーカルが肝。
6.二人のアンブレラ ★★★
オルガン演奏によるポップス。
石井のブリッ子歌唱はPの萩原健太にも「気持ち悪い」と言わしめるほどの一品。
7.オイオイオイ マドロスさん ★★★☆
美空ひばりを彷彿とさせるハワイアン歌謡。また、04・05と同じ石井の一人芝居シリーズ。
実際はイントロ前に長い一人芝居があるが、このバージョンではカットされている。
ジョプリン得能によるスライドギターソロにも注目。
8.I LOVE YOU ★★★★★
このアルバムの中身を如実に表す王道ソーリー。サビまでのラブソングから小野田による「なんちゃって!」以後のパートはまさに圧巻。
「なにが愛だよすけこまし」「おべんちゃら」など、ラブソングの全否定をしてしまう。
9.パリジェンヌ ホレジェンヌ ★★☆
ここからまたスタジオ録音。
ジャジーな雰囲気の中にばかばかしい歌詞を入れてくる荒技を遺憾なく発揮している。
10.スーダラ節 ~赤いシュプール ★★★
再びライブ音源。スーダラ節のオーバーチュアから入るセックス願望曲。
歌詞だけ変えればシングル曲として通用しそうなメロの無駄な高クオリティが逆に光る。
11.インサートデザート ★★★☆
ソニーのマルチプレイヤーのCMソングに起用された得意の似非ファンク。
ギターのカッティング、ホーンの音とどれを取っても格好いいが、歌詞は小野田が「ゲッチョーメン」、石井が「インサートーぉー」を連呼するばかり。
まさしくソーリー。
12.ホテルくちびる ★★★★★
このアルバムの代表曲とも言える、石井の一人芝居シリーズ初期の作品。
メンバーは「ラップ」と読んでいるそうだが、どこをどう取ったらそうなるのだろう。
改めて石井は(負の方向に)芸達者なのだと思い知らされる一曲だ。
13.AWA ★★★☆
一種の箸休め的な、とはいってもこのアルバム内で一番まともな曲であるからそう表してみた。
過去のアルバムに収録されていそうなファンク。なぜこれを「K2C」に入れないw
14.私こしひかり ★★★★
小野田による米を題材にした感動的バラード。
野太いハイトーンボイスが心の琴線に染み入る。歌詞は置いておいて。
15.ポイのポイのポイ ★★★☆
石井が豆腐屋(の自転車を奪ってそれに成りすますチンピラ)に扮した一人芝居。
 な ぜ ラ ス ト が こ れ だ
しかし聞いてるうちにチンドン調の音楽が心地よくなってくるという。
総評.★★★★☆
先に発売されたリアレンジアルバム『K2C』との対極を成す、米米の「下半身」。
後に言われる「謝ったらなんでも済むだろう」という精神でばかばかしい曲を披露する「ソーリー曲」の基本理念が凝縮された1枚である。
演奏力やコンポーザーとしての能力は非常に高いのに、こんな事を真面目にやってしまうのがらしさといったところか。
数年後に同じテーマで発売された『SORRY MUSIC ENTERTAINMENT』が存在するが、
そちらは物量過多な上に若干やり過ぎ感が否めないため、初心者向けのソーリーアルバムとしてはこっちがお勧めだ。
なお、初回限定版にはダンサーチーム「シュークリームシュ」のボーカル曲が4曲入った8cmCDが付属されている。
内容はとても卑猥なので省略。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:1st. 551-552 名無しのエリー2002.07.14.

(Disc.1)
1.I'm Sorry オープニングに相応しい大スペクタクル巨編。山男達'sの手に汗握る芝居が涙を誘う。軍隊っぽい。
2.ボッサボサノバ 何故にこのタイトルなのか不明。どこもボサノバではないのに・・ポップな馬鹿騒ぎ曲。
3.男同士 -POSTホモ伝説- あざとい演歌調の曲。極道のホモな世界。
4.VIVAみたいなもの 加藤茶の「ちょっとだけよぉ?」を彷彿とさせる歌詞とゆったりしたメロディが実に気持ち悪い。
5.ワンダブルSUNでぃ 95年頃にビールのCM曲として使われたため、知っている人も多いかと思われ。ここでやっとまともな曲が登場。
6.サマーラブストーリー 恋多き乙女の智恵子とのまぐわいに失敗するまでを歌う。静と動を行ったり来たりで疲れる曲
7.0721 =オナニー。歌詞さえ違えば普通の良い曲だったのに・・
8.THE HAIR 「毛」を語ることに終始する曲。曲は格好いい
9.日本の夏 ライブ録音。日本の祭りっぽい曲。比較的まとも。
10.DEEP IN YOUR NICE BODY まるで山下達郎のよう。歌詞は18禁
11.いただきました 80年代デュランデュランぽい曲。ノリがいい
12.虫の息 哀愁が漂う曲。しかしまったく意味不明な歌詞
13.露骨にルンバ ライブではコケシ?に語りかけて歌う。ムード歌謡。これをMステでやっちまった時は愕然とした・・
14.ポンコツ君とガラクタ君 救いようのないダメな奴の歌。妙に明るいメロディがなかなか良い
15.アンジュール ライブ録音。サンスクリット語による歌らしいが、十中八九嘘っぱち。通訳者登場により面白さ倍増。曲自体はシリアス
16.サンサルバドルの雪 インスト。品のあるクラシック曲。まとも。
17.世界ミュージックアラモード 次曲の紹介MCらしいがなぜかタイトル付き。かなり気持ち悪い声。
18.タトゥーレ 出産を祝う歌らしいが滅茶苦茶な歌詞のため解読不能
(Disc.2)もこのような感じで更に馬鹿馬鹿しく続く。
総評.★★★★☆
個人的には最高だが、決して万人受けするアルバムではない。
「君がいるだけで」や「浪漫飛行」でしか米米を知らない人が聞いたら、その落差に頭を抱えてしまうかも。
ちなみに初回特典には「運コイン」という下らないものが付いていた
(Disc.1のみ。★:2点,☆:1点の計10点満点。楽曲は星評価なし。)

Reviewer:11th. 886-888 名無しのエリー2006.03.19.

1.もしも ★★
1曲目から以前の米米らしさを全く感じないポップス。前作「Phi II」からの流れで聞くと明らかにパワーが落ちたと言うかなんというか。
印象に残るようなポイントも特になし。挙げるとすればイントロの「Yeah~」が耳障りな所か。
2.STYLISH WOMAN ★★★★
22ndシングル。このアルバムが発売する直前に発売された先行シングル。
このアルバムの中では特筆する出来で、ファン人気も高い。
個人的にはアルバム発売前年のツアー「OPERA BLUE」での披露バージョンの方が好みだった。
3.IMITATION GUY ★★
イントロで「ソーリー系(おふざけ系の楽曲)か?」と思いきや石井ソロにありそうなジャズ風味な曲。
詞の内容でバブルから抜けきっていない石井の頭の中を良く思い知らされた。
4.すべてはホントでウソかもね ★★☆
21stシングル。流れ的にこの辺りでダレて飽きてくる中でこれはスキップされると思われる。
このアルバム収録のシングルでは一番曲として魅力が無い。
5.EASTER BELL NORTH ★★
やっぱり石井ソロの縮図、といった感じ。凡曲。
6.KISSING BLUE ★★★☆
アルバム曲では一番高い出来。ホーンセクションのアレンジが秀逸だと個人的には思う。
7.SOUL SNAKE ☆
自分はこのアルバム史上最低の出来と踏んでいる。明らかに米米ではない「誰か」の曲を歌っていたような感覚に陥った。
スパイが詞のテーマではあるが、「オーソリティ(Authority)」のスペルを間違ってたりしてるのは笑える。
8.Slow-motion Memories ★★
やっぱり曲も詞も米米ではない。変に大人ぶった感じの詞に違和感を受けまくり。
9.JUST MY FRIEND ★★★
20thシングル。曲も詞も前向きなポップス。
時期的には前のアルバムに収録されていたはずだが、前作はコンセプトアルバムのためミスチルの「深海」→「BORELO」期のように今作に持ち越しとなった。
曲の方向性は全体的に「STYLISH WOMAN」と似ているかもしれない。
10.愛がまわるよ ★★
やっぱり石井ソロにありそうな軽いバラード。「凡曲」としか評価しようがない。
参加した金原ストリングスがカワイソス。
11.まだ わからない ★
20thシングルc/w。この曲で終わらせるのはどう考えてもおかしいだろう。
阪神大震災のうんたらかんたらで作ったかどうだか知らないが、こんな軽い曲調でアルバムを締める気かと。
ただでさえ無に等しい雰囲気が消え去った瞬間だった。
総評.★★
ギタリストでメインコンポーザーだったジョプリン得能とドラマーのRYO-J脱退後、
バックブラスバンドのBIG HORNS BEEからサポメンから全員正メンバーにした「新しい米米」の1stアルバム。
ではあったものの似たような低質ポップスが並んでいるため、「米米の輝きよ何処へ」という言葉がよく似合うすぐに飽きが来るアルバムへと仕上がっている。
スルメ曲的な要素も、米米らしく笑わせてくれる要素も無く、曲順も全く考えられていない、
アルバム曲のクオリティの低さがシングル曲の良さの足を引っ張っているという事態になっている、
などと結局どこへ向かっているのかよく分からない一枚だった。解散へ向かっていたのも今となってはよく分かる。
現在中古で大放出されているが、買うなら同じく中古大放出なラストアルバム「PUSHED RICE」を買った方がいいだろう。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:18th. 560-562 名無しのエリー2008.08.04.

1.SARACENIAN BEAT
ジャングルっぽいインスト。
91年に行われたライブのオープニングSEで使用されたものをほぼそのまま収録。
2.FOXY-危険な恋 ★★★★
数少ない完全な新曲。ホーンセクション中心のらしさ全開なパワーチューンだ。
石井が書く男女間の関係は(ラブバラードを除いて)なんだか引き込まれるものがある。
こんな曲、また書かないかな・・・。
3.Special Love ★★★
先行シングル。なお、特別に表記はされていないがアルバムバージョンの別ミックスであり、一部が変更されている。
後の石井ソロと米米の路線をマッシュアップした感じの曲。個人的にはシングルのミックスのが自然だと思う。
4.MOMENT ★★
ここまで来ると完全に石井ソロ。「米米CLUBやめたいです」と言いたげな石井が見えてくるよう。
5.せつない気持ち ★★★☆
シンセ・打ち込みとパーカスで構成。また石井ソロ調。
好きな曲ではあるが、曲がアレンジ負けしている印象。
6.ROPPONGI-雨 ★★
過去曲の再アレンジナンバー。とは言っても、そっちを聴いたことがないため比べようがないw
なんか、本当に米米で出す意味あったのか?というぐらい打ち込み。
7.STELLA ★★☆
リアレンジ。まあ普通にポップス。
8.GUTS SHAKER ★★★
新曲。石井と小野田のツインボーカル曲、とは言いつつ小野田は右チャンネルでちょっと歌ってるぐらい。
もっと強調しても良かったんじゃ?あとやっぱりシンセうるさい。
9.HARMONY ★★☆
新曲。水みたいに掴み所がない曲。イントロのハモリが若干うざったいぐらい。
10.MONGOLOID
インスト。
11.RICE DREAMER ★★★
リアレンジ。小野田ボーカル。
この流れで聴いても「過去にあったな、こんな路線」ぐらいにしか。
12.ひとりの朝 ふたりの夜 ★★★★
リアレンジ。バンドサウンドじゃなくても大丈夫な曲調だからか、すんなり入ってくる感じ。
後半では際立っていい出来だと思う。
13.Runaway Faraway ★★
先行のc/w曲。新曲のはずだがどうにも焼き直し感が否めない。
歌詞がブックレットへの書き方といい、完全に石井ソロみたいなのがどうも。
ソロ路線がダメだというわけではなく、ただ単純に気持ち悪い。この辺は今の米米に通ずるものがある。
14.迷路 '97 ★★★☆
リアレンジ。真面目な歌謡バラードと見せかけソーリーという、まさにいい意味での「最後っ屁」。
「真面目に歌えww」と突っ込みを入れても構いません。
総評.★★☆
ファイナルライブの4日前にリリースされた「押米」アルバム。
解散発表の時からソロ活動を熱望していた石井が作品の大半を制作しただけあり、まさに心ここにあらずな印象を植え付ける。
「米米CLUB」を期待して聴くと絶対に肩すかしを食らうであろう。
あとはバンドの体を成さないぐらいシンセ過多で、本当に楽器担当のメンバーが関わっている風には見えない。
正直、「この作品の出来で(石井以外の)メンバーは満足しているのか?」
という意見をぶつけてやりたいほどちょっと最後を飾るにしては押しが弱い。弱すぎる。
結局復活しちゃったんだけどねw
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.1,10は星評価なし。)

Reviewer:15th. 608-611 名無しのエリー2007.09.21.

1.浪漫飛行'07 ★★★
自身の有名曲をバックの打ち込み音を排してバンドミュージックに変換してカヴァー。
ベースラインの変更やコーラスを多めにしたりするなど大胆なリメイクをしているが
これらの作業は見事に成功して聞かせる曲からノリノリ(死語)のダンスナンバーに転換。
2.WE ARE MUSIC! ★★★
ミドルテンポで曲中に流れているピアノの印象的な音色が曲にセピア色を付けている。
この曲のグループは非常に気持ちよく聞けば聞くほど曲の印象がよくなってくる。
BHB(米米のホーンセクション)によるホーンアレンジも良く、最小限の音で華やかにしてくれる。
JAZZ的要素と米米のポップセンスとモダンミュージックをごっちゃ混ぜにしながらも綺麗にまとめた印象。
3.恋し魔法・愛し魔法 ★★
オルガンの音とパーカッションの音色が非常に気持ちいいです。
90年代の昼ドラマの主題歌に採用されそうなけだるい感じを受ける。
4.E-ヨ ★☆
シングル曲なのにあんまりパッとしない感じ。あんまり華がない感じで米米らしくない。
なので、歌詞にシャレ等が入っているのだが滑ってる気がする…。
5.くされ縁 ★★
CS石井とJ小野田によるデュエット歌謡曲風の曲。非常に馬鹿らしい(褒め言葉)歌詞でこっちは米米らしい曲となっている。
真ん中でのラップもセリフを棒読みしてる感じでラップになってないけどその中途半端さ加減がいい。
6.しょうがねえな ★★☆
昔の米米を彷彿させるファンクナンバー。こうして聞いてみるとみると演奏陣の器用さが良くわかる。
ギターのBEEのブルージーなギターリフ、BONによるベースラインは黒っぽい雰囲気をだしているし
BHBは切れ味鋭いホーンで曲に切れを出している。なかなか踊れる曲です。
7.忘れないよ ★★☆
いきなり真面目なバラードです。AOR風のギターサウンドとオルガンが気持ちいいです。
CS石井の歌謡曲風の歌声もソロの影響かすこし粘ちっこくなったがそれでも聞ける範囲にはなっている。
歌詞も真面目な恋愛を語ってる感じでラブソングとして成立している。
8.WELL COME 2 ★★☆
「おっさんになってもこんな早い曲やるなんてよう頑張るわ」といいたくなりそうなくらい弾けています。
歌詞の無駄にポシティブ過ぎる感じも曲調にあっていて正解だと思う。全体的にはロック調な感じ。
ライブのオープニングに似合いそうでアルバムの一曲目に持ってきてもいいんじゃないかと感じる。
9.この宇宙 ★★★
前曲の勢いそのままにこちらも高速ファンクナンバーとなっている。コーラス陣が非常にカッコいい。
J小野田もかなり弾けており魂の雄たけびが堪能できる。
演奏も黒っぽいリズムを醸し出しているし
「新丸子マン」(ゆっくり読んでみよう…)などの歌詞のあほさ加減など米米の要素がすべて入っている。
アルバムの中で一番のハイライトとなっている。
10.君を離さない ★★
米米の楽曲というより石井竜也名義の曲という感じであんまり好きになれないバラード。
確かに、音色一つ一つも綺麗だしオーケストラ隊も曲に表情をつけているが全体的にテンションが暗い。
米米の曲を期待してこのアルバムを買った人が多数だと思うのでこの曲は入れる必要はなかった気がする…。
11.ロシアン・ルームメイト ★★☆
ベンチャーズを思い浮かべるギターリフとドラムの音などはカッコいいのだが歌詞と歌声がぶち壊し。
そこが非常に米米らしく馬鹿なことを糞真面目にやる精神が感じる。バックの男性コーラス陣も最高だね。
12.アイコトバはア・ブラ・カダ・ブラ ~米米クラブ VS HOME MADE 家族~ ★★☆
MASH UPという前、自分がレビューした布袋氏のSOUL SESSIONというアルバム(>>14th. 18~20)内でもあったように
各アーテイストの楽曲を合体して一つの曲を作るという作法を使って作られた曲。
正直、米米の曲とHOME MADE家族の曲は合体できないだろうと思っていたが意外と素直に融合している。
米米の曲にクラブ的要素を加えることにより現代風の曲に変化させることに成功した。
13.MATAСTANA ★★
非常に和風テイストあふれつつもロック調の要素と歌謡曲の要素もごちゃ混ぜにした曲。
曲に勢いはかなりのものがあるのだが完成度はその勢いに完全に負けている。
14.スゴクおいしい ★★☆
人を馬鹿にしたような歌詞と曲名とは裏腹に曲自体はなかなかブラックミュージックしている。
クラブでかけてもあんまり違和感がない感じもする。ギターのカッティングがなかなかカッコいい。
15.運気 ★★
カントリー調の曲でメンバー全員が楽しんでやってる感じを受けるが
だからといっていい曲が出来るとは限らない。
16.ひとりじゃないだろう ★★☆
最後を締めるには丁度いいバラードナンバー。
支離滅裂なアルバムを上手くまとめるという意味でこの曲は丁度いい余韻を与えてくれる。
総評.★★
米米クラブ10年ぶりのアルバムだがファンに媚びずに自分達のやりたい事をやっている印象を受ける。
しかし、前はそれでも満足させることに成功していたが今回のアルバムは必ずしも満足できる出来ではない。
確かに演奏技術は向上しているし音楽的懐もかなり広かったが、それが逆に米米らしさを失っている。
いい曲は確かにあるけれどもアルバム全体の出来としてはイマイチだったりする。
これから、米米の曲を聴きたいという人はブックオフなどで旧譜を買ったほうがいいかも…。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)