アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : かわもとまこと。

Reviewer:3rd. 826 名無しのエリー2002.12.06.

1.10分前 ★★★☆☆ 導入としてはそこそこ。
2.愛の才能 ★★★☆☆ 展開の持っていき方がうまい。言葉のテンポがいい。
3.STONE ★★★☆☆ いわゆるコラージュではあるがカワマコが歌うとすんなり聴ける。イイ感じ。
4.DNA ★★★★☆ 詩と曲のシンクロ具合がステキすぎ。ぐるぐる回って~る。
5.EDGE ★★☆☆☆ カワマコはこういう曲は向かん。背伸びしてる感じがキツキツ。
6.タイムマシーン ★★★☆☆ マターリ。でもラス前のサビの似たような表現の繰り返しの部分は否応なく盛り上がる。
7.やきそばパン ★★★★☆ テンポがサイコー。早口マンセー。遊んで泣いてそんで知って~。
8.LOVE&LUNA ★★★★★ フルートかっこよすぎ。これはやヴぁい。
9.ひまわり ★★★★★ なんだかすごく懐かしい。胸がキュンとなる。きれいな思い出。
10.1/2 ★☆☆☆☆ 糞。
総評.
好きな人はむちゃくちゃ好き。あと、ROCK。
(★:1点,☆:0点の計5点満点。)

Reviewer:12th. 837-839 名無しのエリー2006.08.08.

1.10分前 ★★★★
イントロでの妙に壮大な音色のシンセがいきなりつかみ所のない動き方を見せるので戦慄。
妙な展開のメロディー、突発的なファルセット、「ねぇ神様チュチュチュ~♪」といった独特の歌詞等聴き所は多い。
このアルバムと川本真琴が一筋縄ではいかないものだと無意識のうちに実感させられ、そういった意味でも立ち上がりにはもってこいの曲だろう。
2.愛の才能 ★★★★★
彼女のデビュー曲で、この曲のみ岡村靖幸の提供曲。結構話題になったので聴いた事のある人は多いと思う。
この曲の魅力は、サビのスリリングなメロディーに合わせて大量の歌詞を畳み掛けてくるように歌うことだろう。
窮屈そうな曲に思うけど、歌詞が上手くメロディーに乗っていて聴いてて気持ち良いほど。
緊張感漂うメロディーと歌詞が絶妙にマッチしていてもう最高。
3.STONE ★
アコギの音が目立つこのアルバムで、数少ないエレキギター中心のロック調のナンバー。
これまでの曲のように印象的なメロディーやフレーズがないのでスーッと耳を通り過ぎていく。
サビでもちょっと舌が回りきってないように感じるし、彼女が歌う意義があまり見られない曲。
4.DNA ★★★
アコギがジャラジャラ鳴ってるけれども、フォークとは言い難いテンポの早い曲。
なんか意味深なタイトルだなぁ、哲学的な歌詞か?と思いきや、「だいっキライ なのに 愛してる」の略と知って脱力。
聴いててわくわくする流れるようなメロディーが、恋愛中の頭の中を連想させる。
5.EDGE ★☆
病的な感じの怪しげな音から、夜を思わせるちょっとジャジーなダンスっぽい曲に入る不思議な曲。
最初は良い曲に聴こえるけど、全体的に起伏が少なくそれが6分近く続くのでうんざりする。
このムードはなかなかだと思うんだけど、彼女には合ってなかったということか。
6.タイムマシーン ★★★★☆
民族楽器っぽい音から始まる、別れを歌ったスローテンポの曲。バラードか?
このアルバムの中では一番メロディーが普通、というか聴きやすいかも。
サビの全然内容が纏まってない歌詞と切ないメロディーが、歌詞の主人公の心境を実に上手く表現していると思う。
7.やきそばパン ★★☆
どんな人がポップスを作ってもこんな物にはならないと思う。
Bメロでのこの場所に持ってくるか?と思うような音の配置、そして何よりも2分を過ぎたころにあるどの曲よりも早い難易度激高の早口…。
彼女の音楽性は常識の範囲には収まらないものなんだなと改めて実感。色んな意味で必聴の曲。
8.LOVE&LUNA ★★
妖しげな夜の情景を思わせる曲で、05を更に聴きやすく昇華させたような感じ。
イントロなどで鳴っているアドリブ気味のフルートの音色が格好良い。
その情景もサビまでで、サビでは彼女らしい早口&昂揚感溢れるメロディーが展開されるので少し残念。
まぁその予想が外れるような曲の展開が彼女の魅力なのかもしれないけど。
9.ひまわり ★★★☆
イントロの美しい音色が奏でる三連のリズム等、音だけでも目の前に情景が浮かんでくる編曲が見事。
夏の日を思い返すような歌詞の内容で、こういう曲って感傷的な内容になるのが多いと思うんだけど、
これはそんなにメロディーも感傷的になっていないのでくどくない。けどなぜか切なくなってくるんだよなぁ。
10.1/2 ★★★
アニメ「るろうに剣心」の謎のタイアップが付いたシングル曲。04と似た傾向の曲だが、Bメロの適度に緊張感のあるテンポのメロディーが心地よい。
今聴くとノストラダムスという単語に古臭さを感じるのはご愛嬌。
ただ、アルバムのラストを飾るって言う意味では物凄く微妙。終わった感じがしない。
総評.★★☆
この総評は聴く人によって物凄く変わると思う。
早口で歌詞を一気に歌い上げるスタイルや文法なんて完全に無視している歌詞、不思議なメロディーやコード進行、
一部の性癖の人にはたまらないであろうロリータボイス…。
そういった個性が物凄く聴き手を選ぶので、一概に名盤とかそういった風には言えないけど、
この個性には他のアーティストにない魅力があるので、一度触れて損はないと思う。
不思議な世界観が待っています。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:14th. 817-819 名無しのエリー2007.05.27.

1.10分前 ★★★
ラテンの香り漂うイントロから、ロシア民謡のような弦の入れ方が面白い
曲自体は岡村靖幸の影響受けまくり、ちょっとファンキーなメロディアス青春ソング。大サビ前のベースのうねり具合が個人的にはツボ
歌詞がかなり独特でこういうのが駄目な人は駄目かも
2.愛の才能 ★★★★
デビューシングルでこれだけ岡村靖幸が作曲、如何にも岡村ちゃんらしいちょっと大人な香りの漂う青春ソング
山木秀夫の重厚ながら軽やかな(日本語変だな)ドラミングと、有賀啓雄のうねってるベースの兼ね合いがかなり良い
サビの早口とコーラスが大好き、良い時代だったなぁ
3.STONE ★★★
前2曲とはうって変わって、ハードロックな色の濃い曲。
本人がロリ声なのに、声が浮かないのがYUIとは違うところか。声量の問題だろうけど
ルーツが60年代って噂どおり、何かストーンズっぽいんだよね全体の雰囲気とかギターの入れ方とか
4.DNA ★★★★★
2ndシングル、一曲目・二曲目と一緒で如何にもな感じのポップな曲
うねってるウッドベースが凄い良い味出してて、そこら辺のアイドルソングとは一線を画してる
Bメロ~サビまでの流れとCメロのメロディがとにかく秀逸、青春の儚さ、やりきれなさ、恋の淡さが物凄い良く出せてる
声にも一番合ってる気がするな。個人的にはこのアルバムのベストトラック
5.EDGE ★★★☆
アイドルっぽさを押し出してるこのアルバムの中では異色な感じの曲、2ndアルバムのぶっ飛んだ感じの前触れがちょっと見える
曲のベースとしてある電子オルガンが曲にメリハリを付けてて、上手く纏め上げてる気がする
6.タイムマシーン ★★★★
Aメロ~Bメロ~サビと分かり易い盛り上がりをする曲、所謂バラード
オーバードライブギターとアフリカ的な打楽器(名前忘れた)が良く効いてて、冷たい感じのサウンドに上手く温かみを加えてる
もっとアルバム後半にもって来ても良かったんじゃないかな
7.やきそばパン ★★★★☆
これもちょっと異質な曲、滑舌の良さを上手く利用した早口ソング
まぁメロディ自体はそこまで触れるべき点は無い気がする、サビがちょっと面白い構成してるけど、俺の文章力では書けません・・・
歌詞が難解で才能を感じるね。何か適当でごめんなさい、良い曲なんだけど表しにくい良さなんです
8.LOVE&LUNA ★★★☆
難解なパフィーみたいな感じの曲って言ったらわかり易いかもしれん
ずっと底で流れてる笛の音が不協和音なんだけど、曲に上手くアクセントを加えてる
ていうかメロディの進行自体が軽く不協和音で聴いててトリップしそう
9.ひまわり ★★★★
中盤の作りこんだ感の溢れている曲から、アルバム序盤のアイドルっぽさを前面に出した感じに戻ってる曲
作ってる時期の問題かもしれない。90年代臭がプンプンするけど、そこがまた良いのかもしれん
しかしこの人はアコギのカッティングが大好きなんだな
10.1/2 ★★★★★
大ヒットした3rdシングル。イントロは60年代のアメリカンフォーク、曲自体は90年代のアイドルソングって感じ
カッティングギターとシンバル多用のドラムとうねるベースの3つが凄い上手く合ってる
サビのメロディが明るいのに哀愁漂ってて良いなぁ
総評.★★★★☆
今となっては懐かしい女性ソロシンガーソングライター川本真琴の1stアルバム。名盤だと思う
あくまで個人的な意見だけど、本当に天才って言える女性ソロ歌手ってユーミンと椎名林檎と川本真琴だけなんじゃないかな
このアルバムは岡村靖幸プロデュースだけあって、全体的にファンクな香り漂うアイドルポップスって感じ
ルーツは60年代だと思う、ギターの入れ方とかベースの音の感じとかね
リズム隊が凄い秀逸だから、聴いててかなり安心感が有ります。特にウッドベースは必聴もの
2ndアルバムは狂気的な曲が詰まってて殆どこのアルバムの面影を残していないんけど、あっちもあっちで名盤
しかし懐かしいねぇ、このアルバムを聴きながら良い時代だったなぁなんて親父臭いことを思ってしまいました
今はインディーズで細々と活動なさってるらしいですが、復活して欲しいです
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:16th. 527 名無しのエリー2008.02.03.

1.ブロッサム ★★★★☆
イントロのピアノから、今までの彼女には無い重さを感じさせる。
ピアノ主体のバラードなんだけど、後ろでずっと一定のリズムを刻んでる時計の音とか、七尾の消え入りそうなコーラスとか、時たま入るうねった音がサイケ色抜群。
鳥のさえずりが入ったり、芸術志向の強い作品なんだけど。コード進行がベタだから聴きやすい。メロディは相変わらず変な配置してるけど。
しかし方向性に悩んで、凄い落ち込んでた彼女にこんな歌詞を上げるとは、七尾君やるねぇ
2.ALPHABET WEEKS ★★
うーんバラバラだなぁ、彼女の曲の魅力ってのはバラバラながらも一本通った芯だと思うんだけど、これにはそれが無い。
シタールを使ってみたり、クラシック意識のバイオリンを入れてみたり、ギターを歪ませてみたりしてるんだけど、
どっちらけな印象は拭えない
3.OCTOPUS THEATER(STAN'S LONELY HEARTS HAMMOCK VERSION) ★★★★
2ndアルバムの曲のアレンジ違いバージョン。浮遊感漂うスぺーシーだった原曲とは違い、こっちはジャズっぽい生なアレンジ。
原曲の雰囲気も好きだけど、まぁこっちもこっちで中々良い。途中で入るフルートは本人らしいが、まぁ下手や変な歌だな、しかし。
映写機をタコに例えるセンスは凄いと思う
総評.★★★☆
川本真琴名義の最後のシングル。2ndのサイケデリックさとはまた、一歩違った落ち着いたサイケさを見せてる。
相変わらずメロディのセンスはかなり独特なものがあり、消えてしまうには惜しい存在。
廃盤で安くても3000円するのがちょっとネック。そこまでの価値は無いね。
ただたまにレンタルしてたりするんで、見つけたら是非聴いてみてください。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:1st. 426 名無しのエリー2002.07.12.

1.Hello? 30秒ほどのインスト。ただの導入。
2.ギミーシェルター ★★★ 新・川本真琴って感じか。「パンツ丸見え」ってなんなんだ・・・。そんなことだから28にもなってハァハァスレができたりするんだぁー
3.キャラメル ★★ ほかの曲にうもれてしまう感じ。印象薄い。
4.OCTOPUS THEATER ★★★★ タヒチ80がこんな感じの曲を出してた・・・。スローテンポだがバラードという感じではない。
5.ハーツソーパ 30秒ほどのインスト。これは入って正解かな。
6.ピカピカ ★★★★★ すごいです。常人には絶対思いつかないメロディーに詞。個性の塊。
7.ブレインシュガー 2分ほどのインスト。ピカピカの衝撃のあとでは何が来てもおかしくない。
8.月の缶(Sweet edit) ★★★★ オリジナルより宇宙っぽい感じでかわいい。
9.FRAGILE ★★★ 10分51秒もある曲を短縮することなく収録。アルバムの流れは完全に分断。
10.ドライブしようよ ★★★★ BECKっぽい(らしい)。ボーカルが楽器の一部となっている。
11.微熱 ★★★ メロディは中国風、リズムはブラジル風。
12.桜 ★★★★★ 1stアルバムの流れを完全にくんだ曲。名曲だが当然この中では浮いてる。
13.TOKYO EXPLOSION JP ★★★ ファルセット使いすぎ。ちょっとキモイ。長いシャウトに耐える声じゃないのに叫ぶから・・・
14.Hello ★ 30秒ほどのインスト。これも13曲目から15曲目に一気に流れ込むよりはいいという程度。
15.雨に唄えば ★ アルバム中一番時間をかけた曲だそう。作りこみすぎてひどい仕上がり。
総評.★★
通しで聴きにくい感じ。アルバムとしては致命的。
微妙に声が太くなってるというか年とってて悲しい。
(★5個が満点。tr.1,5,7は星評価なし。)

Reviewer:14th. 839-840 名無しのエリー2007.05.27.

1.Hello?
ボート漕ぐ音がする。
2.ギミーシェルター ★★★☆
この曲を聞いたあたりで、1stアルバムを聞いた人間はビビる。っていうか引く。
歌詞にあった思春期っぽさが消えていて、ついでに意味とかも消えてしまった。
イントロの軋んだ感じがこのアルバムの始まりを象徴していていいと思います。
ドラムカンカン、ギター歪みまくり、電子音入りまくりのうるさい歌。
3.キャラメル ★★☆
いいメロディの地味な曲。
4.OCTOPUS THEATER ★★★
超高音で、優しく、「オクトーパァーースシャアーーーターー」。
静かな歌で、所々入る、「フーンフーン」という鼻声が心地いい。
5.ハーツソーパ
「ピカピカ」へ入るのを焦らしているわけです。
6.ピカピカ ★★★★
イントロからしてすごい。曲の一部にもムダな部分がなくて、歌詞は聞いても何いってんのか聞き取れない。
「全財産つめた鞄が軽くて素敵でしょ?」とか、「どきゅん、どきゅぅーんて聞こえる?」とか。
7.ブレインシュガー ★★☆
これもヤバイです。インストなのに。
川本が可愛らしく、「ブレィンシュガ!」と言って、それにエコーがかかって、そんでジャカジャカダンダン音がするのですが、かなりの狂気を感じる。
頭のイった可愛さ。あぁ不思議ちゃんキャラっていうより立派なサイコの部類。
8.月の缶(Sweet edit) ★★
イントロの宇宙っぽさとか、畳み掛けるような曲構成とかはいいと思う。
Aメロのナンセンス詩っぷりは最高だが、サビの「どこが出口かわっからなーい」で普通の歌謡曲に成り下がってしまうような印象。
9.FRAGILE ★★★★☆
やたら長いが、その分こめられたエネルギーを強烈。
サビのゴスペル調?になる所は、それまでの歌詞、メロディの流れをきちんと活かしていて、圧巻。
10.ドライブしようよ ★★★★★
実はこの曲も結構長い曲だったりするのだが、そんなに長く感じない。
タイトルに反して、歌詞は何となく、恋人との死別を暗示している。
「ねぇー聞いてるー」あたりから、爽やかだった曲が混沌としてくるのが好き。
11.微熱 ★★★★★
ごめんなさい。手放しで誉めます。最高です。
イントロのスキャットの「ラタタタタタ・・・」は一度聞いたら忘れないキャッチーさがあるし、
サビのドラムのロールとギターとスキャットが入り乱れるメロディとか、一部の隙もない歌詞とか。
1stアルバムの流れが進化するとこうなるらしい。
12.桜 ★★★
人気曲。
何度も聞くと、「わたしとわーたしのてーがあなたに触れたーときーたーときー」のあたりがあざとい。なんかあざとい。
13.TOKYO EXPLOSION JP ★★
頭大丈夫かこの女。
14.Hello ★
例のインスト。雨に唄えばのイントロがちょっと入っている。
一曲目よりの「居るかな?」って感じじゃなく、ちゃんと呼び合ってる。
15.雨に唄えば ★★★☆
ちなみに、1stアルバム「川本真琴」は、よく1/2では終わり方が弱い、と言われていたが、こっちは逆に強すぎる。
一番最後の曲が、ギター、メチャクチャな電子音、歌詞なんて・・・
「あーふーれだすスプリーンクラー ピーンクシャワー」あ、これがサビ。
総評.
1stが好きな奴は大抵面食らうけど、それは1曲目からきちんと聞くからだと思われる。
まぁ、前作のファンを全く無視した構成をする川本さんも川本さんですけど。
シングル曲がたくさん入ったり、アルバム曲のファンキーさも相まって、実に混沌としたアルバムになっている。
だからこその「伝わりにくい言葉」という意味のアルバムタイトルなのではないだろうか。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.1,5は星評価なし。)

Reviewer:15th. 165-167 名無しのエリー2007.07.01.

1.HELLO ★★
30秒のインスト、舟のオールを漕ぐ音と幻想的なコーラスが入っていて、一曲目から何かしらの予感を感じさせる。
このアルバムはおとぎの国をイメージして作ったと彼女が言っていたが、確かに西洋のディズニーのような世界観のインスト
2.ギミーシェルター ★★★★☆
8thシングル。それまでの彼女のアコースティックでアイドルチックなイメージを根底から覆すこととなった、オルタナ色の強いギターロック。
タイトルからも分かるとおりにストーンズの影響が色濃く感じられる、特にギター。
バックでは彼女が気に入ったインディーズバンドが演奏しているせいか。演奏のレベルは低いと言わざるをえない
歌詞がぶっ飛んでおり、意味がイマイチ良く分からないが、それはそれで面白い。
3.キャラメル ★★
電子音や、中国の二胡や、民族楽器など色々な音を取り入れており、どことなくプログレチックな曲。
歌詞も難解で濃いんだが、何故かこのアルバムの中では印象が薄すぎる。それだけ他の曲が強いって事かもしれん
4.OCTOPUS THEATER ★★★
タイトルはビートルズのオクトパス・ガーデンから取ったと思われるが、別に曲はビートルズっぽくない。
スローテンポだが、バラードと言うのとはちょっと違う気がする。イージーリスニングミュージックみたいな感じ。
雰囲気はフィッシュマンズの空中キャンプっぽい感じで、独特の浮遊感が漂ってる
5.ハーツハーバー ★
インスト。次の曲とのつなぎになっている。
6.ピカピカ ★★★★
5thシングル。イントロが彼女の1stアルバム収録「ひまわり」と一緒なのは愛嬌。
コード進行がぶっ飛びすぎてて驚く、恐らくこういうメロディーを思いつくのは日本に彼女しかいないのではないだろうか。
絶対音感を持ってないと不可能な音の崩し方をしており、逆に絶対音感を持ってると気持ち悪くなりそう。
歌詞では当時の彼女の、世間が求めるイメージと自分の本当の姿の狭間で苦しんでる様子が良く分かる。
あくまで想像だけど、当時なんか麻薬やってたんじゃないかな?じゃないとこんな変な曲思いつかないでしょ
7.ブレインシュガー ★★★
ピカピカの後だし何が来ても驚かないが、これもこれでぶっ飛んでる。
2分弱の間に彼女の加工されまくった良く分からんささやきと「ブレインシュガー」という可愛らしいささやきを聴かされまくるんだが、
何かもう聴いてて狂いそう
8.月の缶(Sweet edit) ★★★☆
オリジナルは聴いたことが無いのでどう違うのか分からないが、とりあえず彼女の一番の自信作らしい。
ジャズチックな曲で、これもまた一種の浮遊感が漂っている。ピアノが良いなぁ
パクリ疑惑がある曲らしいけど、詳しいことはわかりません
9.FRAGILE ★★★★
岡村靖幸が作曲した7thシングル。何とシングルの癖に11分弱もある。壮大すぎてアルバムの流れを断ち切ってしまってる。
しかしそれだけ長い割りには飽きが来ないのは、岡村ちゃんの作曲センスから来るものか。
アレンジも彼女にしては珍しく正統派壮大バラードな感じで聴きやすい。
曲の途中からは、ゴスペルコーラスが中心になるり凄い盛り上がる
10.ドライブしようよ ★★★
何とも表現しにくい曲。イメージは夜。ボーカルを楽器として上手く活用してる。
ていうか8と被ってるんだよね、どっちか一つだけで良かったんじゃないかな?
11.微熱 ★★★★☆
6thシングル。このアルバムの中では次の桜とともに少しキャッチー過ぎて浮いてる感が拭えない。
イントロのスキャットから耳に凄い残り心を奪われる。メロディはどこか東アジアっぽい、アレンジも中国チック、だけどリズムはラテン。
サビのメロディとアウトロが何とも言えず哀愁を漂わせており、聴いてて何だか悲しい気持ちになる。
全く関係ないけどこの曲の後にスピッツのスカーレットを聴くと、感動する
12.桜 ★★★★★
4thシングル。アイドル色全開だった1stアルバムの流れのまま出された曲であり、当然このアルバムの中ではかなり浮いてる。
だが、個人的には今現在彼女が出した曲の中では最高傑作。譜割りが凄く特にサビの詞の載せ方は天才と言わざるをえない。
この曲もコードがかなり凄いことになってるんだが、不思議なことに聴いてて全く気にならない、ていうかむしろ上手く纏まってるし
彼女の魅力を全開にした物凄いあざとい曲なんだが、そのあざとさに見事に心を奪われてしまう。
歌詞は今の状況からの脱却と再出発を謳っており、彼女の悩んでいた様子が良くわかるかな
13.TOKYO EXPLOSION JP ★★★☆
こんな引き出しがあったのかと驚かされるファンキーな曲。
相変わらず歌詞は意味分からないが、このアルバムのアルバム曲の中じゃ一番分かり易い曲の作りをしている。
しかし如何せんこういう曲は声に合ってない
14.HELLO☆ ★★
1をほんのちょっとだけ変えたもの
15.雨に唄えば ★★
やりすぎ、その一言に尽きる。色んな音を使いすぎており、曲としてのまとまりは最悪。イントロの祭囃子から訳わからんわ。
ライブでアレンジがシンプルなのを歌ってたが、そっちの方が全然良い。
ラストとしては最悪な曲じゃないかな
総評.★★★★
前作から実に3年9ヶ月振りとなる川本真琴の2ndアルバム。前のイメージのまま聞くと間違いなく驚かされる、ていうかひくと思う。
1stはアイドル色全開で分かり易く青春の臭さがあるアルバムだったのに、今作は殆どその色は無い。
ファンクあり、オルタナあり、ジャズあり、プログレちっくなのあり、1stの流れの曲ありとバリエーションは滅茶苦茶豊か。
ただ聴き手の事を全く考えていないので、聴いてて疲れることは間違いない。
彼女自身はこういう音楽をやりたかったんだろうが、1stは恐らくプロデューサーによって決められた路線だったのだろう。
そのイメージとしての「川本真琴」と彼女自身の本当の姿の狭間で悩んでいる様子が歌詞のところどころから読み取れる。
結局彼女はこの後会社をやめインディーズにいったのだが、まぁそれも仕方ないかような気がします。
中々面白いアルバムなので聴いてみるのも良いのではないでしょうか
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:23rd. 192-194 名無しのエリー2010.03.10.

1.音楽の世界にようこそ ★★★☆
イントロのピアノの広がりのあるアルペジオ→緊張感のあるリズム弾きの流れが素敵。小粒ながらメロディもきれい。
アルバムの始めにふさわしい小品。
2.何処にある? ★★★
「ギミーシェルター」あたりを連想させるアップテンポ曲。時折見せる語尾の変化のつけ方がかっこいい。
これもまたアルバムのこの位置にふさわしい曲と思う。
3.夜の生態系 ★★★★☆
アコギの低音ストロークから始まる、一筋縄ではいかない大人っぽいロック曲。
最後らへんまで聞いていい曲だなーとか思って油断してると大サビが来て鳥肌が立つ仕様。
4.アイラブユー ★★★★
川本真琴のイメージからすると意外なほど直球に愛を歌うラブソング。
今作の歌詞は今までより語彙が日常的。ギターの感じ含め、最近のスピッツみたいかも。
5.石の生活 ★★★★☆
パーカッション多めのしっとりした曲。ベースが曲を引っ張り、アルペジオが色づけ。フルートもあるでよ。
繰り返される擬態語? の「ちりりりり」が効いている。「ちりりりり」って何だよ。
しかし耳に残る。
6.鳥
鳥の声のサンプリング。結構長い。
7.ウグイスー ★★★
爪弾く感じのアコギの弾き語り。演奏はパターン化されておりキメのあとの無音がオイシイ。
サビのコードが王道ながらキタキターって感じになる。
歌詞は普通に日常風景で毒気抜けまくり。
8.クローゼット ★★★☆
アルペジオのピアノ弾き語り+ドラム。正直ドラム必要かな……。
なかなかに気持ちのこもったバラードで、ライブで聴けば点数が上がりそうな雰囲気。
後半に盛り上がりポイントが用意されているので油断してると驚く。
9.縄文 ★★★☆
ストーンズ的なポップなブルース曲。一番セカンドアルバムまでの歌詞のセンスに近いかもしれない。
現代へのシニカルな視線+とっぴな願望。
「男の子になりたい」とか「桜になりたい」とか言っていたが、「縄文時代人になりたい」はぶっとんでるなあ。
10.へんね ★★★★
へんねというかカオス。
基本レゲエなのは確かだが「えんさーそいやーこーりゃーとっと」という歌詞に見られるように盆踊り要素も無視できない。
でもなんとなく中村一義とかスピッツみたいなパワーポップを感じなくもないぞ。
地面を耕す音のサンプリングで終わる。
11.海
海の音のサンプリング。
このアルバムのテーマは「川本真琴in田舎」かなーとかいまさら思い始める。
12.ポンタゴ ★★★★
ジャンルで言えばニューミュージックが近いのだろうか。アコースティックできらきらした音像のポップな曲。
みんなの歌に出てきても違和感ないまったりぐあい。毒は? 毒はどこ?
13.マギーズファームへようこそ ★★★☆
ハッピーでやかましいブルース曲。この曲は従来の川本真琴の流れで聴けそう。
歌詞は架空の田舎町の生活。早口英単語も入って「従来の川本」っぽい。
14.小鳥の歌 ★★★★★
岡村ちゃんを思い出すひねくれたメロディのピアノバラード。これはアルバムの流れ的にも完璧。
総評.★★★★★
前作からえらく時間が経ったので音楽性が大きく変化している(どこまでが演出かわからないが)
特に川本真琴の特徴であった詰め込んだ歌詞をまくし立てる歌唱が減り、語るようにニュアンスを大事にした歌い方へと変化したのが大きい。
曲調もまったり系のほうが印象に残るようになった。
音楽性が変わっても出来はすばらしいので、今後も気長に活動してほしいものだと思う。
ところで川本真琴といえば青春を歌うのがうまい歌手だったが、同じく青春の歌い手だった志村が亡くなり、
ちょうどそのころ川本がまったり化して登場というところに、何か時代の残酷さを感じるなぁ。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.6,11は星評価なし。)