Reviewer:3rd. 433 名無しのエリー2002.10.19.
1.In the Air ★★☆
イントロのベースが綺麗。曲は普通。
2.All Dead ★★★☆
ものっそい怨念に満ちた曲。
3.Blame ★★★★
アコギから始まりサビで一気に盛り上がるドラマチックな曲。
4.Wind of Gold ★★☆
寂寥としたレゲエ調(?)の曲。
5.Blurry Eyes ★★★★☆
名曲。中盤とアウトロの転調が絶品。
6.Inner Core ★★★
いかにもビジュアル系なキチガイロックナンバー。
7.眠りによせて ★★☆
ボサノヴァ調の曲。
8.風の行方 ★★★★★
悲壮感に満ちた曲。
9.瞳に映るもの ★★
ピアノとベースのみのバラード曲。
10.White Feathers ★★★
静かに盛り上がっていく大曲。
総評.★★★★
冷たく寂寥とした空気で全編満たされている作品。
それ以後のバラエティに満ちた作品に比べると、人によってはかなり退屈に感じると思うが、クオリティはむちゃくちゃ高い。
個人的には今のメインストリームに振り回され過ぎたラルク。なんかよりよほどこだわりを感じる。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:4th. 783 名無しのエリー2003.03.31.
1.in the air ★★
2.all dead ★★☆
激しいロック。佳作級。
3.blame ★★☆
静から一気に動へ…の展開は煮る花譲り。(曲調自体は全然違うが)
4.wind of gold ★★★☆
哀愁漂う曲。シングルverとは違うアレンジで、間奏の軽やかなギターが無くなったのは残念。
5.blurry eyes ★★★★
アルバム内でこの曲だけ明らかに浮いているが、初期の傑作だという事に間違いない。
6.inner core ★★
最後の狂ったような叫びは面白い。
7.眠りによせて ★★☆
8.風の行方 ★★★
爽やかに「ポップ」を追求した。後期ラルクのUKロック路線とは明らかに趣旨が違う。
9.瞳に映るもの ★★☆
ピアノ曲。やはり佳作の域を出ない。
10.white feathers ★★★
イントロからして綺麗な曲。ただ、曲の中間、曲調がガラッと変わる所は入れなくてもよかった感が。
総評.★★★
佳作。あんまり期待しちゃ駄目かも。ラルクの原点は感じられるが。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.1,7はコメントなし。)
Reviewer:4th. 829, 831, 833 名無しのエリー2003.04.05.
1.in the air ★★★☆
「アルバムの一曲目のイメージ」hyde談。ギターが心地よい透明感が漂う導入曲。
2.All daDead ★★★
歌詞は耽美、三曲目と対になっている感じ。ピアノとリフが印象的。
3.Blame ★★★
静かな始まりからの転調が印象的。ルートでも目立つテツベース。
4.Wind of gold ★★★☆
民族音楽的なリズム。リズム隊がイイ!郷愁を漂う雰囲気に+☆。
5.Blurry eyes ★★★★
シングル曲。バンド然としたアレンジ。やっぱりベースはよくシングル曲。バンド然としたアレンジ。やっぱりベースはよく動く。
初期から完成度の高い楽曲を作っていたことを再確認させられた。
6.Inner core ★★☆
珍しいsakra曲。語りと笑いのインパクトが強い。ギターソロはメタルちっく。
7.眠りによせて ★★★☆
穏やかな曲調で幻想的な雰囲気。サビに入るノイジーなギターからソロにさえその雰囲気を絶やさないでいる。
8.風の行方 ★★★★☆
印象的なギターのリフから始まる情緒的な曲。歌詞と曲の相乗効果。
余談だがPVがモロッコ人の物と錯覚させられるくらいモロッコ人をフューチャーしている
9.瞳に映るもの ★★
ほぼピアノ曲。ボーカルはhydeソロに繋がる物がある。低音。
10.White feathers ★★★★★
絵画的な詞と練られた曲からなる幻想的、物語的な代表曲。ギター、ベース、ドラム全てで曲の表情を作りだしている。ボーカルは高め。
総評.★★★★
初期ラルクの名作。若干プログレの気配を残しつつ楽曲の完成度は高い。
通して、hydeのボーカル、テツのベース、ケンのギターアレンジがあってラルクの音になることを実感した。解散するなよー。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:5th. 166 名無しのエリー2003.07.05.
1.In the air ★★★★
アルペジオとクレシェンドのハイハットから始まる躍動感溢れるロック
2.All dead ★★★☆
Aメロの英語歌詞にツッコミをいれたくなる。サビの冷たい戦慄は思わずゾクっとさせられるが。全体にはギターカコイイ
3.Blame ★★☆
失った愛情への挽歌的な感情のこもった詞が特徴。冒頭の弾き語りから最後の「Woo…」まで微妙に青臭い感が拭えない
4.Wind of Gold ★★★★☆
哀愁漂うロックバラード。クロニクル的な歌詞と幻想的なメロディは彼等の他のどの曲にもない神秘的な世界を作っている
5.Bluerry eyes ★★★
メジャー第1弾シングル。情景が浮かびにくいのは何故だろう? スピード感は強いが同時にダレも覚えるにはいられない
6.Inner core ★★
sakura作曲の刺々しいメタル調ロック。なんというか、こういうのは彼等の良しとするジャンルではないでしょう…
最後の笑い声と終わり方にワラタ
7.眠りに寄せて ★★★★
ビデオシングルとして売り出された始まりの作品。くぐもっているがメロディは決して弱々しくはない。あっさりとしたドラム萌え
8.風の行方 ★★★★☆
ラルクの中でも1.2を争う色彩豊かな曲だと思う。ソロのギターは少し暴れすぎかもしれない
9.瞳に映るもの ★☆
どうにも陳腐な響きがする。後半のピアノソロもなんだかダメぽ
10.White Feathers ★★★★
やや大風呂敷な感じも受けるがスケールの大きなまとまりあるサウンドはとてもいい
総評.★★★☆
バンドサウンドはメジャー最初の作品としてはそれなりによく練られていると思う。
イイ!曲とイクナイ!曲にばらつきがあるかな?
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:9th. 149-150 名無しのエリー2004.12.20.
1.In The Air ★★★☆
Duneの頃とは明確に違う明るさや盛上がりを感じさせる曲。これから何かが始まると感じさせてくれる曲。
これは一曲目に持ってくるしかないでしょう。
2.All Dead ★★★☆
前作の路線を踏襲した作品。前作ほどの聴きにくさもなくロックグループとしての作品として聴けます。
3.Blame ★★★★
前作路線の踏襲という意味では前の作品と同じですが、ポップな上に疾走感が出ていていい感じに仕上がっています。
4.Wind Of Gold ★★★★
アコースティックにし、音を絞り込んで作ってあります。非常にシンプルな構成。いい雰囲気です。
5.Blurry Eyes ★★★★
このバンドを日本のトップに押し上げる原動力である疾走感を武器に分かりやすく作られたポップソング。サビも非常にキャッチー。
6.Inner Core ★★☆
あまり何がしたいのか明確には見えてこない曲です。まあ、アルバムをカラフルにする意味合いでは大事な曲なのかも知れない。
7.眠りによせて ★★☆
タイトル通りまどろみながらどうぞ。
8.風の行方 ★★★★
サビの盛り上げ方は見事。歌ってる内容は抽象的で意味は無さそうですが聴き心地は悪くないです。
9.瞳に映るもの ★★☆
これは前作からそのままもってきた感じ。ピアノと鐘の音、オペラ歌手のような歌い方です。
10.White Feathers ★★★★
8分近くある大作。雰囲気満点。この手の大作にしては楽器をあまり多く使わず、長い時間を聴かせてくれます。
総評.★★★☆
前作から確かな進化を見せたラルクの2作目。
曲のヴァリエーションも格段に増えていますが、それでも一本調子にも聞こえます。
恐らくアルバム全体のために入っているような曲にポップさが足りないのでしょう。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:11th. 705-706 名無しのエリー2006.02.22.
1.In the Air ★★☆
幻想的なベースのリフとローファイな低音ヴォーカルで一気にアルバムの深い青の世界へ催眠誘導する。
この神がかったイントロこそがこの曲の存在意義。
2.All Dead ★★★☆
ゴシックロックにヴィジュアル系的な味付けをぶちこんだ退廃的な曲。いかにもゴスな単音キーボードの後ろでギターが忙しなく動きまくる。
歌詞はタイトルからも何となく想像がつくが「うらみ・ます」調。
3.Blame ★★★★
アコギのみで歌い上げる導入部から、4分刻みのバスドラを基盤にして少しずつ静かに力強さを増していく。
悲劇的な曲調が重い業を背負う内容の歌詞に非常によく噛み合っている。
4.Wind of Gold ★★★
木琴をフィーチャーした、トラッド調?のエキゾチックなアコースティックナンバー。
1.で築き上げたアルバムの深遠な空気をここで更に掘り下げる。
5.Blurry Eyes ★★★★☆
デビューシングル。「ark」「ray」以前、特にsakura時代のラルクにありがちだった単音ギター主導の女性的なポップロック。
他の曲と比べて飛び抜けて軽やかでキャッチーな曲なのだが、思い切りアルバムの雰囲気に飲み込まれており違和感は全く感じない。
6.Inner Core ★★
前作「DUNE」の路線を踏襲した、もろにDEAD ENDフォロワーを突き進んだ毒々しいヴィジュアル系ロック。
間奏でDEAD ENDの"Night Song"を思わせるパートも。
また、ラルクには珍しくアングラヴィジュアル系のお家芸であるベッタベタな語りやベッタベタな発狂笑い声まで飛び出す。
7.眠りによせて ★★☆
ビデオシングルでも出ていたラルク流ボサノヴァ。
4.ばりに淡々と進行すると思いきやサビではディストーションをかけたハードなサウンドに。
8.風の行方 ★★★★
メンバー自身は全然意識していないと思うが、湿っぽくて生々しいギターの響きが後の"LOVE FLIES"を思わせると言えば思わせる。
恋人を失った悲しみを、慟哭がこもった悲壮な歌声で訥々と表現する。
9.瞳に映るもの ★★★
バンドサウンド無しで進行する、子守唄のような瞑想的な曲。アルバム全体を包む、気の遠くなるような静かな空気をこの曲で総括している。
アウトロでは雰囲気が少し変わり、それまで眠っていたピアノが鮮やかに舞い踊り始める。
10.White Feathers ★★☆
静けさに飲み込まれた後少しずつ目覚め始めるというラスト2曲の流れは後の「REAL」のそれに通じるものがある。
9.よりもほんの少し力強さを背負ってまた少しずつ歩み始める。控えめにだが着実に。
そんな感じの締めでアルバムは幕を閉じる。
総評.★★★★
メジャーデビュー作。前作「DUNE」の欧州的な耽美な雰囲気を更に掘り下げ、
真っ青なジャケから想起されるようなアンビエント色の強い果てしなく深遠な空気で全編を包み込んだトリップ感溢れるアルバム。
普遍的なポップ性を売りにする以後のラルクからは到底想像もつかない異色作。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:2nd. 300 名無しのエリー2002.08.05.
1.Still I'm with you ★★
アルバムの始まりはポップでマターリした曲、まぁまぁでしょうか。
2.Vivid Colors ★★★
シングルでこの曲もポップです。
3.and She said ★★
ロック、私的イマイチ、REAL、SDI好きな人はかなりイイ!と思う。
4.ガラス玉 ★★★★
バラード名曲です。「いばらの涙」のようにサビで爆発タイプ、めっちゃイイ!
5.Secret Signs ★★
Curelesに似てるかもイマイチ。
6.C'est La Vie ★★☆
テツPOP、ファン意外だとキモイかも・・・。
7.夏の憂鬱 ★★★★
名曲、シングルVer.より哀愁があってイイ!
8.Cureless ★★★
テツこんなカッコイイ!曲つくれるんだ?
9.静かの海で ★★☆
アルバムタイトル曲、バラードで長くてだれてきます。
10.The Rain Leaves a Scar ★★★
ラストだがらしくない速い曲、イイ!
総評.★★★☆
明るめの曲、同じような曲が多いがラルクの中では名盤だと思います。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:5th. 520 駄菓子2003.9.13.
1.Still I'm With You ★★★★☆
鮮やかに、爽やかに始まりを告げる曲。唸ってうねるベースラインが心地良い。耳をこらすべし。
2.Vivid Colors ★★
疾走感溢れるポップな曲だが…正直薄っぺらい
3.and She Said ★★★★☆
妖艶なメロに妖艶な展開。全てが素敵なロック曲。
4.ガラス玉 ★★★★☆
静と動の美学。王道的な構成にゾクゾクする
5.Secret Signs ★★☆
エロい
6.C'est LA Vie ★★★
感じとしては、お~シャンゼリーゼ~♪的な曲。まあキモいと思う人がいるのも解るけど、これはこれでひっそりと彩りを添えている。
7.夏の憂鬱 ★★★★☆
哀愁漂う美しい曲、シングルverより地味だが断然こっちが良い。あっちは邪道。
8.Cureless ★★★
どこにでもありそうと言っちゃ悪いが、どこにでもありそうな曲。
9.静かの海で ★★★★☆
月から見た地球。呟くような静かな入りから壮大なコーラス部分へといざなう。静かの海とは月の地名。
10.The Rain Leaves a Scar ★★☆
どこか古めかしいロックだが、尻切れトンボだ
総評.★★★★
おフランスな香りが漂う2ndアルバム。地味に良い味出してる。
特筆すべき事は…ない。五つ星には何かが足りない。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:9th. 151-152 名無しのエリー2004.12.20.
1.Still I'm With You ★★★☆
ポップ。キラキラしたギターとこのヴォーカルの声はあまり相性が良くない様子。
2.Vivid Colors ★★★
引き続きポップ。カラフルなギターサウンドで聞きやすい。飽きが来るのもはやい。
3.And She Said ★★☆
頭からベースが曲を引っ張る今までに無かったタイプの曲。ポップさが無いので聴きにくいのでは。
4.ガラス玉 ★★★
ヴィジュアル系然とした歌い方。アルバムに一つは入ってるタイプの作品。ただ、だんだん進化しているような気はします。
5.Secret Signs ★★★
らしいと言えば、彼等らしい曲。昔のアイドルが歌いそうな歌謡曲。
6.C'est la Vie ★★★☆
この曲もカラフル。底抜けに明るい曲。ただ、声がバカっぽくないので品を保っているような気はします。
7.夏の憂鬱 ★★★☆
シングルとはもはや全然違う曲です。こういう雰囲気を出せるのには感心する。
8.Cureless ★★★
好みが分かれそうな曲。一作目から続く歌謡曲路線。ただ、完成度は上がっています。
9.静かの海で ★☆
非常に長い。悪い曲ではないですが、ファン以外が聴くのは厳しい。個人的な意見を言わせてもらうと非常に退屈。
10.The Rain Leaves A Scar ★★★☆
疾走感溢れる彼等の真骨頂が発揮されるタイプの曲。出だしがダサイので減点しました。
総評.★★★
タイトル通り天国を想像させるポップでドリーミーな雰囲気が全篇から溢れ出ています。
ただ、これといって決める曲が無いのでシングル中心主義の人には厳しいかも。
このキラキラした雰囲気は確実に今まで無かったものでヴォーカルの歌い方がもう少し何とかなればな、と思ったりしました。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:11th. 867-869 名無しのエリー2006.03.18.
1.Still I'm With You ★★★
キラキラしたギターの、爽やかな曲。
アルバムの雰囲気を表していて、尚且つこの後の流れもきちんと作っている一曲目。
2.Vivid Colors ★★★★☆
流れにガッチリとはまっているシングル曲。よく完成されたメロディで、特に書くことは無い。
3.and She Said ★★★☆
イントロの激しいドラムで、アルバムの流れを強引に変えた。
なんで僕は流れをこんなに強調してるんだろ。それなりにいい曲だと思う。
4.ガラス玉 ★★
イントロに行くまでに20秒程の間があり、そこが退屈。その退屈から、サビの盛り上がりに行き、そして静かに終わっていく様は圧巻。
だが、20秒の間、繊細だが静かなイントロが待たせすぎのきらいがある。
5.Secret Signs ★★★☆
激しいギターに激しいドラム。ガラス玉の退屈を吹き飛ばす様な激しい曲。
イントロのギターが秀逸。
6.C'est LA Vie ★★★☆
hydeの声のキモさ(「ウィ、セ、ラ、ヴィ」の連呼)が顕著になってくる。
ただ、キモさが癖になる曲と言ってもよく、tetsu作曲の幸福感溢れる曲に、hydeの人生の悲哀を書いた歌詞が乗った怪曲。
(「C'est LA Vie」はフランス語で「それが人生さ!」)
間違いなく好き嫌いは分かれる曲だろう。
7.夏の憂鬱 ★★★★
最後の火が消えたような終わり方は痺れる。ギターもいい。
ただ、あぁもう行かなくてはならない、その理由は「秋が来るから」と言うのはどうかと思った。もっと他にあるだろ。
8.Cureless ★★★★☆
やっぱりギターだなぁ。後ドラムも素敵だ。
最後の突き抜けていく感じの終わり方(「揺れて消えた」とhydeが絶叫して、ドラムとギターの音が段々小さくなっていく)は夏の憂鬱の真逆を行くもので、
アルバムとして最高潮を迎えた所だと個人的には思う。
9.静かの海で ★★★★
7分に及ぶ大作。初めに聞いた時は鬼のように退屈だが、聞いていくと段々と良さが分かっていく曲。
後ろでギターが好き勝手やってるので、なぜかジュディマリを思い出して懐かしい気分になった。
そういえばアルバム出すらしいなぁ奴ら。いやぁ懐かしい。
10.The Rain Leaves a Scar ★★☆
ガラス玉→SecretSignの時もそうだったけど、退屈さを感じさせる歌の後には激しい歌をきちんと持ってくるように、構成をちゃんと考えて作ってるんだなぁ。
ただしこれは微妙。ドラム、ギター、ベースの絡みもかなり決まっている上に、hydeの声も存在感充分で、いい曲だとは思うんだけどな。
「静かの海で」がかなり秀逸だったためかもしれない。
総評.
・まずギターは超絶にカッコいい。
後のラルクでは、tetsuがベースでギターパートを弾く、という意味の分からない現象が起こるが、このアルバムでは大活躍している。
・そして「heavenly」というタイトルはよくつけたと思う。よくハマってる。
・問題はhydeの声が今とかなり違っている事。
「DUNE」→「Tierra」と順当に行けば自然なんだろうけど、「今のラルク」を知ってる人、そこから入った人は驚くと思う。
どう違うか、って上手くは言えないんだけど、とりあえず気持ち悪い。今でもhydeの声は抵抗ある人も多いと思うけど、この頃はもっとヒドイなぁ、と思う。
まぁ2,3回聞けば馴れると思うので、それまで我慢した方がいい。
「hydeの声がキモいからラルクは嫌い」という人は勿体無い。わからなくもないけどね。
・後sakuraドラムがいいね。これはyukihiroが悪く言われるのも無理は無いかもしれない。返す返すも「お薬」が勿体無い人だ。
・名盤だよ。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。総評は星評価なし。)
Reviewer:23rd. 177-181 名無しのエリー2010.03.09.
1.Still I'm With You ★★★
クリーントーンのギターが印象的な爽やかなポップソング。
硬質な音色の動くベース、オカズを詰めたドラム…そこにhydeのボーカル。
Dead Endの『I Want Your Love』を思わせる所、「白の」Dead Endイズムを継承したバンドだなぁと思う。
違うバンドが似たような曲やっても、ラルク以上にDead End感は出せない。それが良いか悪いかは置いといて。
作曲者がDead Endに陶酔していた3人(hyde、tetsu、sakura)じゃなくてkenだっていうのも面白い。
後のラルクにはあまり見られなくなったサラッとしたポップさが良い。
2.Vivid Colors ★★★★★
2ndシングル。
続いてもキャッチーな曲だけど、この頃のラルクのポップソングは胸がキュッとなるようなちょっとした切なさが感じられる。
16分のアコギのカッティングの上に綺麗な音色でポロンと美味しいフレーズを弾いていくギター。
と思ったら、サビではこっちも16分カッティング。最早アコギとのカッティングバトル状態。
hydeの一番歌いやすい音域の曲であるらしい。
3.and She Said ★★★★
「原色の道化師は空の上 手を差し伸べ言う”セロファンの花畑へ行きましょう”」といういきなりわけのわからない歌詞から始まる。
でも道化師というイメージは何となくわかる、妖しげで不可思議な曲。
叩き鳴らされるオルガンやコーラスワーク、転々とする曲展開・・・とラルクの中でもちょっと異色な曲。
4.ガラス玉 ★★★★★
波の音から始まる幻想的なロックバラード。
静寂から始まり、サビで爆発、そのまま雪崩れ込むようにギターソロ、息つかせぬまま大サビへと流れる展開は迫力満点。sakuraがドラマーだから成しえた曲だろう。
そんな曲とは裏腹に歌詞は海に漂っている描写がなされ、まるで時間を感じさせない。
推測だけど、サビまでの静寂の間、ずっと時計の針が時間を刻む音が鳴り続けているというアレンジは歌詞がついてから施したものなのでは。
水中で吐いた息をガラス玉に例え、それが舞い上がっていくのを見つめている。しかも自分はもう泳げないと歌っている。
限りなく無に近い水中で、鳴っている時計の音が示すのは死への足音なのか?死ぬ時に時間なんて気にしないと思うけど、
だからこそ一刻一刻がものすごく鮮明に認識されるのかも。
それこそ水中の様な一切の無の中、時刻だけが刻まれ続けているような状態なのかもしれない。
5.Secret Signs ★★★
歪んだギターと甘美なアコーディオンの協奏。
節々に感じられるウォーキングベースの上で艶やかに歌い上げるhydeが形成するなんとなくジャジーな香り。
木琴登場でなんだかメラリンコリックな感じに?と思いきや、そこに割ってはいるブルージーなギター。
てめーらついて来いと言わんばかりに引っ張るドラムも人事、奔放なhydeはねっとりと歌い上げる。もうやりたい放題。
でもやっぱり主役はボーカルとユニゾン、オブリ、挙句には間奏でソロまでとっちゃうアコーディオン。
小悪魔が飛び跳ねる邪悪で艶美な天国。もしくは快楽の天国か。
ジャケットに描かれている小悪魔のようなブロンドのケバいねーちゃんのテーマソングはこれだろ。
6.C'est La Vie ★★★
前曲の雰囲気はどこへやら、「人生こんなもんさ」と歌うお気楽、メラリンコリックなポップソング。
こういうハネた曲でのkenの可愛らしいギターフレーズは後にLinkでも聴ける。
鐘やピアノら綺麗な装飾の中、歌い踊り、街を闊歩するhydeに率いられたtetsu、ken、sakuraら楽団員たち。
tetsuのポップソングの極みと言っても過言ではないはず。因みに表題はフランス語。
7.夏の憂鬱 ★★★★★
哀愁ギターに誘われ始まる、夏への慕情。
不安定なhydeのボーカル。ピッチがとか言いたいわけではない。何とも不安定な感情を醸し出して歌う。
「憂鬱にふけって眠りを忘れる」hydeは最期には眠りをなくしてしまう。
そんなに精査してるわけじゃないけど、明確なストーリー性のある歌詞はラルクではあんまりないのでは。
「人生こんなもんさ」としていたhydeは何処へ。ひたすら落ち込む。彼女はどこへいったのか。
ただの失恋とも受け取れるが、ひっかかる「誰も届かない空を泳ぐ鳥のように」という一節。
後ろには「君は素足のままで残りわずかな夏に消えた」とあるけど、もしかしたら死別?でも、それだと憂鬱はおかしいか。
最後には「何を信じて歩けばいいの?」と問いかけるhyde。もしかして裏切り?よくわからんが苦悩しているのは確か。
演奏はkenがアコギ、エレキと大活躍。ギターソロからは最早独壇場。hydeの苦悩を体言するようにギターが泣き叫ぶ。
※ 後に出されたSingle Versionにはサビが加えられる(元々はそれらしき物がなかった)という大リアレンジ。歌詞も新たな部分が挿入されている。
シンセアレンジが施され、歌謡曲臭は格段にあがってる。良いとは思うけど、ちょっとアレンジ過多じゃないかな、これは。
というか、何よりシングル版はhydeのボーカルに納得がいかない。
そりゃあ後からボーカルだけ入れるよりも、歌詞を書いた当時の方が思い入れが強くなるのは当然だろうけど、
これはただネットリ歌ってるだけって感じが否めない。是非、このアルバム版とシングル版のhydeのボーカルの違いを聴いてほしい。
後、最初は「何故?どこ?」と現実を逃避し、過去にすがっていたhydeが、
最後には「もう諦めた。全て失くした。でも、これから何を信じればいいの?」と現実を受け入れて、希望を失くすというストーリーがいいのに、
サビの歌詞に「It's just time to say good-bye」って入れちゃうのはどうなの。
苦悩しているのに、サビで「さよならの時だ」と受け入れちゃって、でもまた苦悩して(2回目Aメロ)、またサビで受け入れてと変な構成になっちゃってる。
8.Cureless ★★★★
これまた表題が「不治の、治療法のない」という意味の暗い曲。相変わらず、そこはかとない色気を感じさせる。
作曲者はtetsu。Blameに続く、ポップさが売りのtetsuとはまた違う一面を持ち、沈鬱さを漂わせる。
このアルバムはギターが大活躍する、ken好きにはたまらない作品なんだけど、この曲は後のラルクのイメージ(ベースが前に出て、ギターは装飾的)に近い曲。
そういうアプローチの違いの点では今作の中では少し異質。
kenの作るマイナーな所謂暗い曲はどこか美しさを感じさせる、大袈裟に言えば芸術っぽい曲なんだけど、tetsuの作るこれ系の曲は直情的で本当に暗い。
本人はポップスター的な感じなのだろうが、誰かtetsuをこっち側に引っ張ってきてくれないだろうか。
9.静かの海で ★★★★
唯一の作曲者がL'Arc~en~Ciel名義にして、White Feathersと並ぶ大曲。ラルクが7分越えは珍しい。
タイトルは月に実在する海の名称。
月に残された星条旗の視点で書かれているが、hydeは当初現実的なイメージを持っていて、
そこにsakura(メイン作曲者)がhydeに非現実なイメージを伝えていったという経緯で歌詞が書かれたらしいので、
もしかすると現実的な恋愛のテーマも含まれているのかも。星条旗を恋人を待っている人として見ても面白いかも。
イルカの鳴き声(kenがギターで出してる、泣き声の真似)が聞こえたり、月面着陸の時の音声(ラジオボイス?)が聞こえていたりと不思議な空間。
静寂と激動パートの構成という意味ではガラス玉に似ているが、向こうが虚しさ、哀しさを表現していたが、この曲が表現するのは正反対の感情。
サビで大合唱される「feel heavenly」という言葉。時間にしておよそ約3分間にも及ぶカタルシス。その中で高らかに悦びを歌うhyde。
前任ドラマーsakuraの情緒溢れるドラミングは高揚感を煽り、kenは嬉々とギターを鳴かせる。
これ以前もこの先もここまで無上の喜びを表現した曲はないと思う。まさにheavenly。
10.The Rain Leaves a Scar ★★
「雨さえも僕の傷痕は癒せない」という意味らしい。前曲であれだけの喜びを謳いながら、ラストナンバーのこの曲では再び苦悩する。
しかも今までで一番救いがない。夏の憂鬱でさえ、過去への想い出として良いこともあったのに、最初から最後まで叶わない、何もない。
最後の一言も、「where I am now?」と自暴自棄気味。曲調も本作で一番激しく、速い今までになかったハードロック。
前々作、前作では最後に大曲を持ってきて綺麗にまとめている事を考えると、今回は大団円では終わらせない感じは殻を破ろうとする意欲が見える。
最後はふっと消えるように終わっていき、陽炎のような何ともすっきりしない終わり方が逆に心地良い。
この曲でもsakuraが大活躍。ラルク屈指のギター攻めアルバムなんだけど、実は持っていったのはsakuraだったんじゃ。
総評.★★★★★
L'Arc~en~Cielの3rdアルバム(メジャー2nd)。
heavenlyというアルバムタイトルと「heavenlyを召しませ」というキャッチフレーズがハマッてる。
ラルクのアルバムの中で一番じっくり作ったらしい前作Tierraとは対照的にライブツアーに出たかった為にそこまで時間をかけなかった
というアルバムらしいが、クオリティーは前作に劣らない。
感情に満ちたような雰囲気も、どこか浮遊感があり、掴みどころない靄のような前作とは真逆で何かと対になっている所が見受けられる。
前作はメジャーデビューアルバム、次作は初ミリオン突破アルバムなので、存在感的にはやや薄い感があるけど一番自由に音楽をやっている印象を受けるし、
実際、バンドも軌道に乗っていたんだろう勢いも感じられる。
ラルクのアルバムって構成がきっちりしてて、世界観がサーッと広がっていくんだけど、このアルバムはそういう所に他のアルバムほどのこだわりがない気がする。
だからか、ちょっとアルバム自体が少し他とは違う感じもするし、個人的にはそれが理由かラルクの中で一番聴いてて飽きない。
hydeのボーカルも素直というか、変に作ってなくて(最近のhydeには絢香みたいな、作ってる感を感じてしまう)一番いいと思う。
ガチガチのラルクの世界を聴きたい人なら、初期だとTierraを専ら薦めるけど、自由な一バンドとしてのラルクが聴きたいなら間違いなくこのアルバム。
(★5個が満点。)
Reviewer:2nd. 347 名無しのエリー2002.08.08.
1.Farewell ★★
バラード。
2.Caress Of Venus ★★★★
繊細なダンスナンバー。
3.Round And Round ★★☆
ロックンロール。
4.flower ★★★
アルペジオ主体のポップチューン。サビがヘンテコ。
5.good-morning"Hide" ★★☆
全英語詞のロックナンバー。
6.The Forth Avenue Cafe ★★★★
歌謡ファンクポップ。スカパラ参加。
7.Lies And Truth ★★★★
ミドルテンポのロック。キレのあるリフ。
8.風にきえないで ★★★★★
華やかに疾走するポップナンバー。
9.I Wish ★★
クリスマスソングあるいはパーティソング。
10.Dearest Love ★★★
壮大なバラード。最初のサビでドラムスが思いっきりミスってる。
総評.★★★☆
かなりオーバープロデュース気味ではあるが、かなり良質なポップス作。
個人的にはラルクはこのアルバムで解散したと思うことにしている。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:4th. 895-896 rayと霊に抱かれoh!oh!2003.04.05.
1.Fare Well ★★★★
華麗なバラードといった感じ。一曲目が軽快なソングが多かったラルクの進化系
2.Caress of Venus ★★★★★
ファン間でも人気が高い曲。今までのラルクに無かった、サウンドが印象的。
3.Round and Round ★★
ロックサウンド風味の曲。もう少しひねりがほしかった、感がある。
4.flower ★★★★★
ファン間ではすっかりおなじみの名曲。構成も、親しみやすさにも、評価ができる。
5.good morning'Hide ★★
sakuraがラルクで唯一作詞をおこなった曲。テンポはいいが、親しみやすさに欠ける。
6.the Froth Avenue Cafe ★★★
ファン間では人気が高いが、大衆に評価が高い曲ではない。
7.Lies and Truth ★★★
ラルクのシングルで初めて、ストリングスが起用された。構成も綺麗で、美しいバラード。
8.風にきえないで ★★★
かなりポップな構成になっている。この時期のラルクには新鮮で良かった。
9.I Wish ★★★
クリスマスをイメージしたような曲。
10.Dearest Love ★★★
良い曲だが、やや冗長な気がする。
総評.★★★★
1枚のアルバムとしては充分評価できる。結構、好むファンも多い。
(★5個が満点。)
Reviewer:5th. 732 名無しのエリー2003.10.13.
1.Fare Well ★★★
静かなピアノの音が瑞々しい。爽快で伸びのある声も美しい
2.Caress of Venus ★★★★
未来的で派手な曲。POPで陽の中にも陰がある
3.ROUND and ROUND ★★★★★
詞がうまく嫌味になっている。荒い英語のサビがカッコイイ
4.flower ★★
どこまで本気なのかこの歌詞?逆に少し安っぽい印象。逆に入り易い
5."good-morning,Hide" ★★★★★
ギターが物悲しさを伝える。英詩だからこそ光る曲。
6.The Fouth Avenue Cafe ★★★★★
スカパラがいい味出してる。全体に素敵でキャッチー耳に残る
7.Lies and Truth ★★★★★
美しいメロにバンドサウンドを殺すような華がある歌。
8.風にきえないで ★★★
サビは耳に離れないが飽き易い。メロが安い
9.I Wish ★★★★
ストレートに綺麗。クリスマスソングのようだ。こんな曲は珍しい
10.Dearest Love ★★★★★
切り裂くような声とバックコーラスが絶妙。歌詞もぐっとくる
(★5個が満点。総評なし。)
Reviewer:9th. 153-154 名無しのエリー2004.12.20.
1.Fare Well ★★★
ピアノに引っ張られて始まるバラード。何でこれが一曲目なのかわからなかった。曲は普通の曲。
2.Caress Of Venus ★★★☆
特徴的なイントロ、打ち込みっぽいボトム。今までにないタイプの曲。
3.Round And Round ★★★
アップチューン。ありがちな曲。
4.flower ★★★★★
キラキラした飛びっきり甘酸っぱいメロディに、若くて青いヴォーカル。これをケミストリーと呼ぶのでしょう。
5.good morning hide ★★
全英詩。英語下手すぎ。聴いてて恥ずかしくなってきます。
6.the Forth Advenue Cafe ★★★☆
ヴォーカルの歌い方が全然変わったせいか、この手のポップソングにはピッタリ合うようになっています。サビまでの盛り上げかたなども見事。
7.Lies And Truth ★★★☆
何といってもこの曲はストリングス。
そんなに安っぽくは聞こえないし使い方は上手いなと思うのですが、全体的にオーヴァープロデュース気味。胃もたれします。
8.風にきえないで ★★★★
アップチューンのポップソング。flowerほどのキレはないが、聞きやすいです。ヴォーカルが気取った歌い方をしていないのでいい。
9.I Wish ★★☆
まあ、クリスマスソングでしょう。このアルバムから急に子どもっぽい曲が増えているのででそんなに浮いてないです。
10.Dearest Love ★★★☆
良くアルバムの最後に持ってくる大作。少し冗長ですが、別段悪い曲ではないです。
総評.★★★★
前作で噛み合ってないと思っていたヴォーカルとメロディが合うように作られています。
メロディーがよりポップになっていく中でヴォーカルも今までのように超然と構えているのではなく
曲に合わせて子どもっぽく歌えるようになっています。
アルバム全体には前作以上にカラフルな雰囲気が漂い、曲単位で表情が変わります。
もちろん、雑然としているということもできるが、彼等のおもちゃ箱のような作品。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:14th. 247-248 名無しのエリー2007.03.04.
1.Fare Well ★★★★
ピアノで始まるスローバラード。耳に残るメロディーで、ラルクのバラードの中では屈指の名曲だと思う。
間奏のベースソロも聴き所。ラストから2曲目への流れの素晴らしさはあまりにも有名。
2.Caress of Venus ★★★★★
打ち込みを使ったポップなナンバー。本アルバム屈指の人気曲。
ラルクらしい幻想的な歌詞と、疾走するようなメロディーアレンジが絶妙にマッチしている。
3.Round and Round ★★★
前曲とはうって変わったハードなロックナンバー。皮肉っぽい歌詞が良く合っている。
4.flower ★★★★★
5thシングル。第一次ラルクを代表する名曲である。
ブルースハープによるイントロが印象的。切ない歌詞とポップな曲調が特徴。まずはとにかく聴くべし。
5."good-morning Hide" ★★
当時のドラマー・Sakura作詞による全英詞曲。
全体的に物悲しさがあり、現在のラルクからは想像もつかない曲調といえよう。
hydeの英語の発音が残念。
6.the Fourth Avenue Cafe ★★★★
元はリカットシングルとしてリリース予定だったがSakuraの逮捕により中止、昨年に15周年記念企画で待望のシングルとなった曲。
ken曲としては珍しいポップナンバー。ピアノや管楽器によるアレンジが特徴。
切なくも美しい歌詞とピアノサウンドが良くマッチしている。
7.Lies and Truth("True" mix) ★★★
6thシングル。ストリングスにより壮大な曲に仕上がっている。
hydeのファルセットが聴き所。ここも次曲とのつながりが素晴らしい。
8.風にきえないで("True" mix) ★★★
4thシングル。イントロなしで始まる。tetsu曲らしく疾走感があるポップナンバー。
hydeとtetsuのハモリが堪能できる。個人的にはシングルバージョンのほうが良かった。
9.I Wish ★★
今のところラルク唯一のクリスマス・ソング。子供達のコーラスが入っており、楽しく、幸せな雰囲気。
最近の曲で言うと「Link」に近い。
10.Dearest Love ★★★
ファルセットが特徴のバラードで、6分半を超える大作。
このアルバムの締めくくりの曲としてこれほど適任な曲はないと思う。
総評.★★★★
ラルクのブレイクを決定付けたアルバム。ポップさと聴きやすさでは他作の群を抜いている。
Sakura在籍時代最後のアルバムでもあり、現在のラルクとは音楽性が異なる部分が多々あるが、
全体の流れが良く、まとまりがあり、紛れもない秀作である。
バンドサウンドを楽しみたい人には少し物足りないかもしれない。
(★5個が満点。)
Reviewer:22nd. 102-107 名無しのエリー2009.08.19.
1.Fare Well ★★★☆☆
自らに突然訪れた暗闇と静寂した世界。
闇から目覚めると、なぜか光に囲まれながら空に浮かんでいる不可思議な自分。
そしてあらためて眼下を見渡すと、もう一人の自分が横たわっているという残酷な光景。
そう、この曲はおそらく二度と戻ることができないであろう己の肉体周辺で起きている情景を、空から悲しげに傍観しているような虚無感を感じさせる曲なのである。
次曲へと繋がるアウトロの凝縮していく音は、そんな肉体から旅立っていく魂の哀しさと、新たな世界へ魂が浄化されていく様子を象徴しているかのようである。
2.Caress of Venus ★★★★★
好きな人が出来ると、付き合ってなくても気持ちが軽やかに生き生きしてくる。そんな人間の高揚感を見事に表し開放的で幸せになれる、ラルクでも随一なイントロ。
そのイントロはまるで恋愛小説のプロローグのようでもあり、曲の終わりであるアウトロは哀しいエピローグのようでもあり、
曲の展開も色々な恋愛エピソードが含まれているのを連想してしまう曲である。
まさに恋愛の吸いも甘いも全てが詰まっている恋愛教科書的曲ではないだろうか。
個人的には女性を口説くのに最高な曲だと思うw
3.Round and Round ★★★☆☆
一言でいうなら神経剥き出し曲。
そう、まるであらゆる神経、血管、筋肉が剥き出しになってる理科室にあった人体標本のような、人の皮を被ってない曲であり、
皮膚がない分周りの出来事に過剰なまで反応し、メーターの針が常に無神経と神経質の間を激しく振れているかのような、
安心や安定さが皆無なデンジャラスナンバー。
4.flower ★★★★☆
枯れない花が咲き乱れる、万華鏡。たしかに、枯れない世界に失恋はない。
そんな万華鏡のような狭い限られた世界の愛に夢中になり、溺れ、抜け出せなくなるのも一つの恋ではある。
しかし人は老い、花は枯れるからこそ、一瞬一瞬が愛おしくもなるし、切なくもなる。
そう、枯れない恋に愛は咲かないのである。
一度耳にしただけでも思わず【鼻歌】を奏でてしまうイントロやメロディは、まさに【花歌】といってもいい素晴らしさで、ラルク随一の【花謡曲】である。
5.good morning "Hide" ★★★☆☆
光と影。
月と太陽。
ジキルとハイド。
この曲にはジキルとハイドのように二つの人格が存在しており、心の中でもう一つの人格に乗っ取られないよう葛藤している感情が歌い方にも滲み出ている、苦悩曲である。
間奏後のヴォーカルが徐々に交差していく様はまるで、皆既日食の月と太陽のように二つの人格が重なり、そして入れ代わる瞬間が見事に表されており、
まさに二重人格が「目覚めた」といえるラストではないだろうか。
あとは、ヴォーカルのhydeがバンド結成当初本名からhideと名乗っていたのをhydeに改名し名前を隠した?のに、
曲タイトルをあえて?good morning Hydeではなく、隠れる…という意味もある"Hide"としたところに元ドラマーsakuraの茶目っ気ぶりがあらわれているのも面白い。
6.the Fourth Avenur Cafe ★★★★☆
枯れ葉が枝から落ち、地面に到達するまでの数秒の空白はまるで、付き合ってからの二人の時間を凝縮した走馬灯のよう。
そんな切ない枯れ葉が舞う街を歩く二人。どうしても別れを声に出して伝えられない彼女。
思い悩んだ彼女はわざと街路樹の枯れ葉を踏むことで、自身の切ない思いを言葉ではなく枯れ葉の軋む音色に変え、
笑顔の彼に心の音を聴かせている…そんなシチュエーションがぴったりな曲である。
そして、ラルクの曲で1番「女心と秋の空」という諺が似合うのではないだろうか。
7.Lies and Turth ★★★★☆
彼が浮気の言い訳として口から出している言葉は嘘だとわかっている。でも…
今、キスをしてくれてる彼のその口だけは、私にとって唯一の真実。
そんな嘘と真実の狭間で揺れ動く葛藤をうまく表しており、たくさんの真実の中の一つの嘘を嫌うのか、たくさんの嘘の中の一つの真実を信じるのか、
そして恋愛にとって嘘と真実に明確な境界線を引く必要はあるのか?と考えさせられる曲調であり詞である。
8.風にきえないで ★★★☆☆
タイトルと「虹色に輝く~素敵な瞬間だから~風に吹かれている~君を見ていたい♪」…という歌詞から「シャボン玉」を思い浮かべるのは私だけだろうか?
光が当たると虹色に輝き、しかし風が吹くとはかなく消えてしまうシャボン玉の存在はまるで、
男性の愛し方により輝いたり、霞んでしまうか弱い女性のようではないだろうか?
また、タイトルが「風に消えないで」ではなく「風にきえないで」というところにも視覚的にはかなさを感じてしまうし、
変わった曲構成も恋愛は一筋縄ではいかないよ?と表しているかのような曲でもある。
9.I wish ★★★☆☆
クリスマスにプレゼント箱はいらない。
なぜなら二人だけでいる、その部屋、その空間がお互いにとってのプレゼント箱なのだから。
あとは二人でリボンを外すだけ。
箱の大きさは色々だけど、そこには二人だけの、ビックリ箱のような驚きと、宝石箱のように輝く愛と、
そして玉手箱のようにあっという間に過ぎ去る楽しい時間が詰まっていることだろう。
そんな素敵なカップルの、二人だけの記念日的な曲。
10.Dearest love ★★★★☆
愛する人が亡くなり、触れられる愛の形はなくなろうとも、思い出と感謝という気持ちはいつまでも残る。
そういう意味では、愛とは固形が溶け液体となり、そして液体もいつしか気化してしまうような現象のことなのかもしれない。
人体の70%が水分で構成されている人は歳を重ねる度に水分保有率は下がるというが、
それは失った水分が様々な記憶として気化されてるから…と考えるのはロマンチスト過ぎるだろうか?
ファルセットを多用している為か霧がかかっているような雰囲気… そう、思い出として気化してしまう直前のような曲である。
総評.★★★★★
ラルクアルバムの中でも1番【イケメン】なアルバムだろう。とにかく、とっつきやすいというか第一印象がいいアルバム。
ラルク入門編にしてはシングルベストと同等なくらい最適なアルバムなので是非聴いてみてほしい。
(★:1点,☆:0点の計5点満点。)
Reviewer:5th. 697 名無しのエリー2003.10.09.
1.LORELEY ★★★
壮大な歌詞にシンプル過ぎる曲調が味気ない。もっと深みのあるギター音が欲しい
2.winter fall ★★★★
キャッチーだが毒がなさ過ぎる。聞き易いが。
3.Singin'in the rain
飽きる。いらないと思う曲。HYDEソロみたいな…
4.Shout at the Devil ★★★★★
音も曲も歌詞もカッコいい。ドラムの音にやられる
5.虹 ★★
中途半端に重いが小難しくて意味不明な歌詞。転調もハァ?
6.birth
退屈な歌。面白みゼロ。
7.Promised land ★★★
悪魔的な旋律、個人的に初めのシャウトがカッコイイが歌詞がもっとカッコよければ
8.fate ★★★★★
歌詞が痛いがうまい。歌詞だけみれば傑作。
9.milky way ★★
まぁこういう曲が一個はあってもいいんじゃない?てな感じ
10.あなた ★★★
壮大なバラードだがもう少しひねりが欲しい。飽きる。ラルクでこういう正統すぎるバラードはかえって嘘臭く聞こえる
(★5個が満点。総評なし。tr.3,6は0点評価。)
Reviewer:9th. 155-156 名無しのエリー2004.12.20.
1.LORELEY ★★★
曲展開は壮大だが、ドラムがしっかりしているおかげで聞きやすい。ヴォーカルの下手な英語は勘弁してほしいです。
2.winter fall ★★★★
ドラムが非常にいい。冬の曲だけあり、モノトーンの雰囲気が伝わってくる。
3.Singin' in the Rain ★★★
ピアノを使っていますが、前作のポップさは完全に消えています。盛り上りは欠くが、雰囲気はあります。
4.Shout At The Devil ★★★
冒頭のドラムはダサいですが、曲全体を通して単調にたたき続けるドラムはグッド。曲は激しいのですが、どこか醒めた空気が漂っています。
5.虹 ★★★★
曲自体は見事。曲の真ん中でブツブツ言っているのはダサイと思います。
6.birth ★★
正直、コンサバティブなポップスを狙って思いっきり外した、というところでしょうか。。ドラムはいいです。
7.Promised land ★★★
歌詞はダサいですが、この灰色としかいいようのない雰囲気は中々いいです。
8.fate ★★★
ハイハットの音がたまりません。このレニを意識したようなドラミングは、癖になります。
曲はドラマチックですが、力が入りすぎのような気がします。
9.milky way ★★
この曲は少し異質。アルバム全体としての雰囲気が失われていることが非常に残念です。
10.あなた ★★★
前奏のストリングスはわざとらしくて疲れますが、それを除けば及第点。
総評.★★★★
ジャケットの白黒写真に表現されているようにこれはモノトーンで振れ幅が小さなアルバムです。
シングルを2枚しか切っていないこともあり、アルバムは統一的で単色的、前作とまるっきり対称を成すアルバムです。
ドラムのメンバーチェンジが功を奏したのか、この単色的なサウンドを形作っているのは単調なドラム。
これは聴いていて気持ちいい。
(★5個が満点。)
Reviewer:11th. 782-783 名無しのエリー2006.03.07.
1.LORELEY ★★☆
ドイツのライン河の有名な岸壁を題材にしたバラード調の重厚な曲。
内向的でいて神秘性を孕んだ曲調がアルバムに薄濁ったムードを加味している。
しかし英語の発音が素人耳で聴いてもド下手糞だったり、サビの声のひっくり返り方がド間抜けだったりと、
hydeの練り込み不足な歌い回しのせいで折角のいい雰囲気をぶち壊されているのが残念。
また、2コーラス目が終わるといきなりアウトロに入ってしまい非常に尻切れトンボ感が強い。
hydeのトランペットも…悪くはないが、プロの人に頼んだ方が良かったのでは。
2.winter fall ★★★☆
シングル。90年代のラルクに多く見られた、アルペジオを主軸にした繊細なポップロック。
Lies and Truthに続いてホーンとストリングスを大々的に取り入れている。
要は「冬の到来」みたいな意味の曲名・歌詞なのだが、かなりJapanese Englishっぽい。
3.Singin'in the Rain ★★★
申し訳程度にジャズっぽくアレンジしたポップス。こういう曲を書きたがる邦楽アーティストは今も昔も何故か多い。
ラルクらしいと言えばらしい曲ではあるが。跳ねるリズム隊が印象的。
4.Shout at the Devil ★★★★
MOTLEY CRUEみたいなタイトルのハードな歌謡ロックンロール。
ガッチリしたベースのリフの一方で、ギターが整合性半分無視で超大味に掻き鳴らされる。
この曲を皮切りに、ラルクはどんどんラフで大味なサウンドに傾倒していくことになる。歌メロはGLAYっぽい。
5.虹 ★★★
yukihiro加入後初めてのシングル。一応バラードの範疇に入るのだろうか。ひたすらにシリアスで大仰な曲。
サビのヴォーカルが思いっきり自己陶酔入っているので、ヴィジュアル系なノリが苦手な人にはかなりきっついかも。
アルバム版ではギターソロ時の台詞が聞き取りやすくなっている。
6.birth! ★★
少しパンクっぽいギターロック。やや洋楽志向が強い。
前作までのラルクは曲をガチガチに作り上げる印象が強かったため、
こういう荒削りな曲はどうも「適当に仕上げました」感があって個人的にはあまり好きになれない。
7.Promised land ★★★★☆
トリックスターな世界観の狂騒的なハードロック。4.程ではないがこの曲もかなり粗暴。
馬鹿笑いしながらヘドバンするとかなり気持ち良さそう。
それにしても6.、7.とこういう音が続くと「このバンドも変わってしまったんだなあ」と痛感させられる。
8.fate ★★★★
「Tierra」に入っていそうなシリアスな雰囲気のミディアムバラード。
微妙にループリズムっぽいアレンジの単調なドラムが曲をグングン牽引していく。
9.milky way ★★★
いかにもtetsuというポップなラブソング。
「True」の同タイプの曲と比べたらやはり良くも悪くも作りが粗いというかあっけない。
中間部のギターソロのサウンドメイクがさりげなく絶妙。
10.あなた ★☆
王道的なオケを使った王道的なバラード。
しかし、大仰なサウンドの割にはすぐに締めに入ってしまい、超素っ気無い印象を受ける。
これまで"DearestLove"などの強力な大曲でアルバムのラストを印象強く演出していただけに、この程度で終わってしまっては勿体無い。
総評.★★★
ドラマー交代後第1弾アルバム。(通算5枚目)
前作「True」でオーバープロデュースに走った反動からか、持ち味だった繊細で几帳面なサウンドがごっそり失われ、
それまでとは明らかに異質なラフな音楽性へ傾いた。
曲の出来も従来のラルクから考えるとバラつきが大きく、随所で首をかしげたくなる。
しかし、霧がかったような濁ったサウンドプロダクションは非常に上手いと思う。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:14th. 435-436 名無しのエリー2007.04.21.
1.LORELEY ★★
変な管の音がシュール。ちょっとだけよ
2.winter fall ★★★★
Aメロの後半あたりから歌メロの流れとリズムを追いかけて一体感を出しているドラムが見事。
チューニングが高く、バスドラもスネアもタメずにジャストのタイミングで入れているので、合わせすぎ感のないポップな仕上がりに。
途中出てくる、メカニカルトレーニングみたいなフレーズのベースは好みが分かれそう。
イントロとアウトロの歌謡曲臭がキツイが、バンド本体よりもプロデューサーの狙いか。
3.Singin'in the Rain ★
ブルーノート的な古典ジャズに囚われていては多分この曲の良さは解らないのだろう。俺も解らない。
バンアパやユニコーンならもっと・・・等と考えるのは良くないとは思うのだが。
4.Shout at the Devil ★★
tetsuはシンプルな8ビートをこなせるか?という問いに、
少なくともyukihiroは相当のレベルでこなせる、という答えを出した曲。
ギターソロは技術的にどうこうと言うより、例えば「汚れた世界の情景をギターの音で表現したい」みたいなアート志向の強いものなのだろう。
現実的なテクニックを物差しにして見ると辛い。
5.虹 ★★
バラードでのベースはどこまでウネれるか?と言う問いに、
少なくともyukihiroのシビアなリズムキープは曖昧なラルクの音に輪郭を与えた、という答えを出した曲。
6.birth ★
Bメロで歌とベースのラインがかなり被るのが非常に印象的な曲。
個人的には真逆の発想なのだが、この曲聴いてその理由が明確になった。
7.Promised land ★
タムを多用するリズムパターンでのtetsuのプレイはややアイデアに乏しいか。
8.fate ★★
サビでいきなり全体の音量が上がるあたりにプロデュース事情を感じる。
バンド本来の演奏でのダイナミクスに限界がみえたのだろうか。
9.milky way ★★
スネアのショットと同時に常に入るハーフオ-プンのハイハットが心地よい。
10.あなた ★★★
耳馴染みの良いメロディのバラード。
ストリングスや鍵盤は作曲時に最初から入れるつもりだったのか、後から付け足されたのか。
総評.★★
予備知識まるで無しで聴くとこんな感じ。コイツはまるで解ってない、と言われればその通りとしか答えようがない。素人の感想。
得難い世界を持っていることは間違い無いが、万人受けするとも言い難い。
ラルクに特に興味のない人でも、yukihiroのビート感は体感できるのでは。
(★5個が満点。)
Reviewer:9th. 311-312 名無しのエリー2005.02.06.
1.forbidden lover ★★★★☆
初っぱなから壮大で暗い、重い曲。はじめて聴いたとき、これを美曲というのだと思った。
それくらい繊細な曲。
2.HEAVEN'S DRIVE ★★★★
前曲の重い雰囲気を引きずって始まる、激しいロック調の曲。「格好いい」という言葉がよく似合う。
3.Driver's High ★★★★
シングルカットされた、すごくスピードのある曲。
歌詞を見てみれば、これってコワレちゃったスピード狂の末路を描いたような…?
4.Cradle ★★
ドラムスのyukihiro作曲の変な雰囲気の曲。
シングル曲3連発の後にこの曲が来ると、やっぱり変な雰囲気を作りだす曲だな、と思った。
5.DIVE TO BLUE ★★★
いかにも歌謡曲、という感じの曲。普通すぎて感想が浮かんでこない…
6.Larva ☆
インスト。次曲の「Butterfly's Sleep」に繋がる。
「Butterfly's Sleep」の全体的に暗い雰囲気をより強くしている。
7.Butterfly's Sleep ★★★★☆
前曲から曲間なしで始まるこの曲。このアルバム内ではかなりの完成度を誇っていると思う。
8.Perfect Blue ★★☆
ハワイアンな曲調。でも歌詞はそんな曲調からは想像出来ないほど殺伐とした歌詞。詞曲共に何とも言えない、微妙な感じ。
ちなみにこの曲はベースのtetsuが作詞曲をしている。
9.真実と幻想と ★★★☆
奇麗な曲、という表現が相応しいと思う。が、グッと来る何かが足りない。
前曲からは結構うまく流れてきていると思う。
10.What is love ★★☆
うーん…いまいち安定していないというか…捨て曲っぽいというか…どうしても好きになれない。
11.Pieces(ark mix) ★★★★★
シングル曲「Pieces」のアルバムバージョン。正に名バラードと呼ぶに相応しい。
しかもこのアルバムバージョンでは原曲よりも最後のサビの盛り上がりが凄い。
歌詞を見ると、死にゆくものが大切な人に捧げた、という感じ。
総評.★★★★☆
ラルクのアルバムの中でもかなり高いところでまとまっていると思う。
ただ、同時発売の「ray」の方がアルバムとしてはいいかな、とも思う。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:14th. 166-168 名無しのエリー2007.02.25.
1.forbidden lover ★★★★
2弦の4フレットを抑えて1→2→3弦と鳴らすだけでイントロ完成。
リクが出てたから聞きなおしてるけど、歌詞のビジュアル系臭が強すぎて…。
rayに比べ明るい曲が多いarkのオープニングは壮大なミディアムバラード。
2.HEAVEN'S DRIVE ★★☆
ドライバーズハイへと続く流れは確実に狙ってるわけだが、カッティングが効いたギターリフが最初からなりっぱなしでカッコいい。
サビは別にこの曲につけなくてもいいんじゃないかってくらいポップで残念。
メロに戻ると安心する。
3.Driver's High ★☆
tetsuらしいありきたりなポップチューン。簡単に乗れるけど、飽きやすいのが難。
4.Cradle ★☆
浮遊感漂う様はまさにCradle。サビのメロディラインは適当に作ったとしか思えない。
2枚出すために焦ったのか、このギターフレーズにこのボーカル?みたいな。
5.DIVE TO BLUE ★★☆
車の中で聴きたくなるようなポップ。ここまでポップに開き直られるといっそすがすがしくて良い。
ノリやすく、カラオケで歌いやすいこともあって、よく歌われた。
「神のみぞ知る」を「神の味噌汁」と変えると吉。
6.Larva ★
カツカツッカツカツって音の上にマリオが壁に突っかかってるような音が続きながら展開していく。
当時流行っていたユーロビートの影響を多分に受けている。次への繋ぎ曲。
7.Butterfly's Sleep ★★☆
いつから曲が切り替わったのか分からないが、突然アラビアンなメロディラインがいきなり鳴り始める。
ビジュアルビジュアルした歌い方と詞、ギターソロ。アラビアンなイントロと曲のつながりを除けばどれも王道といっていい曲。
今聞くとなかなかいいな。
8.Perfect Blue ★☆
アラブから一転ハワイアン。曲調から幸せな歌かと思いきや、皮肉たっぷりなのがいい。
9.真実と幻想と ★★★
ここから最後までhyde作曲。
暗い淵を漂うようなメロディは、hydeが一番活き活きして歌えてるように思う。
10.What is love ★★
ラストと曲調が似てるため、最後への階段だとおもわれる。
まったりとしたテンポがサビでいきなり早くなるのが聴き所。
11.Pieces(ark mix) ★★★★☆
ラルク屈指のラブソング。ストリングスが大袈裟すぎることなく主張している。
死んだ後に、愛する人に越えて行ってほしい、ということを等身大で歌っているのだと自分は解釈した。
総評.★★
今聴くことも無いアルバム。
始めよければ終わりよし、終わりよければ全てよしとは言うが、このアルバムは最初と最後だけ聞けばいい。
Piecesが聴けるので星を半分プラスしているので注意。
まとめサイトの過去ログは見てないので自分で比較してください。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:23rd. 287-292 名無しのエリー2010.04.08.
1.forbidden lover
タイトルを単純に受け止めると、叶わぬ愛の悲哀さをあらわしているのであろう。
しかし曲を聴きはじめると、すぐにその悲劇はただならぬ雰囲気を醸し出していると思い知らされることになる。
なぜならば…その音は、海が真っ二つに割れる「モーゼの十戒」のワンシーンのように、聴く者全てが息を飲み、そして立ち尽くしてしまうほど圧倒的だからである。
戒律を破り海のように引き裂かれてしまった禁じられた二人に、神はどんな結末を用意しているのだろうか?
ラルク…いや、邦楽全体を見渡しても屈指の、荘厳で壮大なスペクタクル曲である。
2.HEAVEN'S DRIVE
ライブハウスを俗称で【箱】というのは皆さんもご承知の通りだろう。
つまりこの曲の歌詞にもあり、そしてアルバムタイトルにもなってる【箱船】とは、まさにそのライブハウスのことを比喩しているのではないだろうか?
だとすれば、作詞者hydeにとってライブとは箱船L'Arc~en~Ciel号に乗船したファンとともに音の海原を航海するようなものであり、
全員で一緒に目指すべき楽園と考えているのではないだろうか?
この曲がラルクパレードのイントロとアウトロに使われているのも、そんな想いがあるからなのかもしれない。
3.Driver's High
「ニトログリセリン」
この薬品は血管拡張作用があるため狭心症の治療に使用されたり、わずかな振動でも爆発する特性でダイナマイトの原料にも使われているのをご存じだろうか?
つまりこの曲はそんな性質と同様に、メロディが耳に注入されると瞬時に血が騒ぎだし、
音圧を身体に受けたと同時に感情が爆発してしまうほど即効性のある旋律なのである。
特にイントロは「イントログリセリン」とでも名付けたくなるほどの秀逸さで、
落ち込んでるときに聴くと気分を一新させてくれ、陽気なときに聴くとさらに気分を高揚させてくれる。
一般人気もあり、ライブでも非常に重宝されているナンバーである。
4.Cradle
その揺らぎは規則正しく左右に揺れるコインのように、ゆっくりと確実に聴く者の意識を深い眠りへと落としてゆく。
そう、独りで底無し沼に沈んでゆくようにゆっくりと。
潜在意識、深層心理、暗示、洗脳…
淡々と刻まれるその暗黒なリズムは、一度嵌まるとなかなか抜け出せない「催眠術」のようであり、
ここまで意識の根底に訴えかけてくる曲はなかなかないのではないだろうか。
5.DIVE TO BLUE
青二才、青臭い…
日本語での【青】とは主に若さや未熟さなどを表している。
しかし一方で「青年」の定義はおおよそ15~39歳あたり、そう少年から大人までを指すのである。
つまり作詞者は青を使うことで、そんな少年と大人の曖昧な境界線を表現したのではないだろうか?
そう、少年と大人に明確な分岐点などないんだということを。
曲調も青い春としかいいようがないほどポップで明るく、ラルクでは珍しいストレートな「青春ソング」である。
6.Larva
次曲のイントロと繋がっているインスト。
「幼虫」と名付けられたこの曲はその名の通り、卵から得体の知れない昆虫が続々と生まれ、
そして「脱皮」を繰り返しながら大きくなっていくような、えもいわれぬ気味の悪さをひしひしと感じさせる。
歌詞がないインストであることが余計に怖さを増幅させており、まさに「虫酸が走る」曲といえるだろう。
7.Butterfly's Sleep
植物に「擬態」し、獲物を待ち伏せ捕食する蟷螂(カマキリ)
海底の砂の中から「擬餌」を動かすことで獲物をおびき寄せ、捕食する鮟鱇(アンコウ)
これが捕食者達の、生き残りを懸けた「攻撃擬態」である。
擬態を見抜けず捕まった者に訪れるは永遠の眠りであり、それは自然の摂理なのである。
6曲目から繋がるイントロに誘い出されこの曲を聴いているあなたも実は、けして逃げ出せない捕食者に捕らえられているということなのだろう。
そう、ラルクという捕食者に。
8.Perfect Blue
若者には耳障りで不快だが、20代後半以降の大人にはほとんど聞こえない音がある。
その特性を利用し、迷惑行為に及ぶ若者を排除することに効果をあげている高周波数の音。それがいわゆる「モスキート音」と呼ばれている音である。
つまり、この曲の過激な詞の内容はその事例と同じく、愚かな行動をするファンに向けて書いた「モスキート詞」と捉えることができないだろうか?
この歌詞が耳に留まるか留まらないかはあなた次第。
そういう観点からも、ラルクファンには耳を澄ましながら聴き直してもらいたい1曲である。
9.真実と幻想と
奥深い洞窟に巣くい、夕刻とともに闇に紛れて飛び立つ。
そして、超音波の反響で獲物に狙いを定め、静かに忍び寄る。
あとは獲物の生き血を黙々と啜り続けるのみ…
そう、私が歌詞や曲調から抱いた感覚は「血吸い蝙蝠(コウモリ)」そのものなのである。
夜行性のようなアレンジに超音波のように広がるサビのファルセット…まさに闇の住人が奏でていると例えるべき、ラルクならではのミステリアスナンバー。
10.What is love
愛とは何か?
愛とは名詞ではなく動詞である。
つまり愛とは常に動き続けるものであり、結婚という小さい籠に囲っておけるものではないのだ。
しかし…
そんな流動的な愛を捕まえておけるものがこの世に一つだけあるとしたら、それは「愛し合う二人が繋いだ手の中」だけではないだろうか?
愛とは一人では決して捕まえられない、しかし愛し合う二人なら簡単に得ることができる、そんな存在なのではないだろうか?
それは僅かな温もりしか感じられず、確かめようとすると消えてしまい、決して目にすることはできず存在自体を信じられなくなることもあるだろう…
しかし、たしかに…たしかに二人が繋いだその手の中で愛は、星のように揺らめいているのである。
11.Pieces
愛する人と幸せな時を過ごす「観覧車」
その空間は、時がとまっているかのような幸福感に包まれていることであろう。
しかし、ゴンドラは時計の針のように緩やかに、そして確実に終着へ向けて動き出している。
その様子はまるで、二人の出会いから別れまでを示唆している大きな時計のようではないだろうか?
そう、二人だけの時を刻んでいる大きな大きな「観覧車時計」
そんな時の流れを体感できるメロディとアレンジであり、歳を重ねれば重ねるほど心に染み渡ってくる、人生の伴侶とともに聴きたい名バラードである。
総評.★★★
ラルク史上1番売れたアルバムであり、1曲1曲の出来は他のアルバムと遜色ないのだが、
全体の流れに振り幅がありすぎて良くも悪くも同時発売された「ray」と対極にあるアルバムである。
(★5個が満点。楽曲は星評価なし。)
Reviewer:2nd. 174 名無しのエリー2002.07.27.
1.get out from the shell ★★★
疾走感のあるインダストリアル。
2.THE NEPENTHES ★★★☆
強烈なリフのグランジ。歌メロはイマイチ。
3.NEO UNIVERSE ★★
擬似ブレイクビートのポップナンバー。
4.bravely ★
tetsuの逆ギレ言い訳を歌ったポップナンバー。曲はいいのに…
5.LOVE FLIES ★★★★
ウェットなギターロック。パクリだそうだが
6.FINALE ★★☆
ヘヴィなリフが聴けるパワーバラード。しかししょぼしょぼなギターソロが…
7.STAY AWAY ★
中途半端にポップなロックンロール。かなり嫌いな曲。
8.ROUTE 666 ★
ロックンロール。曲の勢いを殺すしょぼい音質はわざとですか?
9.TIME SLIP ★★☆
マターリした曲。何てこと無いけど悪くは無い。
10.a silent letter ★★★★
ダークというか悲壮というか、何ともいえぬ曲調のバラード。
11.ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE ★★★
開放感溢れるバラード。
総評.★★
HEART以降では一番マシな内容だが、それでも相変わらず突っ込みどころが多い。
華やかさも糞も無い殺風景なサウンドプロダクションは何とかして欲しかった。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:3rd. 571 名無しのエリー2002.11.13.
1.get out from the shell-asian version- ★★★★★
1発目からやられます
2.THE NEPENTHES ★★★★★
get?からこの曲への流れは最高。曲自体もカッコイイの一言
3.NEO UNIVERSE ★★★☆☆
アルバムの中でも一番明るい曲。この曲がいいアクセントとなってる
4.bravery ★★☆☆☆
tetsu作詞作曲の曲。ラブソングともファンへのメッセージとも取れる歌詞が話題に
5.LOVE FLIES ★★★★★
某バンドの某曲にそっくりだがいい味出しています
6.finale ★★★☆☆
切ないバラード。kenの曲だとおもったらtetsuの曲だった
7.STAY AWAY ★★☆☆☆
爽快な曲。REALの中では浮きぎみ
8.ROUTE666 ★★★★★
これぞまさにラルク流R&R
9.TIME SLIP ★★★★★
切ない曲です。聴けば聴くほどいい感じ
10.a silent letter ★★★★☆
ラルクらしいバラード
11.ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE ★★☆☆☆
春夏秋冬の曲
総評.
聴けば聴くほど良くなってくる曲が多い。get~の殻が最後のALL~でやぶられた感じ
(★:1点,☆:0点の計5点満点。総評は星評価なし。)
Reviewer:3rd. 896 名無しのエリー2002.12.14.
1.get out from the shell ★★☆
混沌とした響き。歌詞は全部英語。
2.THE NEPENTHES ★★★★
ラルクには珍しくエロい曲。半音下降のリフが良。
3.NEO UNIVERSE ☆
これだけ浮いてるシングルも珍しい。ダメぽ。
4.bravery ★★★☆
tetsuの歌詞が情けない。曲調はポップなロック。
5.LOVE FLIES ★★☆
spirit dreams insideの前身のような曲だが、spirit~に及ばず。
6.finale ★★★★
和風なホラー。映画の雰囲気に合ってる。最初の方でノイズを入れすぎのような気がした。
7.STAY AWAY ★★★
シングル曲。これも浮いてるような気が…
8.ROUTE 666 ★★★
どこかで聴いたようなロック。
9.TIME SLIP ★★★★★
爽やかな一曲。が、なんとなく悲しい響きが良し。
10.a silent letter ★★★★★
次第に盛り上がるが、非常に暗い。
11.ALL YEAR AROUND FALL IN LOVE ★★☆
曲はいいが、歌詞が… レントゲンの曲に近い曲だと思った。
総評.★★★★
ラルクのアルバムの中では一番ロック的でいいと思う。
tetsu曰く「昔は良かったなんて言わないで」だが、TRUEの頃が好きな人には受け付けられないかと。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:5th. 34 高志2003.5.16.
1.get out from the shell ★★★☆
殻を打ち壊せ~とうねり狂うリズム隊。ラルクはこういう事も出来る、と。
2.ネペンテス ★★★☆
1に引き続きハードなロック曲。今回はそっち系のアルバムなのか?と思わせつつ…
3.ネオユニヴァース ★★★★
一転してこれ。まあミリオン逝ったし、曲自体の説明はいらないだろう。
4.勇気 ★★★
甘いメロディラインが良い感じだが、歌詞がファンに向けてのメッセージなのは痛いね。いや、良いんだけど。
5.愛の飛翔 ★★★☆
パクったのはサビだけ。やっぱりこの開放感はカッコイイ。
6.終幕 ★★★★
貞子が自分の恋人だったら…というイメージで作ったらしい。悲壮感が滲み出てます。
7.stay away ★★★☆
浮かぶ~雲の~ように~
8.国道666号 ★★☆
何か焼き直しな感じだね。
9.時間旅行 ★★★★☆
これは素晴らしい。郷愁、哀愁、懐古、前進…
10.サイレントレター ★★★★
静かにクライマックスを迎える所で鳥肌が立ちますた。
11.all year around falling in love ★★★
この「耳に馴染まない」サビは秀逸
総評.★★★★
今なら破格値で売られてるだろうから買って損は無い。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:11th. 814-817 名無しのエリー2006.03.12.
1.get out from the shell -asian version- ★★★
静かなピコピコから始まる重厚なハードロック。
今までのラルクのアルバムは幻想的な曲で始まることが多かった。それだけにこの曲のインパクトは強い。
2.THE NEPENTHES ★★★
この曲がどうとかいうよりも、一曲目からの流れをマンセーするラルヲタは多い。
曲自体は一曲目よりハードで、ゴリゴリのギターが印象的。
3.NEO UNIVERSE ★★★★★
2曲目までのハードなノリから抜け出したようなラルクの有名曲。
繊細なサウンドとhydeの絶頂期のボーカルがとてもマッチしており、ラルクを良く知らなくてもこの曲は好きという意見も多い。
4.bravery ★★★
ラルクのベースtetsu作詞作曲のミディアムポップ。
詩の内容は賛否別れるところではあるが、美しいメロディーとhyde自身も滅多に歌えない程のファルセットが美しい
5.LOVE FLIES ★★★★
単調なリズムだが、hydeの伸びのある声、唸るギターが絡み合い壮大な雰囲気さえ醸し出している。
サウンドはハード。個人的に、こんな曲をシングルにもっていってしまう所がかっこいい。
6.finale ★★★
暗めの壮大なバラード。妖しく、退廃的な雰囲気はLOVE FLIESの流れを汲んでると言える。
ただ、シングルの割にアルバム曲のようなオーラがある。
7.STAY AWAY ★★★
今までの流れをぶっ飛ばしたように明るいロックナンバー。ベースとドラムの絡みが秀逸。
ドラムがユキヒロでなければこんな曲は出来なかっただろう。
8.ROUTE 666 ★★★★
ロックンロール全開の曲。STAY AWAYより疾走感に富んでおり、楽器隊も存分に暴れている。
間奏部分だけでもこの曲を聴く価値はあると思う。
9.TIME SLIP ★★★★
7、8とノリの良い曲が続いた後での、やさしめなミディアムナンバー。ラルヲタの人気も高い。
10.a silent letter ★★★
好き嫌いの別れる、無情感漂うバラード。
今にも途切れそうなhydeの歌声と、ギターのアルペジオが幻想的。女性コーラスも印象的。
11.ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE ★★★★
今までのREALの楽曲を全て総括するようなミディアムナンバー。
伸びのある声と心地よいアコギが気持ち良く、肩の力を抜いて聴くことが出来る。
総評.★★★★
このREALはラルクがラルクのイメージを壊そうとして出来た、全盛期の集大成的作品。
楽曲の色もロック、バラード、ポップとバラエティーに富んでおり、ラルクの最高傑作という声も多い。
ラルクに興味ある人も、そうでない人も、聴いて損はないアルバムと感じた。
(★5個が満点。)
Reviewer:13th. 574 名無しのエリー2006.12.03.
1.get out from the shell ★★☆☆☆
初っ端からハードナンバー。
2.THE NEPENTHES ★★★☆☆
1曲目以上にハード。
3.NEO UNIVERSE ★★★★★
今までの流れを一蹴してのポップス。歌詞メロディー共に明るく突き抜けた曲。
4.bravely ★★★★★
ミディアムナンバー。ベーシストtetsuの作詞。懐古厨のラルヲタをあざ笑い非難する歌詞。ある意味アルバム中1番のロックw
5.LOVE FLIES ★☆☆☆☆
思いサウンドでサビがぬっち。
6.FINALE ★★★★☆
ホラー映画のタイアップ曲で映画を意識した曲。
聴いてると日本的なホラーを感じさせる曲だがギターソロはどうにかならなかったのだろうか?
7.STAY AWAY ★★★★★
歪みまくったベースが主役の曲。ベースが前面に出るラルクの曲でもひときわ異彩を放つ曲。終盤のベースソロは一度聴く価値あり。
8.ROUTE 666 ☆☆☆☆☆
アホみたいな勢い任せの曲。
9.TIME SLIP ★★★★★
歌詞もメロディーも懐かしさを感じさせる曲。
10.a silent letter ★★★☆☆
聴いてると悲しくなってしまう不思議な曲。
11.ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE ★★★★★
今までのラルクを総括するような曲と言っていい。
総評.★★★★☆
ラルクのオリジナルアルバム1番の出来だと思う。ロック中心だがポップス、ミディアムもあり流れも良し。
製作中はメンバー間があまり良くなかったらしいが、その分緊張感が生まれて作品としては良い方向に進んだ。
これ以降は定期的にソロのための集金集めのような行動、今までは考えられないアルバム名やジャケ、hyde1人の世界観が強い作品が出てる。
しかも最近は頑なに拒んでいた初期の曲を披露するなりもしている。成長したラルクと言えばそれまでだが…
(★:1点,☆:0点の計5点満点。)
Reviewer:19th. 83-87 名無しのエリー2008.08.13.
1.get out from the shell -asian version-
暗闇を進むにつれ、背後で気配を醸し出す何か。見えはしないが、確かにそこに存在する、得体の知れない何か。
徐々にではあるが、しかし確実に距離を詰めてくる何か。見えない、わからない、だからこそ人は想像し、怯え、恐怖心が増幅されていく。
この曲はそんな見えない恐怖感と増大する不安をイントロから醸し出している曲であり、
サビはそんな見えない恐怖心から逃げ回っている懸命さ、緊張感でスリリングに展開されていく。
否応なしにアルバムの世界感に引きずり込まれてしまう素晴らしい一曲目であり、アルバム【REAL】の顔に相応しい一曲である。
2.THE NEPENTHES
憂いや苦労を忘れさせる薬。食虫植物ウツボカズラ。
辞書をひくと上記の意味が記載されており、詞の内容からも推測すると、タイトルは女性器に例えてるのだろう。
タイトルや詞の通り、曲もまさにイントロから激しく、濃密で妖しい雰囲気が漂う。
曲中で度々交差する女性コーラスとhydeの声は、まるでセックスしてる時の喘ぎ声や囁きの言葉のように妖艶に、そして濃厚に絡み合い、
声のみならず激しい欲情の動きまでもが鮮明に浮かんでくる。
Pretty girlは以前一夜限りのアバンチュール的な曲と評したが、同じベクトルの曲、詞でありながら
こちらはもっと瞬間的な欲望が剥き出しになったレイプのようなイメージであり、Pretty girlとは表と裏の関係だろうか。
あと、作曲者が同じだからかLOVE FLIESをテンポアップしたら結構似ているかも!?
3.NEO UNIVERSE
スピード感、浮遊感、透明感の三つが、絶妙なバランスで形成されている奇跡的な曲であり、
例えるなら、鮮やかな太陽の光が差し込む海中を、適度な加速度、心地良い浮遊感で優雅に泳いでいる人魚のような曲である。
100カラットのダイヤモンドのように無駄なくカットされ斬新な輝き放つこの曲は、ダイヤモンド曲と呼ばれてもけして恥ずかしくないほど輝き、
何十年後に聴いたとしても、全く色褪せない洗礼さと完成度を持ち合わせており、PVともあわせて邦楽史に刻まれるべき曲ではないだろうか。
4.bravery
夜中のテレビにうつる砂嵐をぼぉーと見ながら、自らの昔の過ちを砂嵐の画面に鮮明な思い出として映し出しているような曲だろうか。
過ちを犯しながらまだ存在している自分に対して自戒の念を抱いているようでもある。
5.LOVE FLIES
一言でいうなら30年物のブランデーのような曲であり、曲が醸し出す香りは渋さやダンディさで溢れ、
けして若者向けではなく聞き手を選ぶアダルトな嗜好曲である。
聞き手が年齢を重ねるたびに味わい深く聴ける曲であり、そういう意味では永く付き合いたい曲である。
でもテンポを早くするとTHE NEPENTHESかも(笑)
6.finale
生活苦で満足に治療も施してあげられず、末期癌で痛さに苦しむ夫をやむなく殺してしまう、
そんな妻のある意味優しさ、哀しさ、切なさという、人間の様々な感情が複雑に入り交じってるやるせない曲であろうか。
安楽死とは許されるのか許されないのか、と考えさせられてしまう。
7.STAY AWAY
人は歳を重ねるほど無茶をしなくなる。なぜなら経験を積めば積む程色んな場合を想定し、リスクを回避しようとするから。
この曲は、そんな大人が二度と戻れない無鉄砲な少年時代へと回帰できる曲なのである。
山で高い木に登ったり、遊泳禁止の海で泳いだり、全く恐怖を感じなかった、恐怖心より好奇心のほうが強かった、危険だが楽しかったあの幼少期。
この曲のテンポの速さや無茶苦茶なノリの良さを聴くと、そんな昔の少年時代のやんちゃ振りを思い起こされ、誰しもが少年になってしまう。
そう全員が冒険家だったあの夏休みの自分へと…
ラストの大サビは、少年から青年へと旅立ってしまうことへの最後の心の叫びであり、曲の終わり方は夏休みと少年時代の終焉を表しているのかもしれない。
とにかく小学生の夏休みみたいに元気が溢れている曲である。
8.ROUTE 666
アメリカ大陸を横断し、アメリカのバックホーン(背骨)とよばれるROUTE 66に、不吉で悪魔の数字といわれている666をかけている同タイトル。
曲調も、まるで死に急ぐかのように目眩く展開されていく。
その様子は、なかなか手なずけられない暴れ馬の背にのり、ロデオでもしているかのようであり、
ギターとベースの絡み具合は、危険と快楽は表裏一体なのさ!と音で表現しているようにも感じる。
9.TIME SLIP
四季がない国の人は懐かしいという感覚があまりないという。何故だろう。
やはり、四季の様々な移り変わりを、自身の人生に置き換えないからだろうか?
日本人は四季に自分の死期を常に感じているような気がする。
そんな季節感覚を幼少から経験し、春夏秋冬な感性を持っている日本人にしかつくれないであろう哀愁漂うナンバー。
10.a silent letter
湖に少しずつ入り込んでいく、月に照らされた一人の影。その人影を中心に、湖面に広がる幾つもの円は、美しき波紋。
深みに進むにつれ、人影は小さくなり、それに比例して小さくなっていく悲しげな波紋。
その波紋はまるで、最後の時を迎えようとしている人の心電図の波のように、小さく弱くなっていく。
そしていつしか人影は湖底に消え、命も、波紋も切なく消えていってしまう。そう、波紋とは命の鼓動だったのだ。
言葉とは、空気の振動であり空気の波紋。波紋亡き後、そこに残るのは静寂な世界と、言葉に出来なかった一通の手紙だけ…
そんな世界感をイメージした曲。
イントロのギター音はそんな波紋のようでもあり、揺れ動く心の葛藤を表しているかのようでもある。
湖に広がる波紋のように、アルバム全体に染み渡っている曲である。
11.ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE
初めて異性と抱き合ったときに感じる、相手の温もりと心の鼓動。
そんな二人で奏でる心音によってリズムが形成されてるような、やさしさ温かさに包まれており、聴いていると人肌が恋しくなるナンバーである。
曲調にも浮遊感があるが、歌っていても浮遊感があり、まるで宙を漂っているような無重力の感覚をもってしまう不思議な曲でもある。
総評.
ラルクのアルバムの中でも1番全体の流れがよく、けしてオムニバスじゃない一本の良質な映画でも見ているかのようである。
特に01から03までの流れはラルクのアルバムでも随一であり、女性コーラスとの融合さは素晴らしいの一言。
(楽曲・総評ともに星評価なし。)
Reviewer:4th. 743 名無しのエリー2003.03.27.
1.Brilliant Years ★★★☆
可もなく不可もなく…跳ねるようなべースは健在だが。
2.あなたのために ★★★★
シンプルなロックに気持ち悪いコーラスを散りばめた。好感。
3.I'm so happy ★★★★
UKっぽい自虐的な歌詞を乗せた一時期のレディ○っぽいロック曲
4.さようなら ★★★★☆
シンプルなメロディを彩るリズム隊のアレンジが秀逸。
5.賽は投げられた ★★★★☆
ニューウェーブ。至って心地よい。
6.THE GHOST IN MY ROOM ★★☆
ドラムを強調したが、少し遊び過ぎた感が。
7.metropolis ★★★☆
妖しげな曲調で未来文明の悲劇を歌い上げた。
8.Peeping Tom ★★★
狙いすましたダサいメロでマスコミの滑稽さを歌う。
9.a swell in the sun ★★★★☆
普段のキャッチーさとは無縁。極めてダークだが、上出来
10.花葬-1014mix- ★★★★☆
オリジナルverのくどいヴォーカルから解放された。無機質なアレンジは秀逸
11.hole ★★
インスト。出来は普通。入れる意味は解らん。
12.get out from the shell ★★★★
総評.★★★★☆
3枚ベストの中では一番じゃない?
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.12はコメントなし。)
Reviewer:16th. 492-495 名無しのエリー2008.02.01.
1.Brilliant Years ★★★
哀愁を漂わせながらひたすら疾走するアコギが印象的な曲。
隙間無くギターが詰め込まれており、当時(12年前)と現在のバンド内に於けるkenのスタンスの違いを感じさせる。
間奏がシングル曲「flower」にとても似ている。
「flower」の構成をシンプルにして、疾走感を1.5倍にしたような、当時のバンドの魅力が濃縮されたような、そんな曲。
2.あなたのために ★★
一曲目とよく似た系統の疾走系ギターロック。
冒頭の「ウィ~~~~~~♪」という、奇妙すぎるhydeのコーラスは聴くものをいきなりビビらせる。
「只のギターロックだと思うなよ?」というラルクから聴き手への牽制だろうか。まぁ、気持ち悪いさ。
3.I'm so happy ★★★☆
ビートルズのような乾いた音像と一音一音がズッシリと響くドラムが印象的な異色曲。
ベースがおとなしくて、ギターが大活躍していて、ドラムの音がザックリしていて…。
ドラマーがyukihiroに変わって以降のラルクとは違う、妙に熱気ある演奏を聞かせる。
ラスト、「I love you」を絶叫連呼するhydeのテンションは凄まじい。若気の至り?
4.さようなら ★
油断しているとあっさり通り過ぎて行ってしまう、いかにもカップリング向きな曲。Bメロかと思って聴いていたらサビであった。
後半には盛り上がりどころもちゃんと用意されているのだが、水のように掴みどころの無い曲なので本当にあっという間に終わる。
5.賽は投げられた ★★
爆走するベースラインがラルク中期の代表曲「Driver's High」を思わせるギターロック。
爽やかでノリも耳触りも良い曲だが、「世間なんて一切信用してません!」と必死に主張するような、被害妄想一歩手前な歌詞が異彩を放つ。
6.THE GHOST IN MY ROOM ★★★☆
この曲からドラマーがsakuraからyukihiroへ変わる。
いきなりブレイクビーツが耳に飛び込んで来る、少しファンクの香りがする曲。
yukihiro加入以前と以後に明確な線が引かれていることを再確認。
不穏なムードの冒頭から、サッと光が射してくるようなサビ、そしてまた暗闇へ… というように曲の表情が次々と変化していく。
終盤ではhydeによる妙なスキャットが聴ける。
7.metoropolis ★★★★
不器用な頑張って演奏しているような鉄琴の音が可愛らしい、ニューウェーブ風味の曲。
hydeのしっぽり濡れた歌声とリズムのループ、ギターのカッティングが心地よい。
そしてバックで「ピロロロヨ~~ン」と鳴る電子音。これとギターが絡みあうクライマックスは、ヘッドホンで聴いてると逝きそうになる程なめらか。
サビで「今にも溢れそうな性器を癒して」と訴える、文字通りびしょ濡れな一曲。
8.Peeping Tom ★★★☆
流れるようなアコーディオンの音色が美しい曲。昼寝のBGMに最適な、かなりまったりとした曲調。
真昼間から酒を飲んで酔っ払うような背徳的なムードが漂う。「ディープ昼下がり」といったところだろうか。
ラルク屈指の穏やかな曲だが歌詞ではひたすら己の不快感を訴える。
9.a swell in the sun ★★
ラルクは大抵ニューウェーブに、ハードロックやメタル、歌謡曲の要素を組み込んだ楽曲を作ることが多いが、
この曲は80年代英国暗黒ニューウェーブの世界をそのまま再現したようなダークな曲。
地獄の底で歌ってるようなhydeの低音が味わい深い。
10.花葬 -1014mix- ★★
シングル曲のリミックス。原曲にあった妖艶さ、ねちっこさを排除し、ひたすらクールにリミックス。
「ラルクって不気味だなぁ…」と思った人もこれなら聴けるかもしれない。
11.hole ★★★
映画「リング0」にも使われた、スリリングな弦楽器とブレイクビーツが絡み合ったインスト。
なぜかワイドショーでショッキングなニュースを特集するときにかなりの確率で使われてるので、知らず知らずのうちに耳にしているかもしれない曲。
「実はラルクの曲なんですよ、これ」みたいな。
12.get out from the shell ★★
アルバム『REAL』収録曲の日本語詞版。ブレイクビーツ炸裂のハードコア曲。
英語版と日本語版、どちらを先に作ったのかは知らないが、こちらの日本語版、言葉の乗せ方がどうにもしっくりこない。
サビで英語になる部分は異様にかっこいいのに。
総評.★★☆
カップリングベスト。
シングルにするには地味過ぎて、アルバムに入れるには個性が薄い。かといって曲としてはそんなに悪くない、むしろ佳作揃い…そんなアルバムである。
ラルクの代表曲から感じられる派手さ、勢い、ねちっこさなどは弱め。
BGMとして聴いてると驚くほどサラっと流れていってしまい、味気ないものに感じられるだろうが、
じっくり耳を傾けてみると、どの曲にも「ん?」と不思議に思うようなフックがあることに気づく。
コーラスが変だったりアレンジが不思議だったり歌詞が狂っていたり…。
聴きやすい割にバンドの個性がよく出ているアルバムなので、ラルクが苦手な人(特に、シングル曲などを聴いて苦手意識を持った人)におすすめかもしれない。
まぁ、そんな人はラルク自体聴こうと思わないだろうけども。
ちなみに9~12曲目はyukihiroの手による作品。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:8th. 10 名無しのエリー2004.04.02.
1.接吻 ★★
ブリットポップ調のローファイなギターから始まる曲。途中からストリングスが入ってバラードっぽい綺麗な展開に。
2.READY STEADY GO ★★★☆
シングル。布袋寅泰辺りが割と書きそうなパンキッシュな歌謡ロックンロール。
3.Lover Boy ★★★★☆
下手したらIRON MAIDENにも聞こえかねない硬派な曲調(歌詞以外)のストレートなヘヴィメタル。
4.Feeling Fine ★★★☆
ラルクのお家芸の1つと言えるポップなパーティロック。マーチ風のドラムスが良いアクセントに。
5.Time goes on ★★
アコギ中心の穏やかなミディアムバラード。
6.Coming Closer ★★★★★
変則的な編曲のポップロック。美麗なサビメロとストリングスが絶品。
7.永遠 ★★
グランジ調。重厚で何処となく内向的な印象。
8.REVELATION ★★★
ここのところ他所でもよく見かけるMARILYN MANSON調シャッフルグラムロック。
9.瞳の住人 ★★☆
シングル。特にこれと言った仕掛けもない王道的なバラード。
10.Spirit dreams inside ★★★★
活動休止前のラストシングル。雄大なミディアムバラード。ここでは英語版を収録。
総評.
良くも悪くも終始穏やかで起伏に乏しいアルバム。全体の感触としてはarkに近い。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。総評は星評価なし。)
Reviewer:8th. 28-30 名無しのエリー2004.04.04.
1.接吻 ★★★★
このバンドの魅力や叩かれる要因である特徴は、アルバムの中に世界観を完全に構築してしまい、
リスナー自身を投影する隙間が狭いことであると感じる。よって一曲目というのは単なる「はじまり」ではない。
その傾向が明瞭としてきたのはHEART以降で、だから重々しい曲調が多いとも言える。
さてこの曲だが重々しいギターと続くベースに引っ張られた低音ボーカルで、666から続く硬派な路線を貫くのかと思えば、
サビに突入した途端にハイドのファルセットだけが単独で浮遊していく。
このバックグラウンドとの温度差が一発でリスナーを幻想へと誘う。
そういう点では序章として充分評価できるのではないだろうか。
ただこの曲で力尽きてしまった感がある。
2.READY STEADY GO ★★
序章の次は第一章である。だからこのバンド、真の「はじまり」、えてして二曲目であることが多い。
復帰第一弾シングルであり、アニメソングでもあるこの曲、
ARE YOU READY?の掛け声と共にパンク的な安っぽいイントロが始まる。
ここで注目できるのが、木琴の使用である。思い切って音を思い切り軽くしている。
このギターと木琴のミスマッチ。メロディ的には成功だろうが、接吻とのつながりを考えると何がしたいのかわからなくなる。
3.Lover Boy ★★★
二曲目が嘘のような八十年代ロック的なかき鳴らしギターで始まる、テンポが速い割に全編低音な曲。
硬派な癖に歌詞がとてつもなくエロティックである。
ラストの方で高音でエフェクトがかかりそれっぽい雰囲気を出そうとしているが無駄だ。
どうでも良いけど重苦しい曲だとスネア軽いドラムが気になるんだよね、跳ねてて。幾分か改善されてるようだけど。
4.Feeling Fine ★☆
イントロを聴くと驚く。まるきりの「乾杯ラガー」だ。そこから吹っ切れた明るい声でサビに突入する。
二曲目と連続させればいいものを、何故流れを途切れさせるような順番で配置するのだろう。
曲自体も「DIVETOBLUE、PeepingTom」期を髣髴とさせる今更な感じである。
そしてここでも歌詞との矛盾は発揮されている。魅力と取るか否かはお任せする。僕は後者だ。
5.Time goes on ★
作曲者の少女趣味がモロに出ている小粒なバラード。
69ソロをそのまま持ち込んだかのようであり、後の瞳の住人で燃え尽きてしまった感のある曲。前期ラルクにありがちなメロではある。
6.Coming Closer ★★★☆
4、5曲目はこの曲のために存在していたのかとさえ思えるラルクの新境地、
といえどもアヴリルが歌ってもおかしくない、早いテンポの中に突然の高音を織り交ぜるメロディ。
サビの前半がどうしてもグレイのボーカルに歌唱法が似ていると思うのは僕だけだろうか。
7.永遠 ★★☆
イントロの鐘の音が思い切りFFTである。メロディは歌謡。歌い方は川村隆一。
数ある彼らの楽曲の中でも指折りに地味だ。重厚であるのだが、何かが違う。
8.REVELATION ★★
trickの延長線上にある曲、といってもあれのような挑戦的な姿勢は無い。
完全にライブ向きに作られた雑多な曲調だが、ラルクでこれをやるというのは結構大きな意味がある。
歌詞は受け狙いとしか思えない。待ち続けたファンへの礼とライブへ来いという扇動。
9.瞳の住人 ★★★☆
ラルク特有の「毒」が一切無い、全く珍しいシングル曲。作曲者渾身の作品である。口パク問題でも有名かもしれない。
久しぶりにボーカルの声を美しいと思ってしまったのだがこれいかに。
10.Spirit dreams inside ★★★★
正直このアルバムでは一番浮いている、唯一REALからの延長線上の曲。
アコースティックギターが良い味を出している。シングルにしてはキャッチーとは言えないサビ。
聴けば聴くほど「この先のラルクを体験したかった」という思いに駆られる。
総評.★★☆
復帰した彼らの「リハビリアルバム」。
これといったコンセプトが無かったのだろう、はっきりいって曲がばらばらで、流れが途切れすぎである。
接吻でダークな世界に引き込まれたのに中身はメルヘンだったという始末。まさにがっかりイリュージョンである。
しかし個々にバラしてみると聴ける曲はあるので、まだ救いはあるかと。
それでも★五つ(絶賛したくなる曲)が一つもないけれど。
ラルクで付けるとしたら、as if in a dream、ガラス玉、flower、fate、いばらの涙、a silent letter
しかし長い割に馬鹿みたいなレビューごめんなさい。ヲタじゃないんだけど。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:8th. 45-46 名無しのエリー2005.04.07.
1.接吻 ★★☆
曲調の方は終始重々しさが貫かれているが、ハイドの歌声の方に変化を持たせ飽きさせない。
とても華々しく、幻想的だが、型に嵌り過ぎている感も。(スタイルとして完成された物を借りて来ただけのような。)
2.READY STEADY GO ★☆
安っぽいという意見が出ているが、その通りかもしれない。
復活第一弾シングルという事で、ライト層を呼び戻したかったというのが妥当な線だろう。
3.Lover Boy ★★★★
ギタリストの趣味丸出しのへヴィな曲。好色丸出しの歌詞もkenの手による物。
夜を疾走する感じ、かな。近未来的な雰囲気も漂わせる。
4.Feeling Fine ★★★
底抜けに明るく、どことなくグ○イのような作風。だが聴き込むほどに、研ぎ澄まされたポップセンスを感じ取れるはず。
きゃっ、言っちゃった(アヒャヒャ)
5.Time goes on ★★★
tetsuお得意の爽やかなバラード。
相変わらず彼の楽曲はポップの中のポップでありロック崇拝者には忌み嫌われがちだが、
この「狙って作った」感がマニアには堪らないんだよな、これが。
6.Coming Closer ★★★
変則的で変態的な曲展開には賛否両論あるようだが、明らかにアクセントとなってアルバムを引き締めている。
ただ英詩の部分がどうにも煮え切らない。
7.永遠 ★★★★★
混沌とした音の波に、憂いを帯びた歌声が見事に溶け込んでいる。
どこか懐かしさを内包したサビメロは絶品、激しく傑作。
8.REVELATION ★★
1曲目と同じで、どうも「借り物」っぽさを感じる。
9.瞳の住人 ★☆
2曲目がバラード化しただけ。曲としての面白味は皆無だが、ヴォーカルの高音は圧巻。
10.Spirit dreams inside ★★★★
軽快にうねるベース&ドラムが壮絶なグルーヴを演出する。それにしてもPV製作費、8億円とは…
総評.★★★
個々を見れば「永遠」など素晴らしい楽曲も存在するが、全体を通して聴くとどうもしっくりこない。
耽美的な世界観を完全に捨て去った事によって、表現の支柱を失ったようにも見える。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:9th. 793~794 名無しのエリー2005.5.4.
1.接吻 ★★★
スローテンポなロックナンバー。サビは壮大。最後の歌詞は意味深。
2.READY STEADY GO ★★
非常にポップ、リズムは心地よい。歌詞は前向き。
3.Lover boy ★★
ラルクでは初のken作詞曲。サビはイマイチ。歌詞はエロいw
4.Feeling Fine ★★★
曲は明るいが歌詞は暗い。彼女を忘れたくても忘れられない男心を描いた曲
5.Time goes on ★★★
キーボードがキラキラいってます。キレイな感じの曲だがどこか切ない。こちらも失恋系で4に比べると歌詞が大人視点
6.Coming Closer ★★
地球環境についてを述べた歌詞らしい。イントロのドラムは好き。全体的にはイマイチ。
7.永遠 ★★
全体的にドロドロしたスローテンポな曲。愛する人への想いを歌っているがどこか歪んでる印象。
8.REVELATION ★★★
マリリンマンソンっぽい曲。音は重い。歌詞は意味深。tetsuへのグチか?w
42ヶ月の永遠に感謝=ソロ期間と同じ。十の王冠を見せよう=この時点でのシングル1位獲得数の数と同じ 等
9.瞳の住人 ★★★★
非常にキレイな曲。ラルクのバラードの中でも1番と言ってもいいだろう。サビはかなり高音。瞳の住人と言うタイトルも素晴らしいと思う。
10.Sprit dreams inside ★★
最後を締めくくるロックナンバー。壮大で音は非常に重い。歌詞は英語。跳ねるようなドラムは心地よい。
総評.★★★
統一感のないアルバム。1曲1曲はいいかもしれないが全体でみるとイマイチ。アルバムとしての締めくくりもイマイチ。とっつきは良いかも。
瞳の住人は聴いてみる価値あるかと思います。
(★5個が満点。)
Reviewer:22nd. 464-468 名無しのエリー2009.12.02.
1.接吻(くちづけ)
生物は他の生命を口にすることで生きながらえる。
ならば、生命を維持するための食べるという行為は、
犠牲になる生命へ償いの儀式として行っている「懺悔の接吻(くちづけ)」と考えることはできないだろうか?
しかし…人間だけはそんな償いの儀式をしようとも罪が消えることはないであろう。
何故なら人間は過度の食欲という悪しき欲望を持つ、唯一無二の存在であるのだから。
だから忘れてはならない。欲望に惑わされたあなたの体内にはユダが眠っているということを。
誓いの儀式を交わしたはずのユダがいつ裏切るかはいずれわかるだろう。
そう、最後の晩餐時に。
…そんな、人としての罪深き情景が浮かんできた聖書的な曲。
2.READY STEADY GO
花火とは、火薬と金属の粉末を混ぜたもの。そして、燃焼した際に起こる、色、形状、破裂音を視覚と聴覚で楽しむものである。
「Are you ready?」…と、ボーカルにより導火線に火をつけられたイントロの派手な高揚感は打ち上げ花火のように、
そして曲中の動きや勢いはまるで輝きクラッシュしながら激しく駆け回るネズミ花火のように、それぞれ聴く者の耳に深くそして広く響いてくる。
そう、この曲はそんな花火のように、ボーカル、ギター、ベース、ドラムらが燃焼し合うことでおきる音の化学反応を楽しむべき曲なのである。
ライブでは原曲よりさらにテンポを速めて演奏される為、燃焼時間が従来より短く熱狂度は高くなりライブのいい起爆剤となっている。
3.Lover Boy
サバンナにて日常的に行われている、肉食動物と草食動物による命の駆け引き。
この曲の鬼気迫るほどの疾走感は、そんなお互いに生き残りを懸けて疾走する、追われる者、追う者の戦いの様子が描かれているようであり、
まさにDEAD OR ALIVE曲とでもいうべきではないだろうか。
特に、至近距離で攻防しているような緊張感があるベースソロを聴くと、命はいつも紙一重であることを、
そして命を絶つのなら全てを愛し全てを無駄なくいただくのが自然界の掟だと諭されているようでもある。
4.Feeling Fine
ときめきとは、静電気のようなことなのかもしれない。
なぜなら、知らず知らずのうちに体内へと溜まり、その蓄積されたものが何かに触れた瞬間、スイッチが入ったかのように放電され、
その事柄に興味が沸いてくるのだから。
イントロはそんな放電された瞬間と、直後に訪れる好奇心への高鳴る鼓動をあらわしており、
まさに初期衝動の楽しさ面白さに溢れている、体だけではなく胸も踊る曲である。
5.Time goes on
女性目線だと「恋人はサンタクロース」なのかもしれない。
しかし男性から見ると、イルミネーションのように美しく着飾ってくれ、
そして笑顔という最高の輝きをみせてくれる彼女はまさに「恋人はクリスマスツリー」といえないだろうか?
しかし、一年中輝くクリスマスツリーがないのもまた事実。
そんなクリスマスツリーに、付き合っていた時の楽しさと、別れた後の寂しさを重ね合わせてしまう恋愛回顧曲。
6.Coming Closer
失明。
地球を眼球…そう、一つの瞳に例えるのならば、それはそう遠くない未来に起きる出来事なのかもしれない。
太陽のように情熱に燃える瞳でもなく、月のように冷静に佇む瞳でもない地球は、ただただ涙を流しながら己の未来を見据えているのだろうか?
それくらい、人類と地球の行く末を案じているかのような失望感と絶望感の大きい曲であり、決して人類も「目を閉ざしてはいけない」曲である。
7.永遠
中世ヨーロッパ時代、十字架とステンドグラスに見守られながら生まれた、一つの小さな命。
しかしそれは決して結ばれてはいけなかった二人による背徳の結晶。
子守唄のように教会の鐘が鳴り響く中初めて乗った揺り篭が、故郷を立ち去る為の馬車であるのは生まれる前から定められていた悲しき運命。
二度と逢うことはないであろう父と母子は、鐘の音を聴く度に遠い地にいるお互いに思いを馳せるのだろうか?
悲運な時代背景がピッタリなナンバー。
8.REVELATION
四十二ヶ月…黙々と刑期を重ねながら、しかしその裏では綿密に作戦が練られていた、囚人達による監獄集団脱走計画。
警報音とサーチライトがけたたましく、そして目まぐるしく飛び交うような雰囲気はまさに、脱獄アレンジと呼ぶに相応しく疑心暗鬼に満ち溢れている。
看守を欺き、今夜ついに決行されたその計画の先にあるのははたして楽園なのだろうか?
それとも今より過酷な地獄なのだろうか?
わからない…わからないが、どちらにせよ、その結末が決して「表にでない」ことだけは確かなのだろう。
9.瞳の住人
香水ではない香り…
そう…、この曲はアロマキャンドルに炎を燈したかのように、イントロからやさしい芳香と炎の揺らぎに彩られている。
そのキャンドルは僅か6分程の時間でありながら、醸し出す時の流れは聴く人全ての心と体を癒しそして陶酔させてしまう、
まさにアロマテラピーのような曲なのである。
また、キャンドルが燃え尽きるような寂しさと切なさに包まれているアウトロは、香り高い女性に後ろ髪惹かれている様子を表しているようでもある。
とにかく、曲の余韻という名の「残り香」が鮮烈な名バラードである。
10.Spirit dreams inside
夜空という曲に流れるそのメロディーは、いつも鮮やかに消えさっていく流星群のようではないだろうか?
一つ一つの輝きは一瞬でも、流星は幾多の群れをなすことで夜空をイルミネーションのように彩り、
そして本来聴こえるはずのない輝きのメロディさえも想像させてくれる。
そんな優雅で壮大な天体ショーのような雰囲気に酔いしれることができるのも全英語詞だからだろうか?
総評.★★★☆
これまで発売されたアルバムと比較すると、ここからより男っぽい音というかロックバンド寄りになってきた分岐点のアルバムのような気がする。
ラルクファンでも好き嫌い別れるが俺は好みなアルバム。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。楽曲は星評価なし。)
Reviewer:避1st. 117-118 名無しさん2010.01.13.
1.接吻 ★★★☆
ken作曲。
一応ロックなのだが全体的にこざっぱりとした印象で、3年7ヶ月のブランク明けとは思えない案外あっさりした曲から始まる。
hydeによる詞はそこそこ官能的で、今後顕著に出てくるマンネリ感はあまり感じられない。
アルバム曲のうちでも佳作であると個人的に思っているが、気に入らないのはシンセ。
音色が安っぽい上に、Bメロでは“メロディと同じフレーズを一音上で弾くだけ”という陳腐さがダサい。
ここがどうにかなっていたらもっと化けたのでは。
2.READY STEADY GO ★★★☆
tetsu作曲の復活第一弾シングル。イントロにhydeが放つ「Are you ready?」の一言が追加された「アルバムバージョン」である。
サウンドメイクは王道ポップロックなのに対して、なかなか変則的なメロディ構成を仕掛ける小技も炸裂。
なお、この頃は「アニメ主題歌」というものを意識した詞を書いている訳では無かったため、素直に“復活に向けての意気込み”と捉えるのがよさげ。
また、この曲もシンセが(ry
3.Lover Boy ★★★
前曲のアウトロからからシームレスで繋がった、ken作詞作曲のロックナンバー。
当時kenがソロ活動の一環で結成していたバンド、「SONS OF ALL PUSSYS」の空気をそのままラルクへ持ち込んだ感じ。
「君と交わりあおう」なんて一節からお分かりのように、エロスですよエロス。
個人的には表現の下世話さが「らしさ」をスポイルしてしまったように思うが。
4.Feeling Fine ★★★☆
ken作曲。
イントロはベイ・シティ・ローラーズの「サタデー・ナイト」でおなじみのあの拍子から入り、曲調も底抜けに明るいパーティポップだが、
それと相反するような歌詞がまた面白い。
端的に言うと恋人と別れた男が立ち直ろうとするまでを描いているわけだが、何にせよhydeらしくない直接的な表現に違和感。
古参ファンが復活以降のラルクに対して違和感を覚えるのは、音作りよりもこの表現の率直さかもしれない。
ただ、それも含めていい意味で「力が抜けた曲」であると言えよう。
5.Time goes on ★☆
tetsu作詞作曲のミディアムポップ。アコギ主体で展開されているため、非常に穏やか。寝そう。
ここまで殆どの曲において懸念事項だったシンセがまた残念なことに。そこでその音色はないだろw
二人称が「あなた」だったり「君」だったりと文法的に?が付くほか、前後曲のアクが強いため若干空気ではあるが、まあそれなりの曲ではある。
ちなみにギターソロはtetsuが担当。デモ音源の流用らしいが冗長すぎるだろう。
6.Coming Closer ★★★★☆
ken作曲。『REAL』期に制作したストックのリアレンジらしく、
A・Bメロの倦怠感のようなものを感じるダウナーなギターリフは「『REAL』を踏襲しているのか?」とも思ってしまう。
「君」に例えた地球の環境破壊を危惧するhydeの詞とサビのスリリングなアレンジがぴったりと填っているが、
ストリングスの音が逆に浮き気味なのは気になるところ。冗長なアウトロもマイナス。
7.永遠 ★★☆
hyde作詞作曲。ギターが前面に押し出された音作りは完全にhydeソロ2期からの延長線上にあるが、雰囲気は1期ソロに近い。
三拍子の穏やかなリズムが重厚さと見事に共存している点では評価できる。
しかし、なんか歌詞がテンプレっぽい。既視感MAX。リフとメロに根負けしている感じ。つうかボーカルの変なエフェクトは別に無くてもいいと思う。
8.REVELATION ★★★
yukihiro作曲。まんまマンソン。
完全にライブ向けなノリの曲なため、CDで聴いても特に面白みはない。
hydeがこの時期から傾倒する「宗教的」「ラブアンドピース」な表現も頻繁に歌詞へ表れている。
9.瞳の住人 ★★★
tetsu作曲のバラード。曰く「夢の中でメロディが浮かんだ」とのこと。なんじゃそりゃ。
当時のラルクとしてはここまで捻りのない素直な“純愛バラード”が珍しかったものの、
復活から6年目の現時点から見ると、こういう系統のメロ・歌詞共に「ラルクのデファクトスタンダード」になってしまった。
満たされてるんだろうなあ、hyde。
10.Spirit dreams inside ★★★★
hyde作詞作曲。当時は3年前のシングル(のc/w)を今さら持ってくる、という斜め上の暴挙に度肝を抜かされた思い出が。
完全にアルバムの構成から外れてるところからも、半ばボーナストラック扱いなのかもしれないが。
アコースティックな音色と、いつもより手数を抑えたyukihiroのドラミングがナイス。
それにしても先に制作した日本語版の詞を英訳しただけのはずなのに、こちらの方が語感がしっくり来るのも皮肉なものだ。
総評.★★★
3年7ヶ月振りのオリジナルアルバム。
過去曲のストックが中心であることや休止の間にメンバー内交流がほぼ皆無だったことも影響したのか、すごく「チグハグ」なアルバムが出来上がった。
普通のロックに手を出したかと思えばポップス、グランジ、グラムロック・・・と触手を伸ばしすぎた感満載。
曲単位で見たら寡作~良作の部類に入っても、流れがすぐに分断されて萎えまくり。
さすが、『ark』と共に二大がっかりアルバムの称号を得るだけの作品ではある。
hydeの歌詞だが、それまで「なぜ争うのか?」と(比較的)傍観的な態度を取っていたが、
ここに来て「戦争は良くないこと、やめよう」と反戦姿勢を明確に打ち出すようになる。
これはこの後のソロ活動にも明確に現れてくるが、人って変わるものなんですね。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:10th. 195-197, 199 名無しのエリー2005.06.30.
1.New World ★★★★☆
始まりにふさわしい曲。曲自体はポップなんだけど力強さも感じられるので聴いていて気持ちが良い。
yukihiroにしては珍しいキラーチューンだと思った。
2.LOST HEAVEN ★★★☆☆
発売前から何かと話題になっていた映画・鋼の錬金術師ED曲。
CMで聴く限りロックな印象が強いが実際は歌謡とジャズっぽさが混ざった仕上がりになっている。
曲が単調なので聴いていて飽きが生まれる。個人的にあまりヘビロテはしない曲。
3.叙情詩 ★★★★★
最新のシングル。美しいメロディや様々な楽器による旋律が目立つ曲。
歌詞だけ見るとありがちなビジュアル系ラブソングなのではあるが、2回目のサビはこの曲の山場であり、
タイトルにもある叙情感を見事に歌い上げている。
終始穏やかな音色でバンドとしてではなくアーティストしてのラルクが垣間見える曲だろう。
4.TRUST ★★★★★
アルバム曲の中では唯一のtetsu作曲。
このアルバムの根底にある、戦争や荒んだ世界に対するhydeのメッセージが詰まっている一曲。
tetsuらしいポップな雰囲気ではなく、むしろ幻想的な印象。繰り返されるサビながら聴く程に味の出る曲。
5.Killing Me ★★★☆☆
hydeのシングル曲。
非常にアップテンポでありながらこのアルバムでは影が薄い印象になっている。
しかしパワフルなドラムと疾走感のあるギターはライブ映えする要素十分なので、ツアーでの働きに期待。
6.AS ONE ★★★☆☆
hydeのヘビーロックナンバー。
やはり全体を通してヘビーな印象であり、重厚なギターの音色が耳に打ち付けるように響く。
hydeのソロアルバム666の雰囲気を出しており、英語詞も手伝ってhydeの世界観が如実に出た一曲だろう。
7.My Dear ★★★★☆
hydeのバラード曲。
壮大な歌詞に広がりのあるメロディが、いわゆるスルメ曲の要素を十分に含んでおり、聴けば聴くほど曲に浸れる。
8.EXISTENCE ★★★★★
イントロをぱっと聴くとラルクらしくないむしろアジカンの様なサウンドのノリなのだが、
サビは間違いなくラルク得意のハードロックナンバー。
kenのカッティングがかっこよく響いており、さらにロックの中に幻想感も感じられる。
9.自由への招待 ★★★★★
tetsuのシングルナンバー。ノリの良いリズムと小気味良いサウンドのキラーチューン。
ラルクの王道であるポップとロックの融合を見事に表した。
10.Ophelia ★★★☆☆
hydeの幻想的なナンバー。
hydeのソロアルバム、ROENTGENに入るはずだったと言うだけあり、歌詞、曲ともにhyde色満点の曲。
妖艶とも言えるhydeの歌声は退化よりむしろ新しい表現の幅を広げたよう。
しかし反面ラルクと言うよりHYDEと言う印象が強いので、ソロを知る人は意識してしまうかも。
11.星空 ★★★☆☆
伸びのあるhydeの歌声、壮大な歌詞とどこかもの悲しいサウンドが合わさった曲。
優しい曲なのにシャープなギターの響きや、それとは対照的なメロディを奏でるベース、
ドラムがバランス良く響き合って、壮大な世界観にさらに重みを持たせている。
個人的には3点だがこれから伸びてくると思う。
12.twinkle,twinkle ★★★★★
ken作詞作曲のポップナンバー。アルバムの最後を締めくくる普遍的なメロディが優しく響く曲。
伸びのあるギターと表現力のヴォーカルが聴きどころであり、hydeの裏声も随所に響いている。
誰にでも親しみのあるメロディと歌詞はこれからの未来に希望を持たせるよう。
ただ反面飽きやすい印象も否めない。
総評.
アルバムとしては基本的に捨て曲がなく、かつ様々な楽曲があるため良アルバムではあるのだが、過去の作品と比べるとやや飽きやすい。
リズムやメロディも癖が強いので、ファンじゃない人は逆に嫌悪感を抱くかも。
良くも悪くも、長年のファン向けのアルバムに仕上がっていると思う
(★:1点,☆:0点の計5点満点。総評は星評価なし。)
Reviewer:10th. 260-261 名無しのエリー2005.07.08.
1.New Wolrd ★★★★☆
少しずつスピードをあげながら走りだし、空に向かって飛び出すようなハングライダーのような曲。
2.LOST HEAVEN ★★★★
スパイとして潜入したが敵にみつかり、追われているようなハラハラ感がある曲調
3.叙情詩 ★★★★
もう亡くなった大切な人の遺影をふと見て、その記憶を思い出し涙するような曲調。セピア色
4.TRUST ★★★☆
鍾乳洞の中に迷い込んで、助けをよんでも自分の声しか反響してこないような孤独な雰囲気の曲調。
5.Killing Me ★★★★
バイクで金網の球体の中をずっと走り廻り続けてるような曲調。
6.AS ONE ★★★☆
暗闇の中刑務所から脱獄を試みて、やっと抜け出したような解放感がある曲
7.My Dear ★★★☆
曲が進むにつれてアレンジが少しずつ変化していく。まるでカメレオンが少しずつ色が変わり風景に溶け込んでいくかのような曲。
8.EXISTENCE ★★★★
朝寝坊して、慌てながらもなんとか学校につくまでの過程、のような曲調
9.自由への招待 ★★★★☆
尿意を我慢しながら走り、やっとトイレについて放尿したような解放感がある曲。ドラムの音が心地よい。
10.Oplia ★★★☆
養父にレイプされた盲目の女性の感情を表してる曲調。
11.星空 ★★★☆
凍えるのを我慢しながら一人でオーロラをみているような曲調。
12.twinkle,twinkle ★☆
普段スーツでかっこ良く決めてる人なのに普段着をみたらださかった、みたいな曲。
総評.★★★☆
曲の流れがいまいち。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:11th. 9-10 名無しのエリー2005.12.27.
1.New World ★★☆
イントロがもうすでに激しいギターソロ。疾走感のある曲で、後さり気なく歌詞に「awaking」と入っている。
ホントにyukihiro(hydeも多少いじったとはいえ)が、作詞作曲したとは思えない曲。
2.LOST HEAVEN ★★★☆
新しい新しい。かなり独特の雰囲気が心地いい。
個人的にサザンの「BLUE HAVEN」を思い出した。いや内容は全然違うんだけどさ。
3.叙情詩 ★★★★☆
こういうのを待っていた。内容がポディシブなこういう曲って今まで無かったと思う。
4.TRUST ★★★
イントロで期待→サビに来てそこまで盛り上がらなかった。そんなに悪くないけど良くも無いかな。
でもtetsuの作る曲は好き。
5.Killing Me ★★★☆
意味がありそうで意味がない歌詞。ただこのアルバムの中では一番ノリがいいんじゃないかな。
サビの前のドラム連打が好き。
6.AS ONE ★★☆
歌詞ほとんど英語かよ!ロックな曲調に乗って流れる平和への願い。(ただしほとんど英語)
「歴史は繰り返す」とか、「何故私たちはいっしょに住めないのでしょうか?」とか言ってると思う。
7.My Dear ★★☆
「すぐに枯れて腐ったよ」ってすげー歌詞だなオイ。君=平和なのかな?あんまりこの一連の曲は好きでない。
8.EXISTENCE ★★☆
kenの作曲はカッコいいなぁ。でも好きじゃない。ついでに内容もよくわかんない。
平和をテーマにしてるのかどうかすら判断できない。
9.自由への招待 ★★★★
いい曲だと思います。(歌詞はよくわかんないけど)
歌詞が韻を(かなり無理やりだけど)踏んでていい。「今日だけ特別 許せよ毒舌」とか。
そこが許せるか許せないかが名曲になるかどうかのポイント。
10.Ophelia ★★★★★
あ、一番いい歌じゃないかコレ?
クラシカルな雰囲気とか、切なげなhydeの歌声とかツボにはまった。
11.星空 ★★
穏やかなメロディー。
「nobody knows nobody cares」のトコの、hydeの優しい歌声はいいと思った。そこだけ。
12.twinkle, twinkle ★★★☆
最後にふさわしいといえばふさわしい。
タイトルは「ぴかぴか光るね、ぴかぴか光るよ」みたいな意味だけど、タイトル通りのポディシブな歌。
総評.★★★☆
(しまった「New World」の評価低くつけすぎた!)
とりあえずアルバムの「AWAKE」は「平和への目覚め」という事らしい。
しかし平和へのメッセージじゃない曲の方がいい曲なのは皮肉な事で。
「Ophelia」は個人的には超名曲だと思いますよ。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:11th. 376-377 骨味噌2006.01.30.
1.New World ★★
このアルバムの始まりにふさわしいシングル曲。と、世間では言われているが自分はどうもしっくりこない。2曲目ぐらいの方がいいと思う。
曲自体はよく出来てると思うんだけど何故か4回ぐらい聴いたら飽きてしまった。
2.LOST HEAVEN ★★★☆
アルバムの代表的存在で一発聴いただけでハマるわかりやすい曲。
しかしなんか狙いすぎというか欲張りすぎというか色んなもの付け足しすぎ。最後のサビの「イェッヘーイ」とかいうコーラスはホントに余計。
3.叙情詩 ★★★☆
さすがラルクの核といったところ、kenの曲はハズレが少なく、久しぶりに壮大なバラード。ラルクの王道と言えるでしょう。
でもコレもなんか意外とすぐ飽きた。
4.TRUST ★★
空気。イントロが気持ち悪いし曲自体の雰囲気もなんとなく異様な気が。
5.Killing Me ★★☆
安っぽいサビ。詞も適当に作った感じ丸出し。思ったより聴けるけど。
6.AS ONE ★
全英語詞。超ダサいイントロから始まり、凄いつまらないメロディーで淡々と進む。
コレほど駄曲とか捨て曲っていう言葉が似合う曲も珍しい。
7.My Dear ★★★☆
hydeにしては珍しいタイプの曲。メロディーが幻想的で美しく、凄まじいオーラが発せられている錯覚にさえ陥れる。
しょっぱなの声も綺麗というか別人のようで、今までとは違うラルクを感じさせる。
8.EXISTENCE ★★★★
なんかイントロダサい曲多いですな。しかしこの手のダークで激しめな曲は好き。
9.自由への招待 ★★★
tetsu節超炸裂の超ポップソング。歌うのも楽しく、存在価値はあると言える。
ただ、韻踏みだけは本当に勘弁。やる必要性が無い。
10.Ohelia ★★★★
hydeソロを彷彿とさせるスルメソング。間奏はイマイチだけど全体的に綺麗に出来てると思う。
11.星空 ★★★
反戦歌だそうだけど歌詞やメロディーが適当に今までの曲を引っ張り出してきて詰め合わせたような感じで、新鮮味を感じない。
本当なら、この曲を聴きながら頭にオーロラが光り輝く夜空でも思い浮かべたいものなのだがどうも思い浮かべられません。
12.twinkle,twinkle ★★★☆
どこか懐かしいポップな曲で、ken作曲というのが意外な程のデキ。
ハッピーな曲調でアルバムを締めるというのも悪くない。むしろこっちの方が星空を思い浮かべながら浸れる。
総評.★★
自分は活動休止以前までラルヲタでしたがこのアルバムをきっかけにやめました。3回ぐらいしか聴かないまま半年足らずで売った。
突出した名曲は無く、所々に糞曲を挟んでくる。いいなと思う曲も速攻で飽きる。
ただ、聴きやすいといえば聴きやすいのでぬるいポップでいいやという人にはいいかも。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:14th. 553-557 名無しのエリー2007.05.06.
1.New World ★★★
ラルクのイメージからすると随分シンプルにまとまった曲。
イントロからギターのストロークが鈍めなのが気になるが。yukihiroがジャストだから余計気になる。
Aメロ、Bメロどちらも歌メロの終わりを伸ばして引っ張るが、折角ベースが色々オカズ入れてるので、
歌で埋めずに、長さを調節してベースとの掛け合いにした方が良かったかも。
いろいろやってるtetsuだがyukihiroは基本的にあんまり合わせに行かない印象。
間奏のベースソロは強弱のメリハリのある立体的な面白いプレイだがギターがバッキングにまわるのはなんか違うような。
2.LOST HEAVEN ★★
歌メロが若干弱い曲。kenのカッティングの歯切れが今一つのような。
ラルクは個々の奏者が別々に自分の持ち味を発揮する感じで、一点に集中してくるイメージは無いが、
yukihiroは歌メロの要所要所に合わせて音を当ててくる印象。
この曲でも、歌のリズムに合わせて基本のリズムパターンを変え、歌を支えにいっている。
そんなにhyde好きかyukihiro。
3.叙情詩 ★★
サビへの繋ぎがかなり強引な曲。
バスドラ、スネアの強弱を使い分けたメリハリのあるドラムと、音符の長さを丁寧にコントロールした歯切れの良いベースがAメロを支える。
サビの入りのアレンジはもう少し何とかなったような。
サビメロは出だしは良いが、結局まとめに苦しんだのか、付け足し気味のまとめメロが入る。
4.TRUST ★★
基本のリズムパターンのスネアの位置がジャストよりほんの若干遅らせてあるように感じるのは、重量感を出すための意図的なものだろう。
リズム体の2人が描いたリズム像が明らかに食い違っているさまがBメロで現れる。2人とも譲らず。逆にこれが持ち味かも。
最大音量が小さいというyukihiroの欠点が目立つ曲。
5.Killing Me ★★★
BAKUの「OK」のようなシンプルで疾走感のある曲。ラルクがやることの必然性は分からないが。
リズム体が面白いほど呼吸ピッタリな曲。
Aメロで4小節サイクルでtetsuが入れるアドリブに、徐々にyukihiroが反応して色々なパターンを合わせてくるのが楽しい。
tetsuは8ビートもいける、と確信させる曲。
キッパリ明るいのか憂いを出したいのか微妙なサビメロがモヤモヤするか。
6.AS ONE ★★
ハードコアな曲調から、ラルクにしてはシンプルなサビへ展開する曲。
フレーズ自体は良いが、今一つリズムがシャープでないkenのギターが気になる。そもそもyukihiroと相性悪いのでは。
彼にはパワフルドラマーのほうが合う。
7.My Dear ★★
パワーがない自覚があるのか、
中音量以下でのプレイでは強弱をかなり細かく使い分けて表現の幅を広げようとしているyukihiroの繊細なドラミングが印象的。
シンセの音に対抗して弾き込んだtetsuの悪ノリベースも痛快。どんなベーシストだよ…。
サビメロが無駄に長くてダレるか。
8.EXISTENCE ★
歌メロのまとまりが悪く、盛り上げ所も落し所も微妙な感のある曲。後半、バンドの合わせ方もどんどん苦し紛れに。
多分個々の作曲者が、1人であまり作り込まない段階でバンドに投げて、ジャムセッションで曲を仕上げているのだろう。
ソングライター系バンドのような支配的エゴがなく、バンドをアテにしている証といえるが、あまりアテにしすぎるのも…。
kenのギターソロは良くも悪くも自由。
9.自由への招待 ★★★
何だか各々が好き勝手やってゴミゴミした展開が続くが、
Bメロの途中から全体がまとまってきて、サビでストレートなビートロックに化ける爽快な曲。
敢えて伸びやかなファルセットを乗せる試みで単なるビートロックとの違いを見せる。
悲しいホモの歌かと思ってたら違ってた。伝統的なビートロックからの影響を感じさせる曲。
丁度「グロリア」がヒットしてた頃のZIGGYのような。
10.Ophelia ★★★
今作中、最もtetsuのフレージング、音作りにセンスを感じた曲。
普段スルー気味のyukihiroも合わせに寄って来てるのでこのベースには賛成なんだろう。
ピアノ主体の曲だが、ギターの音色自体はラルクに不可欠な音でもないのかも、と思わせる曲。
バンドのプレイは良いので、メロディがもっと良ければ…。
11.星空 ★★
オイシイはずのイントロのギターが何だかメリハリがなく、ノッペリしているのが…。
対照的に細かい強弱に気を配ったドラムの音量のグラデーションが鮮やか。
Bメロからサビ、ギターソロへの流れが実にスム-ズな曲。
12.twinkle,twinkle ★★★★★
イントロの伝統的な渋いギターリフから、民生みたいな泥臭い70’sロック路線を連想したが、
他の音が入ってみれば、yukihiroは特にミュートをルーズにするでもなく、いつものシャキシャキしたプレイ。
tetsuに至ってはシンセベース風にタイトに音を切ったスラップ。そうなるんだ!?
そしてサビはまさかのチェッカーズ路線のキラキラした80’sアイドルポップ。そうなるんだ!?
サビの導入の歌メロで、yukihiroがシンバルとか色々合わせてくるのがまたキュート。
元々スネアにハーフオープンのハイハットを合わせる彼のプレイにはタンバリンを叩くような愛嬌があるが、この曲はハマリ曲。
個人的にはツッコミ所満載で今作中最も面白かった曲。
世代を超える力を秘めた王道POPでみんなでペンライト振りながら大円団でお別れ、という予想を覆すオチを見せた快作。
古くからのファンからしたら俗っぽくなりすぎて孤高のカリスマの面目が立たないと感じるのかも。殻破りすぎ。
総評.★★★
どのロックバンドでもほぼ通用する力のあるyukihiro。
クセが多く、ルーツも限られている感がある(多分ブラックミュージック全般に興味なし)が、
自分の弾きたいフレーズはどんな難度でも確実に体現する実力のあるtetsu。
この2人に比べると、kenの実力がランクひとつ劣るように感じる。予備知識なしだと。
とにかく彼らは、誰かが作り込んだ曲をデモ通りに再現するバンドというよりは、
持ち寄った曲をまず演奏してバンドの化学反応にかけて変化を楽しむバンドのように思えるので、演奏技術は最低条件のような。
もしかしたらyukihiroが入る前は、作曲者のアイデア通り忠実に再現するバンドだったのかもしれないが。
個々がバラバラな動きをするため一聴ですべての音を把握しにくく、聴き込む楽しみの多いスルメ盤。
味がわかりにくいのですぐに放ったらかしにされやすい弱点もあるが。
またtetsuのプレイは一聴で好き嫌いが分かれるので注意。
演奏に聴き所が多い反面、セッションバンドの弱点として曲の初期段階の作り込みが甘く、安易なメロがそのまま使われやすく無駄を絞りきれない面も。
決まった結末をどこかに求めるよりは、流れが生む新しい音を求め続ける、そんなバンドなのかも。
無駄なくまとまった完成度の高いポップスが好きな人には不向き。
(★5個が満点。)
Reviewer:24th. 24-30 名無しのエリー2010.09.07.
1.New World
温かい上昇気流と冷たい下降気流により発達していく『積乱雲』。その雲は雨、突風、落雷、竜巻など、様々な影響を我々にもたらす存在である。
この曲はそんな気候現象のように、yukihiroによる冷気的なメロディにhydeによる熱風のようなサビが付け加えられ完成した楽曲…
そう、まさに空に一つの積乱雲が誕生するかのように作られた合作曲なのだ。
ラルクのファンクラブ名はLE-CIELといい『空』を意味する。
ファンという青空があってこそ成長し続けられる積乱雲のように、相対する上昇気流と下降気流により様々な気候現象を起こしてくれるこの曲は、
まさにラルクとファンの関係を象徴的する曲といえるのではないだろうか?
2.LOST HEAVEN
レッドリスト。それは絶滅のおそれがある生物、すなわち『絶滅危惧種』が記された警告のリスト。
その数は毎年増加を辿り、現在1万を優に超える生物がリストアップされている。
しかし、このリストに記載されてはいないが確実に破滅へ向かっている生物が一種いるのを皆さんはご存知だろうか?
そう、それはほかならぬレッドリストを作っている人間である。
種が絶滅する最たる理由を環境の変化と認識しながらも、人々は自らの手でその環境を破壊…つまり楽園を滅ぼそうとしているのだ。
一つになれない浮かんだ星屑達に遠くない将来訪れるであろう一つの終演、
その時に送られるのは赤いリストなどではなく、絶滅への餞(はなむけ)である「赤い花束」なのだろう。
3.叙情詩
付き合い始めた頃に植えた一本の樹。 その凛とした佇まいは前向きだった彼女そのものだった。
しかし、突然訪れた彼女の死とともに花は散り、葉は枯れ、返り咲くこともなく季節は巡っていった。
それでも私はその姿を見ながら、残された枝が空に伸るもう一つの「根」となり、
根という地中に伸びるもう一つの「枝」に花を咲かせているのではないかと想像してしまうのだ。
散ってしまった彼女もそんな樹のように生まれ変わり、また違う場所で花を咲かせているのではないか?と。
今年もまた一つ『年輪』を重ねる寂しげな一本の樹…私はその姿に『輪廻転生』を感じ、その存在をいつまでも信じている。
樹による輪廻転生、そう、あえて名付けるのなら『年輪廻転生』とでもいうべき転生を。
いつかまた、あの満開の花を見れることを願いながら、いつまでも…
4.TRUST
羊水という小さな海を静かに漂う胎児。 彼は今、いずれ過ごすべき胎外にどんな想いを抱いているのだろう。
その未来は、胎内とは比べ物にならないほど『深海』であることに気づいているのであろうか?
そう、その先に待ち受けるのは、己の意志さえ押し潰してしまう強い水圧、人としての温もりも奪われる低い水温、
そして希望の光りすら届かなくなる暗闇…そんな重圧に囲まれた暗黒の世界であることを。
劣悪な環境に適応する為に変わり果ててしまった奇形な『深海生物』。
その姿はまるで、無垢だった赤ん坊が世の中という重圧のかかる深海により、奇怪な異端児へと変貌してしまった人間のようではないだろうか?
そんな姿を目にするたびに、私は思う。
人が一番幸せな時間を過ごせるのは、母に見守られながら羊水を漂っている時なのではないかと。
5.Killing Me
曲とは音の集合体。その音達は各々、およそ秒速340メートルで聴く者に届き、一つの楽曲として体感させてくれる。
しかし音にはけして超えられない壁、音速の壁がある。
音速を超えようと飛行した物に訪れる、凄まじいまでの衝撃波と爆音。
それは機体の形で抗力を軽減した機内で感じているものであり、生身の人間がそのままを感じとれることはできない。
だがこの曲にはそんな理屈を吹き飛ばし、音速を超えた音を直に体感しているかのような…
ありえない事ではあるがそう錯覚されられる圧倒的なパワー、加速力が備わっているのだ。
音速の壁を超え、音圧の壁すらも超えた圧倒的なその存在感はまさに『超音速戦闘機』のようであり、ラルクいちのマッハナンバーといっても過言ではないだろう。
6.AS ONE
防弾チョッキを着用しているとはいえ、至近距離から己に向けて放たれた幾つもの銃弾。
冒頭より掻き鳴らされるインパクトは、まさにそんな銃声のようなイントロなのである。
無造作に放たれたその衝撃はサビに入ると、防弾チョッキに内蔵されている『緩衝材』の効力のように、その衝撃を緩やかにさせてから聴く者の胸に響かせる。
限りなく安全ではあるが、しかし完全ではない、そんな生死のスリルを味わえるのも緩衝材というべきこのサビがあってこそ。
そういう意味では間奏の悲鳴も含め、アメリカ銃社会の縮図のような曲といえるかもしれない。
7.My Dear
人が生死の境目に体験するという『走馬灯』。それは頭の中を己の一生が駆け巡る、記憶のリピート現象。
体験などしたことはないが、もし走馬灯を音で表現するならばこのような曲調、アレンジになるのではないだろうか?
そう、曲中で少しずつアレンジが変化していき、最終的には冒頭とは違うアレンジに生まれ変わるこの曲のように。
この世とあの世の境目である三途の河に立ち尽くすあの人々は、来世に生まれ変わるのであろうか?それとも現世に生き返るのであろうか?
いつの日か、あなたにもそんな決断を迫られる時がくることだろう。
8.EXISTENCE
インソムニア、私は彼女にそう名付けることにした。
人は誰しも『体内時計』という、いわゆるもう一人の分身と共に日々を過ごしており、その存在はとても大切で代わりのいない不可欠なパートナーである。
しかしそんな存在である彼女の声に耳を傾けず蔑ろな生活をし続けると、私たちは後に多くの代償を払うこととなる。
寝たい時に眠れず、寝たくない時に眠くなり昼夜が逆転してしまうすれ違いの日々…
そんな日常が、大切なパートナーだった彼女をいつの間にか憎き存在へと転換させてしまうのだ。
不眠で精神異常をおこした錯乱状態の時にだけ姿を現す、インソムニア(不眠症)という名の彼女。
その姿を見た者にだけ訪れる眠りはいつも、明日を迎えることのない眠りなのである。
9.自由への招待
『つむじ風』とは地面と大気の温度差、そして建物や地形の影響により起こる突風である。
この曲は前作SMILE作成時に作られているためか、このアルバムの「作風」が合わない温度差があり、
バラードが多く立ち並ぶ曲順からみてもアルバムにおける突風…つまり、つむじ風的な役割というか位置付けにあたる曲といえるだろう。
さらにいえば、離れ離れになってることからおきるお互いの温度差、障害の多さから巻き起こる恋愛のねじれ、
そう遠距離恋愛におけるつむじ風とでも比喩できる歌詞、曲調、リズムではないだろうか?
10.Ophelia
グラスに注がれる水のように募る、愛する人への想い。
その想いはいつ溢れてもおかしくない、脆くはかない状態である。
しかしその水は、けして溢れさせてはいけない哀しき運命(さだめ)。
そんな切ない叶わぬ恋とはまるで溢れそうで溢れない…しかし常に揺れ動いている『表面張力』のようではないだろうか?
揺らぐ危機感が二人をさらに惑わせ、そして燃え上がらせる。
しかし…
いつの日か、表面張力を破りグラスから一滴の水が溢れ落ちたなら、それは彼女から送られた別れの合図なのだろう。
何故なら、その滴は彼女が堪えきれず瞳から溢れさせてしまった涙を表しているのだから…
11.星空
言うまでもなく花火は火薬である。幾多の命を奪える、いや奪ってきた火薬なのである。
しかし、いつしかそんな当たり前のことでさえ、夜空に燦然と輝く花火に見とれていると、人は簡単に忘れてしまう。
我々には空に舞う花火が綺麗な流星群に見えたとしても、戦争の起きている国の者には、ただただミサイルが飛び交っているようにしか見えないであろうに…
そう、夜空にさえ希望を見いだせない国がこの世界にはたくさんある…それは紛れも無い現実なのだ。
そんなことを思いながら私はもう一つの『星空』を見上げ、戦死した先人達と花火を喜べない人々に向けて、平和への祈りとこの曲を捧げるのである。
12.twinkle,twinkle
長年連れ添った老夫婦。
二人は何十年もの間、同じものを食べ、同じ気候を感じ、同じことで笑い、同じことで驚き、同じことで哀しみ、同じことで怒り、同じことを楽しみ、
同じ時を過ごしてきたアンティークな老夫婦。
二人はやがて、同じシワをつくり、同じ体型になり、同じ仕草になり、同じ話し方になり、容姿が…いや、存在自体が類似していき、瓜二つな似た者夫婦となることだろう。
それは時の共有がもたらした素敵な魔法。
そんな老後の、腰の「曲がり」を「楽しむ」べき雰囲気を醸し出しており、まさにラルク流の『楽曲』といえるだろう。
そういう意味で、長年ファンをしている人は「30th L’Anniversary Live」でこそ、聴きたい1曲ではないだろうか?
総評.★★★
バラードが多く曲数も12曲とアルバムで一番多いので、今までのラルクアルバムに慣れた人には多少だるさが感じられるかも。
しかしそのバラードたちはライブでこそ映える曲であり、いずれはHEART以来のライブ定番曲が多々あるアルバムに化けるかもしれない。
(★5個が満点。楽曲は星評価なし。)
Reviewer:16th. 132-134 名無しのエリー2007.11.25.
1.SEVENTH HEAVEN ★★★☆
4つ打ちディスコ。
「ロックバンドがこんな曲やる必要あんのか?」という意見と、「生バンドでディスコが鳴らされる迫力がたまらん」という意見に分かれるのだろう。
自分は後者。リズム隊がしっかりしてるバンドなんだからこういう曲やらないと勿体無いのでは。
tetsuやkenほどメロディアスじゃないhydeの曲にディスコアレンジが結構ハマっている。
美しいメロディーではなく、単純な展開のループで聴き手を幻惑させる。
サビが何処だかイマイチよくわからないので「幻惑」ではなく「困惑」かもしれないが。
2.Pretty girl ★★★
ラルクらしからぬ軽薄な歌詞と、時にギターを食う勢いで鳴らされるホーンという、やりすぎ一歩手前の歌謡ロックアレンジが光る一曲。
隙間無く詰め込まれるドラムと極太なのにメロディックなベースのフレーズが耳に気持ち良い。
この二人が居なかったらオレンジレンジ風のチャラい曲に仕上がったかもしれない。
3.MY HEART DRAWS A DREAM ★★★★
軽薄ムードを断ち切るシリアスなU2風のギターリフが響くイントロから、とことん抑えたAメロへ。
以降、階段をスムーズに駆け上ったり転がり落ちたりする予測不可能のメロディーが紡がれる。それをきっちり歌いこなすhydeの歌が素晴らしい。
サビの地声からファルセットへ切り替わる部分はこの曲のハイライト。Aメロで鳴ってるアルペジオも鳥肌モノ。
案外あっさりと終わるラストを、スマートだと感じるか物足りないと感じるかは趣味の問題か。
4.砂時計 ★★★
夜空から何か降りてくるような(砂?)イントロからスムーズにAメロ→Bメロ→サビ…と連なる。
必殺技でも繰り出すが如く、狙い通りビシっと決まったサビ前のブレイクが秀逸。
作詞者・tetsuの溢れんばかりのメッセージがドサっと詰まっていそうな歌詞だが、
「誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてるよ」の一言で要約できる。
5.spiral ★★
単調ながらもインパクトのあるメロディーを叩きつけてくる曲。
ソロの時のhydeのワイルドな声でガンガン歌われてたら迫力満点だったかもしれない。
多分、生歌だと映えるであろう曲。
6.ALONE EN LA VIDA ★★☆
ふわふわと色気を振りまき、聴き手を幻惑しようとする、異国情緒溢れる曲。
聴き手に各々の「郷愁」を想起させるような雄大なアレンジ。
ひたすら涙を誘おうとしてくる綺麗なメロディー。ハマれば抜け出せなくなるだろうし、ハマらなければ右から左へスーっと流れていくだけで終わるだろう。
7.DAYBREAK'S BELL ★★★★☆
「OPには聴いてテンションが上がる曲を!」と熱望するガンヲタに総スカンをくらっていたシングル。
「こんな形の出会いしかなかったの?悲しいね」という歌詞が皮肉である。ガンヲタよ…。
流れるような美メロはラルクに魅了されたヲタにはたまらないが、アニソンとしてはインパクトに欠けているのだろう。
Aメロ・Bメロでほぼ逆方向に突き進んでいるようなベース・ドラムが、一気にシンクロするサビが聴き所。
2番Aメロの風のようなギターのフレーズも聞き逃せない。
8.海辺 ★☆
出だしの打ち込みがちょっとありきたり過ぎやしないだろうか。
ブリッジ部分「許されるなら~」あたりは、もうちょっとカオスな演奏が聴けるとラストの盛り上がりも映えたかもしれない。
9.THE BLACK ROSE ★★★★
「hydeのソロ曲をラルクでやってみてほしい」という些細な願いを叶えてくれる曲。
強力なリズム隊とスリリングなホーンが、hydeならではのサビで無理やり爆発するメロディーを、より一層盛り上げる。
ラスト1分は冷や汗モノの名演。空間をじわじわ埋めるギターも、血の滴りを思わせる歌詞を引き立てていて良い。
hydeのソロに似てる、という意見をよく見るが、こんな曲ソロじゃ絶対聴けないはず。
10.Link -KISS Mix- ★★★
ふわっと噴出するようなメロディーを引き立てる抑え目のBメロがこの曲のキモか。
それにしても、ラルクがこんな跳ねたリズムの曲を生み出すとは。もう何でもアリだな。
上でレビューされてるエグザイル、グレイじゃなくラルクとコラボした方がハマってたりして。
11.雪の足跡 ★★★★
手数の多さ、機械と完全にシンクロ出来る正確さが売りだったyukihiroだが、
この曲では彼らしいプレイがやや希薄。かなり素朴な演奏を披露している。
胸に手をあて懺悔したくなるパイプオルガンが冒頭で響くが、歌詞は日常風景を描いた異色の曲。
でも、思わぬ所まで上りつめる奇特な歌メロ聴いてると「やっぱラルクだなぁ…」と感じさせられる。
12.Hurry Xmas ★★★
ゴージャスなジャズアレンジが施されているが、メロディー自体はいつものhydeそのもの。
「HONEY」のような、勢いまかせの暴れ馬メロディーである。
そんな曲をジャジーなクリスマスソングにしよう、という試みを実行し、
「ディズニー映画みたい」と聴き手に思わせるほどの完成度まで持っていくラルクにとりあえず拍手を。
ランニングし続けるベース…お疲れっす。
総評.★★★★
「ディスコやりたい」「クリスマスソング作りたい」「美メロを極めたい」
といったアイディアを過剰なまでに突き詰めまくったような曲が殆どである。
その過剰さを「最高だ!」と思うか「やりすぎだろ…」と思うかで、どうしても賛否両論を生んでしまうのだろう。
個人的にはこの過剰さがとても楽しかったので満足。
「ラルクはこうでなくては」的な思い込みが無く、「何でもやる雑食バンド」という認識があれば、多分とことん楽しめる。
相変わらずリズム隊が大活躍してるアルバムなのでもっと聴き込むとさらに楽しめそうだ。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:16th. 135-137 名無しのエリー2007.11.25.
1.Seventh Heven ★★★☆
29thシングル。
80年代ディスコポップの回帰が世界的なムーブメントとなっている昨今、見事に時代の潮流をとらえ、
さらに日本人受けもするようにツボを押さえたダンスビートなアッパーチューン。
打ち込みを過多にすることなく、バンドとしてのスタイルを忘れないところは一種のプライドを感じる
2.Pretty girl ★★★★☆
あくまでバンドの力で押し切る、王道パワーポップ。ラルクにはあまり無いパーティチューン。
これだけ個々が自己主張しているのに上手くまとめきるのは、ラルクというバンドの凄さを感じさせる。
何も考えず盛り上がるには最適、かと言って日本的な機微を失うことなく、細かいとこに工夫を感じるのも凄味
3.MY HEART DRAWS A DREAM ★★★★☆
30thシングル。イントロの透きとおったギターからU2の影響を色濃く感じさせる、ラルク流ニューウェーブ。
壮大な広がりを見せるメロディ展開は、この曲だけで一つの雄大な完成された世界を見せつけてくる。
ドラムがラルクにしては手数が少なくルーズなのも、曲に含みを持たせ広がりを演出していてかなり良い。
最後の大サビを合唱形式にしたのはファンの間でも賛否分かれるところだろう
4.砂時計 ★★★☆
tetsuらしいメロディの美しさで引っ張った「聴かせる」ポップチューン。
抑えたメロディから大きく広がるサビという展開は、ラルク往年の名曲「いばらの涙」を彷彿とさせる。
全体的にエフェクターがかかったギターが浮遊感を与えていて、独特の世界を作り上げてる。
ただ、tetsuにしてはメロディが弱いのは否めない。歌詞もやはりhydeには劣るか
5.spiral ★★★
yukihiroというと「get out from the shell」のように、一癖も二癖もあるような曲を作るのが特徴だったが、
この曲は非常にストレートなロックチューンに仕上がっている。
しかし、インダストリアルの好きな彼らしさが鋭さに現れた曲でもある。
ただ、こう言う曲はyukihiroに求めていないと言うのが正直なところ
6.ALONE EN LA VIDA ★★★★
「叙情詩」に代表されるよなkenの叙情性、大陸性が顕著に発揮された美メロ歌謡。
イントロのギターから異国情緒を全体に漂わせていて、聴いてる側の期待感を際限なく煽る。
サビはどことなく80年代の日本歌謡のようなベタベタなメロディだが、それをアレンジで上手くカバーしている
7.DAYBREAK'S BELL ★★★★★
31stシングル。これぞラルクという悲哀感・疾走感に満ちた、王道ロックチューン。メロディ、サウンドともに非の打ちどころがない。
ドラムの手数の多さが独特で、これだけ主張しても浮かないのはラルクでなくしてあり得ない構成。
裏で抑え目に主張しているアコースティックなピアノも、様式美的な心地よさを加え良いアクセントになっている
8.海辺 ★★★☆
tetsuお得意のエモ風味なバラード。美メロの裏にヘヴィなギターの音が鳴り響いている音圧の高いバラード。
メロディ自体は可もなく不可もなくと言った感じで、これといった特筆すべき点は見つからない。
間奏に入る電子音は少し邪魔か
9.THE BLACK ROSE ★★★★
hydeのソロを彷彿とさせるUS風味なHR。トップセールスを維持しながらこれだけハードな曲をやるバンドは他にいないのではないだろうか?
間奏にホーンを過剰に取り込んでおり、これをダサいととるか良い演出ととるかで評価は二分されるところだろう。
後半のキングクリムゾンのように完成された楽器隊の織りなす展開は必聴もの。ラルクというバンドの一つの完成形を提示した曲
10.Link -KISS Mix- ★★★★★
28thシングル。tetsuの持つ、他者を寄せ付けない圧倒的なポップセンスが、いかんなく発揮されたアップテンポポップの名曲。
これがラルクなのだろうかという錯覚に陥るほど、飛び跳ねているリズム隊が心地よい。
シングルverと比べシンセが増え、ボーカルにコーラスが加わっているが、それもますます一層の爽快感を与えている
11.雪の足跡 ★★★★☆
「NEO UNIVERCE」やこのアルバムに収録されている「MY HEART DRAWS A DREAM」のように
hydeの繊細な高音とkenの作る叙情的な美メロの融合は、数多の奇跡的な整合性が発揮されているラルクでも最も素晴らしい化学反応の一つであるが、
この曲はまさにそういったkenとhydeのコンボが爆発したウィンターバラード。
サビの透き通るようなファルセットを聴けば言葉は不用であろう。
ボーカルにエコーを欠け過ぎて、少し機械的な声になってしまっているのが本当に悔やまれる
12.Hurry Xmas ★★★★
32ndシングル。ディズニーのようなストリングスとブラスの過剰なアレンジが施されたまさに「クリスマス」な曲。
メロディ自体はhydeらしく少々強引なところも見受けられるが、それをジャジーなリズム隊が違和感なくカバーしている。
終始動き回っているウォーキングベースはtetsuの新たな可能性を示唆しているとも言えるだろう。
しかしアルバムの最後に限定された季節の中でしか聞けない曲を置くのは、正直どうかとも思う
総評.★★★★☆
歌謡あり、ディスコあり、ディズニーあり、ポップあり、HRありと言ったなんでもありなこのアルバム。
ラルクというバンドがロックやポップと言った限定されたジャンルの中では収まりきらないバンドだということを、言葉よりも音で示したアルバムだと思う。
やはり作曲者が4人いると、それだけで強みなのだろう。
しかしkenという男は2のようなアッパーチューン、3、11のような美メロ、7のようなダークロックなど曲の幅が広く、
さらにすべてがツボをおさえた名曲と言った恐ろしい男だということを改めて認識させられた。
しかもどうやら音作りの主導権もkenが握ってるらしい・・・
ラルクらしさと、らしくなさが共存したアルバム。聴いてみて絶対損はありません
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)
Reviewer:16th. 247-250 名無しのエリー2007.12.25.
1.SEVENTH HEAVEN ★★★
ソフトバレエ+M-AGEな印象のオープニングナンバー。
ジキルのドラマーとしてプロのキャリアをスタートさせ、
邦ニューウェーブのムーブメントが広がるのを見てきたyukihiroが恐らくずっと拘ってきた、デジタルと融合したロック。
ジキルを去った理由をウィキで調べたら切なかったが、
今この曲が逆に「新しい」と評価されるなら、yukihiroの拘ってきたものは間違いではなかったのかも。
2.Pretty Girl ★★
サビ前からサビへのメロディの繋ぎに無理を感じる曲。
彼らの曲はサビ前で一度バッキングが止まってキメか個人技が入る事が多いが、
これを演奏技術の高さの証と取るか、作曲能力の低さと取るかがバンドの評価の分かれ道かも。B'zやすかんちが好きなら問題なし。
ホーンらしくないラインのホーンと派手なドラムの効果で、シューティングゲームのBGMのような印象に仕上がった曲。
3.MY HEART DRAW A DREAM ★★★★★
イントロの作り、Aメロのギターのアレンジ、サビのコードの流れ等、SUPER EGG MACHINEの「銀色」を思わせる曲。
バンド名の由来はサザエさんの卵割り機かと思っていたが、それがブレイクする前からやってるバンドらしい。
そもそもマスオが…もういいか。
「銀色」は凍てつく冬の夜を描いた曲だが、謀らずもこの曲はその後に訪れる夜明けを描いたような、不思議な繋がりを感じさせる出来。
メロの動きの激しいサビではベースは土台に徹する理性的なプレイ。
サビの入りで「この胸は」のフレーズと同じラインをなぞるギターは謎。
静かなDメロでは何故かyukihiroがガンガンな音量で叩いている。そういうドラマーだったっけ。
4.砂時計 ★★
ファンタジーなEXILEといった印象の詞が強烈だが、曲は割と普通。
そこそこ曲のリズムに乗せる気なのか、別モノとして上から乗せるつもりなのか微妙なkenのソロはどうも気持ち悪い。
サビ後にギターソロまで導く流れは良いと思うのだが。
Aメロの締めでのsus4の使い方がいかにもまとめに入ってる感アリアリでくどいか。と思ったらサビの締めもsus4がらみ。
5.spiral ★★★
まずイントロのカッティングが音もリズムも汚い。遅れ気味に入って、途中で帳尻を合わせて抜けている印象。
どこまでミュートでどこから実音なのかも曖昧。本人的にはバッチリなのだろうか。ミニマルなアルペジオが良いだけに惜しい。
今作はリズム体の息が合っている曲が前作より多い印象だが、
元々yukihiroが歌メロのリズムとドラムパターンを器用にリンクさせるドラマーなので、自然とken以外の3人の息は合っている。
サビでもボーカルが小節の頭の音を抜くタイミングでベースも一緒に音を抜いたりと、面白いプレイ。
6.ALONE EN LA VIDA ★★★
シャープなカッティングはアレだが撫でるような柔らかいストロークではkenが持ち味を発揮。
「この命はまだ旅の途中」というフレーズが意外な歌謡ロック。
美しい最期を耽美に描きたがるバンドかと思っていたが、三十代後半にして生への執着を見せつけてくれた曲。
禿げたり隈ができたら人生終わり、ではなく、その姿なりの未来が続く。その未来は今。
7.DAYBREAKER'S BELL ★★★
Aメロからドラムパターンが凝っているが、yukihiroのダイナミクスの付け方が前作とは随分変わった印象。
基本の音量が上がって聞こえ易くはなったが、強弱の幅が平坦になって退屈になったような。
tetsuもドラムパターンを尊重した王道なプレイが増え、前作のような互いに別のノリを出して隙間を埋め合うようなプレイはなりを潜めた印象。
メロディを詰め込んだわりにはアレンジの援護がないサビは、ボーカルだけが浮いて勝手に歌ってる感が。
8.海辺 ★★
意味不明な電子音の登場で、どういう方向性にしたいのか今一つつかめなくなる曲。ソロはいかにもken。
メロディは長い音符を締めに使いすぎてやや単調か。
hydeのボーカルは全般的にタメが効き過ぎていて、そもそもロックのボーカリストとして不向きな印象。
逆にコバタケがSalyuの為に書くような曲を歌いこなす適性はあるかもしれないという稀有な人。
9.THE BLACK ROSE ★★
基本無茶なメロディにバンドがとことん付き合ったような曲。ホーンの使い方はやはり違和感が。違う音色で良かったのでは。
派手なリズム体との対比で、サビのギターと虚ろなピアノが寂しい。演奏が悪いという気はしないのだが曲としては…。
やはりバンドに丸投げし過ぎなのでは。
10.Link ★★★★
PRINCESS PRINCESSばりにガールズロックな曲。Bメロのキュートなギターといい、kenが最も魅力を発揮した曲かも。
イヤな言い回しをすると身の丈に合っている。メロディはベタだが曲は隙なくまとまっており、ラルクらしからぬ良さを発揮した曲。
間奏のハンドクラップやストリングスの入れ方といい、ZARDの「負けないで」なアウトロといい(ダリル・ホールと言ったほうが正しいのかもしれないが)、
吹っ切れたポップな曲。
11.雪の足跡 ★★
途中から入るドラムが明らかに音量大きすぎな印象のバラード。シンバルもドジャーンと叩いている。音作りもやたら硬質。
ギターソロは普通。ベースは…気持ちは分かるがもう少しだけ音符長めのほうが個人的には良かった気が。
hydeの発声はクセがあり、全般に音がウ段に集まってくるような印象。
特にア段の発声がハッキリしないため、こもった感じの歌に聞こえてしまうような。
12.Hurry Xmas ★★★★
神や天使について頻繁に歌う彼らにとって、信仰心なき浮ついた日本のクリスマスなんて最悪の代物かと思っていたが、
「悪くはない」らしい。むしろウェルカム。ようこそ日本へ!とばかりに陽気な4ビートのクリスマスソング。
レガートのアクセントは変だが、yukihiroのダイナミクスが今作中最も豊かな曲。
やたら音を切るソロは妙だが、kenも全般的に大健闘。tetsuのランニングは拍の頭で丁寧にルートを入れた、コードの分かりやすいプレイ。
イントロのアレンジも含め本人達が作ったのなら結構凄いと思うが、すっかりEXILEな詞は面白いと取っていいか微妙。
総評.★★★
まずtetsuのプレイスタイルが変わった。
自身が切り込むスタイルから、周囲と連動する王道なスタイルとなり、以前の彼なら暴れていたであろうタイミング(spiralのイントロとか)でも裏方に徹している。
yukihiroも分かり易いプレイが増え、存在感自体は増したが、繊細さが薄れ無機質になった為、個人的には興味が薄れた。
一聴目ですんなり聴けたので、「俺にもラルクの良さが分かるようになったのかな」と一瞬思ったが、ラルクのほうが普通になってる感じ。
色々やってくれたお陰で今まで自分が聴いた作品の中では最も他バンドと比較しやすい為、
メンバーの技術について色々と思うところが出たりした面も
(我流を経て王道に回帰したtetsuのベースは、勿論最初からガチガチ王道のベーシストより上手いはず、と思ったらそうでもなかったり、等)。
曲への乗り方が重く歌詞も聞き取りにくいhydeは個人的には苦手なボーカルだが、個性的ではある。その個性でウケてるのかは定かでないが。
全員作曲というのは特に武器とは感じず、メンバー内で互いの制作傾向を真似しあってるような印象も受けた。
総じて聴き易い作品。
(★5個が満点。)
Reviewer:18th. 400-406 名無しのエリー2008.07.21.
1.SEVENTH HEAVEN
アルバムの一曲目。
一曲目のイントロ。アルバムに限らず第一印象は大事である。しかし心配無用。
イントロの音はまるで、時空に亀裂が入り、その狭間からラルクが現れてきたかのような衝撃を与えてくれる。
その音は有無を言わさず、聴くものをいきなりラルクの世界へと誘う。そして望まぬともその時空の向こう側へと深く引きずり込まれてしまう。
日本的なワビサビがあまりないダンスナンバーであり、サビが三つあるような不思議な構成である。
その分?3曲分のパワーというか威圧感を受けるパワーナンバーともいえる。
一本の矢なら折れるが三本の矢やら折れないといった作曲者の意志表示であろうか?
前作アルバムのAWAKEは、一曲目から高音のNew Worldだったのが違和感ありまくりだったが、
これはパワーがあるにもかかわらずライブでもスタートナンバーだった為かしっくりくる。
個人的に01と12は、アルバムにおけるシングル配置が素晴らしいと思う。
ラルクアルバムでスタートとラストがアップテンポというのは初めて?のせいか、この配置のお陰で何度もリピートしてしまう。
2.Pretty girl
一夜限りのアバンチュールと割り切ってるからこその展開の速さと潔さ。
わかりやすくいえばORANGE RANGEのロコモーションやサザンのマンピーに通じるバカらしい詞に、躍動感にあふれた曲。
アルバムにおけるポジション、役割的にはSMILEのLover Boyみたいなもんかな?
奇しくも作詞作曲がどちらもkenだが、もしかしてタイトル的に繋がりあるのかも。
しかしまさかラルクの曲でこんな雰囲気が感じられるとは余程バンド内の精神状態がいいのだろうと感じる。
AWAKEのtwinkle,twinkleは悪い意味でまさかラルクがこんな曲を…と衝撃を受けたものだったがこの曲は上手く消化されている。
3.MY HEART DRAWS A DREAM
シングルで聴いてた時は最後の「夢を描くよ~」コーラスの前にもう一回サビが欲しいくらい物足りなかったけど、
アルバムの一曲として流れも考えてみるとこのままのほうがあっさりしてていい。
メロディーの秀逸さは流石!
深遠なイントロはアルバムの一曲目にも合うだろうし、ラストのコーラスの壮大さはアルバムのフィナーレにも相応しい。
この曲を広げていけばもうひとつアルバムが作れるんではないかと考えさせられる程の珠玉ナンバー。
ただもう少し、爽やかな透き通る風のような感じに歌って欲しかったかな?
4.砂時計
一言でいうなら、復刻版DUNEのジャケットの世界観。
ラルクはインディーズ時代に1st ALBUM DUNE(砂丘)を発表してるが、その砂から始まったラルクが歩んできた歴史みたいなものを感じた。
ラルクとしては幾度となく砂時計は止まったことがあったけれど、
作詞したリーダーのtetsuはその度にこんなことを思っていたのだろうかと考えさせられる曲調。
現在のラルクに飽きたら、砂時計をひっくり返し、昔のラルクを聴けばいいだろう!と合図を送られてるかのようでもある。
最新作と最古作は、いつの時代も輪のようにつながっているのかもしれない。
5.spiral
走りだしはゆったり、しかし相手を抜く時は物凄い瞬発力、突進力をみせる一流ドリブラーのような曲である。
受ける感覚は早いが、実際に経過した時間はまだわずか。
まるで、周りが全てスローモーションに見えるゾーンに入ってしまった、スポーツの一流選手になったかのような錯覚に陥る。
いうなれば体内時計を狂わせる程の時間軸をもった曲であろうか。
前作AWAKEのAS ONEから、空を飛べる羽を切り取ってしまったような感覚も受けた。
6.ALONE EN LA VIDA
人間は大概、数十年で死んで命の灯を消してしまうが、DNAという観点からみればまさにこの歌詞にあるように「この命はまだ旅の途中」である。
半永久的に続くDNAという名の螺旋階段を登っている自分の姿を想像させられた曲。
人がDNAを未来に運んでいるのだろうか、それともDNAが人を未来へと運んでいるのであろうか…
人生とは、けして見つからない答えを探す旅なのかもしれないと考えさせられる。
7.DAYBREAK'S BELL
これも03と同じくシングルとして聴いたときは少し物足りなかったが、アルバムに入ると前後の曲のいい繋ぎになっていてしっくりくる。
アルバムにおける立ち位置は、派手な口紅ではなく控えめなアイシャドーといったところか。
まさにアルバムの曲順を見据えたシングルって感じ。
8.海辺
夜の海に一人で漂い、自分では決断できない自身の運命を、海の意思に委ねてるような心地良さ。
そして、意識は深海をさ迷って幽体離脱してるかのような浮遊感。Aメロのファルセットの使い方はは、まるで波が揺らめいているような絶妙な強弱である。
サビでは、全てを悟ったことによって見えてしまった自身の未来に悲観しているようでもある。
帰る場所はないのがわかっているのに、「帰ろう」とは、心ではなく魂が震える。
9.THE BLACK ROSE
喧嘩中のヒステリックな女性のようにメロディーや展開が読みづらい曲である。
急に泣き出したり、急に暴れ出したりして手がつけられない感じで、下手をすると殺人事件にまで発展しそうなピリピリムード。
犯人を追い詰めてたつもりが、実は自分が追い掛けられてたという、どんでん返し的なストーリー詞はGOOD!!
次回予告まで込みの、サスペンスドラマ構成といったところか。イメージ的にはHYDEソロツアー666のパンフレットも脳裏をよぎった。
イントロのピアノはどことなく2ndアルバムTierraのAll Deadを彷彿させられるのも、15周年ライブで久々に披露したことによる、作曲者の遊び心か?
10.Link -KISS MIX-
まるでホッピングで跳び回ってるような気分にさせてくれる程、アルバム中1番ポップで聴きやすい。
09の後だからか、単品できいたときより余計にポップに感じる! そう、ブラックコーヒーを飲んだ後に食べたパフェのよう。
ライブでは定番ナンバーなのにこのアルバムではあまり存在感がないのは何故?
11.雪の足跡
雨音と違い、深々と降る雪にメロディは無い。
もしあるとすれば、それはパウダースノーという楽譜の上を、二人で歩いた後に残された足跡、そう足跡という名の音符が奏でるメロディだけである。
幸せなメロディを奏でるか、不幸せなメロディを奏でるかは二人次第。そのメロディに言葉を乗せるのはもう少し先でいい。
今は二人だけの協奏曲を楽しめばいい、そんなことを思わさられた曲調。
そして、雪国に住んでなければわからないような冬の暖かさが上手く表現されてる。
聴いてるとき、ちょうど雪が降り始め寒くなったから余計に心に響く。死ぬまで、この曲の中にあるシチュエーションは忘れないであろう。
12.Hurry Xmas
まさにパーティー当日の楽しさに溢れた曲。
付き合いはじめのころ、彼女と一緒ならば世の中の全ての事が許せる!と思ってしまっているくらいのウキウキ感炸裂!!
人を楽しませる、脅かせることに生き甲斐を感じてる人には、物凄くこの高揚感は理解できるであろう。
プレゼントってあげる人はあげる人で中身をみた相手の反応にドキドキするし、貰う側は貰う側で中身が何なのかドキドキするでしょ?
そんな幸せな瞬間がぎゅっと詰まった曲。
(総評なし。楽曲は星評価なし。)
Reviewer:19th. 64-66, 151 名無しのエリー2008.08.12.
1.SEVENTH HEAVEN ★★★☆
打ち込み基調のピコピコダンスナンバー。これがなかなかどうして聞き込むと売れ線なメロに感じ方が変わってくるのかが不思議だ。
しかしシングルでこれ持って来ちゃうか?ちょっと違うだろうと。
2.Pretty girl ★★★
ken作詞作曲。歌詞がセックスと花札のダブルミーニングらしいが、花札は知らないのでよく分からん。
多分ラルクでも類を見ないほどいい意味でイッちゃってる。
3.MY HEART DRAWS A DREAM ★★
秀でるところのない普通の、ごく普通のポップス。正直この出来はどうなんだ?
手先で作ったあまり奥深さのない、「王道メロ」という一言で片付けられる簡単な曲だ。ヲタからことごとく高評価なのが同じヲタとしても理解できない。
あと、hydeの歌詞が青臭い。夢に向かう目標をいつもの語彙で書こうとするとただダサくなるだけ。
4.砂時計 ★★★★
tetsu作詞作曲のミディアムナンバー。まあなんというか、歌詞のテーマからメロから全部をひっくるめて「tetsuらしいな」と思わせる。
改めて他2人とは違う歌謡センスの持ち主なのだろうと実感。
5.spiral ★★★
yukihiro作詞作曲。お得意の内省的路線なトラックではあるが、今回は完全自作曲の割にとても売れ線なメロ。
メインパートを弾く裏で音を支えるアルペジオがとてもいい。
6.ALONE EN LA VIDA ★★★★☆
「ド」歌謡曲。kenはこの辺りもきっちり綺麗に押さえてくるから流石といわざるを得ない。
アコギ基調で一見落ち着いているがノリはラテン系で、ハンドクラップでも入れたらスパニッシュになりそう。
7.DAYBREAK'S BELL ★★★★
先行シングル。中期ラルクまでのような重々しい、且つ流麗なサウンドが特徴的な曲。
多分このアルバムの中でこの音を出しちゃったら逆に浮いちゃうんじゃないか?それまでの流れが流れだけに。
またガンダム00の主題歌だったが、タイアップはともかくオープニングにしては暗いし非難囂々であったことも有名か。
8.海辺 ★
・・・・まさかtetsuがこんな曲を書いてくるとは。もちろん悪い意味で。
まずサビとサビ以外の整合性がなさすぎ。ひどく違和感を覚える。メインのギターパートがなぜか歪みまくり。曲とテンションが不一致なんですが。
通して聴いても全体のチグハグ感からか、高評価を付けようと思えない。
9.THE BLACK ROSE ★★★
hyde作詞作曲の高速HR。アレンジを変えたらまんまhydeソロになってしまうのだろうが、そこは上手くやり過ごした感じ。
オマケ程度で入っているホーンがどことなく中途半端で気持ち悪い。
10.Link -KISS mix- ★★★★★
アルバムの2年以上前に出された、この流れじゃ明らかに浮きまくりなポップス。
ストリングスにはサザンでおなじみの金原千恵子ストリングスをフィーチャー。
サブタイの通りアルバムリアレンジ版ではあるが、若干中途半端な出来映えになった感が否めない。もう再録すれば良かったのに。
11.雪の足跡 ★☆
感動させようとして失敗した感じ。
12.Hurry Xmas ★★★
先行シングル。なんだか無駄にジャジーで、『Link』に続いてここでも金原ストリングスをフィーチャー。
みんなのうたで使ってもらったらもっと売れてたんじゃないかな、と感じるような幸せムードいっぱいの歌詞に思わず吹き出しそう。
hydeも変わったなあ。
総評.★★★
・hydeの歌い方変わりすぎ
以前までの声が出なくなったからか、口の奥で発音する感じに「戻った」。
猫みたいなニャーニャーした発音やそこそこストレートな発音を経て、今さら原点回帰かw
原点と言うよりかはインディーズ期とメジャーデビューの間ぐらいの位置な感じだが。
・tetsuのベースおとなしすぎ
これに関しては「つまらん」としか言いようがない。むしろ我流で良かったんじゃないかと。
せっかく5弦なんだから、増えた1弦分を低音じゃなくて高音に振るぐらいの意気込みを見せて欲しかった。
曲に関しては個人の善し悪しもあるので何とも言えない。
ただ、前作・前々作とほぼ同様に時代にピッタリと付いていこうとしている、そんな姿が前面に出た形になった。
良く言えば柔軟だが、悪く言えばすぐに陳腐化されそう。
個人的に他のヲタが「最高傑作」だと褒めているのがよく分からない。いいとこ良作程度かと。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)