Reviewer:15th. 362-367 名無しのエリー2007.08.03.
1.passage ★★★★
アルバム表題曲。
風の吹き貫けるようなSEから、広がりの有る音で段々と盛り上げてサビにまで持っていく。間違い無く今作一番の出来。
ストリングスと飯塚のギターのバランスも良く、特に飯塚のギターは曲が進むにつれて出番が増え、間奏ギターソロに上手い流れで入ってくる。
ただ、栗林の歌声が駄目な人は駄目。「もっと声腹から出せ!!」とか「媚びるな!!」とか突っ込みたくなるようなら諦めた方が良い。
「一応声は良いな」と思うのなら聞き続けることを勧める。慣れると気にならなくなるから。
風の吹き貫けるようなSEから、広がりの有る音で段々と盛り上げてサビにまで持っていく。間違い無く今作一番の出来。
ストリングスと飯塚のギターのバランスも良く、特に飯塚のギターは曲が進むにつれて出番が増え、間奏ギターソロに上手い流れで入ってくる。
ただ、栗林の歌声が駄目な人は駄目。「もっと声腹から出せ!!」とか「媚びるな!!」とか突っ込みたくなるようなら諦めた方が良い。
「一応声は良いな」と思うのなら聞き続けることを勧める。慣れると気にならなくなるから。
2.Shining☆Days ★★
アニソン業界、もといギャルゲ系では良くある打ち込み主体アイドルポップ。悪くは無いが、良い訳でもない。
間奏でうねる打ち込みベースと共に曲の雰囲気が一旦ぶった切られ、「何か有るのか?」と思いきや普通にギターソロでした。
しかも1曲目とギターソロの展開が似てるのは気のせいだ、きっと。
間奏でうねる打ち込みベースと共に曲の雰囲気が一旦ぶった切られ、「何か有るのか?」と思いきや普通にギターソロでした。
しかも1曲目とギターソロの展開が似てるのは気のせいだ、きっと。
3.小さな星が降りる時 ★★☆
歌メロは結構綺麗だし、アレンジも悪くない。ただ、サビで栗林の声量の無さが露呈してしまう。いや、其処が良いのか!?
M1と同じく、飯塚のギターは段々出番が増えていく。間奏でピアノソロとギターソロがかぶさって来る。
ところで、バトルモノのアニメの挿入歌なのに受胎の詩にしか聞こえないのは気のせいか。
M1と同じく、飯塚のギターは段々出番が増えていく。間奏でピアノソロとギターソロがかぶさって来る。
ところで、バトルモノのアニメの挿入歌なのに受胎の詩にしか聞こえないのは気のせいか。
4.真夏のBirthday ★★☆
意図的にはっぴばーすでーとぅーゆーのメロが入れてあるっぽい。ちなみにラジオの作曲コーナーで作ったらしい。
まるで子持ちの母が書いたような詩。だがそれが意外と良い。
ベースが終始良い動きをする。Aメロのスラップっぽいのも○。
まるで子持ちの母が書いたような詩。だがそれが意外と良い。
ベースが終始良い動きをする。Aメロのスラップっぽいのも○。
5.Blue treasure ★★★★
マイナーで沈んだAメロが印象的。個人的にはツボ突かれまくりの格好良いメロなのに、サビで少し歌唱力不足が・・・
ストリングスとギターの絡みのバランスがこれも良い。M1と被ってなくは無いが、良いものは良い。
この曲もベースが良い。
ストリングスとギターの絡みのバランスがこれも良い。M1と被ってなくは無いが、良いものは良い。
この曲もベースが良い。
6.あなたが・・・いない ★★★★
サビメロは暗いのに、AメロBメロは普通に卒業ソング臭いというアンバランスに最初違和感を感じる。
が、よく聴くと「あなたがいる」場面では明るくて、「あなたが・・・いない」時にサビが来るという面白い構成になっている。
詩もかなり良いのだが、生憎本人作詞では無い。
が、よく聴くと「あなたがいる」場面では明るくて、「あなたが・・・いない」時にサビが来るという面白い構成になっている。
詩もかなり良いのだが、生憎本人作詞では無い。
7.翼はPleasure Line ★★★★★
ごめん、M1を今作1番にしたけどこれが有った。
作詞:畑亜貴、作曲:上松康範。現在のアニソン業界ではすっかり時の人となっているお二方がこんな所で引っ付いてた。
最近の水樹奈々楽曲でも存分に発揮されている、美しい上松ストリングスが終始効いているが、周りを支える編曲も絶妙なバランス。
Aメロの空白を支えるアコギストローク(しかも1番と2番で味付けが変わるという美味しい構成)、謎の男性コーラス、節々に入るSE、
間奏で待ってましたと言わんばかりに入ってくる飯塚のギターソロ(珍しく何時ものワンパターンとは方向が違う)。
C→サビで雄叫びを上げる飯塚ギターもコレ位は許してやっても良いかという気になってくるから不思議。
歌詞、メロディも良作で、栗の子ヲタがカラオケで一般人に混ざって歌ってもウケるのがよく解る。
ただ、上松+栗林の組み合わせは以降ほぼ見られない。栗林の歌声にはストリングスが似合うだけにまた見たい組み合わせだが・・・
「光の季節」のSuara+大久保薫と同じか・・・(解る人にしか解らない)
作詞:畑亜貴、作曲:上松康範。現在のアニソン業界ではすっかり時の人となっているお二方がこんな所で引っ付いてた。
最近の水樹奈々楽曲でも存分に発揮されている、美しい上松ストリングスが終始効いているが、周りを支える編曲も絶妙なバランス。
Aメロの空白を支えるアコギストローク(しかも1番と2番で味付けが変わるという美味しい構成)、謎の男性コーラス、節々に入るSE、
間奏で待ってましたと言わんばかりに入ってくる飯塚のギターソロ(珍しく何時ものワンパターンとは方向が違う)。
C→サビで雄叫びを上げる飯塚ギターもコレ位は許してやっても良いかという気になってくるから不思議。
歌詞、メロディも良作で、栗の子ヲタがカラオケで一般人に混ざって歌ってもウケるのがよく解る。
ただ、上松+栗林の組み合わせは以降ほぼ見られない。栗林の歌声にはストリングスが似合うだけにまた見たい組み合わせだが・・・
「光の季節」のSuara+大久保薫と同じか・・・(解る人にしか解らない)
8.マブラヴ ★★
打ち込み主体で、音量の絞られた飯塚ギターが密かに鳴り響いてる割に結局は歌メロ中心という、なんか色々ズレた気もする曲。
良くも悪くも無い。・・・いや、歌中心なだけに栗林の声量不足がまた目立ってくるか。
間奏を除き、ずっと音量を絞られてるのに頑張る飯塚エレキが微笑ましい・・・のか!?
良くも悪くも無い。・・・いや、歌中心なだけに栗林の声量不足がまた目立ってくるか。
間奏を除き、ずっと音量を絞られてるのに頑張る飯塚エレキが微笑ましい・・・のか!?
9.beginning ★
何だこのイントロ!?と久々に聴いて思わず叫びたくなった。
言ってしまえばギャルゲ王道のSEというか、何処かの専門学校のCMで使いそうなSEというか・・・
あ、違う。思い出した、これ大手スーパーの店内で流れてたSEだ。
終始安っぽい、しかしながらギャルゲ時代の栗林を思い出して懐かしくなってくるという不思議な曲。そうでない人には音のチープさが耳について辛い。
終始飯塚のギターがなんとか食らいつく。昔の栗林の楽曲は大体こんなパワーバランスだった。
言ってしまえばギャルゲ王道のSEというか、何処かの専門学校のCMで使いそうなSEというか・・・
あ、違う。思い出した、これ大手スーパーの店内で流れてたSEだ。
終始安っぽい、しかしながらギャルゲ時代の栗林を思い出して懐かしくなってくるという不思議な曲。そうでない人には音のチープさが耳について辛い。
終始飯塚のギターがなんとか食らいつく。昔の栗林の楽曲は大体こんなパワーバランスだった。
10.桜の花が咲く前に ★☆
M9に引き続き、ギャルゲ的な雰囲気のするSEとメロディ。しかし前曲と違い、ストリングスも一緒に食らい付く。
その分普通に聴けるバラードになってはいるが、歌メロはイマイチ。
間奏のギターソロでは飯塚が珍しく何時もと違う雰囲気を出している。
その分普通に聴けるバラードになってはいるが、歌メロはイマイチ。
間奏のギターソロでは飯塚が珍しく何時もと違う雰囲気を出している。
11.Dream☆Wing ★★★
このサビ前のSEは・・・M5と全く同じじゃないか!という事に気付かなければ普通に良曲。
ストリングスと疾走感有るメロディが綺麗にかみ合っている。
間奏ギターソロ、Cメロは何時もの飯塚だが、「これが栗林らしい曲」の標準として仕上がってるし構わない。
アルバム題が「passage」である事を考えると、この曲が最後なのは流れ的に間違ってはいないのだろう。
ストリングスと疾走感有るメロディが綺麗にかみ合っている。
間奏ギターソロ、Cメロは何時もの飯塚だが、「これが栗林らしい曲」の標準として仕上がってるし構わない。
アルバム題が「passage」である事を考えると、この曲が最後なのは流れ的に間違ってはいないのだろう。
総評.★★★
別名「奇跡の歌姫」、栗林みな実の2nd。一応ベスト扱いになっており、1、4、10以外は全てシングル曲かタイアップ曲。
その為若干とっ散らかってる感は有るが、栗林のアルバムの中では個人的に一番好き。
1stでは音のチープさが目立っていたが、それもある程度改善され、
また編曲に関しても飯塚以外が結構関わってるせいか、「栗林だけどそれなりに編曲の幅は広い」アルバムになっている。
とはいえ基本はアニソン的なツボを押さえた歌モノ。歌謡派生アニソンノリが嫌いなら駄目。しかし好きなら編曲が良い分かなり聴ける。
あと、栗林の歌声ははっきり好みが分かれる。
各曲のレビュー全部で言及するのも面倒なので省いたが、
この「ナチュラルに媚びているような雰囲気が感じられる如何にもアイドルっぽい歌い方だけど声は綺麗、でも声量が無い」、
もっと簡単に言うとアイドルっぽい倉木麻衣のような歌声ははっきり言って一般人拒否。
ただ、慣れると不思議な事に気にならなくなる、ある意味盲目を招き寄せる魔性の声なのかも、しんない。
声量の無さが逆に表現性有るボーカルに聞こえてきたりする。本当に。レビュアーである私も洗脳されている感が有る。
栗林もまたチャートを賑わす事の有るアニソン歌手の一人だが、このアルバムを聴く限りその理由は
「一定のクオリティの曲をコンスタントに生み出せる上で、タイアップ元に合わせられる技術+アイドル歌手としての本人の人気」で有るようにも思える。
ただアレンジは、ストリングスと飯塚のギターを据えたバンドサウンドの中で折衷点を見出そうと模索している姿勢も感じられ、
表現者としての姿は感じられなくも無い。一般人がチャートに名前が出てたから聴いてみる、という聞き方はお勧めできないかも。
アレンジの聴き所が無い訳では無いが、多分歌が辛い。
本人作詞作曲も有るが、あくまで「良質なアニソン」を作るアーティストなのだと思う。
(後述レス)
ちなみにレビューで度々触れている「飯塚」もとい飯塚昌明は、
彼女のデビュー時から作編曲を担当している(作曲は栗林も数曲参加している)ギタリストの事で、
彼もまた多くのアニメソング関係のギタリストと同様、メタル畑の住人である節が有る。
作曲者がギタリストという事で、例によって間奏のギターソロは本人丸出しだったりすることも有るが、
基本的には栗林を立てる傾向が有り、事実次のアルバムでは徹底的にバッキングに徹したりもする。
しかしその分は谷山紀章と組むGRANRODEOというロックデュオで吐き出してたりもするので、ギタリストとしての彼を知りたい方はそちらをどうぞ。
吐き出しまくってるけど。
その為若干とっ散らかってる感は有るが、栗林のアルバムの中では個人的に一番好き。
1stでは音のチープさが目立っていたが、それもある程度改善され、
また編曲に関しても飯塚以外が結構関わってるせいか、「栗林だけどそれなりに編曲の幅は広い」アルバムになっている。
とはいえ基本はアニソン的なツボを押さえた歌モノ。歌謡派生アニソンノリが嫌いなら駄目。しかし好きなら編曲が良い分かなり聴ける。
あと、栗林の歌声ははっきり好みが分かれる。
各曲のレビュー全部で言及するのも面倒なので省いたが、
この「ナチュラルに媚びているような雰囲気が感じられる如何にもアイドルっぽい歌い方だけど声は綺麗、でも声量が無い」、
もっと簡単に言うとアイドルっぽい倉木麻衣のような歌声ははっきり言って一般人拒否。
ただ、慣れると不思議な事に気にならなくなる、ある意味盲目を招き寄せる魔性の声なのかも、しんない。
声量の無さが逆に表現性有るボーカルに聞こえてきたりする。本当に。レビュアーである私も洗脳されている感が有る。
栗林もまたチャートを賑わす事の有るアニソン歌手の一人だが、このアルバムを聴く限りその理由は
「一定のクオリティの曲をコンスタントに生み出せる上で、タイアップ元に合わせられる技術+アイドル歌手としての本人の人気」で有るようにも思える。
ただアレンジは、ストリングスと飯塚のギターを据えたバンドサウンドの中で折衷点を見出そうと模索している姿勢も感じられ、
表現者としての姿は感じられなくも無い。一般人がチャートに名前が出てたから聴いてみる、という聞き方はお勧めできないかも。
アレンジの聴き所が無い訳では無いが、多分歌が辛い。
本人作詞作曲も有るが、あくまで「良質なアニソン」を作るアーティストなのだと思う。
(後述レス)
ちなみにレビューで度々触れている「飯塚」もとい飯塚昌明は、
彼女のデビュー時から作編曲を担当している(作曲は栗林も数曲参加している)ギタリストの事で、
彼もまた多くのアニメソング関係のギタリストと同様、メタル畑の住人である節が有る。
作曲者がギタリストという事で、例によって間奏のギターソロは本人丸出しだったりすることも有るが、
基本的には栗林を立てる傾向が有り、事実次のアルバムでは徹底的にバッキングに徹したりもする。
しかしその分は谷山紀章と組むGRANRODEOというロックデュオで吐き出してたりもするので、ギタリストとしての彼を知りたい方はそちらをどうぞ。
吐き出しまくってるけど。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)