アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : なかじまみゆき。

Reviewer:3rd. 730 名無しのエリー2002.11.26.

1.うらみ・ます ★★★ あちこちでネタとして使われる曲。 これ聴こうと思って借りたけど、怖くはなかった。乱心ボーカル冴える。
2.泣きたい夜に ★★★★★ びっくり。いい声してる。テーマも暖かい。 中島みゆきの魅力のひとつに母性があると思った。イチ押し。
3.キツネ狩りの歌 ★★★ 爽やかなメロディー。さだまさしみたい。 詞に一物含ませて、イソップ童話のような仕上がり。聴き心地はいいが02の後じゃ霞む。
4.蕎麦屋 ★★ 純フォークソング。つぶやくような歌い方。歌詞に重みはあるが 果たして歌の世界でわざわざこういうパフォーマンスは必要なのか。
5.船を出すのなら九月 ★★★★ 折れそうなか細い声でシャウトする。 歌声が七色だな。詞のテーマが怖い。「孤独」をここまで追求されると退く。
6.Interlude「 」 ☆ 次曲のイントロのような役割。評価に値せず。
7.エレーン ★★★★★ 淡々と「物語」にメロディーを付けて歌った感じの曲。 死んだ売春婦の歌と思われる。言葉とメロディーの一致が見事。
8.異国 ★★★ 重さ一番。10分かけて「孤独」を絶叫される。腹いっぱい。
総評.
全体的にオケもボーカルも含めて一発録りしたような音。スタジオライブみたい。
とにかく「孤独」が怖くなるアルバムですた。こんな風にメンタルな部分に直接訴えかけて来るアルバムってないと思う。
彼女が長年売れてる理由が少し分かった気がした。
好みではないけど、あと2,3枚は付き合いたいと思った。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。総評は星評価なし。)

Reviewer:16th. 197-198 名無しのエリー2007.12.10.

1.うらみ・ます ★★★☆
闇から聴こえてくる、泣くように震えた声にトリハダ。
メロディ進行はとても綺麗。でもこの声の前じゃそんなの関係ねぇw
他にここまで女の情念を表現できる人はちあきなおみ位だと思う。
2.泣きたい夜に ★★★★★
ほっこり。あったか。痛みを知ってる人の言葉だからこそ、沁みるんだよなぁ。
3.キツネ狩りの歌 ★★★
谷山浩子の世界。晴れた冬の日、キツネ狩りは楽しいよ。生きて戻れたらね。
こんなシュールな歌詞をさわやかに歌い上げられても。いや、他曲が重いだけにいい箸休めだとは思うけど。
4.蕎麦屋 ★★★☆
前曲と対照的な、静かなアコギの音が落ち着く。詩が深い。
ぽつぽつと呟く声が沁みる。
5.船を出すのなら九月 ★★★
厭世的な詞が秀逸。彼女の三拍子曲は名曲が多いと思う。
が、前後のインパクトがありすぎるだけに、存在が霞む。
6.インスト ☆
7.エレーン ★★★★★
フォーク。娼婦の哀しい物語。叫ぶようなリフレインが耳にこびり付いて剥がせない。
8.異国 ★★★★☆
故郷という言葉の重みと寂しさをこれでもかと見せ付けられる一曲。灰になっても辿り着けないという、喪失感。
シンプルなアレンジのせいで、声が余計に突き刺さる。
総評.★★★★☆
1980年の作品。 本人曰く「真っ黒けの極み」
冒頭、タイトルそのままの「うらみ・ます」から始まり、「エレーン」「異国」の淋しさに終わる、下手すると(しなくても)キワモノ扱いされそうな一枚。
みゆき=暗い、という印象が90年代まで根強く残っていたのはこの一枚の影響が大きいのでは。(これがオリコン一位ってのが逆にびっくりだけど)
とは言いつつも「泣きたい夜に」「蕎麦屋」の暖かさは痛いほど胸に染みてくるし、そういう意味では人の感情をダイレクトに感じられる一枚と言えるのかも。
暗いというよりも深い一枚なんだと思う。
敢えて言えば難点は聞くシーンを選びまくるということか。特に朝聞くのはテンションが激しく下がるのでオススメできない(体験談)
とにかく超名盤。部屋の灯りをちょっと落としてヘッドフォンで聴いてもらえれば。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.6はコメントなし。)

Reviewer:23rd. 232 名無しのエリー2010.03.19.

1.C.Q. ★★★ メロディはやや退屈だけど、孤独を持て余している雰囲気がよく表現されている曲。
2.おだやかな時代 ★★ サビの後半の「毎日Broken Heart~」の部分がちょっと耳障り。
3.トーキョー迷子 ★★★★★ シングルらしくキャッチーでノリの良い曲。
4.Maybe ★★ 複数の曲を混ぜたような忙しい曲。もっと簡素な作りにした方が良かったのでは。
5.渚へ ★★★ 普通。アルバムの中休み的な印象。
6.永久欠番 ★★★★★ これは曲も歌詞もかなりいい。
7.笑ってよエンジェル ★★★★ やわらかい感じのいい曲。
8.た・わ・わ ★★★★ 歌詞が衝撃的。
9.サッポロSNOWY ★★★★★ 歌詞の世界と曲がすごくマッチしていていい曲。
10.南三条 ★★★★★ これも歌詞&曲がドラマチックで素敵。
11.炎と水 ★★★★★
これは衝撃的に素晴らしい曲。この一曲を聴いただけで中島みゆきが天才である事を確信できる。「地上の星」よりこっちを教科書に載せるべき。
総評.★★★★★
曲も歌詞もなみなみと溢れるような才能を感じさせる名作。
(★5個が満点。)

Reviewer:7th. 227-228 素人 ◆FvXh9qrGrc2004.01.24.

1.囁く雨 ★★★★ 雨の情景が浮かぶ。曲は良いが、曲前の雨のエフェクトが長すぎると思う。
2.相席 ★★★★★ 暖かい雰囲気で、ストーリー性がある。中島みゆきにはこういう曲が一番似合うと思う。
3.樹高千丈 落葉帰根 ★★★★★ しみじみとする。夜の電車で聴きたい曲。
4.あのバスに ★★★ 緊迫感があってサスペンスみたい。サビで重ねられた声が好き。
5.心守歌 ★★★★★ タイトル曲にしてアルバム中最高傑作だと思う。一日の終わりに聴くとほっとする。母性愛のようなものが感じられる。
6.六花 ★★★ 静かな曲。冬の夜に外に出た感じがする。
7.カーニヴァルだったね ★★★★ 哲学的な詞、暖かみがある。体育祭の打ち上げや祭りが終わった後の気分になる。
8.ツンドラ・バード ★★★ 細い声というか、かすれ声というか・・この歌い方は曲に合っているが最初に聴く人はちょっと苦手に感じるかも。
9.夜行 ★★★ シングルで言うと、「旅人のうた」を思い出す。真夜中に孤独な人々が行進しているイメージがある。
10.月迎え ★★★★ 静かな曲。感傷的なイメージがある。メロディ、特にサビが美しいと思う。
11.LOVERS ONLY ★★★★★ 異色のクリスマス・ソング。やや浮いてる感があり、ボーナストラック的だが意外とハマっているのでは。
総評.★★★★★
シングル曲や有名な曲は全くないが、出来の良い曲が多くバラエティに富んでいるので
友達に紹介するなら絶対に「大吟醸」(ベスト盤)かこれだと思う。
(★5個が満点。)

Reviewer:5th. 143 (名無しのエリー)2003.06.22.

1.地上の星 ★★ 買った時に既に飽きてました。声に艶がない、歌詞も陳腐
2.ヘッドライト・テールライト ★★★★☆ この曲目当てで購入しました。
3.瞬きもせず ★★★★ カコイイです。歌い方といい、歌詞といい。
4.私たちは春の中で ★★☆ あまりにもガナリ声。ファンなのに笑ってしまう
5.命の別名 ★★★★☆ 当アルバム中最暗、でも我慢して聴くと名曲
6.糸 ★★★★★ 名曲。心癒される
7.愛情物語 ★★★ ロックです。不思議な声で異彩を放ってます
8.幸せ ★★★★ 演歌です。しっとりした感じ
9.たかが愛 ★★★★★ 傑作。
10.目を開けて最初に君を見たい ★★ いかにもB面
11.旅人のうた ★★★ 威勢がよすぎてやや引きます。
12.SE・TSU・NA・KU・TE ★★★ 歌詞がせつない ってそのままかw
13.空と君のあいだに ★☆ 安達裕実の顔が浮かんできて鬱です。
14.ファイト! ★★★★★ ラストらしいラスト。明日も頑張りましょう。
総評.★★★★
シングル集らしく統一感がないですが、個々の曲は聴かせます。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:4th. 182-183 受験中2003.01.13.

1.陽紡ぎ唄 ★★★
2.シャングリラ ★★★
2曲とも夜会使用曲って事でかなりベタな方な童話世界。
確かにセルフカバーと銘打ったアルバムじゃなかったらちょっと収録するには辛かったかも。なんか色が薄い印象。
3.おとぎばなし ★★
かなり無理してリリースした感のある最近の薬師丸ひろ子への提供曲。
これもちょっと薄い。あまりにコンセプトに反さないのが原因かもしれない。もう少しアレンジ面でのインパクトがないと・・・
4.雪・月・花 ★★★★
ここでは完全に原曲壊して作ってるのになあ。ボーカル割りも細かい所でかなり変更されてる。
荒削りなエレキで休む間もなく曲が終わる。。ただこのアルバムだと埋もれてる印象が・・・
5.匂いガラス~安寿子の靴 ★★
6.あの人に似ている ★★☆
さだとデュエット。もうちょっと歌謡曲的なラインを排除した曲に仕上げてほしかった気も。。さだには厳しいか。。
雰囲気も今ひとつ。もっと心霊現象みたいに歌い上げた方が強い曲になったと思う。
7.みにくいあひるの子 ★★★★
原曲は知らん。生まれてないし(w
いつも以上の巻き舌とドロドロしたコーラスラインで唄は綺麗。古さも感じない。
ある意味直球な歌詞も時代に流れないいい仕上がりだと思う。
8.愛される花 愛されぬ花 ★★★★
地味~な良曲。感傷的な雰囲気での補完はやっぱウマい。今回完成してる曲って7,8の2曲くらいかなあ・・・
9.裸爪のライオン ★★★
後藤作曲の静香曲。ちょっとアレンジ古いなあ・・・カコイイとは思えないタイプの古さ。
力押しって程の強さも無い。間奏のトランペットが古臭さをより強くしてる。もうちょっとシャープに出来なかったんだろうか。
それか一歩進んで時代に近づくか。危険もあるけど。
10.紫の桜 ★★★
これも夜会使用曲。どうも3曲とも似通ってるような気が。
11.海よ ★★★
新録?よくわからない。コメント控える。
総評.★★☆
なんか出したくて出したアルバムに聴こえないのが残念。
未収録曲とかも結構多い人だろうしコンセプトを固めたカバーアルバムでも一枚出来上がっちゃうのかな~って印象。
一曲一曲はいいのもあるけどなんか弱い。何か前作で見れた力押しのアレンジもこれは無いし・・・好きな人が聴くアルバムかなあ・・・
それとも聴いてハッキリと中島みゆきってわかる声と曲があれば完成してると言っていいのかな。その辺はわかんない。
地上の星の印象で聞きたい人はオリジナルアルバム聴いた方がいいかも。
(★5個が満点。tr.1,5はコメントなし。)

Reviewer:16th. 61-63 名無しのエリー2007.11.09.

1.桜らららら ★★
デビュー当時に作って忘れていた1コーラスに、新たにメロを加えてできた一曲。
ギターがさわやか。で、さらっと次に。
2.ただ・愛のためにだけ ★☆
前曲から流れるように繋がる一曲。セルフカバー。
正直この辺りはインパクトが薄い。
3.宙船(そらふね) ★★★★☆
TOKIOへの提供曲。泣く子も黙らせる名曲。
アタイが消えて喜ぶ者はアタイのオールでぶちのめす勢いの男気溢れる歌いっぷりはニコ動などでご存知の通り。
ただし多少乱暴にガナリ過ぎなのが気にかかるので-1。この辺りは好みですが。
…余談だけど、アレンジャー瀬尾氏お約束のサビコーラスアー♪&間奏アウトロサックスソロはどうにかならないのかね?
4.あのさよならにさよならを ★☆
華原朋美への提供曲。相変わらず難解なメロ進行。これを華原に歌わせるのは酷だろう。
そんな難曲をさらっとキレイに歌い上げ。それ以上でもそれ以下でもなく。
5.Clavis -鍵- ★★★☆
工藤静香への提供曲。Bメロからサビにかけての展開は流石。
こちらも物凄いコード進行だが、ラテンアレンジが上手くメロを導いている。
6.水 ★★★
ウィスパリングみゆき。他アルバムでも大量に聴いたことあるような曲。
アレンジャーがずっと同じだから仕方ないんだろうけど、流石に若干飽きるよね。
7.あなたでなければ ★★☆
女拓郎みゆき。フォーク。ストレートにあなたにいてほしいと歌い上げる。そのまんま。
サビコーラスのアー♪&アウトロサックスはいい加減飽きてk(ry
8.五月の日差し ★★
クラシカルな歌姫みゆき。この人は声が幾つもあるから凄い。
9.とろ ★★★☆
アニメみゆき。毎回盛り込まれるアニメ声曲は大抵ファンには不評なのだが、この曲は例外。
曲・アレンジまで徹底的にコミカル。巻き舌でちょっとアクセントを付けてみたりとかして。
10.お月さまほしい ★★★★☆
まずこの曲名にびっくり。詞は谷山浩子の世界。
アニメ声から徐々に深みを増していく声の変化が巧みで、気が付くと一気に引き込まれる。
短いけども見事なスルメ曲。
11.重き荷を負いて ★★★★
戦う者への応援歌。
がんばってから死にたいな、とはみゆきらしからぬ表現だが、それが意外とハマるのが不思議。
ただしアウトロ長い。つーかこの曲もサビコーラスアー+サックス(ry
12.ララバイSINGER ★★★★★
聖母みゆき。癒えない傷を負った者達への子守唄。
「思い出がなければ笑えるだろうか 怖れや憂いを笑えるだろうか」
どっからこんな歌詞が出てくるんだ、と彼女の凄さを再確認。
アレンジの上でも、デビュー曲「アザミ嬢のララバイ」と繋がる一曲。
総評.★★★★
個人的に2000年代みゆき作品の中でも三本の指に入る作品(他2作は心守歌と転生)。
前半に塊で詰め込まれた提供曲カバー4曲にどうなるかと思いきや、意外と違和感なく聴けるからびっくり。
誰の子供にやってもみゆきはみゆき、か。
個人的には6.7.8.辺りの中だるみが残念。その分ラスト4曲のカタルシスは凄いものがあるんだけど。
9からラストまでの流れはマジ必聴。ただ吼えるではない、ただ暗いだけではないみゆきを知って頂ければ。
なお、発売されたばかりの「I Love You 答えてくれ」のラストでは闘神みゆきがガナリ倒しますので、こちらも興味がありましたら是非どうぞ。
でもやっぱりサビコーラスアー(ry …アレンジャー、たまには交代しません?
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)