Reviewer:13th. 304-306 名無しのエリー2006.10.09.
1.元気でいますか ★★☆
暗いバラード。
一人きりのピアノ演奏会のような静けさを皮切りに美しいストリングスが伴奏、恨めしそうに囁くボーカルが対比を成している。
未練の結晶がヒラヒラと雲間から降り積もってきそうなくらいに、暗澹とした曲。
一人きりのピアノ演奏会のような静けさを皮切りに美しいストリングスが伴奏、恨めしそうに囁くボーカルが対比を成している。
未練の結晶がヒラヒラと雲間から降り積もってきそうなくらいに、暗澹とした曲。
2.FOREVER ★★★★
シングル曲。大衆性のあるメロディラインを紡いだ万人向けしそうなポップス。
ひたすらに勇気付けていたTOMORROWに対して、こちらは受け手の視点から「勇気付けて」と綴られている。
押し付けがましさが無いので、個人的には気負い無くすっきりと聴ける良曲。
ひたすらに勇気付けていたTOMORROWに対して、こちらは受け手の視点から「勇気付けて」と綴られている。
押し付けがましさが無いので、個人的には気負い無くすっきりと聴ける良曲。
3.SECRET LOVE ★
ドロドロの恋愛ソング。二股に自ら身を投じていく葛藤をダークな曲調で描き出している。
4.星の夜 ★★★
可愛らしい絵本みたいなポップス。
明るいシンセの音色が星くずのように散りばめられており、次いで童心に戻っているような無邪気さが否応が無く不思議系女の子とオーバーラップ。
このアルバムでもっとも「ピュア」な一曲。
明るいシンセの音色が星くずのように散りばめられており、次いで童心に戻っているような無邪気さが否応が無く不思議系女の子とオーバーラップ。
このアルバムでもっとも「ピュア」な一曲。
5.DREAM ★★★☆
明るいキャッチーな曲。
間奏でのドラムパターンが特徴的で、スネアの連打が高揚感を象りポップなメロディと併せて前向きな空気を感じさせる。
ポケベルが時代を想わせるのだが、流行歌を意識したシングル曲と相通じるポケットミュージックを地で行っている。
間奏でのドラムパターンが特徴的で、スネアの連打が高揚感を象りポップなメロディと併せて前向きな空気を感じさせる。
ポケベルが時代を想わせるのだが、流行歌を意識したシングル曲と相通じるポケットミュージックを地で行っている。
6.花瓶 ★☆
別れのバラード。西日が照らし出す人影のように色濃く光の沈んだ曲。
淡々と響く木琴系の打音と低調なシンセが辛気臭さに拍車を掛けている。
淡々と響く木琴系の打音と低調なシンセが辛気臭さに拍車を掛けている。
7.世界で一つしかない手袋 ★★☆
お子様調子の軽いポップス。
遊園地のアトラクションを彷彿させるアコーディオンの旋律が「ピュア」を全面に送り出している感じ。
今時の中学生でもこれは無いだろうという青春模様。
メロディはそれほどピンと来ないものの、雰囲気勝ちです。
遊園地のアトラクションを彷彿させるアコーディオンの旋律が「ピュア」を全面に送り出している感じ。
今時の中学生でもこれは無いだろうという青春模様。
メロディはそれほどピンと来ないものの、雰囲気勝ちです。
8.TWILIGHT ★★☆
真冬のスローバラード。
シンセの音色がSFC版マリオカートのエンディングに段々聞こえてしまいムーディにしようと言う雰囲気だけは感じるが、
肩透かしを食らったのは自分だけだろう。
ただ、冬の空が時系列に黄昏から夜空へと移り行く空気感は絶妙である。メロディも綺麗。
シンセの音色がSFC版マリオカートのエンディングに段々聞こえてしまいムーディにしようと言う雰囲気だけは感じるが、
肩透かしを食らったのは自分だけだろう。
ただ、冬の空が時系列に黄昏から夜空へと移り行く空気感は絶妙である。メロディも綺麗。
9.サヨナラなんて言えないから ★★
シリアスな空気の張り詰めた曲。
メロディはキャッチーだけど内容は不倫現場に出くわすというM.3に通じるドロドロの様相。
というよりも、M.3と立場が違うだけでシーンは案外一緒なのかもしれない。
メロディはキャッチーだけど内容は不倫現場に出くわすというM.3に通じるドロドロの様相。
というよりも、M.3と立場が違うだけでシーンは案外一緒なのかもしれない。
10.銀色の週末 ★★★☆
真冬のミディアムバラード。
積雪の照り返しがキラキラと光を返すような、冷たさの中にある温もりをコーラスワークからも確かに感じられる。
「愛しさ」が振り切れそうなくらいに詰まった何処か忙しないサビのメロディも、アルバムの幕切れに相応しい美メロで飾られている。
積雪の照り返しがキラキラと光を返すような、冷たさの中にある温もりをコーラスワークからも確かに感じられる。
「愛しさ」が振り切れそうなくらいに詰まった何処か忙しないサビのメロディも、アルバムの幕切れに相応しい美メロで飾られている。
総評.★★☆
TOMORROWでいきなり大ブレイクしたシンガーソングライターの2ndアルバム。
前作「SUN&MOON」に引き続き、シングル1曲(+c/wの1曲)を核に据えて残り全てをアルバム曲で構成された一枚である。
『純粋』をアルバムのテーマに掲げているが、思いの他この人の書く歌詞は分かり易すぎて深いところまで要求する人には不適な代物かもしれない。
メロディも分かり易いので、イージーリスニングにはもってこいだろう。
このアルバムに関してはポップな曲にも寒色のような、ある種の陰の要素が見え隠れしているので
浮かない心境に浸りたい時に推しておきます。
前作「SUN&MOON」に引き続き、シングル1曲(+c/wの1曲)を核に据えて残り全てをアルバム曲で構成された一枚である。
『純粋』をアルバムのテーマに掲げているが、思いの他この人の書く歌詞は分かり易すぎて深いところまで要求する人には不適な代物かもしれない。
メロディも分かり易いので、イージーリスニングにはもってこいだろう。
このアルバムに関してはポップな曲にも寒色のような、ある種の陰の要素が見え隠れしているので
浮かない心境に浸りたい時に推しておきます。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)