Reviewer:24th. 119-123 名無しのエリー2010.09.30.
1.beauty ★★☆
サンプルのループに合わせてギターを弾いて歌う。
まあ、一曲目らしくそこそこの出来でちょっと地味な曲。
まあ、一曲目らしくそこそこの出来でちょっと地味な曲。
2.blue3 ★★★☆
サンプルのループの上で豊田さんが投げやりに歌っている。
不気味な女性コーラスと荒い音質がイイ!
不気味な女性コーラスと荒い音質がイイ!
3.invention of solitude ★☆
インスト。いろんなものがグチャグチャに混ざってる。
4.チョコパ ★★★
ぼんやりとした、美しいメロディ。豊田さんの友達が「いけるで」と言ったというのも納得の出来。
でも正直単調だし、印象が薄いのです…。
でも正直単調だし、印象が薄いのです…。
5.五体満足 ★★★★★
猛烈な勢いで迫ってくる低音に物凄い気迫と切迫感を感じる曲。聴いてるだけで頭がおかしくなりそう。
歌詞も凄い。「障害者」というデリケートな言葉をここまでナチュラルに使えるのはこの人ぐらいのものでしょう。
歌詞も凄い。「障害者」というデリケートな言葉をここまでナチュラルに使えるのはこの人ぐらいのものでしょう。
6.移動遊園地 ★★★★★
名盤である次作「奇跡の夜遊び」への布石のような弾き語りトラックがこのアルバムには幾つか収録されている。
これもそのうちの一つ。そして紛れもない名曲。最後の大サビでの声の裏返りにも神懸り的なものを感じる。
これもそのうちの一つ。そして紛れもない名曲。最後の大サビでの声の裏返りにも神懸り的なものを感じる。
7.Electric Kiss ★★★
一瞬凄いグチャグチャな曲に聴こえるし、実際そうだけどなかなか良いメロディしてるんです。
後半では一転、ギターとボーカルが全然噛み合わない凄い気持ち悪い曲に変貌する。
後半では一転、ギターとボーカルが全然噛み合わない凄い気持ち悪い曲に変貌する。
8.隣人Bossa ★★
ボサノバ。前田くん。
9.LOVE on the beach ★
サンプルのループと尾崎さんの喚き声に乗せて、
弓場さんが「インポにだってセックスする権利があるんだ、でももう僕はダメ」と訴え続ける2分24秒間。
弓場さんが「インポにだってセックスする権利があるんだ、でももう僕はダメ」と訴え続ける2分24秒間。
10.家族旅行 ★★★★☆
暖かい感じのする綺麗なメロディ、繊細で叙情的な歌詞、たまに入る不安感を煽るSE。
凄い形容しがたいけれどこれも確実に名曲です。でも少し単調かもしれない…アウトロのハーモニカが凄く良い。
凄い形容しがたいけれどこれも確実に名曲です。でも少し単調かもしれない…アウトロのハーモニカが凄く良い。
11.Telephone Candy ☆
なんぞこれ?
12.デート・クラブ ★★★☆
音処理が無茶苦茶なリズムトラックや能天気なメロディなど特筆すべき点は幾らでもあるんですが、
松本亀吉氏による玉砕ラップとアウトロの生々しい語りが全て持っていってしまう。
松本亀吉氏による玉砕ラップとアウトロの生々しい語りが全て持っていってしまう。
13.サマー・ソフト ★★★★
弾き語り。宅録音源とライブ音源がミックスされている。後半の雄叫びがとてもカッコいい。
凄い良い曲だし、ライブ音源へのつなぎが絶妙で鳥肌が立つのだけれど、元が良い曲なので加工無しで普通に聴いてみたかった気もする。
凄い良い曲だし、ライブ音源へのつなぎが絶妙で鳥肌が立つのだけれど、元が良い曲なので加工無しで普通に聴いてみたかった気もする。
14.海を知らない小鳥 ★★★★★
これも弾き語り。(但しコンビニの袋付き)そして紛れもない名曲。「コアファンからはリクエスト多い」らしい。
9分ある上、派手な展開は無いけれどとにかく曲と歌詞に引き込まれるので全く飽きずに聴き通せる。
9分ある上、派手な展開は無いけれどとにかく曲と歌詞に引き込まれるので全く飽きずに聴き通せる。
15.ザ・ケンバン ☆
なにかの鍵盤をがんがん押して「ケンバン」って叫ぶだけ。
16.コニカのユミカ ★★★
スリーコードでアップテンポでポップな曲。歌詞もかわいらしい。
しかし間奏でいきなり不気味なテープノイズやら叫び声やら呟きが鳴り出す。変な曲。
しかし間奏でいきなり不気味なテープノイズやら叫び声やら呟きが鳴り出す。変な曲。
17.夢の渚 ★★
長い上あんまり印象に残らない。悪い曲ではないけど…
18.Kiss in the TAXI ★★★★
気だるいサンプルに乗せて豊田さんがぼそぼそと言葉を吐き出す。
豊田さんなりのヒップホップ?ノイズを効果的に使っている。不気味なコーラスが激しく印象に残る。
豊田さんなりのヒップホップ?ノイズを効果的に使っている。不気味なコーラスが激しく印象に残る。
19.通天閣, 1994 ☆
こっから再発盤ボーナストラック。通天閣のエレベーターに乗り、展望台へと向かうまで。
20.Blue Valentine's Day ★★★★
大滝詠一のカバー。
轟音。その中にキャッチーなメロディが存在する違和感。よく出来たカバーだと思います。
轟音。その中にキャッチーなメロディが存在する違和感。よく出来たカバーだと思います。
総評.★★★★★
関西生まれの天才、パラダイス・ガラージこと豊田道倫が1995年に出したファーストアルバム(の、再発盤)。
過去に出したカセット作品から良い曲をより抜いて集めた作品、とのこと。
再発盤では価格が2000円になってしまったが、オリジナル盤は価格が本当に1500円だった。
一言で言えば、とにかくグチャグチャで、でも芯が一本通った…はっきり言ってしまえば言葉では形容しがたいレビュアー泣かせの一枚。
フォークもあればタイトル通りロックもあるし、果てはボサノバもあったりして、ジャンル的には一貫性が全然無い。
更に楽器を持たずにサンプルをループさせただけの曲もあったり挙句自分で演奏してない曲があったりするし、
もうちょっとで個性とかが無くなりそうなギリギリのラインにある。
でもどれもがちゃんと「パラダイス・ガラージの曲」として成立している。何故かはわからないけど。
あまりにも特徴的過ぎる作詞とか、妙な音処理とか、ヘタウマな歌声とかがうまく作用しているのだと思う。
そこに彼独自のポップセンスがちょい足しされて、他に何処にも無い一枚、素晴らしいけど気持ち悪い一枚として仕上がっている。
少なくとも「他にもこんなことやってる奴いるわ!」とはそう簡単に言えない、変な空気が充満している。
というわけで、かなり癖の強い一枚ですが、あぶらだこやボアダムスなんかよりかは全然ポップなので意外と聴けちゃうかも。
あと、曲数も多くてライナーも充実していて(本人の手による各曲解説は必読)、歌詞カードも付いている再発盤を買うことを強くお勧めしたい。
余談ですが、もし「移動遊園地」「海を知らない小鳥」あたりが気に入ったなら、セカンド「奇跡の夜遊び」も是非聴きましょう。
ここら辺の曲で示された世界観が更なる広がりを見せる、素晴らしい作品です。
過去に出したカセット作品から良い曲をより抜いて集めた作品、とのこと。
再発盤では価格が2000円になってしまったが、オリジナル盤は価格が本当に1500円だった。
一言で言えば、とにかくグチャグチャで、でも芯が一本通った…はっきり言ってしまえば言葉では形容しがたいレビュアー泣かせの一枚。
フォークもあればタイトル通りロックもあるし、果てはボサノバもあったりして、ジャンル的には一貫性が全然無い。
更に楽器を持たずにサンプルをループさせただけの曲もあったり挙句自分で演奏してない曲があったりするし、
もうちょっとで個性とかが無くなりそうなギリギリのラインにある。
でもどれもがちゃんと「パラダイス・ガラージの曲」として成立している。何故かはわからないけど。
あまりにも特徴的過ぎる作詞とか、妙な音処理とか、ヘタウマな歌声とかがうまく作用しているのだと思う。
そこに彼独自のポップセンスがちょい足しされて、他に何処にも無い一枚、素晴らしいけど気持ち悪い一枚として仕上がっている。
少なくとも「他にもこんなことやってる奴いるわ!」とはそう簡単に言えない、変な空気が充満している。
というわけで、かなり癖の強い一枚ですが、あぶらだこやボアダムスなんかよりかは全然ポップなので意外と聴けちゃうかも。
あと、曲数も多くてライナーも充実していて(本人の手による各曲解説は必読)、歌詞カードも付いている再発盤を買うことを強くお勧めしたい。
余談ですが、もし「移動遊園地」「海を知らない小鳥」あたりが気に入ったなら、セカンド「奇跡の夜遊び」も是非聴きましょう。
ここら辺の曲で示された世界観が更なる広がりを見せる、素晴らしい作品です。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)