アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : やまざきまさよし。

Reviewer:1st. 765 名無しのエリー2005.09.21.

1.月明かりに照らされて ★★★☆ デビュー曲。一曲目にこれ?って気もするけど、まあいいんじゃないの。
2.窮鼠猫を噛め ★★★ 歌詞がすごい青臭くて好き。これ聴いてるとホント唄うまいなーって感じ。
3.心拍数 ★★★★☆
彼の曲の中で最強のスローバラードだと思う。ちょっとアレンジ古くさいけど。
つーか、なんでシングルカットなんかしたんかねえ。最近壊れてるよ、山崎さん。
4.中華料理 ★★★ 佳曲。でもなんでこんなアレンジなわけ?
5.週末には食事をしよう ★★★☆ メロディがスケールでかくて、詞がすごく内証的。そういや漏れも最近彼女と会ってねーなあ。。。
6.坂道のある街 ★★☆ いい曲だと思うけど、なんでここなわけ? これ飛ばして↓にいって欲しかった。
7.アレルギーの特効薬 ★★★★ 漏れみたいな一人暮らしの人間には共感できる歌詞。曲はブルースロックですげーかっこいい。惚れる。
8.パンを焼く ★★★☆ ほんとこの頃の彼の歌詞は一人暮らしの兄ちゃん受けがいいと思う。これも良曲。
9.関係ない ★★★☆ なななないなないなないなないってあーた。。。でもよいよ。
10.妖精といた夏 ★★★★ 山崎の歌詞では珍しく幻想的。でもリアルも交錯してる。メロディが素敵。
11.根無し草ラプソディ ★☆ いらない。マジで↑で終わっとけYO!! 曲自体は悪くないけどね。これで終わるのはちょっと。
総評.★★★★
山崎まさよしの1stアルバムにしてフルアルバムでは最高傑作。もうこんな山崎は見れないのかと思うと禿げしく寂しいです。
荒削りで勢いがある。これ初めて聴いた時はすげーソングライターだなー、と思ったんだけどなあ。。。
欲をいえば曲順とアレンジがちょっと。坂道をラスト、妖精を1曲目がベストな気が。
声にちょっとクセあるけど、買って損ないと思われ
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:2nd. 401 名無しのエリー2002.08.13.

1.Fat Mama ★★ アルバム一曲目としてならあり。
2.アドレナリン ★★★ 軽快。プロモも俺は好き。
3.セロリ ★★★☆ SMAP版聴いた後だと、なおさらよく聞こえる。
4.ベンジャミン ★★★ 三曲続いた後でコレは、なかなかうまい構成。
5.スクリーミン'97 ★★★★ カッコイイ。
6.名前の無い鳥 ★★★☆ ライブで聴きたい。
7.コペルニクスの卵 ★★★★★ 何も言わない、聴いてみ。
8.僕らの煩悩 ★★☆ コレもライブ向けかなあ。
9.昼休み ★★★★ またもや軽快路線に戻る。
10.One more time,One more chance ★★★ 泣ける。
11.ヤサ男の夢 ★★★☆ こういう詞も山崎まさよしは上手い。
総評.★★★★
山崎まさよしはまだこれしか聴いてないが、なかなかに聴きいれる一枚だった。
もっと他の曲聴きたくなってくる。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:5th. 268-269 モリ夫萌え2003.08.04.

1.君とピクニック ★★ ラップスチールギターの音で始まるイントロ。イントロならこのくらいはありか、くらいな曲。気持ちはいい。けどそれだけ。
2.未完成 ★ 駄曲。必要ない。
3.神様も知らない午後 ★★★☆ '70米ポップのような軽快なメロディの佳曲
4.レイトショウへようこそ ★★★ ミディアムテンポのグルーヴが気持ちいい
5.僕と不良と校庭で ★★☆ お得意の極私的歌詞のアコギポップ
6.Doubt! ★★★☆ このアルバム唯一といっていいアップテンポのロックナンバー。
7.Courridor アルバムを半分に割って橋渡しするピアノの小曲
8.サマエルの記憶 ★★★★☆
ボサノバテイストにのせて唄われる切ないメロディ。こういう曲を聴く度、彼の原点はボサノバだと実感する初期作品にも劣らない名曲。
9.オモイスゴシ ★★★ 低気圧ボーイなノリ。最近こんなノリの曲多いね。何度も聴いたメロディだけど、悪くはない
10.最後の海 ★★★ 弾き語りの後ろに微かにパーカッションが聞こえるフォーク。切ない。この曲聴いて、実家に帰らなきゃと思った
11.アトリエ ★★★☆ また切ない。サビの大きなメロディが耳に残る佳曲
12.untitled ★★☆ 名前のない鳥路線。山崎まさよしも自分で意識してそう。ただ、名前のない鳥に比べると落ちる。3段くらい落ちる。
13.全部、君だった。 ★☆ チンコ
総評.★★★☆
3-10だけでアルバムを作ればよかった。シングルが含まれないから余計売れないだろうけど。
もしシングルを聴いていいと思った人がいたら悪いけど、最近のこいつのシングルは包茎チンコみたいなのばっかり。
アルバムとしては、初期の頃な感じではないけど、最近では一番ましだと思います。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.7は星評価なし)

Reviewer:10th. 621-622 名無しのエリー2005.09.21.

(Disc.1)
1.月明かりに照らされて デビュー曲。アコギの爽やかさの陰に仄かな切なさがある。グルーブが秀逸
2.中華料理 タイトルに惹かれる。素朴だが味わいのある曲。ラフな歌い口が軽快
3.セロリ ファンじゃなくても有名な曲。ユルーい気分で聴こう
4.One more time, One more chance ブレイク作。最後の連続サビが感動を畳みかける。悲しい歌。
5.アドレナリン 悶々とした気持ちを前向きに発散させた歌。珍しく疾走感を感じる
6.振り向かない 両A面「ガムシャラ~」の個性に隠れがちの曲だったが、アコギの歯切れの良さが映える感動作
7.ガムシャラ バタフライ タイトルでピンと来ない人も、聴けば分かるはず。「グッバイ アディオス サヨナラ」…なんと印象的なフレーズ。
8.水のない水槽 無機質な空間を漂う感覚がある。サビの広がりが美しい。
9.僕はここにいる 中期のヒット作。景色と心情の描写が絶妙に重なって聴こえる
(Disc.2)
1.Passage 静かな情熱を感じる。ギターの指移動の「キュッ」という音が良い味を出している
2.やわらかい月 激しく推奨したい名曲!情景の描写、儚げなメロディが綺麗で幻想的な歌。
3.明日の風 清々しい、それこそ風が吹き抜けるような爽やかさを感じる
4.Plastic Soul サビのコーラスが印象に残る。高揚感を感じる歌。
5.全部、君だった。 素朴で淡々としたメロディだからこそ、心により肉薄して響くのだろうか。抱擁力のある曲だと思う。
6.未完成 驚くべきは、全ての楽器演奏、アレンジを山崎ひとりで行っている点。サビのゴスペルが圧巻
7.僕と不良と校庭で 何故かこの曲を聴くと青空が頭に浮かぶ。こじんまりとしているが解放感がある
8.8月のクリスマス 映画の世界観ありきで作られた歌だが、それとは別な叙情的なテイストも感じる
総評.
どれも秀逸。隙のないシングル曲で聴きごたえ抜群。山崎まさよしというアーチストの多面性を改めて再認識した一枚。
マンセーかもしれないが一聴の価値はあります。
(楽曲・総評ともに星評価なし。)

Reviewer:12th. 669-671 名無しのエリー2006.07.18.

1.NAVEL ★★★
ひさびさにテンポのよい明るい曲。前向きな感じがして始まりにはよい。
冒頭のスライドギターでもう山崎を感じる。
2.ADDRESS ★★★☆
CMでおなじみの表題曲。
派手さはないので最初はピンとこないかもしれないが、聴いているうちにじんわりと染みこんでくるという近年の山崎を体現した作品。
3.ビー玉望遠鏡(Album mix) ★★★
シングル版はにぎやかな印象だったが、こちらはサウンドを大人しくさせてクールな印象。
オンシーズンな曲なので夏ならば☆追加してよいかも。
4.僕らは静かに消えていく(Album mix) ★★★★
山崎はやはりバラードという人も多いだろう。
展開がオーソドックスで、個人的には冗長に感じるが、温かみのある物憂げな歌ということ、
流れていく生活の一時であることをふまえて人気の曲ではないだろうか。
ストリングス部分がアルバムでは強調され、全体はかすれた感じになっている。
5.陽気なゴースト ★★
次曲以降への「タメ」を担っている曲と解釈する。各アルバムに1曲はあるほのぼのとした曲。
それ単体では評価は落ちても全体の統制のためには必要。
6.アンジェラ ★★★☆
音像が鋭く世界観が一面的で格好いい。耳に残るサビメロは人により好き嫌いが出るか。
本アルバムの核になっている曲だと思う。発表済みの曲で唯一アレンジorリミックスなし。
7.メヌエット(Album mix) ★★★☆
星取りは客観性を意識するが、レビュアー自身は★を追加したいくらいである。
山崎の旅情系ソングの集大成のような曲で、歌詞も本人と切り離された場所にあり普遍的でよい。
アルバムミックスで機械音が強調されたが、それは好みが分かれる。
8.8月のクリスマス(Acoustic guitar version) ★★★
シングルと趣が異なっており、しみじみとしている。主観で申し訳ないが私はこちらの方が好み。
本当にシンプルな弾き語りなのでオーバーに評価はできないが。
9.十六夜(Album mix) ★★★☆
発表済みの曲が4曲続くが、うまい構成になっている。この曲は楽器の役割が明確で、分かりやすく馴染みやすい。
目新しさはないかもしれないが、非常に洗練されている。
10.道化者のチャーリー ★★
字余り気味な歌。途中から無意味に盛り上がる。
今作のアルバム曲からは作業感が感じられてしまう。
11.晴男 ★★☆
こういった南国的雰囲気の曲は珍しいのではないだろうか。
これも夏ということで☆をプラスしてもよい。歌詞が明るいのもよい。
12.バス停 ★☆
エレキギターによる弾き語り+ブルースハープ。それ自体は珍しいが、曲に目立つ点はない。
総評.★★★☆
構成と統制のよさ、発表済みの曲の水準で平均以上の作品になっている。
反面アルバム曲は時間がなかったのではないかと思えるような作品もある。
中盤はすんなり聴けるのでそのあたりは文句なし。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:21st. 428-430 名無しのエリー2009.05.18.

1.マイシューズ ★★★☆
のっけからノセます。いつもならブルースハープも出てきそうだけど今回はギターと足と歌と。
さりげないメッセージがとても素敵。どこかに待ってるさ、あっぱれな人生が!
2.春も嵐も ★★★★
これまた軽快でいいよー。何というかどの曲も「年齢から来る深み」みたいなものを感じずにはいられません。
若いときには絶対にできなかったことをやってらっしゃる。しかもパワーがある。
まさよしはストレートなメッセージソングが不得手だけど、だからこそ微妙なニュアンスで心をふるわせるのがうまいんだと思う。
3.バビロンの住人 ★★☆
レゲエな曲らしいです。音だけでも世界観が出てます。
日本人的にはもうちょっとテンポ遅い方がなじむ気もする(今回そういう曲多い)けど、むしろそれがいいんだと後の曲を聴いて思います。
4.深海魚 ★★★☆
心拍数とか未完成をもっと濃く深くしたような曲。ビートルズのとある曲が歌詞に出てくるのが何とも哀愁あります。
7曲目の追憶と並んでパワーあります。ボーカルがとにかくいい。歌詞より先に全体を音として聴く感じなんです。
それだけでもちゃんと伝わるんだよなーすげえ。確かなこと、ひとつでも。
5.Greeting Melody ★★★★
ラストのHeart of Winterカップリング曲。まさにブルース。
まさよしはカップリングがいつも高水準ですが、これは出色。薄暗い夜行列車とかイメージに出てきます。
楽器の使い方がとにかく的確。サビでささやかな明るさを取り戻すのがすごくいい。個人的いちおし。
6.五月の雨 ★★★☆
R&Bらしいです。音楽詳しくないんでそういうの分かりません。
彼の曲でこの手のアレンジは一回もなかったので非常に新鮮。ただ意表つくためにやってるわけでもないのがいいね。
音だけでも場面が浮かぶ曲ばっかりです今回。すばらしい。
7.追憶 ★★★★
これもキャリアあっての曲でしょう。業みたいなものを感じずにはいられない。
サビは転調してるのかな? 分からないけどすごく印象的です。この位置にこの曲があるのも自信あるからでしょうたぶん。
アルバム曲なのに歌番組で歌ってました。かっこいい。
8.Change the World ★★
小休止。こういう曲まで今回は抜かりなしです。ボーカルの感じがなんかいい。しかし三拍子好きねまさよし。
9.Exit ★★★
ロック2連続です。今回はとにかくエレキが吠えてます。後半までテンション高いおかげで寝る前に聴くのには適しません今作w
しかしまさよしってエレキ弾いてもあんまロックって感じじゃないんですよね。なんだろ。形容しがたい。
10.ロンサムライダー ★★★
このリフの感じがすごくまさよしっぽいロックチューン。過去の曲で言うとNon ignitionとか幸せのBefore&Afterとか系。
こういうの聴くと過去アルバムの「ド ミ ノ」を思い出す。けど今回は質があれとは桁違い。
11.真夜中のBoon Boon ★★★☆
ひさびさのシングルリリースだった曲。
バッティングセンターでくすぶった情熱を持て余す中年の歌、なんて言ったらあれだけど、月明かりに照らされてな感じがまさよしだね。いい。
12.ア・リ・ガ・ト ★★★★☆
名曲です。セロリとか僕はここにいるとかそのへんと比べるとちょっと違うけど、今までずっと音楽やってきたからこそ書ける曲。泣く。
歌詞が聴こえはじめるまで何回かかけてみて。
13.Heart of Winter ★★★★
王道ポップスな曲で締めるのがいいね。とてもわかってらっしゃる。
今回は全体的にキャッチーな曲がひかえめなんで、ラストにのポップ三連続は非常にいいです。これ聴き終わると一曲目に戻りたくなるw
王道と言ったけど音作りは最新鋭。
総評.★★★★☆
個人的にはこれ最高傑作だと思う。
ライバル候補のアトリエとかSHEEPと比べても負けず劣らず。前作で不完全燃焼だったぶんを勝ち越しホームラン。
山崎まさよしっていうアーティストができるすべてをつめこんだ傑作。あらゆるジャンルの音楽を楽しく散歩するというか、音を楽しむ――まさにそんな感じ。
今回ほど音楽の用語に詳しくなっていたかったことはないw
この人の声が好きじゃないって人もけっこういると思うけど、普段まさよし聴かない人に聴いてほしいなぁ。あといろんな音楽が大好きな人。
しいて欠点を挙げれば邦楽特有のキャッチーさとか、名曲成分がやや薄い点。
個々の曲の星に対してアルバム全体の評価が高いのはそのせい。けど今回はこれでいい。
短めの曲が多いのもいいね。邦楽って長い曲ばっかでうんざりするもん。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:24th. 265-266 名無しのエリー2010.11.08.

1.シングルマン ★★★★
横ノリのギターに過去の曲名を読み込んでいくヒストリーソング。
単純に心地よいリズム。過去の曲にあったような感じもするが……
2.君と見てた空 ★★★★☆
冒頭のシンコペーションが印象的なさわやかな曲。
コード的にはよくあるような感じだが、シンコペーションのおかげで新鮮に聞こえる。
これは名曲の仲間に入れていいのでは。
3.創世歌 ★★★
謎な音作りの曲。レゲエ?
慣れるまでちょっと時間がかかる。慣れればそうでもないのだが、初聴時は気持ち悪く感じた。シンセの音とか……
でも緻密ではある。
逆に一週間を読み込んだ歌詞はちょっと手抜きに聞こえる。
4.Introduction ★★★
カリンバの音色が鳴るイントロで予想された方向とはかなり違う方向のアレンジに向かう曲。
ファンキーなベースと無機質なギター。変なところから聞こえるボーカル。
変な音作りに慣れるとなかなか心地よい。
5.Let's from a R&R band ★★★☆
さわやか路線の曲。タイトルだけに楽器同士の取り合わせがよく考えられている。
タイトルに反し一人多重録音らしい。そんな。
6.ぼくのオンリーワン ★★★★
古いジャズみたいなシャッフル。なかなか美メロ。このアルバムでは珍しく、楽器数が多くもやっとしている。
歌詞は実は飼いイヌ目線から飼い主を歌ったらしい。
7.ルナちっく ★★★☆
これまた変な音作りの曲。ベースラインとオルガンのメロディ弾きが印象的。
歌詞はまさにルナティック。何気ない日常を歌いつつもどこか不気味。
8.Hobo walking ★★★☆
ホーンのロングトーンが鳴るイントロからレゲエ風の刻みに移る瞬間が心地よい。これはさわやか路線側の曲。
サビでもう一押しほしいかな。
9.ブランコ ★★★★☆
ほぼ弾き語り曲。高い歌唱力を堪能できる。
ギターのパーカッシブな音がいい。ハーモニカも聴ける。
何気にこの曲が一番歌詞に力があると思ったり。
10.花火 ★★★★☆
今度はさわやか路線の曲。ややスロー気味で差別化されている……のか?
メロディの流れが最も歌謡曲しているので、聞きやすい反面、似た路線が多い中で埋没しそう。
始終鳴っているスライドギターが印象的。
11.I'm Sorry ★★★★☆
ファンキーなハーモニカで始まる昔のまさよし風の曲。ピアノリフとギターその他のバランスがいい。
言い忘れていたが今作ではソロタイムでベースもメロディを弾いていることが多く、この曲ではベースソロにまで発展している。
総評.★★★☆
さわやか路線と表現したポップバラードと、実験的な音作りの曲が混在している。
中道というか、まさよしと聞いて思い浮かべる感じの曲が少ないアルバム。ゆえに慣れるまで時間がかかる。
ポールマッカートニーの1stとかが好きな人なら気に入るかも知れない(←自分が好きなだけ)
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)