アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : まきしまむ・ざ・ほるもん。

Reviewer:14th. 408-409 名無しのエリー2007.04.11.

1.ぶっ生き返す!! ★★★☆
タイトルナンバーらしく、サビで歌詞のメッセージを前面に押し出す構成。
しかしやや通俗的。Aメロのファンク味は小気味良い。
2.絶望ビリー ★★★☆
アニメ「デスノート」タイアップ曲。
時間と手間がかかった曲というがそのわりに構成が平版。PVとともに聴かなければ説得力半減。
3.糞ブレイキン脳ブレイキン・リリィー ★★☆
ナヲの女声ヴォーカルをフィーチャー。
メロディに練り込みが足りない。寓話風歌詞は彼らの新機軸であり、注目できる。
4.ルイジアナ・ボブ ★★★☆
サビは陽気なパーティー・ロック。そこに至るまでのヘヴィな音と対照の妙を見せる。
シングル収録時には重厚感に圧倒されたが、アルバムでは印象が霞む。
5.ポリスマンベンツ ★★★★☆
歌詞の押韻が素晴らしい。サビ、サビ前メロとともに、フレーズが非常に印象に残る。
ホルモンなりのアジテーション・ソングか。
6.ブラック¥パワーGメンスパイ ★★★
レッチリ「ワープド」へのオマージュか。
チョッパー奏法は大いに堪能できるが、楽曲構成にやや工夫が足りぬ印象。
7.アカギ ★★★★☆
これも深夜アニメ主題歌。
麻雀というテーマに沿ってか、やや演歌調だが、複雑に展開するリズムが非常に面白い。
バンドの緊張感を体感できる佳曲。
8.恐喝 ~kyokatsu~ ★★★
中学校生活をテーマに、表題曲の主旨を継承した楽曲。
サビが青春パンク風、導入部も様式的なパンクで面白みに欠ける。
9.ビキニ・スポーツ・ポンチン ★★★★★
炸裂するファンク、狂い跳ねるリズム。汗や飛沫の飛び散る臨場感をこれでもかと表現したアルバム随一の出色曲。
「強力な陰茎」を意味するタイトル・サビ歌詞もリズミカルで良い。
10.What's up,people? ★★★★☆
こちらもアニメタイアップ。昨年末シングル発売で、既にコンサートでは定番曲。
若者の不安感、焦燥感を的確に表現したリズミカルな歌詞、メロディはやはり上出来。
11.チューチュー ラブリー ムニムニ ムラムラ プリンプリン ポロンヌルル レロレロ ★★★☆
タイトルがそのままサビ歌詞。コール&レスポンスが楽しい。
キャッチーさのみを追い求めている印象だが、ここまで目的に徹するのは立派。
12.シミ ★★★☆
うってかわってダークなヘヴィロックナンバー。
ナヲ歌唱の民謡・唱歌風メロディが唐突にさしはさまれるが、これは賛否両論か。
13.恋のメガラバ ★★★
お馴染みシングル曲。サビの能天気な明るさで、チャートを賑わすには好適だがアルバムの中にあるとかなり薄味に感じる。
ホルモンの総花的楽曲。
総評.★★★★☆
前作「ロッキンポ殺し」に比べ、一聴では良さがわかりにくいが
演奏・アレンジ技術の進歩、様々な新しい試みで、飽きずに何度も聴ける好作となっている。
但しアルバム新録曲はもう少しメロディ・リズムアレンジに練り込みがほしかった。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)