アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : えむ・ふろう。

Reviewer:1st. 607-608 名無しのエリー2002.07.15.

1.正門 ★★★ まずつかみはOKってかんじ。とりあえず次が気になるイントロ。
2.prism ★★★ オープニングには盛り上がるチューン。ここからアルバムカラーがコロコロ変わる。
3.東門 ★★★ 1曲でインタールード。しかし仕掛けがあって面白い。
4.EXPO EXPO ★★★★ 異様に転調が多い1曲。タイトルチューンだけあって力は入っている。とにかく踊れる
5.What It Is ★★★ 横揺れのリズム。バーバルのラップが大半。コーラスのLISAの声とのかぶり具合良し。敢えてとばすならこれ。
6.orbit-3 ★★★ 記憶に薄いシングル曲。曲自体はきれい。ピアノ音辺りが。TAKUの本領発揮
7.南門 ★★★ 次曲への予告編の役割を果たす。は!?ってかんじがする。
8.Dispatch ★★★★
バーバル&ゲストのラップのみだが,現代への皮肉混じりのリリックは○。あえてavexにけんかを売ってるのが良い。
途中でユーロビートが入る奇妙なトラックも素晴らしい
9.meganta rain ★★★★ 名曲。トラックの透明感といいLISAの声といいとにかくバランスに優れている。
10.中央タワー ★★ 箸休め。
11.come again ★★★★★ 後半の名曲ラッシュ第一弾。言わずとしれた軽快2ステップ。これはいつ聞いても新鮮。気持ちいい!
12.西門 ★★ 『次はバラードだぞ,わかってるか?心して聞け』と言われてるような曲だが、come againからのギャップを埋めるにはこれしかない
13.Yours only. ★★★★★
LISAはこんなに素晴らしいバラードを作れるのだがソロに転向したのは間違い(TAKUの仕事を評価して)。
でもとにかくこれは名曲。LISAの声にあったメロディライン。美メロ。
14.How You Like Me Now ? ★★★★★
これもまたいいね。ラップ中心だけど気持ちいいや。トラックのストリングスがなんか好き。
あーもうだめだ,今から聞こう。
15.アリガトウ ★★★ シメは必要だね。
16.The Bandwagon ★★ とおもったらもう一曲有るんですが。お得感のみのボーナストラックじみたもの。
総評.★★★★★
何でLISA辞めるんだぁ!こんな最高なアルバム作れるユニットにいたことをありがたく思えっつうんだよ!
ってくらい最高です,聞き飽きません。べつにヲタじゃありません。
全曲がストーリー仕立てになっていて,とても面白いっちゃあ面白いです。インタールードが楽しめるアルバムってそうそうないし。
バーバルのラップ曲とかウザイなぁと最初は思うけど,トラックの良さに気づけばあとは名盤中の名盤です。
この3人の絡みが消えるのはドリカムが二人になるより痛いような気がします。
でもこのアルバム,シングルカット多すぎです。アメリカのやり方なんだろうけどシングルの寄せ集めっぽいアルバムになるので印象がマイナスです。
(★5個が満点。)

Reviewer:8th. 254-256 名無しのエリー2004.06.13.

1.The 3rd Impact
1曲目からいきなりBPM高なビートとハイテンションなバーバルラップ。
途中からナレーションにバトンタッチ。次の曲へのつながりは非常に心地よい。
2.miss you(loves melody.&山本領平) ★★★★★
男女の微妙なすれ違いを描いた2stepの名曲。3人の掛け合いも絶妙。
トラックもかなり二人の歌と相性が良く、このアルバムの中でも1、2を争う傑作。
3.STARSTRUCK ~The Return of the "LuvBytes"(loves AI&日之内絵美&Rum(Heartsdales)) ★★★☆
最もm-floファミリーなメンバーが参加している割に凡庸な感じがした。
個人的にはもっと4人が上手く絡む曲を期待していたのだが、まあそれなりの出来。
4.How to be Astromantic
声優・矢島正明によるインタールード。m-floのアルバムではおなじみの手法。
5.VANESSA(loves Bloodest Saxophone) ★★★★☆
Bloodest Saxophoneによるクールな演奏がカッコイイ曲。サビの部分のラップもキャッチーで覚えやすい。
後半だんだん演奏が熱くなっていくあたりがさらにカコイイ。
6.WAY U MOVE(loves Dragon Ash) ★★★☆
前半はレッチリ風で途中から速くなってケミブラ風のハウスっぽい曲になる。
m-floとやるにあたってあえてHIP HOPっぽい曲にしなかったのはmorrow以降の新生DAを定着させるためだろうか。
個人的には前半をもうちょい長く聴きたかった。
7.gET oN!(loves Crystal Kay) ★★★
実際、クリケイはほとんど絡んでいないのだが。もともとシングルのカップリングなのでお遊び曲。
m-flo二人の男臭いというかお馬鹿なラップが聴き所。
8.Astrosexy(loves CHEMISTRY) ★★★
曲名は違うが、CHEMISTRYの「Now or Never」とほとんど同じ曲。
何気に一番アルバムのイメージに合ってる曲ではないだろうか。
9.Listen to Your Heart
宇宙空間をイメージした短めのインタールード。ナレーションはパックンマックンのパックンことPatrick Harlan。
10.the Love Bug(loves BoA) ★★★★
非常にm-floチックな曲。ストリングスの使い方が秀逸。
二人の掛け合いもハマっていてさすがシングル曲な出来。
11.Life is Beautiful(loves DOUBLE&TOKU) ★★★☆
しっとり大人なアシッドジャズ風ナンバー。息抜き的な曲。
ボーカルはちゃんとしたジャズの人の方が良かったのでは?
DOUBLEには本業のR&Bな曲をやってほしかったのだが、それじゃ面白味に欠けるのだろうか。
12.I WANNA BE DOWN(loves 坂本龍一) ★★★☆
様々な曲をサンプリングしてバックトラックにしてしまった曲。
ポップさはダウンしてるが、1曲ぐらい曲こんな曲もあっていいかなという曲。
教授色にかなり染められてしまった気もするが。
13.Rendezvous 2014
ストリングスの綺麗なメロディーと、coldfeetのlori fineによるナレーション。
14.Cosmis Night Run(loves 野宮真貴&CRAZY KEN BAND) ★★★★☆
非常にピチカートチックなポップでキュートな曲。ただ個人的にはこうなるとバーバルいらないなと思ってしまった…。
15.REEEWIND!(loves Crystal Kay)
一番これまでのm-floに近い音だと思う。楽しげな中に切なさを感じる一曲。
でも、最初のSEはアルバムにはいらなかったのでは?
16.宇宙のウオウオ(loves BOY-KEN&BLACK BOTTOM BRASS BAND) ★★★★
ラストはお祭り騒ぎな一曲。ポジティブな歌詞とスカっぽいトラックがハマってる。
思わず体を前後に揺らしてしまうような、とにかくみんな楽しくな曲。
17.Curtain Call
前の曲からトラックだけは続き、パーティーのシメ。
ナレーションの二人が参加アーティストを読み上げ、大盛況という感じで終わる。
総評.★★★★
どの曲も参加メンバーの持ち味を上手く引き出しながら、m-flo的な音に昇華させる事に成功していると思う。
だが、コラボレーションものの常なのか、まとまりとしては今ひとつな感じもする。
また、今回は打ち込みよりもバンドの生演奏をバックにした曲が多く、そこで好みがわかれるだろう。
とりあえず聴いてて非常に心地よい音だと思う。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.1,4,9,13,15,17は星評価なし。)

Reviewer:11th. 439-443 名無しのエリー2006.02.03.

1.BEAT
お決まりのもう始まるよー的Interlude。verbalのラップがかっこよす。
2.Taste Your Staff(loves BENNIE K) ★★
本来ボサノバ調の曲になる予定だったらしいが、弁慶のワガママにより結局バカの一つ覚えのキャッチー曲、という相手のスタイルに合わせることに。
verbalとcicoの声質が合ってない。
3.Loop In My Heart(loves EMYLI&YOSHIKA) ★★☆
先行シングル。Loves第二章の主役二人を起用。メロディー、トラックといいTAKUのネタ切れ感が強い。
4.SO EXCLUSIVE(loves Sowelu) ★★★
浮気したら殺す、って歌。軽快なトラックにSoweluの伸びやかな声が心地よい。
ただSoweluのコラボは先にJHETTがやっているためインパクトは薄い。
5.I'M DA 1(loves Whee Sung) ★★★★
キモボーカルキタ━━━━(・∀・)━━━━ッ!!
ボーカルがキモい。顔がキモい。声がキモい。動きがキモい。曲中の韓国詞がキモい。領平のキャラが薄れそうなほどキモい。
しかし曲の方はTAKUの本気モード炸裂で激しいアグレッシブなナンバーになっている。
キモさとカッコよさの境に悩みながら酔いしれよう。オススメ
6.One Day(loves 加藤ミリヤ) ★★
前作にバラードが一切なかったのを反省してか、一応入れてみました的な反戦歌。
verbalの自称哲学ラップは聴いてみる価値があるが、どうも浮いている。
そもそもミリヤとm-floは全く方向性が違うような気もする。
7.A.D.D.P.(loves MONDAY満ちる) ★★★
アナログ盤のみで先行発売された曲。WAY YOU MOVEに続くハウス。
verbalのラップはなくAnalize,Dissect,Detect,Processのフレーズでサンプリングされている。
今聴くと可も不可もない曲。
8.tO yOUR bEAT(loves YOSHIKA) ★★★★
先行シングルDOPAMINEのカップリング曲。
20秒で作ったらしい分かりやすいサビとYoshikaの声質、彼女も手掛けたマッタリした曲調が魅力。
アルバムの中では一番昔のm-floに近い。
9.SPACE
Interlude少ねぇ!
10.Dopeman?(loves Emyli & Diggy-MO') ★★★
先行シングルDOPAMINEのトラックを変えverbalのラップを新録。高速で日本語と英語を混じり合わせる怪物みたいなラップになっている。
半分お祭り感覚で作ったような(Loves自体そうだけど)曲でとにかく無駄にアゲアゲ、昔のm-floを求める人には受け付けないだろう。
LIVEでは盛り上がる。
11.Cozmo NAUGHTY(loves Kahimi Karie) ★★★
ウィスパーボイスでラップするというverbalの新境地を見せる曲。
全編しっとりとした、それでいてハッキリした印象を持つ。
12.The Other Side Of Love(loves Emyli) ★★★★
先行シングルlet goのカップリング。坂本美雨のカバー。Dopeman?とは違ってEmyliの声質が最大限に生かされている。発音も好み。
verbalも、活動再開後では一番いいんじゃないかな。近作はとにかくカップリングがいい。
13.Float'n Flow(loves Rie Fu) ★
Rie Fuのアルバム曲にverbalがラップ載っけたってだけの曲。なんじゃこりゃ。
Remixではドラムンで格好いいが…
14.HEY!(loves Akiko Wada) ★
話題沸騰のご存知糞曲。これでこのアルバム中一番知名度が高いんだから皮肉だ。
とにかくアキオのヘイヘイヘイヘイ…とゲべチョメ連呼に激しい怒りと吐き気をもよおす。
曲としても見所は限りなく少ないが、一応アキオの過去曲をサンプリングしている。
因みに両A面であってカップリング曲ではなかった。
15.let go(loves YOSHIKA) ★★☆
アルバム中二番目に知名度の高い曲。ドラムン大好きなTAKUがドラムをとっぱらったという異色の試みだが、この曲はこれで成功か。
良くも悪くもJ-POP。
16.TRIPOD BABY(loves Lisa) ★★★
Lisa=m-floが帰ってきたぜ!!って曲。
サビだけ聴くとcome againの亡霊がまだとりついてかるのようなタイプだが、全体の作りこみが他の曲の比ではない。
Lisa時代の曲が遊び心として凝縮されている感じ。昔のが好きだった人は一発で受け入れられるだろう。
まあ遊び心なんだが、それでもverbalのラップはちゃんとしたのがよかった。
17.NINE
Planet Shiningと同じInterludeで締め。
総評.★★★
パーティ!!!って感じで全くまとまりのなかった前作と違って、多種多様のボーカルを使いながらそれなりに一枚のアルバムとしてまとまった感じ。
前作はDAや教授などサプライズなゲストも多かったが、今作は全て想定の範囲内、
一名を除いて無難なボーカルで固められてしまったため冒険心を失って安定感を得たという感じか。
あとはm-floのアルバムの目玉であったInterludeの数の減少が気になる。
この次に出たリミックスアルバムではとうとうなくなってしまった。TAKU何やっとんねん。
不満もないことはないが、一曲一曲作りこまれているし退屈することはないだろう。
弁慶とかミリヤとかYoshikaとか旬(の過ぎた)アーティストも参加してるので気になったら是非。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.1,9,17は星評価なし。)