アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : もーさむ・とーん・べんだー。

Reviewer:11th. 685-686 名無しのエリー2006.02.19.

1.trigger happy(in the evening) ★★★☆
アルバムオープニングにふさわしい、柔らかい電子音のナンバー。
曲の中盤からボーカルのノイズがかったおどけたシャウトが入って来るのだが、邪魔に感じる訳ではなくリピートされる電子音と絡んで暖かさを感じさせる。
2.hang song ★★★★☆
ベースラインの際だったダンサブルなナンバー。
全体に流れる下向きな雰囲気とボーカルのこれまたノイズがかったシャウト、打ち込みと生音が上手に重ねられたドラムがえもいえぬ高揚感を生んでいる。
今作一番の聴き所かと思われる。
3.BIG-S ★★☆
BIG-SのSはsuicide(自殺)の略。ってかこれカバーなのね。知らなかった。
曲のタイトルに沿ってぎらぎらしたベースとギターがおいしい。
カバーだがアルバムからは全く浮いていない。むしろアルバムの殺伐感を出すのに一役買っている。
4.go around my head ★★
とっても下向きな曲。けだるいボーカルと歌詞が特徴的。曲の構成も奇抜。
5.professional use model(inst.) ★☆
次の「endless-D」につなげるクッションみたいなもんだが、アルバム全体に流れる下向きな雰囲気をうまく増幅させている。
6.endless D ★★★★
個人的にこのアルバムで一番好きなナンバー。
音はすごく平和的なのだが、曲の後半に向けてどんどん激しくなっていくボーカルが曲をドラマチックなものに変化させている。
7.VIEW VIEW(inst.) ★★★
6分半のインストにもかかわらず聴いていて飽きない構成。幾重にも重ねられた音、ギターの箱鳴り感が良い。
8.rainy ★★★☆
アルバムの終焉を感じさせる柔らかなナンバー。美しいコード進行と切なげなボーカルは殺伐としたアルバムの中のオアシスのよう。
中盤からの雨音とところどころに入る街の雑音が安心感を生んでいる。
9.candy&friday(inst.) ★★
前曲からつなげられた、アコギの優しいインスト。これまた安心感。
10.trigger happy(in the morning) ★★
前2曲で終わるのかなーと思っているリスナー(俺だけかもしれんが)をビビらせるラストナンバー。
怪獣が火を噴き街を荒らしまわるかのような荒々しい音がアルバムの真の終焉を演出している。
総評.★★★★☆
アルバム全体に流れる下向きな雰囲気がツボった。
これ以前のライブサウンドを強調したモーサムとは全く対照的な、打ち込みを多用した音だが
それぞれの曲がとても作りこまれていて凄い。英詩の多用も良い。
1曲ずつ聞くのではなくアルバム通して聴いてほしい。というかアルバム通して一曲として聴けそうな一枚。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:10th. 518 名無しのエリー2005.08.27.

1.13 HOT DOGS ★★★☆ 最初試聴するとき爆音でイントロ聞いて・・・即レジ
2.Have you ever seen the Stars? ★★★★☆
良いなあ 突き抜ける感じ さわやかで 聞きやすい 最後の「せかぁ~いへ~!」のあとのギターソロのとこ 鳥肌もん
3.ばちかぶれ!★★★★☆ ばちかぶれ!って 叫びたくなる。めちゃかっこいいな
4.TOKYO HEAVY ★★☆ ゆらゆらした曲 とぉきょ~へぇ~ぶぅん
5.ONE STAR(experience version) ★☆ ながすぎ 確か10分くらい
6.GREEN&GOLD ★★☆ まあ良いかも
7.SIDE B~片っぽメモリーズ ★☆
8.hanging(saboten mix) ★☆ 荒らすぎ
総評.★★★
後半がいらねえ。最初の3曲が糞良すぎたね。最初の3曲だけでシングルなら★★★★★
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.7はコメントなし。)

Reviewer:11th. 179-180 名無しのエリー2006.01.15.

1.奇跡の歌 ★★★★★ 良いなあ 突き抜ける感じ さわやかで 聞きやすい
2.ロッキンルーラ ★★★★★ 爆音でしびれる。サビのあとのギターソロのとこ 鳥肌もん
3.RED GUITAR C'mon ★★★★ ギターがヤバイ。爆音で聞け!!
4.ビートルバーナー ★★★★★ シングル。ドラムがキンキンいってる 変だけどくせになる
5.Have you ever seen the stars?(shooting star ver.) ★★★★ 叫びたくなる。めちゃかっこいいな
6.マッシュポテト・ブギー ★★★★ 渋いね。コーラスがすげぇ迫力ある
7.2時間前 ★★★ ゆらゆらして静かな曲
8.in the air ★★★ 曲ながすぎ。短くしてくれたらもっとよかった
9.トカゲ ★★★★ 普通に良い
10.ボルケーノラブ ★★★★ かなりぶっとんでる曲。ボルケーノ!!!
11.happy icecream ★★★ ちょっと落ち着く
12.ペチカ(long flight ver.) ★★★★★ シングル。ふわ~っとしてる さわやかに終わる
総評.★★★★★
糞良すぎ。とりあえず3,000円出しても買っとけといいたい
特に1から4まではかなりロックンロールしてる。ライブがマジで楽しみ
(★5個が満点。)

Reviewer:12th. 40-42 名無しのエリー2006.03.24.

1.奇跡の歌 ★★☆
とってもストレートでシンプルなギターメインの曲。オープニングにはぴったり。神々しいアレンジも良い。
2.ロッキンルーラ ★★★☆
泥臭い曲。粘っこいリフ、狂った歌詞はやはりモーサムって感じがして良い。
椎名林檎がコーラスで参加してるんですけど、まぁうまく溶け込んでるっていうか俺は好きだ。林檎も好きだし。
だがボーカルってやっぱ重要だよなーとコーラス部を聴いて感じた。俺はモーサムのボーカル嫌いではないがやはり人を選ぶ声だと思う。
3.RED GUITAR C’mon ★★★★
このアルバムで個人的に一番好きな曲。ベース、ギター共にキャッチーでツボに入った。
イントロからのベースリフが良い。あとギターソロもうまく噛み合ってて好きだ。
4.ビートルバーナー ★★★☆
アホみたいな歌詞。でもリフがそれと良く合ってる。
一拍目を強調したガチガチにロックな曲だが、モーサムらしく一筋縄ではないんだ、そこがいい。
インディーズの頃の曲のセルフカバー。
5.Have you ever seen the stars?(shooting star ver.) ★★★★☆
いちど「Faster!」で聴いたことがあるんだけどアレンジがだいぶライブライクに変わってます。
イントロのドラムでガーンとテンション上がる。ドラマチックなメロの展開がグッとくる。
6.マッシュポテト・ブギー ★★★
ビートルバーナーっぽいこれまたアホな曲。これも林檎さんのコーラス入り。楽しそうだなぁ。
7.2時間前 ★★
ガチガチにロックなアルバムだと思わせといてこういったメロウな曲が入ってるところが良い。
でも次の曲の方が好きだ。
8.in the air ★★★☆
美メロ。イントロのノイジーなドラムは全体的に平坦なこの曲にとって良いスパイスだ。
前半とは全くベクトルの違う曲ですがしっかりした曲でラストの盛り上がりは5曲目とはまた違ってグッと来るものがある。
9.トカゲ ★☆
頭空っぽにして聴く曲。ギターがほどよくぶっ飛んでて良い。
↑のアホ2曲と比べるとちょっと劣っている気もするけど曲として充分完成しているので問題はないかな。
10.ボルケーノラブ ★★☆
同上。すごいガチガチのロックな曲。
やっぱりスリーピースだけあってベースラインがはっきりしていて良い。
11.happy icecream ★★
同上wwwコーラスが爆笑です。9~11についてはCDで聴くよりライブで聴いたほうがよさそうな曲。
まぁ他もそうなんですが、特に良くなりそう、という意味で。
12.ペチカ(long flight ver.) ★★★★★
なるほど前の3曲はこの曲をより引き立たせるためにあったのかとすら思わせる名曲。
日常の瞬間にあるドラマを書いた歌詞が暖かい曲調と相まってすごく良い。鳥人間コンテスト!
なんかレコーディング中にボーカルの母が亡くなられたらしくこの歌詞は母親に贈った曲なんだと。
それを聞くとまた泣けてくる。曲展開も泣ける。
総評.★★★☆~★★★★☆
正統派ロックンロールな一枚。50分もあったの?と思うくらいすっきりしていて聴きやすい。
ボーカルは粘っこい(というと語弊があるかも)声をしているのにいやらしさが全く無い。
1枚1枚スタイルをがらりと変えるモーサムのアルバムが、ここにきて一つの完成形をみたかなという感じ。
その完成形がビートルバーナーのセルフカバーという点からも言えるように、
巡り巡ってインディーズ時代の鋭くてストレート音に帰ってきた(それも数段クオリティを上げて)というのは
やはり数多くの経験がないと絶対にできないことで、それがまたバンドとして凄くかっこいいなぁとも思う。
聴く人によっちゃシンプルで詰まらないアルバムになるかもしれないが、俺は必聴の一枚だと思う。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:15th. 206-209 名無しのエリー2007.07.05.

1.Tiger ★★★★
不穏なサイレン音で始まるオープニングナンバー。メンバー三人が同時に別々のヴォーカルを歌うという異様な曲。
音はバッキバキのハードコアで、叩きつけられるような演奏が特徴的。
ドラムの藤田勇が初めて作詞した曲で、だからか、詞は若干たどたどしい感あり。
シングル曲
2.JACK THE TRIPPER ★★★★
可愛くも哀愁漂う歌詞が、ポップなサビに乗せられる。
サイケな雰囲気もあり、音に酔ったりすると気持ち良い
3.マカロニ ★★★★★
詞の中で簡単なストーリーがあって、曲が進むにつれて曲の盛り上がりと詞中の盛り上がりがリンクしていって、感動的。
各パートが徐々にグルーヴを増していくのがカッコいいです。
個人的にはこのバンドの中でも、かなり上位の名曲
4.You are Rock'n Roll ★★
本人たちも言っていた様に、「リフ一発」な曲。それにメロディを無視したセリフのような歌が乗っかって、面白い。
ただ、若干中途半端なような気が。もっとカッコ良く出来た気がする。
シングル曲
5.秘密にしようよ ★★★☆
ピアノの伴奏を乗せた、美メロでサイケデリックなラブソング。
聴いてるとドリーミーな気持ちになるが、歌詞がキザったらしくちょっと恥ずかしい。いや、いいと思うんだけどね
6.オバケ ★★★
アコギでの弾き語りの緩い曲。ダンダンダラディダンダンダンダーン♪というコーラスが曲の良さを引き立ている。
アルバム中盤において、一休み的な役割を担っていると言えるかも知れないが、人によってはいらないと思うかも
7.慈・善・事・業 ★★☆
弾き語りから一転、パンクな曲。疾走感あふれて盛り上がる感じだが、なんだか軽い印象。
歌詞は騒音おばさんからインスパイア
8.SUMMERスカ? ★★★★
スカのリズムで祭りでのハッピーアワーを歌うという、ちょっとらしくない、が、最高に楽しいダンスナンバー。
そもそも、「らしさ」ってのが不透明なバンドなので、これはこれで良い。
「オイサ!」「ショーンガネー!」などのメンバー間の掛け合いも、楽しくて良いです
9.STOP THE MUSIC ★★★☆
目まぐるしく曲調が変化し続けていく、構成が面白い曲。
最後、「STOP!」で唐突に終わるのがいい
10.ロジョー ★★★★
ドラム藤田勇が初めて一人でヴォーカルを担当(tr.1に続いて作詞も担当)
正直、歌は上手くないんだけど、ゲストの女性コーラスとともに歌われる繊細で優しい歌詞が胸に響く。
徐々に曲が盛り上がっていくのも、単純ながら良いと思う
11.We are Lucky Friends ★★★★★
打ち込み音を使った、ハウスなダンスナンバー。
「ずっと友達さ」という歌詞や「シャ~ラ~ラ~ラ♪」というコーラスなど、ちょっと今までのバンド像と違う、キュートな雰囲気があるが、
最後の大サビは感動的で、これからのバンドの中で重要な位置づけになりそうな曲。
アルバムラストに相応しい曲だと思う
総評.★★★★
まぁ、見事に各曲それぞれがちがった顔を見せています。
今までもアルバム毎に色んなことをやってきたバンドだったけど、アルバムとしてのカラーはあった。
ここまでとっ散らかっているアルバムは初でしょう。
個人的には「SUPER NICE」というタイトルに恥じない作品だと思うけど、アルバムとしてのまとまりを重要視する人には合わないかも。
それでも、「モーサム聴いてみたいな」という人には、バンドの振れ幅の広さを手っ取り早く知るという意味でも、オススメかな
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:21st. 162-165 名無しのエリー2009.03.20.

1.シンクロニシティー ★★
アルフィーばりのコーラスアンサンブルで始まるダンスナンバー。打ち込みを担当したのは、エレカシやYUKIでお馴染みの蔦谷好位置氏。
要所に入るドラムのシンコペが踊りにくくさせているので少々不満。
2.流星群 ★★★
ギターポップナンバー。キックがずっと16分音符を刻んでいて、それが独特なノリを作り出している。
サビメロがあまり動かないので少々ダイナミズムに欠ける。
3.カクカクシカジカ ★★
音があちこちから降っては飛び上がってくるようなアレンジ。
4.アイドンノウ ★★
クラムボンのミト氏がプログラミング。
子供の声がサンプリングされている。みんなのうたに流れてても違和感ない。ロードムービーのような歌詞の世界観が興味深い。
曲より歌詞を優先させたためか、後半、冗長さが否めない。
5.君とどこまでも ★★★★
控え目なギターカッティングが心地よい。
コーラスには木村カエラ。カエラの野太い声がVo.百々の変な声をサポート。それがシュールな歌詞にも相まって妙にマッチしているのが印象的。
もう少し曲が長かったら★5つ。
6.ひまつぶし Part2 ★★
冒頭デモ音源をまんま収録。王道パンクロックナンバー。
7.グッモーニン ★★★
早朝の繁華街を彷彿とさせる歌詞をアコギ弾き語りで歌いあげていく。
途中からシンセが徐々に加えられていくが躍動するわけでもなく微熱を帯びたまま曲が終わる。
8.虹を架けて ★★★★
前曲で残ったフラストレーションをここで一気に解放。
JPOPなどでよく使われるストリングスシンセを曲の山場に多用。それが曲にインパクトを与えて曲の世界観を膨張させていってる。
9.カラフル ★★★★
歌もの。一緒に歌いたくなる。アルバムタイトルにふさわしいナンバー。
10.チーズバーガー ★★★★
こちらもカラフル同様に歌もの。モーサムには珍しい人生の応援ソング。
11.joy ★★★★
前作COWの流れから作られたナンバー。モーサム流ダンスホールレゲエ。
Ba.武井の合いの手が笑いを誘う。
12.最後のバス ★★★★★
傑作。重苦しいベースの中に呟くようなボーカル。
終バスを見送るというシュールな内容。中盤のバイオリンシンセが心臓を貫く。
13.カンケリ ★★
サケロックばりのゆるい雰囲気のトランペットが特徴。
総評.★★★★
モーサムが作ったポップアルバム。一曲目からラストまで耳馴染みのいい音が飛び込んでくる。
タイトル通り口ずさみたくなるようなメロと歌詞で構成されてとてもキャッチー。
既存のファンからすればハードなモーサムが見当たらないので困惑するだろうが、
モーサムにあるパブリックイメージをいったん取り払って聴いてみると、どの曲も良質であることがわかるだろう。
音質に関しては、打ち込みとのバランスを考えてか、さらっとしている。ここに物足りなさを感じる人もいるかもしれない。
傑作とはいえないが良盤。ポップな曲を聴きたいと思ってる人はぜひ聴いてみて下さい。
(★5個が満点。)