アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : ないん・まいるす。

Reviewer:18th. 435-436 名無しのエリー2008.07.26.

1.The third eye ★★★★ 同じ歌詞の繰り返しだが飽きさせない。聴き手を不思議な気分にする一曲目。
2.Priority in the life ★★★☆
このアルバムを作るにあたって大急ぎで作った曲らしい。当時は相当勢いに乗っていたことが良く分かる。テンポの良い二曲目。
3.A perfect circle ★★★★ ここで一気にまったりとした、レゲエらしい曲。リゾートとかで聴きたい。
4.Freeze contact ★★★ ナインマイルスらしいメロディ。ギターソロの肩の力が抜けてて聴きやすい。
5.Division three ★★★★★
ウェイラーズについて歌った曲。本人も結構思い入れのある曲らしい。サビへの入り方が独特で癖になる。
曲としての完成度が高いので五つ星にしました。おそらく最高傑作。
6.Cause of joy ★★★★ 何故かイントロが大好き。何処か鈴木慶一の曲作りと似ている。つまり大好き。
7.Good luck system debora(introduction) ★★★★ 小品的なインストだが完成度高し。こういうの大好き。次の曲とは共通点は無いと思う。
8.Good luck system debora ★★★ YMOみたいな締め。というかYMOにも劣らない?
総評.★★★★★
真鍋吉明のレゲエソロプロジェクト、NINE MILES初のアルバム。
曲としては初期衝動的な勢いに乗った感じの曲が多く、かなり濃い作品になっている。
本人は「世界一とは言わないが日本一のアルバム」と言っているが、
他のジャパレゲと呼ばれる日本のレゲエと比べても、レゲエに対する理解度、曲の完成度から考えて、全くその通りだと思える完成度の高さだと思う。
ピロウズとか関係無く多くの人にぜひ聞いてもらいたい。
またナインマイルスの面白いところは、この1stが初期衝動的な名盤、2ndが過渡期的なアルバム、そして3rdが落ち着いた名盤、
という雰囲気が伝わってくるところにもある。
作品としてのみならず、アーティストとしてかなり面白い存在だと思った。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:18th. 416-417 名無しのエリー2008.07.22.

1.RETURN OF THE POLAR BEAR ★★☆
静かに幕を開ける。エフェクトのかかった声も始まりを感じさせるが、このアレンジだとこの曲の良さが伝わり難い。
まあでも1曲目としては正解だと思う。
2.HEART IS THERE ★★
ピロウズとしてもカバーした曲。曲自体がストレートなメロディアスさなのでレゲエなこちらの方が良い。
しかし彼の曲の中ではレベルが高いとは思えない。何故コレをカバー? 2曲目には相応しい。
3.SWEET SWEET ANTHEM ★★ 2曲目とかぶる。あまり印象に残らない。
4.MY AMAZING GRACE ★★★☆ 一転してチープなピアノが微笑ましいナンバー。コーラスも面白く、中々良い。
5.SCARLET EMOTION ★★★★ 素晴らしいポップセンス。中村一義とも張り合えるかも。ピコピコ音も良い感じ。
6.WANT ALL,LOSE ALL ★☆ イントロとギターソロ以外つまらない。
7.CALL FROM JAMAICA ★★☆ Aメロはいいが他は地味。メロディは彼らしいと言えば彼らしいが。
8.WORD OF MOUTH ★★★☆
次作でもバージョン違いで収録した曲。次作のはダブだが今作はレゲエ。
前二曲が地味だったのでかなり良い曲に聞こえる。アレンジはそれぞれであっていると思う。
9.RETURN OF THE POLAR BEAR REPRISE ★★★★★
この前の次作のレビューの「In a Silent Way」で星半分減らした甲斐があった。一曲目のリプライズ。
slow dive系のシューゲイザー的アレンジがピッタリはまった。もしかしたらマイブラの「sometimes」とも張り合えるのでは?
まさにホーリー&ピースフルな名曲。
総評.★★★
ピロウズのギタリスト、真鍋吉明のレゲエソロプロジェクト「NINE MILES」のデリシャスレーベルから出した二枚目のアルバム。
次作ほどアルバムとしてまとまっておらず、曲単位でも捨て曲があったり、過剰にメロディアスだったりとやや未熟感がある。
しかし一部ではその才能が感じられる。特にラストは最高の名曲。これだけでも聴いてほしいと思えるほど。
フィッシュマンズの「orange」のように、次作に名盤を生み出す直前のような雰囲気も感じる。
アルバムとしてみると平凡だが、前作、次作と比べて聴くのも中々面白い。個人的には過渡期的なアルバムだと思った。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:17th. 279-280 名無しのエリー2008.03.23.

1.In a Silent Way ★★★★☆
これはなかなかの名曲。メロディは殺伐としているが、ふわっとしたアレンジで聴きやすい。
woo wah woo wahがちょっとはまった。
2.Revolution is My Name ★★★
テンポの良い表題曲。ポンポンとした感じの音がいい。
3.Changes ★★☆
たららったったったったといった感じの音が耳に残る。このアルバムの中では地味目ながら良い曲。
4.People Make Up Stories ★★★
コーラスでかなりふわふわ、まったりしておりとても聴きやすい。
メロディはもう少しでくどくなりそうでならないところでとどまっている。
5.Right Place,Right Time ★★★
これまたくどくなりそうでならないような曲。サビがかなり耳に残って気持ち良い。
6.Fighting on Arrival ★★★☆
ラップは苦手分野なんだけどこれはかっこいい。
ラップ苦手でも好きになれるよ。常にローテンションで淡々としている。
7.Easy Come,Easy Go ★★☆
これはちょっとくどい。しかし前曲があっさりした曲のため救われている。
しかしアルバム全体に言えることだが、聴きやすい。
8.Word of Mouth ★★★☆
アルバムのこの位置に持ってきたのは正解だなと思える曲調。
4と同じようにふわっとしたコーラス。水が流れるような間奏が非常に心地良い。
9.Stay With Me ★★★★
伴奏はアルペジオのみ。メロディが良いし、声も良い。アルバムをしっかり〆てくれる。
総評.★★★★☆
nine milesとはピロウズのギタリスト真鍋吉明によるレゲエのソロプロジェクト。
ロックはピロウズで完成させているので、ソロでは長年愛好しているレゲエを、とのこと。その3rdアルバム。
全体的にメロディーがキャッチーで非常に聴きやすい。レゲエが良くわからなくても聴けます。落ち着いた、優しげな声もとてもいいです。
そして、狙ってなのか自然なのか、曲順が結構絶妙。
くどくなりそうな曲は固めて、くどい曲はあっさりの後、と言うように途中でだれないようになっている。
最初と最後もしっかりしており総評も高い。こういっては失礼だけど、本職の現在のピロウズよりも良いです。
ピロウズと同じようにキャッチーで聴きやすいので、ピロウズ好きならまず気に入ると思います。
しかしそれ以外にもオススメできそうなとても良いアルバムです。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)