アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : おりじなる・らぶ。

Reviewer:3rd. 684 名無しのエリー2002.11.17.

1.The Rover ★★★★ 乾燥した風が砂埃をまきあげるようなファンク&ブルーズ。 旅の始まり。
2.It's Wonderful World ★★★ 日ざしのきつい午前中に眩しい世界を賛美する歌。ただ少し長尺すぎて飽きる
3.The Best of My Life ★★★★ ラテン風味のパーカッションがいいアクセント。旅行者のセンチメンタル。
4.二つの手のように ★★★★ 旅先の儚い出会いと恋を歌う。クサイけどそれでもカコイイ。メロディが最高。
5.フィエスタ ★★★★★
この曲がアルバムの核になっていると思う。
旅してかえって故郷(というか自分のルーツ)を確認するという詞。音はニューオーリンズのフィエスタをイメージしたものだろう
6.心 ★★★★ 子供に向けた優しい視線。生命への賛歌。口笛にグッと来る。
7.時差を駆ける想い ★★★★ 地球の裏側の恋人に想いをよせてボッサノヴァなのか?
8.Two Vibrations ★★★ 日が沈んで危険な夜の世界へ。ファンキー。
9.Sleepin' Beauty ★★★★ 夜にふさわしいゆったりしたグルーヴで一晩中唄い続ける。人生のモチーフかもしれない。
10.朝日のあたる道 ★★★★ プライマルと並ぶ有名ヒット曲。しかしアルバムの締めとして実に決まってる。
総評.★★★★
ジナラヴ屈指の名盤。ロマンティックにしてセンチメンタル。
テーマは旅。タイトルは村上春樹だが沢木耕太郎「深夜特急」をいつも思い出す。
ブルーズ、ジャズ、ヴォッサをベースにアメリカ南部のルーツ音楽をまぶしている。曲の粒が揃って高く駄曲がない。
3人の役割分担も非常に上手くいっていて隙がない。ロングドライブには最適ではないかと思う。
現在はなんだか迷走気味な田島貴男がかつて極めたピーク。これを超える作品はなかなかできないかもしれない。
(★5個が満点。)

Reviewer:3rd. 596 名無しのエリー2002.11.15.

1.ブロンコ ★★★ ブルースハープをいれた泥臭い曲。まあまあ
2.ダンス ★ 何がしたいのかよくわからない駄曲。つめこみすぎの感あり
3.Your Song ★★ ブラジルっぽいリズムをとりいれたがアイデア一発で終わってる。
4.夢を見る人 ★★★★ シングルになったがさほどキャッチーとは思えない。でもイイ。
5.流星都市 ★★★ タイトルだけみるとはっぴいえんどみたい。で多分意識してると思う。オマージュかも。
6.夏着の女達へ ★ レゲエなのだが、アルバムの中ですごく浮いている。歌詞もつまらない。
7.ホモ・エレクトス ★★★ セカンドラインファンクなのかな。音楽評論家じゃないんだからあんまり浅く広くしなくても。
8.ミア・マリア ★★ バラード。ムード歌謡。クサいなあ・・・・西城秀樹に歌わせたい。
9.ミッドナイト・シャッフル ★★★ 結構好き。映画みたいにドラマチックな曲
10.Bird ★★★★★ これがベストカットか。レゲエだけど6曲目よりずっといい。
総評.★★
小松秀行、木原龍太郎はこのアルバムを最後に脱退。
田島貴男の当時の嗜好を反映させたアーシーな曲が目立つが残念ながら未消化でどうにも居心地が悪い。
ミーハーなのがオリラブらしいといえばそうだが。名曲がないなあ。残念。
この前の「風の歌を聴け」は名盤だったので期待しすぎたのか。
(★5個が満点。)