アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : ぴちかーと・ふぁいぶ。

Reviewer:16th. 617-619 前スレ802008.02.15.

1.エアプレイン'96(airplane'96) ★★★★
「overdose」収録曲「エアプレイン」のリテイクヴァージョン。
原曲が「ザ・ピチカート」な王道ポップだったのに対し、このヴァージョンはギターの響きが気持ちいいロックチューンに。
あまりの変わりように最初聞いたとき驚いた。
このサウンドが癖になれば気に入るだろうけど、原曲の雰囲気を壊されたくない、という方には不向きかも。
2.ドミノ(domino) ★★★
休日の倦怠について歌った曲。歌詞とは裏腹な軽快なロックサウンド。
結構好きな曲ではあるのだが、特筆すべき事はない。
3.雪漫々(snowflakes) ★★
静かな曲。歌詞は「snowflakes」のみ。雪が降る日に散歩しながら聞けばいいかも。
4.チキン・カレー(chicken curry) ★
いつもチャーミングな野宮真貴さんといつも愉快な小西康陽さんのおしゃべり。
バックに流れている音楽はパルコのCM用に作った「Happy Birthday」という曲のアレンジバージョン。
歌入りのバージョンは「great white wonder」で聴けます。
5.ミニ・クーパー(mini cooper) ★★★
約一分半のロックナンバー。
歌詞はカップルがミニクーパーでドライブしている様を歌っている感じなのだが、どうも曲と二人のドライブがリアルタイムで進行しているように聞こえる。
(「スピード上げて」→曲のテンポアップ、「ストップ」→曲終了)
一曲目で登場した「アーッ!(アッー!じゃないよ)」という叫び声がここでも登場。
6.Holger&Marcus ★★★★
爽快なロックナンバー。非常に完成度が高い。さっくり聴けます。
「great white wonder」に収録された「『買物王』のテーマ」バージョンを聴くと「♪おっかーいものおっかーいものおーう」と歌いたくなること請け合い。
7.コーンフレイクス(cornflakes) ★★
静かな曲。歌詞は「cornflakes」のみ。コーンフレーク食べながら散歩しながら聞けばいいかも。
気付いたと思いますが「雪漫々」の同工異曲。
8.子供たちの子供たちの子供たちへ(to our children's children's children) ★★★★★
名曲。
「メッセージ・ソング」が誰か特定の個人へと送られたメッセージソングだとすれば、この曲は不特定多数の未来の子供たちへのメッセージソング。
ゆったりとしたテンポでじっくり聞かせる。
「子供たちの子供たちの子供たちへ/大人になれば世界は少し素敵に見えるかな」
「子供たちの子供たちの子供たちへ/明日になればたいていのこと忘れてしまうから」
でも歌詞って2ちゃんとかに書いても大丈夫なのかな…
あれ?誰か来たみたいだ
9.パッシング・バイ(passing by) ★★
カバーらしいが原曲は知らない。カズーの音色が印象的。
総評.★★★
ピチカート流儀のロックンロール、といった所だろうか。バンドサウンドに特化した一作。
ピチカート=キラキラという人には向いてないかもしれない。とりあえず初心者には向かない。ピチカートマニア初級者~中級者向け。
(そういう自分はどの位の階級なんだろう…)
(★5個が満点。)

Reviewer:19th. 296-300 名無しのエリー2008.08.23.

1.一月一日 ★★
一曲目だからってこんなベタな始まりはアリなのか? 思わず、そんなツッコミをしたくなるスタート。
ハナレグミこと永積タカシも、こんな歌を歌わされるとは思わなかったはず。
歌詞の意味はピチカート・ファイヴ恒例の英訳でようやく理解した筆者です。
2.NONSTOP TO TOKYO ★★☆
シングル版より若干シンプルになっていて、地味だが...
松崎しげるをメインヴォーカルに起用した事により、安心して聴ける。途中のアナウンスも声優経験があるだけに違和感が無ぇw
ただ、オシャレすぎて逆にちょっと腑に落ちない。これがピチカートの売りであるとはわかるんだけど...。
3.君が代 ★☆
曲の前になぜか日本の概要について英語で説明。意図がわからんw
その後になぜ君が代なのかがわかりません!
まぁ、これなら外国人には歌いやすいだろう。日本人にとっては複雑だが。
4.さくらさくら ★★☆
デュエット相手に大御所・雪村いづみを招いてさくらにまつわる話を歌にしたようだ。
流石に歌は大御所だけに雪村は安定してるし、古臭さを野宮の声が上手く中和してる。
歌詞は...やっぱり煙に巻いているな。深く考えない方がいいな。そして、アコーディオンはやっぱりcobaでした。他にいないの?
5.現代人 ★★☆
ようやく野宮真貴メインの曲が登場。
歌詞は一見、都会賛歌っぽいが嫌味にも取れる。聴き手によって印象が変わるんじゃないかな。
曲はオードソックスでシンプルなピチカートサウンド。
6.キモノ ★★★☆
キモノ賛歌ロック。こんなへんてこな歌詞が成立していいのだろうか。とにかくコメントに困る歌詞。曲はちゃんとしたギターロックなのに。
まぁ、困ったらキモノを着よう! で、なぜこの後に日本語口座が入るんだろう。しかもチョイスした日本語がわけわからんw
7.Fashion People ★★★
歌詞カードの野宮がモデルっぽくてカッコイイ。それはともかく楽曲について。
とにかく、海外における日本の著名人(芸能方面限定)と仲良くなりたいというミーハーな歌。ゆえに、無駄にグルーヴィーな曲なのだろう、と好意的解釈。
これこそミュージシャンの無駄遣いとしか思えない。いい意味で。
8.アメリカでは ★★★★
雪村いづみも出ていた映画『君も出世ができる』の劇中歌。こういうリメイクは小西の十八番だと思うんだ。
当時は笑えたけど、今となっては笑えない箇所もあるんだよなぁ。
が、「アメリカでは何でもかんでもアメリカ式です」とか「アメリカでは赤ん坊だってアメリカ製」にはワロタ。
中盤に登場するデューク・エイセスがいい味を出してる。
9.ポケモン言えるかな? ★★★
ちょwwww確かに世界規模の著名作品になったけどwwwwww
てことで、まさかのポケモンカバー。こんなもん、普通はカバーしようと思わない。しかも、本家のメンバーをほとんど作品に引っ張ってきたし。
恐ろしく贅沢なカヴァー。これは当時の小学生が嫉妬するセッション。アレンジは流石にピチカートにしてはちょっと投げやり気味?
てか、BPMが本家とほとんど変わらないのについてこれる野宮凄すぎ。
それと...ミュウを、無視しないで下さい。
10.グランバザール ★
普通、自分のアルバムにCMと同じ尺で曲を入れないのに、ほぼ同じ尺で入れてるよ。
てか、外国人はパルコを知ってるのか? そして、なぜポケモンと繋ぐw
11.12月24日 ★★☆
な  ぜ  ふ  か  わ  を  導  入  し  た
が、クリスマスデートに浮かれてる友人に対してならふかわパートを聞かせてやりたいw
で、肝心な本編はシングル版とは違い、昔のポップスみたいになっている。
流石にオイラはシングル派かな。ちょっと、ロニーの声が硬くて素直にのめりこめない。こういう曲は野宮だから映えるんじゃないかなと思うんだが。
12.スキヤキソング ★★★☆
まだ、知名度が低かった頃の横山剣の歌声が堪能できる、すき焼きデートソング。
...すき焼きデートって女の子からしたらアリなのか?(;´д`)
バックトラックは無駄にクール。乗るにはちょうどいい。歌詞はすき焼きなのにw
横山剣も年齢相当の渋さが備わったカッコ良さがあるから余計に笑える。もちろん、横山剣名物「いいねっ!」も堪能できます。
が、間奏の前田武彦は要らん。マジで邪魔でしかない。
13.東京の合唱 ~午後のカフェで~ ★★★
ところどころバラバラだけど、揃うときにはきっちり。そんなデュエット。
野宮真貴の声と松崎しげるの声って以外のフィットするのは新発見。
こちらはシングルカットされたが、これはアルバム版の方が良いな。YOU THE ROCK★の使い方がちょうどいい感じだしね。
14.さえら ★★☆
ベルトラン・ ブルガラ引っ張ってきてまで作り上げたのが不思議なポップス。
フランス語で何か語ってから本編。この本編が妙に落ち着く。
当初はスローだけど、後半は加速して、ノリノリになる。こんな感じの構成は大歓迎。もっとやれ。
15.大東京 ★★★
蓄音機の説明の後に登場する高速シンフォニックポップチューン。妙なノイズがたまらない。
都会のせわしなさがコミカルに描かれていて、「そういえば、ピチカートって渋谷系って呼ばれてたな」と再確認できた。
てか、蓄音機との関連性って...?
16.愛餓を ★★★
はっぴいえんどのカバー。クレモンティーヌの「おっはー」が可愛いw
珍しくゲストアーティストに合わせてボッサポップスに合わせてきた。
曲は五十音を歌ってるだけw こんなオシャレな五十音順ソングを子供に聞かせて覚えさせる親はいない?
ただ、クレモンティーヌがハ行を発音したときは、
フランス語を習いたての当時は「フランス人ってハ行を発音出来たの!?」と無知故の疑問をもてたのも良い思い出。
総評.★★★
外国から見た日本をテーマに作成された、ピチカート・ファイヴ最後のオリジナル。
とにかく、思わず首をひねりたくなるような歌詞が多く、野宮の声もあまり無い。ある意味、小西のソロアルバムと言ってもいいくらい。
まぁ、ラストだからこそ、小西には暴走してほしかった。そして、野宮ファンには不満の作品だっただろう。
何せ、彼女がメインを張った曲が少ない。ピチカート・ファイヴのメインなのに。
なんだか、一流ばかり集ったけど、肝心の花形がわからない蒲田行進曲みたいなアルバムといってもいい、贅沢だけど、見せ場がぼやけた一枚。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:4th. 625-626 名無しのエリー2003.03.14.

(Disc.A)
1.スウィ-ト・ソウル・レビュー ★★★
CMでも使われてた事もあり中期ピチカの代表曲のひとつ。歌詞もサウンドも王道のピチカサウンド。
2.東京は夜の7時 ★★★
言わずと知れた名曲。世間でもっとも認知されてるピチカの曲だと思われ。
リミックスも多いが収録はTYOでも収められたスタンダードなもの。
3.ハッピーサッド ★★★★
コーネリアスもバックに参加しててギターサウンドが心地よい一曲。
個人的にはピチカの代表曲のなかで1,2を争う程好きだ。
4.スーパースター ★★
割とピチカの曲の中では異色の印象を持たせる曲。歌詞も少し変わってる。
好みは割と別れるかも知れない。
5.陽のあたる大通り ★★★★
タイトルそのまま、まさに陽のあたる大通りを思わせる歌。
ピチカは春をイメージさせる曲が多いのだがこれもそれを思わせる。
小西自身に言わせると「ゲイに人気の曲」
6.悲しい歌 ★★★★★
ファンの間でも評価の高いピチカ屈指の名曲。
失恋ソングなのだが流石ピチカだと唸らせる曲。失恋板の曲スレでも妙に人気高しw
これを聴かずして何を聴く。
7.ベイビー・ポータブル・ロック ★★★
ギターサウンドを中心にこれでもかと言わんばかりのピチカリミックス。
これまた春をイメージした曲。これからの季節にぴったり。
8.イッツ・ア・ビューティフル・デイ ★★★
軽いギターサウンドと凝ったリミックスとで聴かせる曲。
9.モナムール東京 ★★
これも割とピチカのイメージからjは変わった部類に入る曲。
この曲を聴くとキューティーハニーの主題歌を想像するのは俺だけ?
(Disc.B)
1.大都会交響曲 ★★★★★
ファンの間でも人気のある曲。ピチカのテーマのひとつ「東京」が色濃く出てる一曲。リミックスが素晴らしい。
実はplayboyplaygirl版のアコギ版も良いですよ。
2.恋のルール・新しいルール ★★★
良くも悪くも無難ですね。って感じの曲。個人的には歌詞がとても好きだ。
3.きみみたいにきれいな女の子 ★★★★
アコギサウンドがとても印象的な一曲。それにつきる。バックコーラスが何気に凝ってて好きだ。
野宮の声が最も似合う曲。
4.プレイボーイ・プレイガール ★★
以前のアルバムタイトルにもなってる曲。サタスマでも以前はEDテーマでした。
これまた好みが別れそうな曲。実は俺はあまり好きじゃない。
5.ダーリン・オブ・ザ・ディスコティック ★★★
長ーーーーーーーーいイントロから入る曲。と言うより最後の歌がおまけな一曲。でも最後の歌がとても好き。
6.ノンストップ・トゥ・トーキョー ★★★
バカンスをテーマをした曲。実はピチカにはバカンスをテーマにした曲も多い。
飛行機のSEが入ってたり結構凝ってるリミックスをしてたりする。
7.パーフェクト・ワールド ★★
発表時期には似つかわしくない位、原点に帰ったようなピチカサウンド。
逆にハマりすぎててつまんない曲ともいえる。
8.東京の合唱 ~午後のカフェで ★★★★
松崎しげる・You the Rockが参加してる曲。東京をテーマにした一曲。
ゲストが豪華なだけあって流石にパワーのある曲。
9.12月24日 ★★★★
ピチカが発表した最後のシングル。そして唯一の(?)クリスマスソング。
子供達のコーラス・鈴の音。クリスマスイメージを巧みに取り入れつつ、ロマンチックな曲。
総評.
ピチカのベスト盤だけど、基本的にsinglesの名の通りシングルを並べただけ?と言った印象も受ける。
流石に同時期発売のベスト「Pizzicato Five R.I.P.」に比べると印象薄か?
ただ、割とピチカっぽい曲を集めただけあって始めて聴く人にはお勧めの一枚。
ただ、もう少しTYO・JPN辺りでは収められなかった名曲を収めたりはしてくれなかったのが残念。
全体的に無難なまとまりを見せる一枚。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。総評は星評価なし。)