アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : ほりしたさゆり。

Reviewer:10th. 769-770 荻野目洋子萌え2005.10.16.

1.旅路 ★★★★
ギターのストロークで一気にはじける軽快なポップス。
彼女にしてはめずらしい攻撃的なナンバーだが、アンプラグドにこだわったせいかいまひとつ勢いが足りない。
歌詞はミスチル張りのポジティブなメッセージソング。ロリータボイスの彼女には似合わないけどね・・・
コーラスの入り方もおもしろいし、アレンジャー「目木とーる」さんの力量が分かる作品。
2.幸せの木 ★★★
アコギとボーカルとボンゴ、ベースだけの癒し系ソング。生演奏の空気が伝わってきて心地良い。
3.フルムーン ★★★★☆
ゆったりとしたピアノとアコギのスロウバラード。
ワインでも飲みながら歌詞カードをじっくり読むと、堀下さゆりのエロスな世界が待っているでしょう。
人によってはこの曲が一番好きかもしれない。そのぐらい完成度の高い作品。
4.深雪 ★★
ピアノのインストと囁き
5.ふるさとサイレン ★★★★★
メロディ良し、歌詞良し、アレンジ良し。恐らく彼女の最高傑作でしょう。
拝郷メイコちゃんの「帰り道」同様景色が目に浮かんでくる。
福島県相馬市出身の彼女の田舎では5時のチャイムのかわりにう~んとうるさいあのサイレンが鳴って、犬の遠吠えをさそっている・・
チャリコにのってる子供達がヘルメットをかぶっているような田舎で。
6.雨模様 ★★★☆
ピアノ弾き語り。しっとりとした聴けば聴くほど味がでる上品な曲。
総評.★★★★(8点/9)
シングル並みの価格だし、「カゼノトオリミチ」が好きなら絶対買いの作品でしょう。
(エーベックスが押しつけてくる大塚愛の作品では「ネコに風船」だけは良い曲かもね。あとはちょっと・・
 そんなメロディ感覚の人が書いたレビューだと思って下さい。)
メッセージ性のある曲があったり、エロがあったり、哀愁があったりで彼女自身方向性を模索している記念すべき1stで、一番良い作品かもしれない。
名曲「ふるさとサイレン」だけのために買って他の曲を聴くのを忘れていたが、こうやってじっくり聴くと良い曲ばかりでした。
ハイトーンボイスに、アンプラグドな作品なので、ちょっと軽すぎるって第一印象がミスリードさせたんでしょう。
安いけど、じっくり聴いてあげてください。
(★:2点,☆:1点で楽曲は10点、総評は9点満点。)

Reviewer:9th. 429-430 荻野目洋子萌え2005.03.05.

1.仲よくなりたい ★★☆
ピアノ弾き語りのゆったりとした静かな曲。眠くなる・・・zzz
2.milk ★★★★
テンポ116エイトビートの爽快なピアノロック。
3.恋のチカラ ★★★☆
大貫妙子が唄いそうなかわいらしい曲。ピアノ、ギターに、打楽器のギロ、コンガというシンプルな編成。
4.君と笑った ★★★★☆
シングル候補曲。曲構成がABCA'BCCとほぼ方程式通りでBメロがきっちりとしてるから、だれが聞いても良い曲でしょう。この曲は
5.アヒル隊長 ★★
「みんなのうた」に採用されそうなアヒルが主人公の可愛らしい曲。
ただ「添い寝だけはイヤだよ」という歌詞からわかるように比喩になっている。大塚愛の「黒毛和牛上塩タン焼680円」ほど露骨ではないけどね。
チェッカーズの「ガチョウの物語」みたいな曲なんだけど、あの曲と比べちゃうと数段落ちちゃうね。
6.カゼノトオリミチ ★★★★☆
NHK「みんなのうた」でジブリのアニメとともに話題になった曲。
この曲欲しさに買ったけど、思ったほどではなかったかな。肩透かし気味ってことでは、去年の一青窈の「ハナミズキ」もそうだった。
まっどちらも良い曲なんだけどね。
7.Clover ★★★★
ドラムのビートも力強くエレキギター絡む重厚なサウンドの激しいロック。
クラムボンスレによると「便箋歌」と似ているってことだが、確かにサビのメロディはかなりかぶってる。
このコがクラムボンを聴いていてもおかしくないから、ふとでちゃったんでしょう。
ただ、このサビのメロディだけでもクラムボンの音楽って難しいよなって思う。
似ているサビの分岐点でこのコは音階が自然に上がっていくんだけど、クラムボンはえっと思うぐらい不自然に下がっていく。
8.さんぽ ★★★☆
もうちょっと音に厚みを加えてきっちりアレンジしてあげればいいのに
9.指さし ★★★★
7曲目をちょっと薄めた感じのアップテンポ曲
10.Life ★★★☆
ピアノ弾き語り。ラストを飾るにはふさわしいバラード。
総評.★★★★(8点/10)
たまたまNHKの「みんなのうた」を見ていてひっかかったのが、6曲目だった。
他に何の宣伝もしてないのに、この曲だけで、邦楽版にスレが立ったのだからエライ!!
声質は、ワッフルズのケフコちゃんに似ている(アドバンテージルーシー、クラムボン、空気公団あたり)
矢野顕子みたいな歌い方もするけど、あそこまでデフォルメしてないから万人向けでしょう。
ピアノ弾き語りの静かなM1,M6,M10、ロック色の濃いM2,M7,M9、とバランスも良く、どの曲もメロディアスで聴きやすくて良いアルバムでした。
ただ、8、9曲目あたりは、「また似たような曲か~っ」という印象を受けた。
1曲1曲しっかりと味付けしてくれるアレンジャーに出会えていればもっと良かった。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)