アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : ゆがわしおね。

Reviewer:14th. 231-232 (・(∀)・) ◆kumaE6IGDE2007.03.02.

1.渡り鳥の3つのトラッド ★★★
寒い冬に耐えてそこから芽を出すイメージの曲。
ゆっくりとおだやかな曲だけど、はっきりと力強い意思を感じる。
2.鏡の中の絵描き ★★☆
どこか宗教音楽的要素を感じる。邦楽ポップスというジャンルにおいてはとても珍しい曲だと思う。
3.裸の王様(Album mix) ★★★☆
くるり岸田作曲。シングルVerよりも随分スローで穏やかな曲になっている。
高音を多様していて、それが神秘的な印象をより強めている。
シングルA面としてピックアップするような目立つ感じではなく、なんとなくいいなぁと雰囲気勝負の曲
4.HARLEM ★★★☆
マイナーコードの暗さが曲全体に薄いヴェールをかけている感じ。
でも暗いだけじゃなくしっかり物語性を感じる展開の仕方がかっこいい。
5.蝋燭を灯して(Album mix) ★★★★☆
作曲はJames IHA & 湯川潮音。ものすごく完成度の高い曲。
湯川潮音の魅力は、雑踏の中に埋もれて目立たなくなってしまっても、それでもその奥底で周りに流されず確かな自分を表現出来ることだと思う。
そんな湯川潮音自身を表現したと言ってもいい曲。自分はこの曲のPVをCSで見て心奪われました。
3分ちょいと短すぎるのがとても残念。何度も何度も聴き続けたくなる中毒性のある1曲。
6.聖堂の隅で ★★★☆
これも宗教的要素を感じる曲。聖歌隊と言ったところか。
サビで段階を踏んでどんどん盛り上げていくところが心を沸きたてる。
7.緑のアーチ(Album mix) ★★★☆
バタ犬(ハナレグミ)永積タカシ作曲。メジャーデビューシングル。しかしシングルA面に持って来るタイプの曲ではないと思う。
おとぎばなしを聞いているような楽しい気持ちになれる優しい曲。
8.海の上のパイロット ★★
ずっと一本調子であまり面白みの無い曲。まあ1曲くらいはこういうのがあってもしょうがないか。
9.エデンの園(Album mix) ★★★★
優しい愛情に包み込まれる曲。とにかくひたすら優しい曲。癒し系。サビのメロディーも綺麗で心地よい。
10.キルト ★★★
厳しく寒い北氷の地にいるような透明感のある曲。
間近に迫った春を呼び寄せる歌を歌っているというイメージが脳裏に浮かぶ曲。
総評.★★★★
1stメジャーアルバム。3、5、7以外は全て本人作詞作曲。詞は全て本人。ボーカルはとても癖があるので人によって好き嫌い分かれると思う。
どれか1曲が物凄い神曲ってタイプではなく、全体的にクオリティが高く満足度の高いアルバムだと思う。
ほんわかとした曲が多いので、時間がある時に心を落ちつけてじっくり聞くのがいいと思う。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)