アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : さざん・おーる・すたーず。

Reviewer:17th. 146-148 名無しのエリー2008.03.02.

1.勝手にシンドバッド ★★★★☆
言わずとしれた1stシングル。英語のような語感で日本語を歌うという、日本語ロックに新たな可能性を見せた革命的名曲。
ブラックミュージックに歌謡曲の要素を上手く取り入れた、分かりやすい展開に哀愁のメロディが耳馴染み良い。
この曲だけ斉藤ノブがアレンジにかかわっており、原曲はゆっくりなもっと歌謡的な歌だったらしい。GJ斉藤ノブ
2.別れ話は最後に ★★☆
ボサノヴァ調なミディアムバラード。当時の色物イメージなサザンを良い意味で裏切る曲。まだ桑田の声が若い。
ループするベースラインと淡々としたパーカッションが上手く歌メロを引き立ててる。サビでいきなり歌謡曲になるのは如何にもサザン。
間奏のギターソロもムーディで良い。ただいまいち歌メロが弱いのが残念
3.当って砕けろ ★★★
ベースの小気味良い音が印象的なジャズチックなミディアムソング。まぁそれ以上でもそれ以下でも無いんだが。
しかし今のサザンからは考えられないバンドのグルーヴ感を味わうことができるのは、なかなか良いかも
4.恋はお熱く ★★★☆
サザンの王道とも言える、8分の6拍子のバラード。しかしまだ粗削りで、完成度は低いと言わざるをえない。
ただ桑田のメロディセンスは当時から爆発していて、アレンジを変えれば今だしても十分通用しそう
5.茅ヶ崎に背を向けて ★★★★
山下達郎のようなお洒落なカッティングギターのイントロから入るアップテンポ歌謡ナンバー。原坊と桑田のデュエット。
タムの乾いた音と素早いベースのリズムが凄い化学反応を起こしてる。サザンのリズム隊は地味にレベル高い。
原坊の声がまだ今みたいにぶっ飛んでない、意外と普通の声
6.瞳の中にレインボウ ★★☆
レストランの中の雑踏から入り、ティンパンアレーチックな私的世界の広がる曲。サザンが初めてブルースの要素を取り入れた曲でもある。
しかし地味であることは否めない。このアルバムは全体的に地味な楽曲が続くのでこの辺でダレて来てしまう
7.女呼んでブギ ★★★★☆
ダレてきたところにちょうど良くぶち込まれるタイトル通りブギな曲。服部良一を尊敬してる桑田だからこそ作れる曲。
そもそもブギと言うのはループするベースラインを基調に盛り上げなくてはならない、
なかなか難しい音楽なのだが、この曲はふざけた歌詞、桑田の投げやりな歌い方、印象的なメロディと実に耳に残るインパクトの強い曲となってる。
しかし「女呼んで 揉んで 抱いて 良い気持ち」ってねぇ。事実だけども。ちなみに渋谷陽一はこの曲が大好きとか
8.レゲエに首ったけ ★★☆
サザンで唯一のレゲエナンバーらしいが、正直レゲエは全然聴いたことないからわかりません。ごめんなさい。
桑田の曲を全面に押し出した割かし声を聴かせる曲。曲の後ろでずっと動物の声が入ってるのが牧歌的。
前曲で女は最高って言ってたのに、この曲では女よりレゲエ最高って言ってる。どっちだよ
9.いとしのフィート ★★★☆
タイトルから分かる通り、リトルフィートへのリスペクトで作られた曲。でもサザンのこのころの曲って全部リトルフィートっぽいっちゃっぽいけど。
ベースの休符の取り方が良い具合に隙を作ってて良い。サビのリズムもファンキー。
歌詞は全くリトルフィートじゃない年末を歌ったもの
10.今宵あなたに ★★★
し、渋い・・・こんな渋いブルースは今のサザンからは想像つかないよ。ラストにしちゃちょっと弱いかな。
メロディ展開が実に歌謡曲的なんだけど、でも歌謡曲の匂いを感じさせない。
ギターが泣いてるのも演歌っつぽいけど、何故か泥臭くない
総評.★★★☆
サザンの記念すべき1stアルバム。全体的にリトルフィートのようなアメリカンルーツミュージックの色が濃い。
そのため地味さは否めない。また粗削りでいまいち作りこまれてないので、完成度は低いと言わざるをえないかも。
また当時はコミックバンドというイメージが強かったので、それを意識した曲も多い。
ただ今のサザンには無い何というか一種のムードが含まれてるので聴いてみても損は無いと思います
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:16th. 466-468 名無しのエリー2008.01.31.

1.ふたりだけのパーティ ~Tiny Bubbles(type-A) ★★★☆
メドレー形式の楽曲。前半は如何にも昭和って感じの泣きのギターイントロから、
ピアノ主体のサザンらしいポップスへと移る聴きやすい曲。こういうのが世間でイメージするサザンなんだろう。
間奏で中華風にしたり遊び心も散りばめられてて、ニヤっとさせられる。
泡の音が途中で入った後はガラッと曲調が変わり、軽い全英語詞のソウルナンバーとなる。
桑田の歌い方も力が抜けてて良い
2.タバコ・ロードにセクシーばあちゃん ★★★★
タイトルからコミックソングかと思いきや、本格的にブラックミュージックな大人のラブソング。
ルーズなリズム隊が良い感じに曲全体の空気を緩くしてる、かと言ってgdgdになるわけでもないのは流石。
桑田のエセソウルながなり節が全開な曲。別に批判では無いです。
サビの終わり方が歌謡曲丸出しなのが少し残念
3.Hey!Ryudo!(ヘイ!リュード!) ★★★☆
ブラスの冴える宝塚なイントロからそのままミュージカル風に展開していく曲。イメージは大正歌謡。デモクラシー。
Ryudoってのはダウン・タウン・ブギウギ・バンドの宇崎竜童のことらしい。しかし桑田の作る曲の幅広さには毎回驚かされるね
4.私はピアノ ★★★★☆
高田みづえのカバーでも有名な曲。ヒット曲チャコの海岸物語を彷彿とさせる、桑田流昭和歌謡曲。
筒美京平ばりの泣きのメロディと、阿久悠みたいに情感的な詞はまさに「歌謡曲」。こういう曲でもちゃんと書ける桑田凄い。
間奏で入るコメディタッチな掛け合いはロックバンドとしての抵抗か
5.涙のアベニュー ★★★★
6thシングル。AOR+ソウル+歌謡曲って感じのバラードナンバー。Aメロの詰め込んだ歌詞を早口で歌う手法は桑田が元祖らしい。
コードを4つしかつかっておらず、非常にシンプルにまとまった曲でさらっと聴けるが、それがまた情緒的で良い。
夕暮れの横浜を連想させる歌詞はまさに桑田節
6.TO YOU ★★★☆
字余りの歌詞をたたみかけるように歌うのが特徴的なポップナンバー。これまたシンプルなので前曲の流れのままさらっと聴ける。
全体的に楽器の音がハワイアン。途中で電子音が入るが非常に時代を感じる
7.恋するマンスリー・デイ ★★★☆
7thシングル。女性の生理を謳ったショッキングな内容だが、いやらしい感じはしない。
曲自体は2なんかと一緒で、サザン流に歌謡曲を加えたブラックミュージック。
基本的にこういう歌は桑田の声を聴かせる作りになってるが、この曲も例外では無く、楽器隊は抑えて桑田のボーカルを前面に押し出してきてる。
しかしこんな曲良くシングルで切るねぇ
8.松田の子守唄 ★★★★
ドラムの松田がボーカルをとった曲。海援隊やイルカみたいなピアノ主体の美メロバラード。
松田の声がクリキンみたいなクリアハイトーンなので凄い綺麗に曲と合う。
ゴスペルチックなサビは恐らくビートルズのパロディ
9.C調言葉に御用心 ★★★★☆
5thシングル。ここまで連続してAOR調のバラードが続いたところに、いいタイミングでアップテンポなポップスなのでホッとする。
これもサザン流歌謡曲と言った感じだが、地味にベースがジャズチックな面白い動きをしてる。
低く抑えたAメロからBメロ、Cメロと高くなるという、サザンお決まりのパターンを確立した曲らしい
10.Tiny Bubbles(type-B) ★★★☆
1の後半をちょっとアレンジしたバージョン。少しカントリーっぽくなった。
日本的な要素を全く感じさせない、純60年代の洋楽って感じ
11.働けロック・バンド(Workin' for T.V.) ★★★★
サザンらしいアルバムのラストを飾る壮大なバラード。古臭さを全く感じさせない。
これと言って面白いことをしてるわけでは無いけど、まぁメロディが凄い綺麗だから良い
総評.★★★★☆
サザンオールスターズの3rdアルバム。前作がテレビ出演に忙殺されて満足に作れなかったため、テレビに出ないでじっくり作った一枚。
全体的にソウル、ジャズと言ったブラックミュージックの影響が強く、今のサザンとはだいぶ違うイメージを感じる。
AOR要素も強いため薄味と言えばそうだが、メロディはハッとさせられるものがあるので引き込まれる。
田中宗一郎曰く「サザン最後にして、最高の傑作」らしい。まぁ最後にしてってのはともかく最高の傑作なのは異議なし。
当時の他のバンドのアルバムと聴けば、いかにサザンが進んでいたかも分かる一枚なので、是非聴いてみてください
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:10th. 820-821 名無しのエリー2005.10.24.

1.Hello My Love ★★★★ 大人で上品な名曲。ギャグ無しの出だしはアルバム初だと思う。
2.My Foreplay Music ★★★★★ 前遊の曲。エロエロだがロックしててカッコいい。
3.素顔で踊らせて ★★★☆ またまた上品なサザン。
4.夜風のオン・ザ・ビーチ ★★★☆ サザンとしてはよくあるシチュエーション。やっぱりセックス。
5.恋の女のストーリー ★★★★ シンプルなバラード。このアルバムはとにかく上品。
6.我らパープー仲間 ★★★★★ 意味不明だが超名曲。ムケタラバズリブ。
7.ラッパとおじさん ★★★★ 全英語のブギ。
8.Let's Take a Chance ★★★☆ ビートルズ「Come Together」のパクリ。早漏のうた。
9.ステレオ太陽族 ★★★★☆ 短いけれど名曲。もう少し長ければ。
10.ムクがなく ★★★ 一言でいえば地味。ムクちゃんこと関口がボーカル。
11.朝方ムーンライト ★★★★ 歌謡曲。でもいいメロディだと思う。
12.Big Star Blues ★★★★ 桑田もお気に入りの曲。カッコいいハードなロック。
13.栞のテーマ ★★★★☆ 泣く子も黙るサザンの18番ばらっど。流れるようなメロディは見事。
総評.★★★★
1st以来の名盤だと思う。全体的に地味ではあるが名曲ばかり。初期の頃の意味不明な歌詞も減っている。
ただジャケットがとにかくダサい。おそらくこやつらがパープー。こんな奴らの仲間にはなりたくない。
でも曲はいいです。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:5th. 252 八雲2003.07.31.

1.DJコービーの伝説 ★★★★ 一曲目としては最高
2.思い出のスター・ダスト ★★★☆ バラード。しっとりとした感じ
3.夏をあきらめて ★★★ 研ナオコがカバーしたことで有名。王道歌謡曲
4.流れる雲を追いかけて ★★★ 原由子ボーカル。中国残留孤児のことを歌っている
5.匂艶(にじいろ)THE NIGHT CLUB ★★ エロ。アップテンポで盛り上がる。ただ飽きる。
6.逢いたさ見たさ病めるMy Mind ★★★★ せつない。電話のコールのSEで始まる
7.Plastic Super Star ★★★ ノれる曲調
8.Oh!クラウディア ★★★★☆ 名曲。その一言
9.女流詩人の哀歌 ★★★★★ ベースが最高にかっこいい。桑田の声もいいね
10.Nude Man ★★☆ ロッキード事件のことを歌った歌。1分程度で終わる
11.猫 ★ 脱退した大森がボーカル。ここで一気に萎える
12.来いなジャマイカ ★ レゲエ。印象薄
13.Just A Little Bit ★★★★★ 最後はバラード。8に匹敵するほどの名曲
総評.★★★☆
(★:2点,☆:1点の計10点満点。総評はコメントなし。)

Reviewer:15th. 274-279 名無しのエリー2007.07.21.

1.マチルダBABY ★★★★★
5thアルバムまでと180度方向を変えたデジタルロック。発表当時のリスナーは確実に腰を抜かしたと思われるw。
ドラムとシンセ主導の演奏にせよ桑田の歌声にせよ、メリハリが効いていて良い。歌詞はファンタジーRPG的。
2.赤い炎の女 ★★★★
前曲からの繋がりが良い。
ミディアムナンバーでスタートすることが多いサザンのアルバムにしては珍しくアップテンポを2曲続けてくる。
サザンお得意のラテンナンバー。歌詞はレズについてで、流れるような歌唱が良い。
ただ「パッパラッパ~」の繰り返しが少々ダルい。
3.かしの樹の下で ★★
桑田と原坊のデュエットによるアジア的落ち着いたバラード。歌詞は中国残留孤児を歌っている。メロも歌詞も地味。
4.星降る夜のHARLOT ★★
レゲエ調のスローテンポナンバー。メロは至って普通。歌詞は売春婦を歌っていてひたすら暗く少々エグい。
ドラムが目立ち、ようやくロックバンドらしい音になる。もう少し短くまとめられなかったのか。
5.ALLSTARS' JUNGO ★★
アフリカの民族音楽を意識したデジタル曲。とはいえメロも歌詞も有って無いようなもので、ひたすらドラムを聴くための曲と言っても過言ではない。
歌い方についてはマキシマムザホルモンに近い、といえばわかるだろうか。
6.そんなヒロシに騙されて ★★★
サザンのアルバム恒例、原坊ボーカル。昭和歌謡調。ここらでようやくサザンを聴いてる、という気になる。
ギターが秀逸。原坊ボーカル曲の中でも佳曲。
7.NEVER FALL IN LOVE AGAIN ★★★★
いかにもサザン歌謡な前曲に続いて、いかにもサザンバラードという感じのジャジーな曲。
桑田の歌い方も極端に優しくなる。歌詞は別れについてで少々ありふれている。
8.YELLOW NEW YORKER ★★★
ややパンク気味のロック。歌詞は「大事なものはOriginality」など個性が大事という応援歌的なもの。
サックスがいい味を出している。メロディーはやや単純だがノリがいいので聴き易い。
9.MICO ★★
1950年代の人気歌手であり、桑田が大きく影響を受けた弘田三枝子を讃える歌…らしい。
「お前がいなけりゃ俺 今更歌などない」などちょっと歌詞が崇拝チック。
10.サラ・ジェーン ★★
家出した少女の歌。音の数が多すぎて聴いていて疲れる。
11.南たいへいよ音頭 ★★
ベースの関口が作詞作曲し歌っている。ラテン風なのだが詞の意味不明さがすごいw
固い曲が続いてきたのでこれを聴くとマターリする。が、マターリする以上の意味は特にないと思われ。
12.ALLSTARS' JUNGO(Reprise)
T5の一部を切り取った40秒程度のインスト。前曲から上手く空気を切り替えられていると思う。
ただの繋ぎなんで★評価は無しで。
13.EMANON ★★★
次作「人気者で行こう」に繋がるAORっぽい曲。
歌詞がちょっと陳腐だが、小綺麗にまとまっていて、夜にまったりと聴きたい曲。
14.旅姿六人衆 ★★★★
アルバムの締めにふさわしい、ファンとスタッフへの感謝を歌った名バラード。
メロは静かだがサビは叫び気味。ラストは「Hey Jude」のパロディ。
総評.★★★
とりあえず、1のインパクトが強烈。ただ駄曲も多く、良曲と駄曲の差が激しい。
どっちかというと気分を落ち着かせたい時に聴くアルバムかと。
ただ如何せん80年代的なので、若い人には聴きにくいかもしれない(とレビューしてる俺は17w)。
「万葉」「Young Love」「さくら」を聴いた後で、80年代サザンに足を踏み出そうという人には、まず聴くべきアルバムとして「KAMAKURA」と共にオススメです。
(★5個が満点。tr.12は星評価なし。)

Reviewer:16th. 583-585 名無しのエリー2008.02.12.

1.JAPANEGGAE ★★★☆
当時はまだそれほど一般的では無かったシンセ全開のイントロがこのアルバムを象徴していて、始まりとして素晴らしい。
音の革新性とは裏腹に歌詞は桑田お得意の古文もどき、そしてメロディは演歌的と言えなくもない和風なもの。
打ち込みもシンセも何もかもがどうしても古臭いが、しかしこう言う曲を当時やったというのは凄いことだと思う
2.よどみ萎え、枯れて舞え ★★★★☆
これまたYMOっぽいテクノなイントロから始まる。
80年代のサザンと言うとやはり黒人音楽もどきなリズムだけど、これもそれが顕著。
ただメロディは前曲と同じく非常に和風なもの。キャッチーさも抜群でこれをシングルにしても結構売れたと思われる。
ボコーダーのかかった声が入ったり非常に前衛的な曲だったんだろう。当時は
3.ミスブランニューデイ ★★★★★
20thシングル。サザンの最高傑作のひとつ。メロディがループするシンセ全開のイントロはインパクト抜群。
Aメロは2音しか使ってないのにまったく平坦な感じを与えない。全体的にメロディの起伏の少ないなだらかな曲だけど、でも飽き無い。
歌詞も非常に社会に対して皮肉の利いた桑田らしいもの。テクノポップ全盛の時代を感じる懐かしい曲
4.開きっ放しのマシュルーム ★★★★
エッジの利いたギターと切れ味の鋭いシンセが特徴的なHR調のナンバー。AOR色の強い今作において貴重なアッパーチューン。
桑田の歌い方もドスの利いた太い声で、ロックバンドとしてのサザンオールスターズが非常に色濃く感じることのできる曲。
岡野ハジメが所属していた日本のロックバンドPINKに対する、リスペクトの気持ちを込めて作られた曲らしい
5.あっという間の夢のTONIGHT ★★★☆
前曲とは打って変わって、ポップなサザン全開な曲。
サザンのポップって言うとちょっと湿っぽいイメージあるけど、この曲は開放的。メロディは哀愁漂うものなんだけど、能天気なピアノとかギターの音が凄い明るい。
サザンにありそうで無い曲
6.シャボン ★★★★
アルバムには必ず一曲ある原ボーカルの曲。特徴として原ボーカルの曲は非常に歌謡色の濃い曲が多いが、これも歌謡曲ど真ん中。
マイナーな曲展開にしろ、わざとらしいストリングスにしろ、別れを謳った歌詞にしろ臭い。だがそこにしびれるあこがれる。
メロディが筒美京平ばりにしっかりしてるから聴いててもだるさを感じない。メロディーメーカーとしての桑田の才能が爆発してる曲
7.海 ★★★
キラキラしたシンセのイントロが非常に特徴的なミディアムバラード。曲自体はサザンにありがちな海がテーマな美メロバラード。
これと言って言うべきことも見当たらないんだけど、ただこのメロディセンスはやっぱ一歩抜けてる言わざるを得ないよなぁ。
もともと3の代わりにシングル候補だったらしい。まぁこっちでも売れたっちゃ売れたかも
8.夕方 Hold On Me ★★★★
ホーンが全面に出てきてる賑やかなバックの曲。桑田の歌い方も張りがあってなんか若さを凄い感じる。
明るいんだけど、どこか哀愁を感じるメロディは歌謡曲に造詣の深い桑田だからこそ書けるもの。
昔のサザンはこういう曲がたまにあるから凄い効果的だったんだよな。今はこういう曲ばっかだから困る
9.女のカッパ ★★★
ジャズを意識したミディアムバラード。コード進行が結構当時としては革新的だったとか。
確かにこういう曲として成り立つかどうかのぎりぎりの進行は当時はあんま無いよね。今じゃミスチルとかいるけどさ
10.メリケン情緒は涙のカラー ★★★★
時代を感じる音群の中でも一番その古臭さを感じる曲。
郷ひろみの曲みたいな臭い展開は好き嫌いわかれそう。まぁ俺はこういうの好きだけどね。
6なんかと一緒で、歌謡曲全開な桑田の作曲のセンスを非常に色濃く感じられる曲。こういう曲今出したら逆に新しいかも
11.なんば君の事務所 ★★★
ギターの大森作曲のイントロ。ギターとシンセが上手く絡んだ、Devoみたいで何かサザンとは思えない新鮮な曲。
大森ももっと曲書いてみれば良かったのにな。今じゃもういないけども・・・
12.祭はラッパッパ ★★★★☆
ファンク全開。それも疑似ファンクでは無く結構本格的にファンクしちゃってる。関口ってスラップベース上手いのね。
裏で高速リズムを刻んでる打ち込みの音が良いアクセント。zepみたいな渋いギターリフもかっこいいね。
あまりのもあっけなく終わるけど
13.Dear John ★★★★
サザンのアルバム最後の曲お決まりの荘大なバラード。ジョンレノン追悼曲。作曲はネスカフェの曲でおなじみ八木正生。
ミュージカルみたいな豪華なアレンジと夢見がちなヨーロピアンメロディが良いバランス。
これは桑田だけじゃ作れなかっただろう
総評.★★★★★
サザンの7thアルバム。雑誌等でも一番評価が高く、個人的にも彼らの最高傑作じゃないかなと思ってる。
当時はテクノポップブームで、サザンもその波に乗って打ち込みやシンセを多用した曲が多い。
むしろ当時からみても革新的なほど作りこんだ曲もあり、サザンのバンドとしての革新性も非常に色濃く出てる。
ただ電子音楽ってのはこの20年で発展が凄いからどうしても今聴くと古臭さは否めないかもしれない。
桑田の作曲センスはやはり邦楽界では空前絶後のものだということも良く分かる一枚なので、是非聴いてみてください
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:10th. 140 名無しのエリー2005.06.19.

(Disc.1)
1.Computer Children ★★☆☆☆
当時としては挑戦したな、感が漂うサウンド。
斬新ではあるが、やりすぎてサザンっぽくない・・・って言うか長い。
2.真昼の情景(このせまい野原いっぱい) ★☆☆☆☆
まだまだ物足りない感じ。でもアルバムに1曲はこういうちょっと抜けた曲がなきゃダメだとは思います。
3.古戦場で濡れん坊は昭和のHero ★★☆☆☆
個人的に間奏はとても優れてると思う。メロ部分がイマイチかな。
4.愛する女性とのすれ違い ★★★★★
歌詞も曲もとてもいい。ボーカルもこの頃の声だからマッチしている。
80年代っぽさが思いっきり出てます。イントロが神秘的だと思いますね。
5.死体現場でロマンスを ★★★☆☆
王道系バラードの後にこれまた・・・。
しかしタイトルとは逆にテンポもよく、シャウトやコーラスも入ってて意外とハマるかも。
メロディが綺麗ですね。歌詞はストーリー仕立て。
6.欲しくて 欲しくて たまらない ★★☆☆☆
コーラスがサビで効果的に効いてると思います。
7.Happy Birthday ★★★☆☆
明るい曲調がGOOD。自然とノレちゃうって感じの曲ですね。ラスト部分が非常に素敵ですよ。
8.メロディ(Melody) ★★★★★
桑田氏曰く嫌いな曲。歌詞、メロディーともにとても優れていると思うのですがやはりボーカルが弱いかな。
それでも当時流行のサウンド、そしてこのアルバムのテーマ的な音がとてもよく出ています。
とはいっても名曲度は高いと思います。失恋ソングド真ん中って感じでしょうか?
このアルバムはやっぱりどの曲もイントロが素晴らしい。
9.吉田拓郎の唄 ★★★☆☆
引退宣言した吉田拓郎を風刺した唄です。
メロディーが思いのほかよく出来てると思うので、この歌詞に乗せなくても良かったような気もする。
よく聴くと深~いメロディですよ。
10.鎌倉物語 ★★★★★
サザンのアルバムに必ず1曲入る原坊ボーカルの曲。
ディスクを締めくくるにふさわしいと思います。このイントロもなかなかインパクトがあります。
ボーカルも桑田佳祐じゃなくて原由子だからマッチしてるんでしょうね。まぁ原坊用の曲だから当然なんでしょうけど。
(Disc.1のみ。★:1点,☆:0点の計5点満点。総評なし。)

Reviewer:10th. 481-482 名無しのエリー2005.08.23.

(Disc.1)
1.Computer Children ★★★★☆ 打ち込み過多な印象はあるけれど上手く完成されている。
2.真昼の情景(このせまい野原いっぱい) ★★★ サビの「真昼!真昼!」がとにかく印象に残る。ただ盛り上がりに欠ける。
3.古戦場で濡れん坊は昭和のHero ★★★★ 完成度が最強に高い。初心者でもそこそこいけるかも。
4.愛する女性とのすれ違い ★★★★★ 名作バラード。このアルバムでは1,2を争う人気曲。
5.死体置場でロマンスを ★★★ 詞がストーリー調になっている曲。人気は高いが結構飽きやすい。
6.欲しくて欲しくてたまらない ★★★★☆ 間奏のピアノが最強。CD版も格好いいがライブ版の方がお薦め。
7.Happy Birthday ★★★☆ イントロからステレオ効果が満載。かなりポップで聞きやすい。
8.Melody(メロディ) ★★★☆ 結構人気が高い曲。間奏のホーンが泣かせる。
9.吉田拓郎の唄 ★★★ 吉田拓郎へのメッセージソング。盛り上がりは微妙。
10.鎌倉物語 ★★★★★ 原坊ボーカル。名曲と言っても過言ではないと思う。ライブVerもお薦め。
(Disc.2)
1.顔 ★★★★ ドラムが普通に凄い。詞はねらーだったら共感できる人間もいるはず。
2.Bye Bye My Love(U are the one) ★★★☆ サビは誰でもいいと思えるようなポップ曲。最後のシャウトがカコイイ。
3.Brown Cherry ★★★ 桑田得意の韻踏みまくりエロ曲。古さは感じない。
4.Please! ★★★ 曲構成が複雑。ただ盛り上がりに欠ける。
5.星空のビリー・ホリデイ ★★★☆ バラード。バックのストリングスが最高。
6.最後の日射病 ★★☆ 関口ボーカル曲。自身のソロアルバムに繋がるような打ち込みミュージック。
7.夕陽に別れを告げて~メリーゴーランド ★★★★★ メロディと歌詞が死ぬほど名曲。最後は10曲目のBメロ~サビが挿入。
8.怪物君の空 ★★★★☆ このアルバムでは一番ロックを感じる曲。かなりカコイイ。
9.Long-haired Lady ★★★ 目立たないが良曲。
10.悲しみはメリーゴーランド ★★★☆ サザンには珍しくフォーク。ライブVerはロック調。
総評.★★★★★
新しい音楽価値観を見出されたアルバム。当時リアルタイムで聞いてみたかった。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:18th. 39-42 名無しのエリー2008.05.06.

(Disc.1)
1.Computer Children ★★★★
当時流行の真っ只中にあった「コンピュータ」(ファミコン)に熱中する子供への揶揄ソング。
と言いつつ、今の時代でそのままコンピュータと受け取っても違和感は感じないが。
これでもかというぐらいの打ち込み・ステレオ効果や、音的に若干チープ感が漂うところから時代を感じさせる。
96年~98年頃、何かにとりつかれたかのようにwライブでよく演奏していた1曲。
2.真昼の情景(このせまい野原いっぱい) ★★☆
民族音楽チック。タイトルは森山良子意識か?
ただ内容は当時の桑田がよくやっていた国家への批判(旧ソ)。真昼は特に関係ないw
3.古戦場で濡れん坊は昭和のHero ★★★★
無駄に重厚感のあるスローテンポ。タイトルの「古戦場」とは、サザンでもよく歌詞中に登場する稲村ヶ崎。
変拍子だらけの展開だったり、途中レコード調のモノラル位相に変わったりと、とにかく実験的。
4.愛する女性(ひと)とのすれ違い ★★★★☆
「この曲順で来るかw」といった、ド直球ラブソング。
恋人関係のマンネリ化を綴った歌詞だが、やっぱりこういう曲を書かせたら桑田は「巧い」。
珍しく別れていないが。
5.死体置場でロマンスを ★★★
この頃多く書いていたサスペンス系シリーズ。
「不倫してたら奥さんの差し金で拉致られちゃったよー」な内容。間奏では小林克也も友情出演。
6.欲しくて欲しくてたまらない ★★★☆
ミディアムナンバー。歌詞を見てる限りでは「何がそんなに欲しいの?」といったところ。
間奏のアタックの効いたピアノはガチ。
7.Happy Birthday ★★★★
ジュディ・オングに「作って欲しい」と言われたとか言われてないとかで制作された誕生日ソング。
すごく弾けてるポップなアレンジだったりで誕生日らしいな、と思ったが所々よく聴くと歌詞がエロス。
恋人への誕生日ソングとしてどうぞ。
8.メロディ(Melody) ★★★★
アルバム先行シングル。このアルバムのCMで明石家さんまが赤い涙を流しながら歌った曲。
桑田にとっては十八番のジャンルの別れのラブソングだが、本人はあまり気に入ってないという。
近年では考えが変わったのかライブでもそれなりにやることが多いが。
9.吉田拓郎の唄 ★★★
当時、引退宣言をした吉田へ対するメッセージソング。歌詞の表現がボロクソで批判の曲と取られたのも有名。
桑田自身が吉田のファンであり、吉田の曲だけはフォークの中で別だったという話も。
途中の転調があまりに突然な変わり方で違和感を覚えるが、そこも味ということでw
10.鎌倉物語 ★★★★★
文句なし10点満点。イントロのシンセだけで白飯3杯いけます(おい)
情緒深いメロに乗せた甘酸っぱい恋の思い出がとても美しい。アレンジも綺麗にまとまっている。
(Disc.2)
1.顔 ★★★☆
顔にコンプレックスを持った人間から発せられるもてないオーラ・人間としてダメオーラがひしひしと伝わる哀歌。
「この顔でモテたらおもしろい」などいちいち表現が卑屈なのもポイント高。虚しすぎる。
桑田本人のコンプなんだろうか。
2.Bye Bye My Love(U are the one) ★★★★
桑田屈指のポップス。サブタイは「We Are The World」へのアンサー。
メロからして「売れ線です」と言っているようなキャッチーさが心地よい。
3.Brown Cherry ★★★
桑田が20代後半~30代前半によくやっていた、英語+日本語のクロスオーバー的な歌詞が特徴。
ちょっと聴いただけでは分からないが、歌詞上の表記はとてつもなくカオス。「技芸夢」だの「Cheese感」だの明らかに感覚で書かれた語が軒を連ねている。
4.Please! ★
AOR調。正直空気。
5.星空のビリー・ホリデイ ★★☆
ジャズ歌手、ビリー・ホリデイへのトリビュートソング。
曲自体はいい出来映えだが、若干印象は薄い。ライブで演奏されていないからか。
6.最後の日射病 ★★★★
ベースの関口が作詞曲を担当。
ほのぼのとしたオール打ち込みの曲調は、サザンオールスターズとしていい意味でも悪い意味でもかなり「異質」で、嵌ると抜け出せない。
ただし、歌詞は「日射病」と大きくかけ離れている。
7.夕日に別れを告げて ~メリーゴーランド ★★★★☆
卒業ソング。桑田自らの思い出とオーバーラップさせている部分も。友人や校舎との別れを惜しむ卒業生のワンシーンといったところ。
最後の数秒間にはラスト曲「悲しみはメリーゴーランド」の一部がインストで挿入されている。意図は不明。
8.怪物君の空 ★★★★
アルバム唯一、と言っていいぐらいのwギターが効いてるHR。
冷戦批判(だと思われる)歌詞がかなり痛烈。
9.Long-haired Lady ★★★
とても「大人」。イントロのムーディーな雰囲気から何かが違う。
メインがギターでもベースでもドラムでもなくキーボードとパーカス。チョイスが渋い。
10.悲しみはメリーゴーランド ★★☆
残留孤児やら拉致被害者やらその辺りを歌った、サザンでは珍しいフォーク。
マイナーコードの暗いメロディーで暗い内容だが、2分強の長さであっさりと終わる。締めとしては若干弱いか。
総評.★★★★
当時リアルでこのアルバムを聴いた世代が口を揃えて「影響を受けた」と言うほど強烈な、2枚組・全20曲の超強力アルバム。
桑田の若さから来る実験的な空気が聞いてるこちらにも肌で感じ取れる。
ただ、今聞くにはシンセ・打ち込み等の音が古臭いため注意。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:4th. 17 魚住りえ萌え2002.12.19.

(Disc.1)
1.勝手にシンドバッド ★★★★ 実はあんまり好きじゃない
2.別れ話は最後に ★★★ 静かで印象の薄い曲
3.当って砕けろ ★★★★★ ロック調のCメロがいい。ラストに初めて出てくるメロディがサビより良いメロで曲構成もおもしろい
4.恋はお熱く ★★★★ 高音の原由子と低音桑田のハモリが印象的なスロー
5.瞳の中にレインボウ ★★★★ オシャレなスロー「私しゃピアニッシモー」
6.女呼んでブギ ★★★★★ 厭らしい曲ならこれぐらいポップにしてよB'z。ウケ狙いで女の子の前でこの曲を歌う人とは友達にはなれません。
7.お願いDJ ★★★★★ Aメロからスバラシイ。「アウー、アウー!!」
8.思い過ごしも恋のうち ★★★★ 一転アップ。Bの原由子が印象的。桑田の早口が聴き所
9.LET IT boogie ★★★ アップでサビが2重構造
10.いとしのエリー ★★★★ 実はそれほどの曲だと思わない。
11.タバコ・ロードにセクシーばあちゃん ★★★ ブルースな曲で、たたみかけるサビがいい
12.私はピアノ ★★★★ サザン原由子の代表曲
13.涙のアベニュー ★★★★ スローで美しい
14.TO YOU ★★★★★ Aメロからいい。Trpが印象的
15.恋するマンスリーディ ★★★
苦手な曲調だが歌詞のおもしろさから聴いてるとサビが異常に良かったりする。よくこんな曲原由子が認めたね~原さんの月経に対する一考察
総評.★★★★☆(9点/10)
ああー、やっぱりいいわー。似たような曲ないしー桑田は天才だー。
最近はデジタルな音でイマイチだけど、生のホーンセクションとのバランスはこの頃の方がずっといい。
すいかの中でも一番飛ばしどころのない名盤。この時は歌詞もおもしろいしー、実験的な曲が多くて楽しんでるよね~
トモフスキーに出会わなければ、桑田圭佑が世界でも一番のソングライターだと思い続けていたでしょう。
(Disc.1のみ。★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:25th. 11-13 名無しのエリー2011.03.08.

1.フリフリ'65 ★★★★
サザンとしては珍しくアルバムの1曲目からシングル曲である。ノリノリのロックナンバー。
内容は桑田佳祐お得意のエロ。サビの≪性行為と同義の蜃気楼≫とはどういう意味なんだ。
2.愛は花のように(Ole!) ★★★☆
前曲とは違いラテン系の曲。全部スペイン語で歌っている。
小倉博和のアコースティックギターが良い感じ。
3.悪魔の恋 ★★★
不穏なイントロで始まる曲。歌詞は意味不明。完全に語感重視の歌。
桑田の歌っている後ろで鳴るハーモニカがこの曲の独特な雰囲気を醸し出している。
ちなみに歌詞の中に映画「稲村ジェーン」のタイトルが出てくる。ちゃっかり宣伝までしてます。
4.忘れられた BIG WAVE ★★★
ベストアルバムにも収録されてるアカペラソング。桑田の声を幾重にも収録して作ったとかで。他のメンバーは一切参加していない。
歌詞は映画「稲村ジェーン」について歌ってるのかな。
5.YOU ★★★★★
アルバム曲だがファンからは比較的人気の高い曲。キーボードの音が軽快で気持ちが良い。
そして間奏のシンセサイザーには哀愁を感じる。桑田の歌い方も1曲目みたいに騒がしくなくとても大人っぽい。
声も歌詞もメロディも完璧。名曲。
6.ナチカサヌ恋歌 ★★★☆
アルバムには必ずある原由子ボーカルの曲。沖縄民謡。戦争で引き裂かれた恋を歌っている。
沖縄のお囃子をバックに原由子が歌いあげている。原由子は良い声してるね。
ちなみにタイトルのナチカサヌとは悲しい、懐かしいという意味らしい。
7.OH, GIRL(悲しい胸のスクリーン) ★★★★★
恋人と別れて落ち込んでいる少女の心情を桑田が甘い歌声に乗せて歌うバラード。
こういう失恋の歌はサザンの真骨頂だね。これも名曲。
8.女神達への情歌(報道されないY型の彼方へ) ★★★★★
AVをテーマにしたシングル曲。これをシングルで出すか……
なんというか哀愁をすごく感じる。AVにハマる中年の哀愁を……
でも曲自体はすごくかっこいい。こんなかっこよくAVのことを歌う人は桑田佳祐しかいないだろうね。歌詞はすごく情けないけど。
ちなみに桑田はこの曲をえらく気に入ってるらしく、自身が作ったシングルでもベスト3に入るとのこと。
9.政治家 ★★☆
政治家を皮肉った風刺ソング。歌い方、サウンド、歌詞といい桑田ソロの『Keisuke kuwata』に収録されてそうな曲。
メッセージソングだけどいまいち印象に残らない。
10.MARIKO ★★☆
ジャズテイストの今までのサザンにはあまりなかった不思議な曲。なんかすごいシリアス。
MARIKOという美しい女性について歌っている。サザンって女性の名前をタイトルにした曲が多いね。
11.さよならベイビー ★★★★
シングル曲。失恋をテーマにしたバラード。桑田の甘い歌声が振られた男の心情を歌い上げている。
まぁ7曲目と同じですよ基本は。それでも良い曲。
サウンドが終始暗くて失恋から立ち直れないまま終わってしまうので一切明るい部分がない。
最後のサビの途中で数秒間が空くところがこの歌の切なさを際立たせてる。
意外にもこの曲で初めてオリコン1位を獲得している。
12.GORILLA ★★★
ギターの大森隆志作曲のナンバー。歌詞は一応あるがほとんど掛け声って感じなのでほとんどインストゥルメンタルみたいなモノである。
タイトルがゴリラだけあってどこか大自然を感じるサウンドである。途中ゴリラの鳴き声も入っている。
13.逢いたくなった時に君はここにいない ★★★☆
アルバムのラストを締める曲。失恋をテーマにしたバラード。失恋の曲多いな……
7曲目、11曲目とは違いメロディは暗くない。ただ歌詞は結構暗い。未練引きずりまくり。
これまたファンから人気が高い。桑田はエロ歌と失恋ソングを作るのが本当に上手いね。
総評.★★★★
「Kamakura」以来5年ぶりのサザン9枚目のオリジナルアルバム。前作とは違い売れ線の曲が多い印象。
『YOU』や『逢いたくなった時に君はここにいない』などはシングルで出しても通用しそう。
ただ印象に残らない曲も結構多い。当時は映画も撮ってたみたいなのでそっちに力を入れてたのかな。
でも良曲も多いので聴いて損は無いハズ。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:10th. 980-981 名無しのエリー2005.12.25.

1.稲村ジェーン ★★★☆
アルバムタイトル曲。詞・曲とともにスパニッシュチューンのナンバー。
CDではアコギのみだがライブバージョンはアレンジがガラッと変わる。
2.希望の轍 ★★★★★
サザンのライブ定番曲であり名曲。だがサザンのメンバーが全く関わっていない。
3.忘れられたBig Wave ★★★
アルバム「Southern All Stars」収録曲。
平井堅の「キミはともだち」のように全て桑田の多重録音された声で作られているアカペラ。
4.美しい砂のテーマ ★★★
インスト曲。タイトルは映画本編に出演している清水美砂から取ったもの。
5.LOVE POTION NO.9 ★★☆
何故かここでサーチャーズのカバー曲を持ってくる。オリジナルは知らないけれど桑田の英語はなかなか上手い。
6.真夏の果実 ★★★★★
サザンの28thシングル。やっぱり「名曲」と言いたい一曲。コバタケのアレンジ力にただただ脱帽するばかり。
7.マンボ ★★☆
スパニッシュナンバー。あまり秀逸するポイントは見受けられない普通の曲。
8.東京サリーちゃん ★★★★☆
ただ「韻を踏みました」的な意味の無い歌詞に暗めの曲調であまり人気がない曲だがコアファンに人気。
ネギ坊(根岸孝旨)のベースがカッコいい。
9.マリエル ★★☆
スパニッシュナンバー。「マンボ」と同じく普通の曲といった感じ。
10.愛は花のように(Ole) ★★★☆
アルバム「Southern All Stars」収録曲。日本生命のCMに使われるなど知名度はそこそこ。
曲も同じスパニッシュな「マンボ」「マリエル」よりノリが良い。
11.愛して愛して愛しちゃったのよ ★★★
原坊ソロシングルとしてカットされた曲でマヒナスターズのカバー。
スチールギターに和田弘氏が参加している。
総評.★★★★
全体的にスパニッシュな雰囲気が漂う一枚で、コバタケのアレンジもかなり作用している。
ただ、アルバムの名義にあるとおり「SASandAS」名義の作品なので、サザンのオリジナルメンバーはドラムの松田と原坊しか参加していない。
映画の駄作っぷりとは違いファンの間でも名盤評価を受けている。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:11th. 543-545 名無しのエリー2006.02.13.

1.BOON BOON BOON ~ OURLOVE(MEDLEY) ★★★
サビでブーンブーン言ってる。意味は不明だがVIPPERが喜びそうな曲。
メロディーもギターも良いと思うのだが地味で今ひとつ垢抜けない感も。
ちなみにOURLOVEという曲にメドレーで繋がっている(ただしこの曲は約40秒で終わる)。
2.GUITAR MAN'S RAG(君に奏でるギター) ★★
これまた地味な曲。歌詞はかなり下品。桑田の歌い方がエロい。
3.せつない胸に風が吹いてた ★★★★☆
青春時代を彷彿とさせる曲。メロディーが心地いい。夜に1人で聞いてると泣きそうになる。
4.シュラバ★ラ★バンバ ★★★★
一言で言うと変な曲。30thシングル。歌詞は意味不明だが、ただエロいというのは伝わってくる。
ちなみに「涙のキッス」と同時発売してその週のオリコンの1位と2位を独占した。(1位が涙のキッス)
「修羅場穴場女子浮遊」、「愛乃羅場男子燃ゆ」など歌詞に当て字が使われている。
5.慕情 ★★★★☆
これは本当に良曲。全体的に静かな曲調だがサビで一気に持っていかれる。
桑田が、「この曲を作っている時は神様が降りてきてた」と言ってたとか言ってないとか。
6.ニッポンのヒール ★★★
日本政府を痛快に皮肉っている曲。5曲目とのギャップが面白い。
何故か桑田は社会批判の曲になると声が面白くなる。
7.ポカンポカンと雨が降る(レイニー ナイト イン ブルー) ★★
原由子がメインボーカルの曲。歌謡曲風だが、曲にアレンジが全くあってないところが少し笑える。
8.HAIR ★★☆
独特な曲調と韻を踏んでいる歌詞が印象的。やや盛り上がりに欠けるか。3番のサビの歌詞が凄い。
9.君だけに夢をもう一度 ★★★★
シュラバ★ラ★バンバのカップリング。サザンの王道ポップス。
10.DING DONG(僕だけのアイドル) ★★★☆
知る人ぞ知るロリコンの歌。2005年に幼児殺害事件が多発したのをうけて年越しライブの1曲目にこの曲を持ってきたという話も。
歌詞は変態そのものだがメロディーは秀逸。
11.涙のキッス ★★★★★
サザンの中でもかなり有名な曲。非常に完成度の高い曲。
12.ブリブリボーダーライン ★★☆
こればっかりは何を歌っているのか本当に分からない。
13.亀が泳ぐ街 ★
これは・・・・何というか・・物凄く人を選ぶ曲。間違っても万人向けの曲ではない。
7分4秒と非常に長い曲で、それが理由でこの曲を飛ばす人が続出したため、後に桑田が「この曲を飛ばせないようにCDを加工したかった」と語っている。
14.ホリディ~スリラー「魔の休日」より ★★
サスペンス風の歌詞だが、曲調は非常にポップ。
15.IF IEVER HEAR YOU KNOCKING ON MY DOOR ★★★★☆
アカペラで全歌詞英語の曲。ハモリがとても綺麗。メロディーもよくまとまっていると思う。
16.CHRISTMAS TIME FOREVER ★★★★★
A面シングル顔負けの名曲。
ポップなクリスマスソングだが、ただ単に恋を歌ってるだけではなく当時の世界情勢の不安も歌詞に込められているらしい。
総評.★★★☆
サザンのアルバムの中でも全体的に重い曲が多いアルバム。曲数もかなり多いので途中で聴き疲れするかもしれない。
しかし、どの曲も完成度は高いと思うから、一度聴いてみてほしい。ブックオフで250円で売ってるし。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:24th. 594-597 名無しのエリー2011.02.25.

1.BOON BOON BOON ~ OUR LOVE(MEDLEY) ★★★★
なにやら不吉なイントロから始まる1曲目。サビでやたらとBOONを連呼している。
歌詞は桑田お得意のエロ。男女の○○○がテーマ。それでいてカッコイイのは桑田のなせる技か。
2.GUITAR MAN'S RAG(君に奏でるギター) ★★☆
女性をギターに例えた曲。前曲と同じくシリアスでエロチック。
ただ最初から同じような曲が続くのはちょっとげんなりするかも。
3.せつない胸に風が吹いてた ★★★★☆
1,2曲目とは打って変わってシンセサイザーが耳に残るポップソング。
桑田の大学時代、友人たちが夢を諦め次々と音楽から離れて行く寂しさを歌っている。
なんとなく「KAMAKURA」の『夕日に別れを告げて』を思い出す。ベストアルバムにも収録されておりファンからの人気も高い。
4.シュラバ★ラ★バンバ ★★★★★
シングル曲。歌詞はやはり桑田が得意とするエロ。最初からスケベなのが続くなぁ。
だからと言ってかっこ悪いわけではなくイントロから終わりまですごくカッコイイ。
Aメロ、Bメロ、サビとすべて印象に残るメロディで、桑田佳祐の音楽家として才能の高さを実感する。
それに加え歌詞もすごい。≪修羅場裸場女子浮遊≫だの≪愛乃場裸場男子燃ゆ≫だの≪XがすごいじゃないYが黒いじゃない≫だの良く思いつくな。
エロい歌を歌わせたら桑田の右に出る者はいないね。しかも売れるし。
個人的にはサザンのシングルの中でもトップレベルで好き。途中でラップも入るし最初から最後まで楽しめる曲です。
5.慕情 ★★★★★
サザンの楽曲の中でも屈指のバラード曲。ピアノとヴァイオリンが心地いい。
別れた恋人のことを歌っている。サザンの隠れた名曲。
6.ニッポンのヒール ★★★★
日本を痛烈に皮肉った社会風刺曲。打ちこみのベースがやたらと耳につく。
今作はベースの関口和之が休養でほとんど参加していない。そのためアルバム曲のほとんどが小林武史の打ちこみのベースである。
ところどころで吹かれているハーモニカが軽快で楽しい気分にさせてくれる。
個人的には音楽寅さんで桑田がユースケ・サンタマリアとこの曲をセッションしてたのが印象に残っている。
歌い方はボブ・ディランを意識してるらしい。
7.ポカンポカンと雨が降る(レイニーナイトインブルー) ★★★☆
原由子ボーカルの曲。モロ演歌である。この曲のギターはアレンジャーである小林武史が弾いている(ちなみに小倉博和も弾いている)。
当初はパーカッション担当の野沢秀行がボーカルをとる案もあったと言う。ぜひ毛ガニバージョンも聴いてみたい。
8.HAIR ★★★★
いきなりギターの弾き語りから始まる曲。しかし途中からベースやブラスやストリングなど絡んでくる。
だからと言って喧しくならずにスゥーっと耳に入ってくる。サザンはフルートが出てくる曲が多いけどこの『HAIR』でも良い味を出している。
この曲はベースで作曲したらしく、そのためか『HAIR』はベースが打ちこみで無い。
一部の歌詞が結構過激。
9.君だけに夢をもう一度 ★★★☆
典型的なサザンのポップな夏の曲。元々はシングル曲のA面として出そうとしていただけになかなかキャッチーなメロディである。
サザンの楽曲の中でも屈指の爽やかさじゃないかと思う。これもアレンジャーである小林武史の影響か。
10.DING DONG (僕だけのアイドル) ★★★★☆
ロリータコンプレックスの異常性愛をテーマにした曲。
小さな女の子に≪お家で遊ぼう≫≪お城においでよ≫と誘い、≪大人になれない your my idol 女に変わるよ≫という風に歌詞が結構生々しい。
タイトルの「DING DONG」は女の子に悪戯しようとしてる男の心臓の鼓動を表してるのだろうか。
11.涙のキッス ★★★★
いわずもがなサザンの大ヒットシングル。恋人に捨てられ女々しく嘆いている男の歌。
ちなみにサザン初のミリオンヒット。
12.ブリブリボーダーライン ★★★☆
ブラスバンドが活躍している曲。歌詞は意味不明でよくわからない。タイトルもすごいシュールだし。
まぁ桑田に言わせれば「ただの歌詞じゃねぇかこんなもん!!」と言ったところか。それと歌詞にはところどころエッチな隠語がちりばめられてるらしい。
ちなみにサザンの20周年ライブでも披露されている。
13.亀が泳ぐ街 ★★☆
昭和30年代の東京を歌った曲。ただし「3丁目の夕日」みたいな郷愁みたいなモノは微塵も無くひたすら暗い。
桑田佳祐、小林武史と納得の作品らしく、桑田は今作のベストとしてこの曲を挙げている。
ただしファンからはまったく人気が無く、そのことを桑田はすごく嘆いている。
たしかに終始アダルトな雰囲気で進みホーンソロやギターソロがすごくカッコイイ。
ただ曲が長い。7分4秒もあり当時のサザン楽曲では最長である。途中で飽きてくる。
14.ホリデイ ~スリラー「魔の休日」より ★★☆
『涙のキッス』のカップリング曲。『メリケン情緒は涙のカラー』『死体置き場にロマンスを』のようなサスペンスをテーマにしている。
探偵が密室殺人事件を解決しようとするという内容である。シャーロック・ホームズなんかが出てきそう。
ただ『メリケン情緒は涙のカラー』と同じく最後まで解決しないで終わってしまう。そこが若干消化不良。
あと最後のサビに出てくる口笛が気持ちいい。
15.IF I EVER HEAR YOU KNOCKING ON MY DOOR ★★☆
『忘れられたBig Wave』と同じアカペラの曲。全部英語で歌っている。後半に出てくるコンガは毛ガニが叩いてるのだろうか。
いまいち地味で印象に残りにくい。こういう曲はソロでやればいいのではないかと思ってしまう。
16.CHRISTMAS TIME FOREVER ★★★★☆
サザンとしては珍しくクリスマスをテーマにした曲。
翌年の93年にも『クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る)』という曲を出しているがファンには『CHRISTMAS TIME FOREVER』のほうが人気が高い。
恋愛では無く世界平和を歌っている。これはジョン・レノンに対するオマージュか。
サザンは夏のイメージが強いが、こういう冬をテーマにした良曲も作れるのだ。
総評.★★★★☆
1992年にリリースされた今作、とにかく楽曲の幅が広い。
ラブソングやエロソングはもちろん、社会風刺、アカペラ、クリスマスソングそして演歌調の歌など色んな歌が詰まっている。
これも桑田佳祐と小林武史がタッグを組んだからこそできたことなのだろう。
ただこのアルバムはサザンオールスターズというよりは小林武史プロデュースの桑田ソロという感じがする。
休養中のベースならまだしもギターをサポートメンバーに担当させるのはどうなんだろうか。まぁ評価には加えないけど。
後半やや失速するがそれでも完成度が高くサザン渾身の一枚。おススメ。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:11th. 561-568 名無しのエリー2006.02.14.

(Disc.1:HAPPY!ONE WITH YOUR LOVER)
1.マンピーのG★SPOT ★★★★★
このベスト版は桑田自らが選曲しており、この曲を一番始めに持ってきたかったそうだ。
ご存知ゴリゴリのロック。サビ以外の歌詞は意外とまともである。
2.おいしいね ~傑作物語~ ★★★
自虐的に「アコギに儲けてまっせ」と歌ったもの。これを二曲目に持って来たのは「限定ベストとか出してせこく儲けてます」といいたいがため。
3.シュラバ★ラ★バンバ ★★★★
ノリノリのラテン系のような違うようなナンバー。大サビ前のラップが素敵。
歌詞にある「そりゃ大好きなERIKO」とは奥さんではなく女優という説が有力。Xが凄いじゃないYが黒いじゃないと相変わらずエロい。
4.女神達への情歌 ~報道されないY字型の彼方へ~ ★★★★
お笑い番組「夢で逢えたら」主題歌で、AV女優へ捧ぐ歌。一言で言えば濃厚ジャズ。
ファンの間では密かな人気を誇る。桑田の音楽の幅広さを感じられる一曲。
5.希望の轍 ★★★★★★
昔、TBSの特番でやった「サザンで一番好きな曲」の見事一位に輝いた曲。
ピアノから始まるイントロの美しさは誰もが唸るほどの出来栄えだろう。
6.栞のテーマ ★★★★
映画「モーニングムーンは粗雑に」の主題歌。映画の為に作られた曲である。メロディーの美しさは思い出に残る幻想の海岸を彷彿とさせる。
この手の曲で頭にサビを持ってきているのは当時としては珍しいほうか?知名度のわりには売れてない曲。
7.亀が泳ぐ街 ★★
桑田自身は今の日本を憂い、真面目に作ったそうだが、ファンの間では全然人気が無い。
あえて入れたのは意地でも聞いてもらいたいためか。オリアルでは長いためよく飛ばされる曲。
8.みんなのうた ★★★★★
前曲とは打って変わってノリノリのポップ、露骨な売れ線狙い。
ライブではラストの盛り上がり定番のナンバーである。桑田さんに合わせて手を振ろう!
9.我らパープー仲間 ★★★★
その名の通りパープー。終盤の次第に早くなっていくテンポが特徴。実験的な曲である。
10.ナチカサヌ恋歌 ★★★
原坊ボーカルの沖縄民謡。三線も使われており、まんま島唄。
11.勝手にシンドバット ★★★★★★
説明不要のデビュー曲。当時は一大センセーションを巻き起こした。今更説明は不要だろう。
12.メリージェーンと琢磨仁 ★★★★★
全体的にファンクな感じが漂う。琢磨仁とは桑田ソロで一年限定で結成した「KUWATABAND」のベーシスト。
13.さよならベイビー ★★★★★
映画「彼女が水着に着替えたら」主題歌。夏の終わりの寂寥感と恋のせつなさを歌い上げたバラッド。
14.女呼んでブギ ★★★★
「女呼んで揉んで抱いていい気持ち~女なんてそんなもんさ」の歌詞が印象的すぎるナンバー。
サザンはこの曲でベストボーカル賞を受賞し、メジャーデビューのきっかけとなった。
15.遥かなる瞬間 ★★★
ドラムの弘ボーカル曲。若干ポップの入った歌謡ブルースといった感じ。
16.いとしのエリー ★★★★
サザンの脱コミックバンドをになった永遠のラヴソング。最後のエェェェリィィィのシャウトはいつ聞いても心に響く。笑ってもっとBABY♪
(Disc.2:HAPPY!TWO IN THE CAR)
1.涙のキッス ★★★
ドラマ「ずっとあなたが好きだった」主題歌。冬彦さーん!!
曲は軽めのポップ調。失恋ソング。
2.匂艶 THE NIGHT CLUB ★★
昔のディスコナンバー、といったところの盛り上がる一曲。
3.ゆけ!!力道山 ★
タイトル通り力道山の歌。曲調はジャズ風味。当時こんな感じのが流行ってたような。
4.フリフリ65 ★★★★
お笑い番組「夢で逢えたら」主題歌。タイトルの年代どおり古臭いロックだが、70年代の気がする。
ライブでは曲順問わずよく歌われる。ヘイヘイへイ、イェーの掛け合いが楽しめる。
5.C調言葉に御用心 ★★★★★★
ライブでは定番の歌謡ポップ。全体に漂う古めかしい雰囲気がGOOD。タイトルのC調とは、調子のいいという意味である。
6.忘れられたBIGWAVE ★★★
映画「稲村ジェーン」のために作られたアカペラ曲。こんなこともできるんだぞ。
7.ニッポンのヒール ★★★★★
ボブディランっぽい社会風刺ロック。お題はタイトルの通り現代日本社会。
8.ミス・ブランニュー・デイ(Miss Brand-New Day) ★★★★★★
単純なメロディで構成された当時としては斬新なアレンジが施された名曲。
歌詞は現代の女子大生の歌。たとえば「教えられたままのしぐさに酔っている」など。
9.鎌倉物語 ★★
妊娠中にベッドの上でーレコーディングしたー原坊ボーカル曲でーす。ゆえに声に力があまり入ってませんー。
10.Brown Cherry ★★★
英語を日本語で書いたり、その逆をしたりしています。
変換して読むと、究極のエロゲロロックになる。例「俺のフレンド仲良く輪姦」
11.チャコの海岸物語 ★★★
低迷期のサザン起死回生の一曲。ヤケクソ気味に当時の流行を取り込んだ歌謡曲。
紅白出場時、三波春夫の物真似は色々と怒られた。「裏番組はビデオで見ましょう!!」
12.YOU ★★★★★★
明るいバリバリのポップ。綺麗なメロディーはコバタケのおかげだね。ファンの間でも人気が高い。
13.最後の日射病 ★★★
ベースのムクちゃんボーカル曲。一風変わったポップミュージック。
14.東京サリーちゃん ★★★★
まんまシカゴブルース。ギターが上手いってわけじゃないけどイカスじゃない。
15.クリスマス・ラブ(涙の後には白い雪が降る) ★★★★★
シングルでは初のクリスマスソング。白い恋人達にも通じるものがある。蛇足だがPVでの腕くみにはしびれた。
16.YaYa ~あの時代(とき)を忘れない~ ★★★★
卒業ソング、ライブ最後の定番曲。メンバー自身の大学時代を懐かしみ、その時代との決別のバラッド。ジャケットとCMが変。
(Disc.3:HAPPY!THREE IN YOUR ROOM)
1.エロティカセブン(EROTICA SEVEN) ★★★★
ドラマ「悪魔のKISS」主題歌。サザンで二番目の売り上げを誇る。桑田曰く「中年親父達への応援歌」
2.OH,GIRL(悲しい胸のスクリーン) ★★★
ポップなバラッド。聞いているとちょっと胸が悲しくなる。
3.海 ★★★★★
洒落てて綺麗な表題どおり海を感じる一曲。完璧という表現が似合う。
実はシングル候補だったが、急遽既出のミスブランニューディにその座を奪われた。
4.My Foreplay Music ★★★★
ライブで最初のほうによく歌われる。直訳すると「私の前戯音楽」。曲調はビリージョエルでぇっす。
5.愛は花のように(Ole!) ★★★★
全詞スペイン語。曲調もまあ!スペイン!OH!スペイン!ニッセイCM曲。
6.HAIR ★★★★★
弾き語りが軸の風変わりな一曲。とりとめのない歌詞が曲調とあいまって独特の世界を醸し出し云々。
7.素敵なバーディー(NO NO BIRDY) ★★★★★★
エロティカセブンと同日発売されたシングル。涼しげな雰囲気の曲。
8.悲しみはメリーゴーランド ★★★
あな暗し。フォークソングではあるがいわゆる「四畳半フォーク」とは異なるタイプ。三菱鉛筆だかのCMに使われた。
9.夕方HOLD ON ME ★★★★★★
You've gotta hold on meのもじり。爽やかに明るく、アンコールでよく使われる。俺の中で非常に人気が高い。
10.ポカンポカンと雨が降る(レイニー ナイト イン ブルー) ★★★★
原坊ボーカルの昭和歌謡。悩ましげ古くさげ。
11.EMANON ★★★
反対から読むとNONAME。なんか難しい曲だね。うん。メロディとか。
12.愛する女性とのすれ違い ★★★★★
倦怠期の恋がテーマ。感想の裏声を使った「Ma Ma Ma Ma BABY」が美麗。俺の中でもかなり評価が高い一曲。
13.真夏の果実 ★★★★
映画「稲村ジェーン」主題歌。90年代を代表するバラード。「四六時中も好きといって」のフレーズは桑田固有のセンスかも。
「稲村ジェーン」先行シングル。ジャケットの果物が女性器っぽくてエロい。
14.LOVE SICK CHICKEN ★★★
今はいないリードギター、大森隆志ボーカル曲。いつものサザンとは違うロックンロール。
このことからかわるように、このベストには桑田以外の全てのメンバーのボーカル曲が入っている。
え、毛ガニ?ああ、あいつ準メンバーだから。そもそもボーカル曲ないし。
15.開きっ放しのマッシュルーム ★★★★★★
俺お薦めのパンクロック。随所に盛り込まれた桑田節シャウトが決まってるぜ。アノノノ!! 密かに国際情勢を歌っている。
16.慕情 ★★★★★
珠玉の名バラッド。歌詞も曲調も情景を水のように映し出す。静かな曲
最後を飾るのにふさわしい。平井堅もBARでカバーしてた。
総評.★★★★
曲順から見ればバラバラのようで繋がってるようでと微妙な今作品。桑田は「埋もれている名曲も聞いて欲しいと思って入れた」と語っている。
1995年発売、価格は7,000円。特製サザンハッピ(これ着て、横浜へ全員集合!)、ハッピーステージパス付き。全曲リスタマングされている。
限定版だが、意外とレンタルショップで見かけるので興味があったら借りてみよう。そして部屋とか車とかで聞いてみよう。
(★6個が満点。知名度評価,アルバム・C/W収録情報は省略しました。)

Reviewer:15th. 445-447 名無しのエリー2007.08.18.

1.胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ ★★★☆
60年代ブリティッシュロックをイメージした曲。上手く当時の雰囲気を表現したなって感じ。
これに英詞をつけて歌えば、当時のバンドの曲と言っても違和感無い。
ただ、Cメロだけ無駄に歌謡曲調。日本人の性か。原さんのキーボードは桑田が言うとおり男前
2.ドラマで始まる恋なのに ★★★☆
真夏の果実などに代表されるような、サザン流王道バラード。
キーボードとストリングスが主体で、イマイチバンドとしての意義を感じない曲。
ただ桑田の作る、日本人の琴線に触れる美メロは流石
3.愛の言霊 ~Spiritual Message ★★★★☆
37thシングル。やってくれましたねサザンオールスターズ。こんなのサザンしか出来ない。
語感を最も重視し、桑田の造語だらけで意味が全く不明な歌詞は、かなり革命的だったと思われる。
後半はラップが入ったり、民族楽器を盛り込んだり、凄い冒険してる曲。ていうか後半は最早プログレ。
よくミリオン売れたねぇ、まぁサビはかなりキャッチーだけども。しかしこのサビはもろパ○リなんだよなぁw
相変わらず原さんのキーボードプレイは男前、70年代プログレバンドみたい
4.Young Love(青春の終わりに) ★★★★
コーラスワークや楽器隊の音は完璧にビートルズ。だけどメロディは日本の歌謡曲といった曲。
まぁ簡単に言えば60年代後半のグループサウンズですよ。歌詞も過ぎた青春を悔いたもので、これまたグループサウンズっぽい。
しかし全く古臭さを感じさせないのは、サザンという名前のおかげなのか、それとも純粋に完成度が高いのか
5.Moon Light Lover ★★★
ミディアムテンポなバラード。歌い方や歌詞は凄い桑田節なんだけど、メロディがつまらない曲。
でもベースとエレキの音がかなり哀愁漂ってて良いので、ちょっと高めに評価
6.汚れた台所(キッチン) ★★★★★
でましたサザンロック。社会を痛烈に批判した歌詞は最高。メロディへの載せかた、韻の踏み方は最早神の領域だね。
一発録りの曲で、バンドとしてのサザンをかなり感じることが出来る。
しかしこれを聴くと、やっぱりサザンのルーツは60年代~70年代初頭なのだろう。非常にレトロ
原さんのイケメンキーボードプレイは必聴もの
7.あなただけを ~Summer Heartbreak~ ★★★★
36thシングル。2と一緒で歌詞・メロ共に王道歌謡バラード。桑田の歌い方も70年代の歌謡歌手っぽい。
まぁ突っ込むべき所は大して無い、Aメロのキーボードは上手く利いてるかな。
しかし2でも書いたけど、桑田の歌謡曲調の曲を作るメロディセンスは凄いね。現役歌手ではトップ
8.恋の歌を唄いましょう ★★★
原さんボーカル曲。流石の元祖にして最強の萌え声もちょっと老けたかなw
これまた王道歌謡バラードだけど、少し沖縄民謡を意識したような曲
9.マリワナ伯爵 ★★★
ベースのスラップが良く利いた、ちょっとジャズテイストな曲。
サザンのリズム隊はしっかりしてるから、こういう曲をしっかり聴かせることが出来るのが強み
10.愛無き愛児(まなご) ~Before The Storm~ ★★★★
らしくない、これが第一印象。バラードなんだけど、メロディが日本人離れしてる。凄い洋楽チック。
アレンジも60年代後半洋楽そのままだし、何だろうサザンって凄いね
11.恋のジャック・ナイフ ★★★★☆
一転してテクノでリズムがぶっ壊れたイントロから入る、サザンの十八番アップテンポパーティソング。
メロディが物凄い歌謡曲で、電子音・打ち込み全開のアレンジとのチグハグ具合が何とも言えない。
しかし当時から見ても打ち込みの音が古い・・・KAMAKURAの音のまま止まっちゃってる
もしかしたらあえて狙ってるのかもしれないけど
12.Soul Bomber(21世紀の精神爆破魔) ★★★☆
副題は勿論キングクリムゾンのあの名曲。そして曲調もプログレチック。
自動車の音や、赤ちゃんの泣き声、硝子の割れる音、工事現場の音など様々なSEが使われてる。
こういうのを自分達だけのアレンジで作ってしまうサザンは、かなり現代の邦楽バンドでは貴重な存在
13.太陽は罪な奴 ★★★★
38thシングル。前曲からそのまま繋がる。全体的に鈴を使ったりクリスマスソングみたいだけど、真夏の歌。
ポップながら、生音中心でアレンジにあまり凝っておらず、当時のサザンの方向性が窺える。
ベースのリズムの取り方が結構面白い。そういうちょっとしたアクセントが、曲をもっと面白くしてる
14.心を込めて花束を ★★★★
結婚式の定番となったラブバラード。編曲は今は亡き宮川泰。アレンジにサザンクレジットがない唯一の曲。
王道バラード、それ以上でもそれ以下でもない。でもこんなの結婚式で歌ってあげたい
総評.★★★★☆
前作『世に万葉の花が咲くなり』では小林武史と組んで、音に凝った曲が殆どだったが、
今作では原点に立ち返り、バンドサウンドを中心としたシンプルな曲が多い。
中には3みたいに異常に凝ったのもあるが、基本ベースは生音。
これ聴いて思ったのは、サザンのルーツは60・70年代前半だということ。最近のバンドのようなギターサウンドは期待しないほうがいい。
キーボードプレイが鬼、あらゆるパターンの曲にも対応できる幅広さは脱帽。
しかしまぁこれだけのクオリティの作品を、殆どバンド内だけで作ってしまうセンスにはただ驚かされるばかりです。
最大のヒット作でもあり、最高傑作でもある今作。是非聴いてみてください
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:10th. 953-955 名無しのエリー2005.12.18.

1.NO-NO-YEAH/GO-GO-YEAH ★★★
一曲目から骨太ロック。ナンセンスな歌詞が曲調にマッチ。ギターのリフもイカしている。
2.YARLEN SHUFFLE ★★★★★
お決まりの世相を反映した曲。独特の雰囲気を醸し出しておりファンの間でも人気が高い。
「ゆりかごを揺らす手が殺意の・・・」のフレーズは桑田ならではのセンスを感じる。
3.マイ フェラ レディ ★★
やっちまったよ。タイトル通りバキバキのエロ曲。
ラテン語が歌詞の随所に盛り込まれており、よりねっとりした感じが増している。
4.LOVE AFFAIR ~秘密のデート~ ★★★
アルバムの中で浮いている、サザンの王道ともいえるポップス。横浜を舞台にした不倫の歌。
5.爆笑アイランド ★★★★
社会批判。曲の随所にもののけ隊なる集団がwooと叫ぶのが印象的。
大サビ前に内閣総理の表明を曲に盛り込むなど、遊び心が感じられる一曲。
6.BLUE HEAVEN ★★★★★
多分エリック・クラプトンのリスペクト。シングルでも発売されたが、売れなかったのが不思議なくらいの綺麗な曲。
7.CRY 哀 CRY ★★★★
終始古典調の歌詞にバリバリのロックという音楽の和洋折衷。ちなみに文法は時代、用法ともに滅茶苦茶である。
8.唐人物語 ★★★
原坊ボーカル。歌詞は唐人お吉の物語をなぞらえたもの。
原坊の歌声のおかげか、非常に耳障りの良い曲になっている。
9.湘南September ★★
夏の代名詞「湘南」の名を冠しているのに時期はSEPTEMBER。
ある意味挑戦的な一曲である。夏の終わりに聞くと涙が滲みそう
10.PARADISE ★★★
反核がテーマ。なんと曲の途中でいとしのエリーを歌っているという。が、私は聞き取れたことが無い。
11.私の世紀末カルテ ★★★★
文明にまみれた二十世紀の悲しみを歌うお暗いナンバー。「その他大勢の群れに紛れて幸せ掴みたい」など心に刺さるフレーズが多い
ライブで歌詞を変えて歌うのが定番だったが、新世紀を迎えた今じゃ封印曲。
12.SAUDADE ~真冬の蜃気楼~ ★★★
B級テイストな感じが好印象のサザンにしては珍しい冬のナンバー。近代的な歌謡曲といった感じか。
13.GIMME SOME LOVIN' ~生命果てるまで~ ★★
キャッチーなアゲアゲ曲なのだが、歌詞は極めてアブノーマルでありキャッチーではない。お小水ってあんた、ねぇ。
14.SEA SIDE WOMAN BLUES ★★★★★
桑田お気に入りの一曲。振られた男の切ない一夜、静かながら美しい曲調は失恋の古傷を思い出し、なかなか気分が滅入る。
15.(The Return of)01 MESSENGER ~電子狂の詩~ ★★★
シングルで発売された曲だが、「この時代だと古い」というわけでアレンジされた。
別物といえるほど音が変化しており、打ち込みのドラムから生に変わる所は震えるくらいかっこいい。
16.素敵な夢を叶えましょう ★★★★★
ラストを飾る感動の大味バラード。サザンのバラードの中でも1、2を争うくらい好き。
最初から最後まで一切の無駄なく感動できる
総評.★★★★
サザンのイメージとはかけ離れた、重くコアな仕上がりとなった本作。
そのせいか売り上げは奮わなかったが、時代のニーズに合わせ、「湘南茅ヶ崎」から変わろうとした桑田の熱意がひしひしと感じられる。
アルバムとしての完成度は非常に高く、綿密に作りこまれているということが素人ながらに感じられた。
ちなみに2000年以降のサザンは開き直って王道ポップス路線を貫いている。だって、売れないんだもん。
(★5個が満点。)

Reviewer:12th. 166-169 名無しのエリー2006.05.03.

1.NO-NO-YEAH/GO-GO-YEAH ★★★
イントロから引き込まれる。が、このアルバムの始まりなら「落ちる前」といった方がいいかもしれない。
詩はドラえもんなど遊び心もある。
2.YAREN SHUFFLE ~子羊達へのレクイエム~ ★★★★☆
桑田節炸裂。メロが最高。歌詞も負けず劣らず。ただ単体で聞くと弱いかもしれない。
3.マイ フェラ レディ ★★
全曲の流れを完全に変えやがったwww 初聴では思わず笑ってしまうかもしれない。
曲の内容は微妙。これもアルバムで聴かないと印象が変わってくる作品。
4.LOVE AFFAIR ~秘密のデート~ ★★★
曲の開始から少しすると客の歓声が入っている。
これは他のアーティストのライブ映像からサンプリングしたものらしい。歌詞は不倫を表している。
良曲。が、何度もいうとおりアルバムとしてはいきなり明るすぎる。
5.爆笑アイランド ★★
微妙。内容は社会批判の曲。桑田の批判詩は容赦がない。
あとキャリアの割にラップを入れる遊び心もある。
6.BLUE HEAVEN ★★★★
スルメ曲。最初はえ?という印象が強いかもしれない。が、何度も聴いてみると風景が浮かび上がる壮大なバラードに変わるはず。
本当に桑田の情景を曲に現す力には感服させられる。シングルのレビューであれば確実に満点。が、やはりアルバム(ry
7.CRY 哀 CRY ★★
最初はかすんだような印象がある。騙されてはいけない。すごく濃い。
8.唐人物語(ラシャメンのうた) ★★★★★
名バラード。なんといっても癒される。原さんの魅力はすごい。
曲調も歌詞も椎名林檎っぽい。が、やはり桑田。何かが違う。流れをここで取り戻した。
9.湘南SEPTEMBER ★★★
切ない。桑田の声が心に響く。が、一曲としては柔らかすぎるような気もする。
10.PARADISE ★★★★
愛の言霊のような「和」を前に出したような曲。が、愛の言霊よりは灰汁が強すぎたのか一般には受けなかったようだ。
ラップもいい味を出している。曲の途中でいとしのエリーのメロが入っている。
11.私の世紀末カルテ ★★★
サザンらしくない。どちらかというとソロの桑田らしい曲。アコギの音がむなしく響くのがいい。
12.SAUDADE ~真冬の蜃気楼~ ★★
情景はとてもよく浮かぶ。BLUE HEAVENレベルかもしれない。が、確実に何かが足りない。
芯が入っていないという感じだろうか。
13.GIMME SOME LOVIN' ~生命(いのち)果てるまで~ ★★
急にロック。歌詞はSMか?内容が微妙。
14.SEA SIDE WOMAN BLUES ★★★
心地よい曲。歌詞が切ない。何か心にしみてくる。
15.(The Retern of)01MESSENGER~電子狂の唄~ ★★★★
不気味な感じがするが中身は肉厚。はっちゃけててとても面白い。この歌詞はネット批判か?
無駄にエロを絡めてくる。
16.素敵な夢を叶えましょう ★★★★☆
でた。お約束の締めはバラード。こういう作りに折れ弱いのかもしれんね。
ピアノが雰囲気をうまく作っている。
総評.★★★★
最初から暗く飛ばしていきなり明るくなったり困惑する。が、一曲一曲の重みは十分ある。
微妙な曲までもがのしかかってくる本当に不思議なアルバム。そしてバラードが全部といっていいほど素晴らしい。
でも構成で損をしている感じがあるのでこの点数。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:14th. 118-121 名無しのエリー2007.02.21.

1.NO‐NO‐YEAH / GO‐GO‐YEAH ★★★☆
リフ主体のハードロック。歌詞が相変わらず凄いことになってる。
『ドラえもん』なんかも地味に登場。ライブ向き。ツェッペリンあたりの影響を強く感じさせる。
2.YAREN SHUFFLE ~子羊達へのレクイエム~ ★★★★
サザンではありそうでそんなにタイプ。R&B系というか渋い曲。サビの韻の踏み方は以前の曲からの流用。若干弱いか。
ただこんな変な曲でも相変わらずメロディーは天才レベル。
3.マイ フェラ レディ ★★★★☆
『マイ・フェア・レディ』のパロディだけどタイトルだけで放送禁止。歌詞はかなり苦労したらしく桑田のアルバム一のお気に入り。
ただ歌詞を見なければムーディーな大人な曲。
4.LOVE AFFAIR ~秘密のデート~ ★★★★☆
別に冬の曲というわけではないんだけどそんなイメージが強い。不倫系の歌詞にヨレヨレ背広の桑田が目に浮かぶようだ。
ライブでもアンコールや本編終了間際によく歌われる。人気曲。
5.爆笑アイランド ★★★
デジロック。このアルバムにはこういう雰囲気の曲が多い。
Mステでも披露していた。総理大臣の演説あり。
6.BLUE HEAVEN ★★★★
サザンお得意のバラードだけど若干ダークな雰囲気が強い。そのあたりがヒットしなかった要因かもしれない。
ただファンからの人気は高い。
7.CRY 哀 CRY ★★★★
ツェッペリン風のリフなのに歌詞は古語というミスマッチ。
後の『通りゃんせ』などの原型か。ハードでよい。
8.唐人物語 ★★★★☆
アルバムでも1.2を争うメロディーのよさを持つ曲。原由子のボーカルが優しい感じがする。
歌詞は有名な歴史的事実より。
9.湘南SEPTEMBER ★★★☆
アルバムでは唯一夏のサザンを感じさせる曲。地味で人気はないがいいメロディだと思う。
10.PARADISE ★★★
『愛の言霊』と同じような曲。新鮮味は薄い。ただ歌詞はなかなか深く桑田にとっても自信作だった。
11.私の世紀末カルテ ★★★★
ほとんど桑田ソロのような曲。後のソロ『どん底のブルース』に似てる。
歌詞は要するに愚痴なわけだけどライブでは替え歌にされる。世紀末を過ぎた現在はあまり歌わない。
12.SAUDADE ~真冬の蜃気楼~ ★★★★
メロディーの光る曲。歌詞が2時間ドラマのよう。マニアックなアルバムでは王道か。
13.GIMME SOME LOVIN' ~生命(いのち)果てるまで~ ★★★
SMがテーマというサザンお得意のエロナンバー。ただサウンドは正統派デジロックでカッコいい。
14.SEA SIDE WOMAN BLUES ★★★☆
ウクレレ風というかアコギがかなり利いてる。歌詞が演歌っぽいがやっぱり沁みる。
15.(The Return of)01MESSENGER~電子狂の詩(うた)~ ★★★
シングルバージョンの方が好み。悪くはないけどね。おそらくアルバム本編の最後といった位置づけ。
マニアックサザン路線のシングルだった。
16.素敵な夢を叶えましょう ★★★☆
アンコールのような超王道ディズニー風バラード。確かにいい曲だがこういう路線はお腹いっぱいという気もする。
総評.★★★★☆
セールス的には低迷したが内容はかなり充実している。前作『Young Love』と違い王道な曲は少なくマニアックなつくり。
ただアレンジひとつをとっても革新的で『TSUNAMI』以降のマンネリのサザンの姿はない。全盛期のように輝いていると思う。
サザンのほかのアルバムと比べてもNo.1とまではいかなくても十分3本の指に入ってくるんではないかと思う。
ただ初心者が真っ先に聴くアルバムではないかな。ある程度サザンを知ってから聴いてみるべき。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:10th. 754-757 ミチェル・サルガド2005.10.11.

(Disc.1)
1.からっぽのブルース ★★☆☆☆ メロディラインはいいが1曲目というポジションは疑問。
2.セイシェル ~海の聖者~ ★★★☆☆ A,Bメロが素晴らしい、歌詞の壮大さから海がよく想像できる。
3.彩 ~Aja~ ★★★★☆ どこが良いとは言わないが名曲肌、春らしさが伝わってくる。
4.Jump ★★☆☆☆ 歌詞が爽快で良い、メロディをもっとロックにしてほかった。
5.夢と魔法の国 ★☆☆☆☆ 伝えたい事が今一分からない。
6.神の島遥か国 ★★★★☆ 原由子のパートはとてもテンションが上がる。
7.涙の海で抱かれたい ~SEA OF LOVE~ ★★★☆☆ サザンの代表的ポップス、音の操り方が素晴らしい。
8.山はありし日のまま ★★★☆☆ 子守唄のような優しい唄、とても安らかな気持ちになれる
9.ロックンロール・スーパーマン ~Rock'n Roll Superman~ ★★★★☆ お日さま、おまじない、出てくるようで出てこない歌詞を使いこなす、圧巻。
10.BOHBO.NO.5 ★★★★☆ これからはライブなどで欠かせない曲になるだろう、演出が盛り上がる。
11.殺しの接吻 ~Kiss Me Good-Bye~ ★★☆☆☆ 東京を思い出させるような歌詞とメロディ、桑田さんの太い声を楽しめる。
12.LONELY WOMAN ★★★★★ 愛と欲望の日々とこの曲の売り上げ枚数に不満、後世に残したい1曲
13.キラーストリート ★★★★☆ レコスタ前にあるキラー通り、人通りの少ない寂しげな道らしい、ギター一本でそれがよくイメージできる。
14.夢に消えたジュリア ★★☆☆☆ disc1の14曲目というポジションは賛成、ただA面だしもう少しひねってほしかった。
15.限りなき永遠の愛 ★★★★★ このバンドのヴォーカルでなければ歌いこなせないだろう、初聴から感じるものがあった。
(Disc.2)
1.ごめんよ僕が馬鹿だった ★★★★★ 完璧、6、70年代米ロックの話部だと思う、朝出かける前いつも聴いてます。
2.八月の詩 ★★★★☆ この歌らへんで、このアルバムへの執念みたいなものが完全に伝わってきたYoung Love以上に。
3.DOLL ★★★★☆ 聴きやすい、BGMが爽快、今までのサザンには無いような雰囲気を出している。
4.別離 ★★★★☆ 4,5点、別離をはじめ、A面顔負けのポップスが多々ある。
5.愛と欲望の日々 ★★★★★ とにかくカッコイイ、しかし役者が揃い過ぎて、主役が決められないほどだ。
6.Mr.ブラック・ジャック ~裸の王様~ ★☆☆☆☆ 少しクオリティが落ちる印象がある、皆さんはどうだろうか。
7.君こそスターだ ★★★★★ この歌が書ける以上まだまだまだまだ現役トップアーティストでい続けられる。
8.リボンの騎士 ★★★★☆ 今回の原由子の歌はとても良い、夢見るアニバーサリーが無いが、この2曲で満足。
9.愛と死の輪舞(ロンド) ★★★☆☆ とにかく手抜きが見られない、何故この時期、この地位でここまでしたのか、ラストアルバムなのか・・・
10.恋人は南風 ★★★★☆ この曲にはどうしても個人的感情が入ってしまう、評価もそうなのでノーコメント。
11.恋するレスポール ★★★☆☆ Bメロが良い、そしてカッコイイ、「最後のギター」って深い意味が無いで欲しい。
12.雨上がりにもう一度キスをして ★★★★★ B面でこれほどのクオリティを出せるのはすごい。
13.The Track For The Japanese Typical Foods Called "Karaage" & "Soba" ~キラーストリート(Reprise) ★★★★☆
何故ここで落としたのか分からないが、聴いている限り爽快。
14.FRIENDS ★★☆☆☆ FRIENDSのアルバム入りは果たしてどうなのか?8分の長さはdisc2の14曲目で人は飽きないか。
15.ひき潮 ~Ebb Tide~ ★★★☆☆ このアルバム、どうしてもYoung Loveと比べてしまう、ひき潮も心を込めて花束をと重なる。
総評.★★★★★
桑田佳祐はインタビューで『このアルバムが最後になるか分からない』と発言している
桑田佳祐が敬愛するビートルズのラストアルバムアビィ・ロードをも文字ったタイトルとジャケット、この力の入れよう、ファンとしては引退を予期し心配になる。
4200~4500円という値段だが初動63.3万枚のセールス、今後も期待できる。
内容がとてもあるので是非一家に一枚。
(★:1点,☆:0点の計5点満点。)