Reviewer:20th. 567-570 名無しのエリー2009.02.17.
1.Piano ★★★★☆
曲の開始から終わりまでずっと同じフレーズを繰り返すピアノが印象的。
クリーントーンでアルペジオを担当するギター(R)と曲の合間で変態的に、スクラッチ的な奏法を挟むギター(L)が対照的。
静かながらも結構トリッキーにビートを刻むドラムや隙間を意識させるようなベースラインも相まって、彼らの音響的な側面を良く理解できる名曲。
クリーントーンでアルペジオを担当するギター(R)と曲の合間で変態的に、スクラッチ的な奏法を挟むギター(L)が対照的。
静かながらも結構トリッキーにビートを刻むドラムや隙間を意識させるようなベースラインも相まって、彼らの音響的な側面を良く理解できる名曲。
2.rrr ★★★★
クリーンギターの綺麗なフレーズで導入。
大坪がワンフレーズ歌った後に入る浮遊感のあるエレクトロニクスが心地よい音場を作り出し、その空気を崩さぬよう演奏が進む。
ドラムは結構アグレッシヴなプレイを見せ、ギターは一曲目と同じくアルペジオとノイジーな二つのラインが共存。
後半にはお遊び的にクリックノイズなども入る。
大坪がワンフレーズ歌った後に入る浮遊感のあるエレクトロニクスが心地よい音場を作り出し、その空気を崩さぬよう演奏が進む。
ドラムは結構アグレッシヴなプレイを見せ、ギターは一曲目と同じくアルペジオとノイジーな二つのラインが共存。
後半にはお遊び的にクリックノイズなども入る。
3.Dism ★★★★
一転してMy Bloody Valentine的なポップ・シューゲなナンバー。
空間を埋め尽くすファズギターにハスキーかつ囁くような大坪の歌、隅の方で鳴るクリーンギターやいつもに比べ骨太なドラムなど、
もうほんとそのまんまな曲。でもいいんだなぁ。
空間を埋め尽くすファズギターにハスキーかつ囁くような大坪の歌、隅の方で鳴るクリーンギターやいつもに比べ骨太なドラムなど、
もうほんとそのまんまな曲。でもいいんだなぁ。
4.B ★★★★
再度隙間多めのナンバー。ギターは二本とも基本クリーン。やはり彼ららしい曲。中間に入る逆回転サウンドなど入り音響的に。
後半はLで同じフレーズを鳴らし続けるエレクトロニクスとポップな演奏陣とが上手く噛み合って極上の浮遊感を演出。
後半はLで同じフレーズを鳴らし続けるエレクトロニクスとポップな演奏陣とが上手く噛み合って極上の浮遊感を演出。
5.nano ★★★★★
シングルにもなった超名曲。大坪曰く「一番メジャー(有名)感ある曲」だそう。
四つ打ちがダンサブルだが、ディレイのかかったギターや音響的なエレクトロニクスも相まって素晴らしくドリーミー。体ではなく心が揺れる四つ打ち。
大坪の書く歌詞は毎回意味が分からないが、なんか雰囲気で感動してしまうというかwww
最後の「あげたのは類するガム あげたのは二層歓」のリフレインはなんだかノスタルジック。
四つ打ちがダンサブルだが、ディレイのかかったギターや音響的なエレクトロニクスも相まって素晴らしくドリーミー。体ではなく心が揺れる四つ打ち。
大坪の書く歌詞は毎回意味が分からないが、なんか雰囲気で感動してしまうというかwww
最後の「あげたのは類するガム あげたのは二層歓」のリフレインはなんだかノスタルジック。
6.ma ★★★☆
二本のギター(リフとアルペジオ)が絡み合う導入の後、ドラムと歌が入り曲開始。
ワンフレーズ後少しだけ入るアコースティックギターのソロが何だかお洒落。空気を崩さぬように徐々に盛り上がっていく演奏は相変わらずナイス。
要所要所でエコーがかかり幻想的な歌声に、さらに多重録音によるコーラスも入り、大坪が主役のように感じる曲。
ワンフレーズ後少しだけ入るアコースティックギターのソロが何だかお洒落。空気を崩さぬように徐々に盛り上がっていく演奏は相変わらずナイス。
要所要所でエコーがかかり幻想的な歌声に、さらに多重録音によるコーラスも入り、大坪が主役のように感じる曲。
7.metro ★★★★
テンション高めのポップナンバー。ハープっぽいサウンドが綺麗。
途中でリズムチェンジしてしっとりした雰囲気に一転するが、無理矢理感はなく、むしろ心地よい。
最後は多重録音による少しポリフォニックなコーラスで締め。
途中でリズムチェンジしてしっとりした雰囲気に一転するが、無理矢理感はなく、むしろ心地よい。
最後は多重録音による少しポリフォニックなコーラスで締め。
8.carb cola ★★★★★
今回も四つ打ちだがやはりダンサブルではない。
エレクトロニクスのサックス音がところどころに入り少しレトロな雰囲気も出しつつ、二本のクリーンギターの絡みでしばらく進行。
後半はバックで鳴るエレクトロニクスが作り出した音場にバンド演奏が乗っかる音響ポップス。
エレクトロニクスのサックス音がところどころに入り少しレトロな雰囲気も出しつつ、二本のクリーンギターの絡みでしばらく進行。
後半はバックで鳴るエレクトロニクスが作り出した音場にバンド演奏が乗っかる音響ポップス。
9.ice track ★★★★★
2nd「nanae」収録の「VEEK」を発展させたかのようなナンバー。後ろでずっと鳴り続けるクリックノイズが印象的。
少しづつ少しづつ盛り上がり、最後に爆発するカタルシスがたまらない。
少しづつ少しづつ盛り上がり、最後に爆発するカタルシスがたまらない。
10.soto ★★★★☆
最終曲はアルバム全体としての余韻を楽しむかのような静かなナンバー。随所に見られる音響的遊び心が面白い。
とても心地よい気分でアルバムを聴き終えることができる。
とても心地よい気分でアルバムを聴き終えることができる。
総評.★★★★★
美大出身の四人が組んだバンド、Spangle call Lilli lineの3rd。
アルバム全体で統一された空気が表現されており、文句なしに彼らのベストだと思う。
2ndでは荒削りな部分がまだ若干残り、益子樹のプロデュースもあってスーパーカーの亜流みたいな雰囲気があったものの(勿論良盤ではあるが)、
この作品ではすでにそのようなものは感じられない。完全に自分たちのフィールドを確立した感じ。
聴きこむ分にも申し分なく、お洒落なBGMとしても使える名盤。
アルバム全体で統一された空気が表現されており、文句なしに彼らのベストだと思う。
2ndでは荒削りな部分がまだ若干残り、益子樹のプロデュースもあってスーパーカーの亜流みたいな雰囲気があったものの(勿論良盤ではあるが)、
この作品ではすでにそのようなものは感じられない。完全に自分たちのフィールドを確立した感じ。
聴きこむ分にも申し分なく、お洒落なBGMとしても使える名盤。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)