Reviewer:18th. 187-190 名無しのエリー2008.06.19.
1.OVERTURE~WINNER! ★★★☆
広大な宇宙空間が広がるかのような壮大なイントロが印象的な曲。
この曲に限らずこの教典ではレベッカの土橋安騎夫を迎えており、
全体的にポップで聴きやすい音作りに加えアレンジにシンセが多用されておりかなり豪華なサウンドになっている。
彼ら曰く「バンド史上初のメジャーキーの曲」で、今までの彼らとは明らかに違うポップなメロディとまともな歌詞がかえって新鮮。
「We gonna be Winner 勝利を呼べ その手で」という歌詞はなかなかの名フレーズだと思うが、
この間まで「胃袋ちぎって針で刺せ」とか歌っていた彼らなだけになんか違和感が…
この曲に限らずこの教典ではレベッカの土橋安騎夫を迎えており、
全体的にポップで聴きやすい音作りに加えアレンジにシンセが多用されておりかなり豪華なサウンドになっている。
彼ら曰く「バンド史上初のメジャーキーの曲」で、今までの彼らとは明らかに違うポップなメロディとまともな歌詞がかえって新鮮。
「We gonna be Winner 勝利を呼べ その手で」という歌詞はなかなかの名フレーズだと思うが、
この間まで「胃袋ちぎって針で刺せ」とか歌っていた彼らなだけになんか違和感が…
2.LOVE FLIGHT ★★☆
骨太なベース中心に曲が進行していく、そこはかとなくジャズ・フュージョンっぽさが漂う曲。。
今までとはベクトルの違うプレイとベースの力強さ、デーモン小暮閣下のいつもと違う大人っぽい歌唱と、
随所に挿入される手拍子とスキャットによりなかなか聴いていて面白い仕上がりになっている。
…しかし残念ながら個性派揃いのこの教典ではその存在が埋もれがちで、イマイチ印象に残らない可哀想な曲。
今までとはベクトルの違うプレイとベースの力強さ、デーモン小暮閣下のいつもと違う大人っぽい歌唱と、
随所に挿入される手拍子とスキャットによりなかなか聴いていて面白い仕上がりになっている。
…しかし残念ながら個性派揃いのこの教典ではその存在が埋もれがちで、イマイチ印象に残らない可哀想な曲。
3.RATSBANE ★★★★
間奏でジャズとロックのギターソロバトルが繰り広げられる賑やかな一曲。
最初にギターの片割れエース清水長官がジャズ風味のアコギギターソロを披露すると、
それに応じて今度はもう一人のギタールーク篁参謀がこれぞロックといったような早弾きエレキギターソロを演奏する、
というやり取りを2往復し、さらにその間他のリズム隊も演奏をジャズ風味にしたりロック風味にしたりとかなり芸が細かいものになっている。
ちなみにミサでのこの曲は間奏の時間が倍ほどになり、さらにデーモン小暮閣下がスキャットで合いの手を入れる、
というさらに賑やかな曲になっているので興味が湧いたら是非。
最初にギターの片割れエース清水長官がジャズ風味のアコギギターソロを披露すると、
それに応じて今度はもう一人のギタールーク篁参謀がこれぞロックといったような早弾きエレキギターソロを演奏する、
というやり取りを2往復し、さらにその間他のリズム隊も演奏をジャズ風味にしたりロック風味にしたりとかなり芸が細かいものになっている。
ちなみにミサでのこの曲は間奏の時間が倍ほどになり、さらにデーモン小暮閣下がスキャットで合いの手を入れる、
というさらに賑やかな曲になっているので興味が湧いたら是非。
4.害獣達の墓場 ★★★★★
人間達の言う「愛」の愚かさを力の限り歌い上げる、サウンド的にもテーマ的にもヘビーなスローテンポの曲。
この曲の肝はズバリ力がこもりにこもったボーカルだろう。
これによりただでさえ重々しくメッセージ性の強い歌詞がより説得力を増しており、それにタメの効いたシンセとゴリゴリしたリフ、
パーカッションと動物の鳴き声のみで構成された不気味な間奏とが加わってこの曲ならではの壮大な雰囲気を作り出している。
ミサでは冒頭と間奏に語りが追加され、歌詞のメッセージ性が増しているので(ry
この曲の肝はズバリ力がこもりにこもったボーカルだろう。
これによりただでさえ重々しくメッセージ性の強い歌詞がより説得力を増しており、それにタメの効いたシンセとゴリゴリしたリフ、
パーカッションと動物の鳴き声のみで構成された不気味な間奏とが加わってこの曲ならではの壮大な雰囲気を作り出している。
ミサでは冒頭と間奏に語りが追加され、歌詞のメッセージ性が増しているので(ry
5.RENDEZVOUS 60 MICRONS' ★★★☆
前曲の余韻に浸っていると間違いなく吹きだすようなミョーなイントロから始まる曲。
リズム隊の二人はかなり骨太なプレイをしているのだが問題はギターの1人で、
リズム隊がしっかりしているのをいいことに好き勝手にヘンテコなフレーズをしばらく弾き続けているのだ。
ギターのもう1人が入ってくるとちゃんとしたプレイに戻り、歌が入ってきてようやく普通の曲になる。
…ぶっちゃけこの曲の魅力の七割ほどはこのヘンテコなイントロが占めていると思うのでもう特筆すべきところはあまりないのだが、
しいて言えば全編に渡ってかなりの存在感で曲を引っ張っていくベースと
要所要所で挿入されるシンセによって生み出される開放感がなんか気持ちいい。以上。
リズム隊の二人はかなり骨太なプレイをしているのだが問題はギターの1人で、
リズム隊がしっかりしているのをいいことに好き勝手にヘンテコなフレーズをしばらく弾き続けているのだ。
ギターのもう1人が入ってくるとちゃんとしたプレイに戻り、歌が入ってきてようやく普通の曲になる。
…ぶっちゃけこの曲の魅力の七割ほどはこのヘンテコなイントロが占めていると思うのでもう特筆すべきところはあまりないのだが、
しいて言えば全編に渡ってかなりの存在感で曲を引っ張っていくベースと
要所要所で挿入されるシンセによって生み出される開放感がなんか気持ちいい。以上。
6.THE EARTH IS IN PAIN ★★★★
シンセのきらびやかなサウンドを主旋律としながらもこの教典中最も重いビートを持つミドルテンポの曲。
この曲も4.に負けず劣らずボーカルが力強く、それにリズム隊の息のあった演奏とが加わり曲全体を迫力がすごいことになっている。
この曲も4.に負けず劣らずボーカルが力強く、それにリズム隊の息のあった演奏とが加わり曲全体を迫力がすごいことになっている。
7.LUNATIC PARTY ★★★
この教典中最もポップで明るい曲。
いきなりアカペラからスタートしその後はシンセをふんだんに使った明るく楽しげなサウンドが。
こういう曲でもヘビーメタルとして成り立たせてしまうのが彼らのすごいところの一つだと思う。
いきなりアカペラからスタートしその後はシンセをふんだんに使った明るく楽しげなサウンドが。
こういう曲でもヘビーメタルとして成り立たせてしまうのが彼らのすごいところの一つだと思う。
8.5000光年の彼方まで ★★★★
うっかり車を運転中に聴こうものなら思わずアクセルを全開にして追突事故を起こしかねないほどの
凄まじい高揚感のあるイントロが最大の特徴である曲。
元気のあるリフを絶妙のタイミングでシンセが煽る事によってえもいわぬ疾走感を生み出している。
メロディ自体は多少歌謡曲っぽさがあるが、間奏での45秒に及ぶ超ロングギターソロなど聴きどころも多く意外と飽きがこない良曲。
…ちなみにこの曲はゼノン石川和尚とデーモン小暮閣下の競作という事になっているが、
これはゼノン石川和尚が曲を書いている途中に釣りに出かけてしまい、その間にデーモン小暮閣下が続きを書き上げてしまったということらしい。
凄まじい高揚感のあるイントロが最大の特徴である曲。
元気のあるリフを絶妙のタイミングでシンセが煽る事によってえもいわぬ疾走感を生み出している。
メロディ自体は多少歌謡曲っぽさがあるが、間奏での45秒に及ぶ超ロングギターソロなど聴きどころも多く意外と飽きがこない良曲。
…ちなみにこの曲はゼノン石川和尚とデーモン小暮閣下の競作という事になっているが、
これはゼノン石川和尚が曲を書いている途中に釣りに出かけてしまい、その間にデーモン小暮閣下が続きを書き上げてしまったということらしい。
9.不思議な第三惑星 ★★★★☆
変わり者揃いのこの教典の中でも一際異質な曲。
曲自体は彼らの楽曲の中でもトップクラスの速さを持つ正統派メタルで、歌詞は全英詩で内容は人々を悪魔教へと誘うものである。…とここまでは普通。
問題はデーモン小暮閣下の歌唱で、本来大得意なはずの英語を若干崩して歌っているため、
英語の詩全てに空耳が生じていて、さらにその空耳の詩までもがちゃんと意味を持ち成り立っているのだ。
何回か聴いて空耳に気づいた時には間違いなく吹くだろう。てか自分は吹いた。
その空耳のレベルの非常に高く(?)、例をあげると
「Non Demon night! Do or say "Heavy Metal" kick it to late night(悪魔のいない夜"ヘビーメタル"を演るか語り深夜に蹴り込め)」
→「なんでもない どーせヘビーメタル聞き取れない」など。
…このようにもはや二重の歌詞だけでもはやお腹一杯なのだが曲の完成度もかなり高く、
イントロとアウトロでの10秒以上に及ぶ超ロングトーンシャウトがあったり間奏ではツインギターによるソロが繰り広げられたり聞きどころ満載。
とにかくいろいろな面で驚かされること間違いなしな曲。
曲自体は彼らの楽曲の中でもトップクラスの速さを持つ正統派メタルで、歌詞は全英詩で内容は人々を悪魔教へと誘うものである。…とここまでは普通。
問題はデーモン小暮閣下の歌唱で、本来大得意なはずの英語を若干崩して歌っているため、
英語の詩全てに空耳が生じていて、さらにその空耳の詩までもがちゃんと意味を持ち成り立っているのだ。
何回か聴いて空耳に気づいた時には間違いなく吹くだろう。てか自分は吹いた。
その空耳のレベルの非常に高く(?)、例をあげると
「Non Demon night! Do or say "Heavy Metal" kick it to late night(悪魔のいない夜"ヘビーメタル"を演るか語り深夜に蹴り込め)」
→「なんでもない どーせヘビーメタル聞き取れない」など。
…このようにもはや二重の歌詞だけでもはやお腹一杯なのだが曲の完成度もかなり高く、
イントロとアウトロでの10秒以上に及ぶ超ロングトーンシャウトがあったり間奏ではツインギターによるソロが繰り広げられたり聞きどころ満載。
とにかくいろいろな面で驚かされること間違いなしな曲。
10.THE OUTER MISSION ★★★★★
謎のモールス信号から静かにスタートする、この教典中最も壮大なエース清水長官の最高傑作。
Bメロ以外全て7拍子で構成され、歌詞は日本語と英語そして古語が入り混じり、間奏ではNOKKOによる不気味な語りが挿入されるという
かなり混沌とした中にメタルには似合わないほどの美しいメロディとエース清水長官による芸術的なギターソロとが合わさり、
この曲ならではの不気味ながらも壮大なサウンドが作り上げられている。
一曲一曲の色が見事にバラバラなこの教典を締めくくるにふさわしい名曲。
Bメロ以外全て7拍子で構成され、歌詞は日本語と英語そして古語が入り混じり、間奏ではNOKKOによる不気味な語りが挿入されるという
かなり混沌とした中にメタルには似合わないほどの美しいメロディとエース清水長官による芸術的なギターソロとが合わさり、
この曲ならではの不気味ながらも壮大なサウンドが作り上げられている。
一曲一曲の色が見事にバラバラなこの教典を締めくくるにふさわしい名曲。
総評.★★★★★
セールス的にも人気的にもまさに絶頂期に発布された第五教典。
今回はREBECCAの土橋安騎夫のプロデュースという事でキラキラしたシンセサウンドがふんだんに取り入れられ、
それによりポップスの聴きやすさとメタルの重さ・力強さがちょうどいいバランスになっているため、
彼らの活動指針である「お茶の間にヘビーメタル」に最も貢献出来そうな一枚。
また一曲一曲のクォリティが非常に高く、自他共に認める彼らの最高傑作の一つでもある。
これからヘビーメタルを聴いてみようと考えている人や聖飢魔IIを「蝋人形の館」のみの一発屋コミックバンドだと勘違いしている人、
デーモン小暮閣下のことを相撲解説者としてしか知らない人など、とにかくいろいろな人にオススメしたい日本メタル界屈指の名盤。
今回はREBECCAの土橋安騎夫のプロデュースという事でキラキラしたシンセサウンドがふんだんに取り入れられ、
それによりポップスの聴きやすさとメタルの重さ・力強さがちょうどいいバランスになっているため、
彼らの活動指針である「お茶の間にヘビーメタル」に最も貢献出来そうな一枚。
また一曲一曲のクォリティが非常に高く、自他共に認める彼らの最高傑作の一つでもある。
これからヘビーメタルを聴いてみようと考えている人や聖飢魔IIを「蝋人形の館」のみの一発屋コミックバンドだと勘違いしている人、
デーモン小暮閣下のことを相撲解説者としてしか知らない人など、とにかくいろいろな人にオススメしたい日本メタル界屈指の名盤。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)