Reviewer:21st. 582-584 名無しのエリー2009.07.14.
1.White Fairytale ★★★
外部作家による提供曲であり彼らのオリコン1位のクリスマスソングである『WHITE SILENT NIGHT』を、をオールシーズン用に手直ししたもの。
煌びやかな4つ打ちサウンドの曲で、ABBAみたいな可憐なコーラスと甘いメロディー(&歌声)が印象的。
Bメロで若干音程が怪しいところもあるが、ぎりぎり目をつぶれるレベルではある。
煌びやかな4つ打ちサウンドの曲で、ABBAみたいな可憐なコーラスと甘いメロディー(&歌声)が印象的。
Bメロで若干音程が怪しいところもあるが、ぎりぎり目をつぶれるレベルではある。
2.Lily of the Valley ★★★
お花畑系ポップス。IZAMが自画自賛していただけあって、歌詞は非常に印象的でなかなか良い。
3.Sweet Angel ★★
べーシストNIYの作品。
気持ちいいポップスで悪くはないが、後にスローテンポで取り直されたヴァージョンの方が曲に対する正しい解答といえそう。
ベタなことに最後でキーが上がるがIZAMの歌唱力的にはやめといたほうが良かったのでは。
気持ちいいポップスで悪くはないが、後にスローテンポで取り直されたヴァージョンの方が曲に対する正しい解答といえそう。
ベタなことに最後でキーが上がるがIZAMの歌唱力的にはやめといたほうが良かったのでは。
4.Aurora ★★★☆
外部作家提供の開放感溢れるポップス。ベタなギターも気持ちいい。
単純にメロディーがいいので好印象。
単純にメロディーがいいので好印象。
5.SWEET HEART MEMORY ★★★★
3rdシングル。全編にわたってマイナー調のメロディーが印象的なポップロック。
シングル版と違ってイントロが打ち込みからアルペジオに。少しは上達してるんだな~と。
メロディーや曲構成はかなりいいが、歌唱力の微妙さがもったいない。
シングル版と違ってイントロが打ち込みからアルペジオに。少しは上達してるんだな~と。
メロディーや曲構成はかなりいいが、歌唱力の微妙さがもったいない。
6.Secret Love ★★★
ここで変化球。NIY作曲。ひたすらもの悲しい曲調で、コーラスワークも凝っている。
7.Magenta Story ★★★
彼ら的にはわりとハードなダンスナンバー。
2枚組のLAマスタリング版では2枚目の1曲目に当たる曲で、SHAZNA少し陰の部分といえそうだ。
後にCulture clubのボーイ・ジョージにリミックスされる。
2枚組のLAマスタリング版では2枚目の1曲目に当たる曲で、SHAZNA少し陰の部分といえそうだ。
後にCulture clubのボーイ・ジョージにリミックスされる。
8.Melty Love ★★★★☆
デビュー曲であり言わずと知れた大ヒット曲。
アルバム収録のたびににアレンジしなおされてる(5バージョン存在)ので、その変化をたどれば彼らの成長ぶりが感じられそう。
ちなみにこれは4バージョン目。そこまで大事にされるだけあって、かなりの名曲。隙のないキャッチーさ。
またサポートのドラムが頑張っていて、彼のドラミングのお陰でこの曲のメリハリがさらに際立っている印象。
アルバム収録のたびににアレンジしなおされてる(5バージョン存在)ので、その変化をたどれば彼らの成長ぶりが感じられそう。
ちなみにこれは4バージョン目。そこまで大事にされるだけあって、かなりの名曲。隙のないキャッチーさ。
またサポートのドラムが頑張っていて、彼のドラミングのお陰でこの曲のメリハリがさらに際立っている印象。
9.Romance ★★
IZAMとギタリストA・O・Iのツインボーカルのゆったりした曲。
二人とも歌唱力は同レベル(笑)だが、IZAMは低音のほうがしっかり歌えている。
二人とも歌唱力は同レベル(笑)だが、IZAMは低音のほうがしっかり歌えている。
10.すみれ September Love ★★★★
2ndシングルであり、一風堂のカバー。
アマゾンのジャングルを思わせるイントロが1分近く続くアルバム版で、その一風堂の土屋昌巳がギターソロでゲスト参加。
妖艶なメロディーラインとダンサンブルなサウンドが気持ちいい。カバーとしても成功だろう。
アマゾンのジャングルを思わせるイントロが1分近く続くアルバム版で、その一風堂の土屋昌巳がギターソロでゲスト参加。
妖艶なメロディーラインとダンサンブルなサウンドが気持ちいい。カバーとしても成功だろう。
11.Refrain of Dreams ★★☆
よりによってIZAMの音程が不安定なのがもったいないが、消えゆくような切ないムードがいい。
12.Das Spiel ★☆
TOKYOマスタリング版のみ収録。一応ハードチューン。
似たようなアレンジをT.M.Revolution『ULTIMATE』でも聴いた覚えがあるから、共通の元ネタがあるのかもしれない。
だがなにより驚いたのは、あのSHAZNAがメロディーを捨てたことであろう。ヴォーカルもエフェクトがかかりまくって、誰の声だかわかんないし。
残念なことにハードチューンなのにギターのへぼいこと等が原因で高い評価はできないが、
それでも彼らがパブリックイメージへの反抗心を持っていたことは認識されるべき。
似たようなアレンジをT.M.Revolution『ULTIMATE』でも聴いた覚えがあるから、共通の元ネタがあるのかもしれない。
だがなにより驚いたのは、あのSHAZNAがメロディーを捨てたことであろう。ヴォーカルもエフェクトがかかりまくって、誰の声だかわかんないし。
残念なことにハードチューンなのにギターのへぼいこと等が原因で高い評価はできないが、
それでも彼らがパブリックイメージへの反抗心を持っていたことは認識されるべき。
総評.★★★
作詞・ヴォーカルのIZAMと作曲・ギターのA・O・Iとベース・時折作曲のNIYによる3人組、SHAZNAのメジャー1stにして初のフルアルバム。
一応90年代後期の“ヴィジュアル系四天王”の一つでありV系の代表格としてよく名が挙がるが、当時のV系的にはむしろ異端児。
そもそも四天王のバンド自体どれも異端児ではあるが。
もともとこのバンドは昔からポップセンスはかなり優れているのだが、急に人気がでて急にデビューさせられてしまったので演奏力も歌唱力もかなり未熟。
しかし今回はブレイクによって資金的にめぐまれたこともあり、その貧弱な母体に鉄壁なバックをそろえることで対応を試みた模様。
それは、プロデュース&アレンジに佐藤宣彦と事務所先輩バンドmodern-greyの山口一久を迎え、
さらにはヴォーカルプロデュースに佐藤とわざわざ坂井紀雄を迎えるというもの。(サポートドラムもmodern-greyのメンバー。)
結果、かなりドーピング的ではあるが良質なポップアルバムとなっている。
素の楽曲自体はどれもなかなか佳曲揃いで、Culture clubなどに代表されるニュー・ロマンティックスの影響が感じられるポップロック。
そこに佐藤&山口のコンビが、あくまでバンド感をメインに据えたカラフルなアレンジを施している。
打ち込みやシンセは積極的に導入しているが過剰なストリング等のアレンジはほとんどなく、
とにかくインディーズ時に練り損ねた“SHAZNA像”を作り上げることに腐心している印象。まぁいうなれば「ニューロマ版いきものがかり」だろうか。
そこまで声高にお勧めはしないものの、BOOK OFFで105円で購入するぐらいなら充分元は取れそう。
一応90年代後期の“ヴィジュアル系四天王”の一つでありV系の代表格としてよく名が挙がるが、当時のV系的にはむしろ異端児。
そもそも四天王のバンド自体どれも異端児ではあるが。
もともとこのバンドは昔からポップセンスはかなり優れているのだが、急に人気がでて急にデビューさせられてしまったので演奏力も歌唱力もかなり未熟。
しかし今回はブレイクによって資金的にめぐまれたこともあり、その貧弱な母体に鉄壁なバックをそろえることで対応を試みた模様。
それは、プロデュース&アレンジに佐藤宣彦と事務所先輩バンドmodern-greyの山口一久を迎え、
さらにはヴォーカルプロデュースに佐藤とわざわざ坂井紀雄を迎えるというもの。(サポートドラムもmodern-greyのメンバー。)
結果、かなりドーピング的ではあるが良質なポップアルバムとなっている。
素の楽曲自体はどれもなかなか佳曲揃いで、Culture clubなどに代表されるニュー・ロマンティックスの影響が感じられるポップロック。
そこに佐藤&山口のコンビが、あくまでバンド感をメインに据えたカラフルなアレンジを施している。
打ち込みやシンセは積極的に導入しているが過剰なストリング等のアレンジはほとんどなく、
とにかくインディーズ時に練り損ねた“SHAZNA像”を作り上げることに腐心している印象。まぁいうなれば「ニューロマ版いきものがかり」だろうか。
そこまで声高にお勧めはしないものの、BOOK OFFで105円で購入するぐらいなら充分元は取れそう。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)