Reviewer:15th. 120-122 名無しのエリー2007.06.21.
1.プロローグ ★★
柴田がひたすらフェイクしている40秒弱の音、二曲目のイントロになってる。
どことなくビョークっぽい
2.青の時間 ★★★★
Aメロはピアノ中心なのでアコースティックで静かな曲かと思いきや、
サビ前の間奏~サビのバックはストリングスをふんだんに使い一気に壮大な曲となる。
サビ後の間奏のロシア民謡のような楽器の入れ方が面白い。歌詞が滅茶苦茶暗い
3.HIROMI ★★
間を置かず2からそのまま繋がっている、14thシングル。シングルにしてはキャッチーさに欠ける気が。
アレンジも面白みの無いありきたりで単調なもので、2での盛り上がりを悪い感じで断ち切ってしまっている。
サビの繰り返しがくどい
4.涙ごはん ★★☆
明るいジャズテイストな曲。アレンジが羽毛田丈史だけあって、ピアノの使い方が非常に上手い。
サビの高音がつらそうで、歌唱力の不足を感じる。ベースを渡辺等が弾いてるので安定感が半端ない。
メロディに対して歌詞が合ってない、こういうアコースティックな感じの曲の歌詞にUFOって単語を使うのはどうかな
5.月夜畑 ~vocal solo~ ★★
1と同じく柴田がひたすらフェイクしている。メロはクラシックの影響を色濃く感じられるものとなっている
6.花吹雪 ★★★☆
12thシングル。卒業の別れを歌った曲。ベタベタな泣きのバラードで退屈と感じる人にはつまらないだろう。
こういう分かり易い曲を歌ったときの心地よさは、邦楽の中では結構なレベルなので飽きず聴ける。
ただ、少しビブラートをかけすぎな気がしないでもない。途中の間奏のアコギが凄い綺麗
7.真夜中のチョコレート ★★★★
これも4と同じくジャズテイストな曲だが、こっちの方が静かで暗い。ボサノヴァって言うのかな。
Aメロのメロディ展開が中々非凡な才能を感じさせるが、いそしぎって映画の主題歌にそっくりなのはつっこまないでおこう。
サビの日本的歌謡のメロディが、曲に上手くアクセントを加えている
8.つまおうじ☆彡(拝啓王子様☆第三章) ★★★★
タイトルから何となく想像はついていたが、お馬鹿ソング。昔のアルバムに入ってる曲の続きらしい。
メロディは王道ポップスだし、アレンジはしっとりとしたものなのに、歌詞が吹っ飛んでてそのギャップが面白い。
サビのメロディはかなりキャッチーなので、ちゃんとした歌詞を載せてシングルにすれば売れた予感。
単語だけ見ると「ゴスロリ」とか「スーパー銭湯【湯 de DAKO】」とか馬鹿っぽいが、よく読むと暗い歌詞なのが怖い
9.人魚の声 ★★★★☆
鬼束ちひろ+五輪真弓って感じの曲。昭和の歌謡曲の雰囲気が漂っている。
非常に分かり易い曲で、こう来たらこうと思う通りの展開をしてくれる。歌詞と曲のマッチ具合も絶妙。
メロディの裏をなぞるようなピアノの音が何ともいえない
10.雨夜の月 ~piano solo~ ★★
柴田によるピアノソロが聴ける曲、ピアノはやったことないから正直上手いかどうかはわからない。
雨夜の月ってタイトルは絶妙、良く付けたと思う
11.紅蓮の月 ★★★☆
13thシングル。ピアノが印象的なバラード。
イントロのピアノ~Aメロとかなりの名曲の予感を漂わせていながらBメロ~サビで肩透かしを喰らう非常に惜しい曲。
このアルバムの中では比較的低音を強調したアレンジをしている
12.君が思えば・・・ ★★★☆
ピアノとストリングが幻想的なバラード。曲調からまたどうせ別れの曲だろうと思っていたら、違った。
メロディ自体は凄い歌謡曲なんだけど、アレンジが西洋風でヨーロッパの草原が思い浮かぶ。
もうちょっと声量があれば良かったかもしれん
13.私の物語 ★★★★
ラストを飾るに相応しいゆったりとしたバラード。このアルバムの中では一番熱唱してる気がする。
如何もって感じのあざとさを感じるくらい良くできた曲。淡々とリズムを刻むベースが良い
総評.★★★★
ブログが面白く、美人さんだからという不純な気持ちで借りてきたアルバムだったけど、中々どうして良かったです。
全体の印象は薄味の鬼束ちひろって感じ、鬼束ほど思いつめてはいないけどかなりの重みはある。
今の時代中々こういう正統派女性シンガーソングライターはいないので、貴重な存在だろう。
メロディの一部分や、歌詞の言葉使いに光る非凡な物を感じ取ることもでき、個人的にはかなり満足。
ただちょっと似たような曲が多すぎるかな、アルバム通して全部バラードなのは飽きるかもしれない。
しかし、それを差し引いても一回聴いてみる価値はあると思われるアルバムです
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)