アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : すぱるた・ろーかるず。

Reviewer:8th. 210-211 名無しのエリー2004.06.05.

1.バイオレンスサマー ★★★☆☆ 太陽がジリジリとアスファルトを焦がす感じを表したような一曲。歌詞も暴力的かつ奇妙でなかなかのスルメ曲。
2.黄金WAVE ★★★★☆ 一曲目で高揚した気分がこの曲で爆発。少年性を強く感じる人気の高いポップな一曲。
3.赤い砂 ★★★★☆ 街を歩きながらこの曲をヘッドフォンで聴いてると涙が出そうになる。風景と心情が重なった感じ。
4.ほたる ★★★☆☆ 歌詞はあるがインストだと思うくらいヴォーカルが音にマッチしている。途中で入る秒針が刻むようなギターがいい。
5.スローカーヴ ★★★★☆ この曲も「赤い砂」と同じで風景と心情が重なる感じ。ぶっきらぼうの中に愛と切なさを感じる。
6.POGO(More Tight Version) ★★★★★
シングルverよりも断然こっち。何回聴いても飽きない。一曲の中に無駄なものが全くなく研ぎすまされたカンジ。ダウンタウンの漫才みたいだ。
7.雷魚 ★★☆☆☆
アルバムのブリッジの役目。6曲目までが雷魚の走馬灯のようにもとれる。こんな歌詞を合唱するなんて。ユーモアに溢れていて好き。
8.私のりんご ★★★☆☆ 詞の世界観が凄すぎ。音楽を聴いて初めて怖いと思った一曲。
9.ギャラクシー空港 ★★★★☆ 3Dメガネかけたらこんなカンジの世界が見えるんだろうなぁー。聴くたびに新鮮で面白い曲。
10.リザーバー ★★☆☆☆ とりあえず暗く重い。たぶん睡眠薬を飲んで意識が薄れていくカンジだと思う。
11.サイレント ★★★★★ ラストにふさわしい名曲。この曲の美しさは自分の表現能力では説明できない。
総評.★★★★★
ロックンロールが好きなら聴くべき。詞の世界観が凄すぎてはまったら抜け出せん。
ブッチャーズのKocoronoの次にCDの再生回数が多いと思う。6月にシングル7月にアルバムが出るのでみんな買うように。
(★:1点,☆:0点の計5点満点。)

Reviewer:11th. 237-239 名無しのエリー2006.01.20.

1.青い夏 ★★ ミディアムテンポで進む、爽快な曲。ポップでキャッチーなメロ&サビだが、印象薄。
2.夢ステーション ★★★ シングル。超ポップ。スパルタ特有のコーラスが心地よい。リードのリフが良いですよ。
3.希望 ★☆ あまり印象に残らない。コウセイ節。Aメロは面白いかも。
4.ロックとハニー ★★☆ たる~いイントロから始まる。心地良いリズム。ノリが正にスパルタ。でもプロモをわざわざ作るほどではないかな~。
5.ナイトエスケープ ★ だらける。昔のスパルタが好きな人にはいいのでは。
6.オオカミ男の唄 ★★★☆ 詩がいいねぇ。世界観が実に良い。引き込まれる。ベースが心地良いよ。
7.ヒビヤ ★★ タイトルのまんまのラブソング。詩だけ見ると萎えるかもだが、曲と合わせみると不思議とくる。
8.GET UP! ★★★ サビの8分カッティングがライブで盛り上がりそう。アップテンポですんなり聴ける。
9.僕はライオン ★★★★☆ サビが凄く良い。今までに無かったタイプ。詩も6に続くくらい良い。
10.パーティー ★☆ 印象薄。
11.Fly ★★★ シングル。聞かせるナンバー。やはりコウセイの声はこういう曲調にはまるんだなあとか思った。
12.Stay Dreamer ★ 締めの曲だが、シンセが激しくダサい。アレンジ凝ったら良い曲になれたかも。
総評.★★☆
昔からのファンには受け入れられない部分も多々あるが、基本的にはキャッチーな曲が多く聴きやすいアルバムにはなっている。
初めて聴くにはちょうどいいアルバムになるのではないだろうか。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:14th. 623-625 名無しのエリー2007.05.12.

1.リトルガーデン ★★★★
楽しそうに演奏している感じが伝わってくる、一発目としては上々な曲。
間奏のギターソロのハモリ具合が最高に気持ちいい。きちんとアルバム全体のカラーを表している。
歌詞が、やや抽象的過ぎるか。
2.まぼろしFOREVER ★★★★☆
表題曲だけあって勢いがある。掛け声もノリが良い。
ボーカルの声は非常に癖があって好き嫌いがわかると思うが、叫び方、息の抜き方がうまく、それが良くわかる曲。
Aメロの遊び的な言葉の選び方をしている歌詞が秀逸。
3.平凡ギャング ★★
前奏~メロにかけてのリフがややくどい。
サビへのつながり方など、独特のメロディラインは面白いと思うが、歌詞のハメ方が強引なのは個人的にはマイナスポイント。
ドラムの存在感に救われてる感も。
4.IdOL ★★★
単に音が高いのか、意図的なのか、ボーカルの声の癖が特に強く出ている。ダメな人はダメかも。
曲自体は悪くない。特筆点はないが、ミドルテンポの佳作。
一つ一つの音の自己主張は消して弱くないものの、融合してうまく切なさが表されている。
5.O.K. ★
裏打ちのダンサブルな曲……かと思うとAメロのメロディラインが細切れでやや拍子抜け。
ファンクといえばファンクだが。ベースも跳ねてないし、決定打にかける。
6.Ghost Town ★☆
タイトルだけでなく、死ぬとか消えるとか、かなり負のオーラを出した歌詞。序盤は起伏に乏しいが、徐々にギター・叫び声が盛り上がっていく。
が、間奏も起伏に乏しいので、やっぱり飽きるかもしれない。
7.象 ★★★☆
最初のうねるようなギターの音は、やはり象の鳴き声を模しているのだろうか。
やや実験作過ぎる気がするが、歌としてはよくまとまっているし、意欲作と評価できる。
ちょっとドラムが無駄に跳ねてる感があるが、この曲のリードギターの個性は消えないのでまぁ良いか。
8.スペシャルボイス ★★
聞かせどころも盛り上がるところもあるが……。
いかんせんメロディもギターも素直すぎて、他の曲に比べると印象に残らない。歌詞も普通。残念。
9.CHOCO ★★★☆
アルバム全体の展開としても、ちょうど良いタイミングで入っている耳馴染みの良い曲。
リズミカルなメロ→ささやき→サビという流れが心地よい。
10.APOLLO ★★★★
やわらかい音のギターソロから始まるので、スローテンポの曲を想像していると、
徐々に盛り上がって、サビでカッティングが入りリズミカルな曲に変わっていくのが面白い。
歌詞も、他の曲にない、スケールの大きな世界観を持っている
11.ミーハーHer ★★
歌謡系の空気も匂わせる、いわゆるバカ曲の類か。ただあっけらかんに騒がしい曲調とも違うので、なぜラストに? という感じはする。
アルバム全体の余韻にそぐわないので、やや評価は下がる。単体なら面白い曲だが。
総評.★★★
全体に勢いがあり、独特のセンスと絡み合って聴いていて面白いアルバムに仕上がっていると思う。
これまでも気になっていたアーティストだったが、一皮向け洗練された印象を受けた。
が、少しでもアーティストを知っている人だったら、アクが薄まった、(悪い意味で)ポップになった、という印象を持つのも仕方がないかもしれない。
技術というよりは独特の引き出しを持ったギターと、これまた独特の表現力を持っているボーカルで、オリジナリティは十分に感じられる。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)