アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : いぇん・たうん・ばんど。

Reviewer:7th. 110-111 名無しのエリー2003.12.26.

1.Sunday Park ★★★★★
アコギ~ギター~ベース~ドラムの順で入っていくというこの時期の小林作品に多かったパターン(例:ミスチルの「es」「花」など)。
個々のフレーズがカッコよく、最後にはいるキーボードの音が泣かせる(つД`).
2.Mama’s alright ★★★★☆
音は70年代なのに、構成は90年のオルタネっぽいという不思議な曲。
AメロがDrとBaとチャラのVoだけで聞かせるのだが、個々の存在感があってイイ!アッコじゃできねえなあ(w
3.She don't care ★★★★
ギターとVoのユニゾンが素晴らしいです。
4.Swallowtail Butterfly ~あいのうた~ ★★★★★
ご存知大ヒットした名曲。イントロだけで泣ける(つД`).ホントにこの音ツボなんですよ
5.上海ベイベ ★★★
唯一のChara作詞・作曲作品。
このアルバムでは正直浮いてるし、劇中で大ヒットしているという設定にしてはヒット性希薄(w
でもユルさが心地よい佳作。昼まで寝てるほうな時に聞くのもよし。
6.してよ してよ ★★★☆
ブギー(っていうのか?)風。シャッキリしたリズムギターの上で無理やり言葉をつめこむVoもいいです。
7.小さな手のひら ★★
しっとりした編成もVo.とギターだけの地味な曲。
本当ならアルバムの最後に入る曲が、映画の都合で代えられたっぽい
8.My way ★★☆
ご存知フランク・シナトラの大ヒット曲。
ストリングス編成のこのバージョンも嫌いじゃないのだが映画であったバンドでのバージョンのほうが好きなのであっちを入れて欲しかった。
なんがギターも申し訳っぽいし、てか音量低すぎ。邪魔なら入れんなよ。
総評.★★★★☆
映画「スワロウテイル」内での架空のバンドから作られたサントラも兼ねたアルバム。
この頃は音楽担当の小林氏の才能の絶頂期で、
アビーロードスタジオで作られた音の一つ一つの粒がはっきりとしていてなおかつ互いの音を引き立てるという素晴らしい出来。
ただ、このレビューでわかるとおり後半になると音が増えて逆に曲が小粒になるという現象が(w
それでも絶対に邦楽史に残らないとおかしいと思える程素晴らしいのにサントラという点で過小評価されたアルバム。
まあチャラ好きには嫌われてそうだしなあ…
「深海」は桜井氏の精神性ばかりが語られがちなのですが、深海の「音」が好きな人にお薦めするアルバムです。
「深海」より重くないし。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:14th. 104-105 名無しのエリー2007.02.20.

1.Sunday Park ★★★★★
全英詞。余計な音を全て削ぎ落としたシンプルなサウンドとcharaの甘い歌声が見事にマッチしている。
間奏からの盛り上がりは秀逸。派手さは無いものの、古き良きロックの姿を思い起こさせてくれる名曲。
2.Mama's alright ★★★★☆
前曲からうって変わったアッパーチューン。しかしそんな中にも"渋さ"を感じさせてくれるサウンドは流石。
3.She don't care ★★★★☆
charaの胸を締め付けるようなシャウトが印象的。序盤3曲は洋楽にも負けないクオリティの高さではないだろうか。
4.Swallowtail Buterfly ~あいのうた~ ★★★★★
シングル発売され大ヒットを記録した名曲中の名曲。
ストリングスによる美しいイントロ部分、charaの感情を叩き付けたようなボーカル、シンプルながらも厚みのあるサウンド。
これを名曲と言わずにどうするのか。ラストのサビの盛り上がりは感涙もの。
5.上海ベイベ ★★★☆☆
charaの甘えるような歌声に酔う。『ピアノをベッドにして遊ぼうよ』というエロティックな詞世界にも注目。
サウンドからはどこか異国情緒が漂っている。
6.してよ してよ ★★☆☆☆
これはけっこう好みが分かれるのではないだろうか。
前曲同様にどこかエロティックな雰囲気が漂っておら、何度も繰り返されるタイトル詞の絶叫が印象的。
受け付けられない人もいるかもしれない。
7.小さな手のひら ★★☆☆☆
他の曲が強力すぎるためかどこか目立たないミディアムナンバー。
しかしラスト前にほっと一息つけていいかもしれない。
8.My Way ★★★★★
言わずと知れた名曲のカバー。個人的にはこのYEN TOWN BAND によるものがピカイチかと。
優しく穏やかにこのアルバムの幕を下ろしてくれる。やはり名曲は色褪せない。
総評.
岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』から生まれたバンドによる最初で最後のアルバム。
正直、このクオリティの高さは世界にも通用するのではないだろうか。日本音楽史に残るべき名盤。
(★:1点,☆:0点の計5点満点。総評は星評価なし。)