アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : とぅーるびよん。

Reviewer:14th. 392-393 名無しのエリー2007.04.08.

1.バラは散るために ★★☆
詞RYUICHI曲Hayama。タイトルからして、耽美な曲かと思ったが、RYUのねばっこいボーカルが絡む、重たいロックだった。
(ソロのときとは少し歌い方を変えて、さらにねばっこくなってる。)
2.RHAPSODIE ★★★
詞曲RYUICHIの、銀座とかが似合いそうなアップテンポナンバー。サビの「危険な香りのいい女~」には 少し笑った。
3.your place ★★★☆
シングル。詞曲INORAN。生意気な言い方をすれば、メランコリックな曲であるが、隆一ソロアルバム 「VANILLA」の延長といったところだ。
4.華 ★★★★★
Hayama曲。ミディアムバラードだが、隆一が高音を張り上げたりしないのでご安心を。
同じ葉山曲で例えたら、hiroの「Treasure」やw-inds.の「四季」みたいな感じかな。
葉山拓亮の真骨頂であるせつない曲。
5.replica ★★
詞曲RYUICHI。メロディーはたいしたことないがサウンドの良さはさすが。
6.lost it ★★★☆
詞曲INORAN。DJを駆使した、透明感あふれる壮大なミディアムナンバー。
さすがINORANだけあって、メロディーには申し分ない。(ちなみに、DJを駆使したミクスチャーサウンドは次回作で爆発することになる)
7.杞憂 ★★★★★
詞曲RYUICHI。はっきりいって傑作。INORANのギターのリズムに、エフェクトのかかったボーカルが乗っかる。
シンセやちょっとしたSEが乗っかっているとはいえ、Aメロ~Bメロは非常にじめじめしている。
サビは少し開 放感があるものの、からっとなりきれてないというか・・・。
灰色の空やモノクロの世界が思い浮かぶ。とにかく 暗くていい感じ。
8.HEAVEN ★★★★
記念すべきデビュー曲。詞RYUICHI曲Hayama。
Aメロ~Bメロのボーカルは低音なのだが、(これが昔のLUNA SEAみたいでカッコいい)サビでコーラスを従え、一気に盛り上がりを見せる。
唯一の欠点はギターがおとなしすぎること。(INORANだから仕方ないが)
もう少しギターがシンセに負けないくらい、前に出て きてくれるとよかったかもしれない。
9.fight ★★
詞RYUICHI曲RYUICH&Hayama。タイトルからしてダサそうだと思ったのだが、ホントにダサかった(苦笑)。
なぜなら「ONE PUNCH!」とかいう詞が飛び出してくるから。(思わずアンパンマンの「アーン パンチ!!」を思い出してしまった)
サウンドは非常にカッコいいし、ボーカルもなかなかだっただけに惜しい。
10.Hyper na blue ★★★
詞曲RYUICHI。どこがHyperなのかはわからんが、おそらく透明感のあるBlueということなのだろう。詞が意味不明。
11.水と風と君と・・・ ★★★☆
詞RYUICHI曲Hayama。てっきりバラードかと思っていたら、結構ディープなロック(テンポはゆっくり)でびっくりした。
「いびつな幾何学模様の世界で」とか挙句に果てには「進化の途中で天を仰いだ」などといったフレーズが出てくる。
12.もう一度君に ★★★★
このアルバムを締めくくる詞曲RYUICHIの壮大なバラード。
まぁ隆一ソロのバラードとさほど変わりないが、その中でもかなり上のランクに位置するほどの出来である。
つまり好きな人は好き、苦手な人は苦手な曲。
総評.★★★★☆
元LUNA SEAのRYUICH、INORANと元D-LOOPのH.Hayamaによるユニットの1st。
このアルバムは暗いところはとことん暗く、ポップなところはかなりポップなので、雰囲気的にLUNA SEAでいう「IMAGE」に近い。
(ちなみに2ndは近未来型「EDEN」といったところか。)
でも「IMAGE」とは違い、どこか上品で落ち着いており、まさに「大人のロック」といった感じ。
それにしてもこのアルバムの売り上げが2.2万枚っていうのは微妙すぎる。
このようなアルバムが売れる時代ではないものの、もう少し評価されてもいいのではないだろうか。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:13th. 887-888 名無しのエリー2007.01.04.

1.アゲハ ★★★
シングル。詞RYUICHI。曲 H.Hayama。前作「HEAVEN」の流れを受け継ぐ壮大なナンバー。
歌詞に「死の灰」などの語が出てきて重い感じがあるがどこか浮遊感がある。
2.Saturation ★★★★☆
詞曲ともにINORANで、かなりの傑作。サウンドがひたすらカッコいい。DJも参加しておりFAKE?を髣髴とさせる。
それでもってRYUICHIの声にあっている。ただ少し歌詞が稚拙では?
3.Innocence ★★★☆
詞曲INORAN。大人の香りのするミディアムナンバー。聞いていて心地いい。
4.selfish ★★★
詞曲INORAN。
INORAN王道の曲でLUNA SEAの「gravity」あたりを思い起こさせるが、
「gravity」の出来がすさまじすぎるので、劣化版焼き直しといわれても仕方ないかも。
5.Don't Hold Your Feeling ★★★★★
また詞曲ともにINORAN。RYUICHIの高音とコーラスのハモリが美しい。文句なし。
6.Nameless Greenness ★★★☆
詞曲H.Hayama。コーラスがないのが残念なくらいで、あとは文句なしの出来。特に美しさと妖しさを放つピアノがいい味出している。
ただ前作で葉山は「華」という超名曲を書いているので少し聞き劣りする。
7.Lost World ★★
このアルバムで最もハイテンポ。ただ、Aメロとサビしかないのでどうも物足りない。こいういのを聞くとSUGIZOやJさえいれば、なんて思ってしまう。
あと、RYUICHIがかなり弾けた声で歌っているので好き嫌いが分かれそう。
8.I'm Just a Marmaid ★★
詞曲 H.Hayama。 Aメロ、Bメロはいいがサビがつまらない。せっかく詞がいい事言っているだけに非常に惜しい。
9.Lily ★★★★
詞曲INORANのダンスナンバー。メロディーはたいしたことないのだが、音がすごい。
ちょっと中世のヨーロッパみたいなイントロが美しい。
10.瞬くように ★★
詞曲RYUICHIのロックナンバー。詞の中に「いとをかし」という古文がでてきて、本人も気に入った表現らしいが、肝心の曲がいまいち。
メロ ディーもたいしたことないし、リズムは4つ打ちで物足りないし、ボーカルにエコーがかかって気持ち悪い。
リズム以外のアレンジがいいところだけはせめてもの救い。
11.Karna
インストなので評価なし ピアノをメインとしたしっとりとしたインスト。
12.Breezy Night Journey ★★★★
詞曲RYUICHIによるバラード。おそらく大半の人には想像がついているだろうけど、まさにそんな感じ。
ただ、ソロとは違い、あくまでバンドが メインなので少し聞きやすいかな。
個人的に「残された~」からの展開が好きだったりするが、同じ詞曲RYUICHIの3rdシングル「もう一度君に」の感動には勝てない。
13.雨のリボン ★★★
本編のラストを締めくくる曲。12の余韻に浸ることが出来る。詞RYUICHI曲INORAN。
14.眠りの森の君 ★★★★
詞RYUICHI曲H.Hayamaのアップテンポナンバー。初回のみ収録じゃもったいない出来。
メロディーは地味だが、それが森の幽玄さをうまく表現しているような気がする。
総評.★★★★
今作は前作の反動からINORANの曲が非常に多い。今作で、彼らの言う「大人のロック」がほぼ大成した感がある。
また、DJを多く活用したりと、実験的な音が多いのも評価できる。
そのぶん7,10のアップテンポがへぼへぼなのが非常に惜しい。LUNA SEAやFAKE?時代のようなもっとハードな曲が合ってもいいような気がする。
(その曲にRYUICHIの声がどこまでついていけるかは疑問だが。)
(初回盤。★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.11は星評価なし。)