アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : ういんず。

Reviewer:3rd. 957-958 名無しのエリー2002.12.18.

1.Break Down,Build Up ★★★★
無駄に成長しすぎてしまった慶太のための治療点満載な曲。
なるべく使う音を重くしようとかいろいろ弱点を補う工夫が見えすぎて聴いてて可哀想になってくる(w
2.NEW PARADISE ★★
シングル4曲の一番後発なのに何故か煮え切らない。ただ龍一、涼平を全面に出したかったようにも聴こえる。
仕上がりは綺麗だと思うが・・・・
3.SOMEHOW ★★★★★
なんか唐突に終わるとこだけが印象に残る短い曲。歌も今までの印象と余りに違って哀愁が際立ってる。
曲の評価にならんかもしれんが慶太の惨めさが凄くいい。
4.fever ★★
これもなんとか路線変えようとする努力は見えるんだが歌いきれてない。
曲はいい・・と思うんだがDA PUMPと似たようなテでのイメージチェンジはいただけない。
5.Baby Maybe ★★
これくらいのキーの方が聴きやすいかな。もっと低くてもいいかも。
6.THE SYSTEM OF ALIVE ★★★★
軽くていいね。無理して変化させるより一歩も進まない方がいいのかもしれない。
7.Because of you ★★★
雰囲気だけで言えばこれじゃ本末転倒。子供っぽさが引き立ってる。曲は低めのテンションで良かったんだけどならもっと使う音選べと。
中途半端に重い音選んで打ち込みしたって聴きにくい。
8.try your emotion ★★★★
このアレンジは正解。方向性は間違ってないと思うがもう少し突き詰めてほしかった。
いっそ篠原ともえを思い出すほどの遊びアレンジで。
9.THANK YOU ★★★
アイドル調。よくある感じですな。ただ曲順に違和感・・・
10.I still love you ★★
これも無難なズンズン響くavex的なダンスミュージック。
11.Find my self ★★★★
抑揚の無いサビ、意識して深く歌う事を避ける歌い方。軽く聴く事を義務付けられたような。
アレンジも要所要所に耳に付く機械音が入ってきたり・・・
12.Anothr Days ★★★★★
シングルでは一番いいかな。いろんな意味で哀愁漂ういい曲です。
13.This Time ~願い~ ★★★★
これも奇妙な・・・ミドルテンポのいつも通りな打ち込みなんだけど・・・盛り上がりそうで盛り上がらない。
とにかく意識して印象を弱くしてる。嫌いでは無い。
14.Top of the world ★★
ラストっぽい曲・・・ただそれだけ。
総評.★★★★★
あまり1曲ごとの仕上がりとか考えずにアルバムの面白さで言うと5点。とにかく成長し過ぎた慶太の扱いに困った関係者の苦労が見え隠れ。
前半はどうにかして歌手として「子供」とは言われない様なイメージを作り上げようとした結果。
後半は前作から一歩も成長しないなんかインパクトの強そうな事をしない意識して殺した結果。
普通このテの歌手でボーカルが余りにも成長しすぎたら前作のイメージはなるべく殺すように動くと思う。
余りにも1曲1曲で声が違いすぎるのはどうなんだ?作品レベルとは言えない気がする。
この際一歩も前に進まずにこのままでいっても面白いかもしれない。
路線変更が成功したとしても多分完全に破綻してるこのアルバムがw-inds.として一番いい作品になってしまう。
とにかく売れてるアイドルのアルバムでこれだけぶっ壊れてるのも珍しい。
前作はまとまりすぎててグダグダだったが今回は余りに慶太の成長の悲惨さが前に出てしまってる。末期の華原みたいなアルバム。
本人や周りのスタッフと事務所の温度差がありすぎ。
(★5個が満点。)

Reviewer:17th. 390-392 名無しのエリー2008.04.07.

1.四季 ★★★★★
いきなり超名曲。元D-LOOP、現Tourbillonの葉山拓亮が久々に書き下ろした曲。
歌詞・メロディー・アレンジその全てがすばらしい。特にサビでは、葉山お得意の哀愁系和メロが炸裂 !!
これが本人達出演のブルボンのCMソング程度のタイアップだったことのみが悔やまれる。
2.夢の場所へ ★★★
メロディー、コーラス共に爽やかな曲である。それだけだが、非常に聴きやすい。ちなみに、この曲を最後にシングルではラップが出てこなくなる。
3.変わりゆく空 ★★★☆
2をさらに突き抜けさせたらこうなる、みたいな曲。爽やかで気持ちいいです。
4.十六夜の月 ★★★★
秋に聴きたい哀愁系ミディアムナンバー。「いざよいのつき」と読みます。
メロディー・アレンジ共に、文句なしです。
5.約束のカケラ ★★★☆
クリスマスソング。基本構造は3と全く変わらない。良い曲だけども、そろそろマンネリ化しつつあるのも事実。
現に、ここらへんから売上げがガタ落ちしてきているし。
6.IT’S IN THE STARS ★★★★
80年代風キラキラディスコサウンド。
歌詞が苦手だが、曲自体は良いし久々の変化球という事もあって評価は高め。
7.TRIAL ★★☆
悪い曲ではないが、さらっとしすぎ。これまたマンネリである。
良い曲を目指しすぎて、守りに入ってしまった印象。
8.ブギウギ66 ★★★★★
非常に弾けている。ブラスも効いていて、今風に言えばアゲアゲな曲。次々と畳み掛けるようなサビがカッコいい。
9.ハナムケ ★
つまらん。すまんが、この一言で片付けさせてくれ。
これも悪い曲ではないが印象に残らない。卒業シーズン向けのミディアムバラード。
10.LOVE IS THE GREATEST THING ★★★
80年代風キラキラディスコチューン。
この曲聴いたことある人なら誰でも思ったはずだけど、サビのキーが異常に高い。女性でもこの高さのキーを歌える人は少ないだろう。
ただ、このキーの高さが気になってリラックスして聴けないのが難点。
11.Beautiful Life ★★★
結成7年目にして初のドラマ主題歌になった曲。(でも番組内での扱いが酷かったな・・・)
これもドライヴ向きなキラキラチューン。これも5あたりと同じくマンネリ感は否めない。
12.INNOVATOR ★★
新曲。いきなりイントロからSaxが出てきてビックリした。R&Bナンバー。
特筆することはなし。
13.Past Tense ★★
新曲。これも落ち着いたR&B。Aメロでの字余りとBメロで慶太の声の裏返りばかりが気になる。
あとはこれも特筆すべきことはない。サビでのコーラスは綺麗だが。
14.Shangri-La ★★★
新曲。これまたR&Bナンバー。新曲の中では1番の出来。
アングラ感漂う音作りが新鮮(彼ら的には)。
15.Forever Memories ~2007 Live Version~ ★★★★
デヴューシングルのライヴ音源。原曲を崩さないバンドアレンジになっている。
原曲聴いたことある人は解ると思うけど、あの頃の慶太は女の子としか思えない声だった。
そんなことを考えながら今の彼の歌声を聴いていると、なんか妙に感慨に浸れる。いや別に、歌声が劣化したとかいう訳じゃなくて、時の流れは速いなぁ・・・って。
ちなみに、ライヴにしてはかなり歌えてるんじゃないかな、と。
総評.★★★
ライトリスナーの私から見ても、最近の異常な失速と某○ャニーズからの圧力が不憫で仕方ない、w-inds.の2枚目のベスト。
ずば抜けた名曲は1と8ぐらいしかないが、逆に駄曲もないな、という印象。
ただし、シングル曲は脱アイドルポップな「良い曲」を目指しすぎていてマンネリ化しているため、結構飽きるのは早いかも。
(ただしセールス面での不安定さゆえに、冒険が出来ないのだろうな・・・と思うと少し切ない。)
・・・なんて思っていると新曲が “その鬱憤を晴らさん“とばかりに全てR&Bなのでこれは困りもの。
曲順をどうにかすればもっと楽しく聴けたと思う。まぁ、作業用BGMとしては充分に機能しているのでは?
(★5個が満点。)

Reviewer:23rd. 363-365 名無しのエリー2010.05.20.

1.Intercode
歌入りだけどほぼインストで2曲目のための導入。
宇宙冒険への旅立ちみたいなアナウンスがあって、ムーディな曲調に変わり、エンジン音でレッツゴー!
2.New World(album edition) ★★★★★
この曲が聞きたくて買ったので評価高め。とにかく聞いてみて欲しい。
Bメロのダンスメンバー二人のパートがアクセントになっててツボ。もっと歌わせてもいいんじゃないか?って思った。
ボーカルの橘慶太といえば高音だけど、他の二人も結構声高めなんだと思う。
3.CAN'T GET BACK ★★☆
秒針の音が印象的、インストで聞きたい。盛り上げるわりにサビがえ?って感じでイマイチ。
感情的な歌唱で非痛感が出てる大サビ(?)はいいなーと思ったけど。
歌詞にイラっとする。「僕は常軌を逸してたんだろう」「諍い」って、ただ難しい言葉使いたかったんちゃうんかと。
4.Re:vision ★★★☆
デジタルって感じで音が重い。チュンチュンいってて耳に痛い。あとどことなく暗い。
歌詞はw-inds.自身のことを書いてるのかなって思わせるので、ヲタ向けかな。
5.Nothing Is Impossible ★★★★☆
出だしのimpossibleの発音がちょっと嫌だったけどなかなかスルメ。ちゃんと起承転結がある曲。
w-inds.の曲には情けない男が主役になってるものが多々あるんだけど、板についた感じ。歌ってて気持ちよさそう。
6.Rain Is Fallin’ ★★★
BIGBANGのD‐DRAGONとのコラボ曲。ラップパートがいいね。バーバルと区別がつかないけど。
ボーカル以外の二人もこういうラップが出来たらいいね。
丁寧に歌おうと意識しているのか、棒読み感があってかなり下手に聞こえる。一番終わりのフェイクはかっこいいんだけど。サビが弱い。
トラックはピコピコで単調。折角のコラボなのにぶつぎりで別取り感がムンムン。絡みとか被せがあったらよかったんじゃないかな。
7.Some More ★★★★★
曲も歌詞もトミフェブっぽくてキャッチーでノリノリ。軽くて短いのも◎。
電子ドラムがチュンチュンで声加工しまくり。個人的には一番のヒット。
8.Don't remind me ☆
残念なことにこの曲からダレる。何もかもがくどい。
ポゥ!って叫んでるよ。死をモチーフにした曲で切なメロだよ。
wikiにこの曲の具体的なストーリー(アンドロイドがどうたら)みたいなのが書いてたけど読まなくていいよ。
9.In The Red ★★★☆
電子音で畳みかける曲が多い中、アコギがいい味出してるミドルテンポのバラード。
演奏がシンプルなので歌が映える。歌唱の癖も目立たず、歌いあげる系ではなかなかの出来なのでは?
10.Truth ~最後の真実~ ★★
Ne-yo提供曲。軽さがいいね。裏打ちのリズムとか拍の付け方が洋楽独特の感じ。歌うの難しそう。
11.HYBRID DREAM ★
歌詞と歌い方がねちゃっとしてて苦手。夜のハイウェイ感があって爽やかなのでインストで聞きたい。
12.Cos Of You ★★
疾走感があるダンスナンバー。
所々エフェクトかけてるけど、すっごい鼻声というかケントデリカットのものまねに聞こえる。
一応声で売ってるんだからエフェクトはいらないと思わせる一曲。
13.Prayer ★★
かっこいいかもと思わせて歌詞がダサい!超ダサい!作詞家shungo.の本領発揮。
ズドーンって低音が効果的になった、雰囲気かっこいい曲。超ダサい!
14.Spiral ☆
未練タラタラの失恋ソング。何歌ってるか聞き取りにくさNO.1 。スキップ対象。所謂捨て曲ってやつですね。
15.Everyday ★★
こういう曲歌ってそーって意味で一番w-inds.っぽい曲。しっとりしたバラード。
凡庸だけどくどい曲が多いのでなかなかいいんではないでしょうか。他二人のコーラスもなかなか。
総評.★★★☆
楽曲提供者とかプロデュースとかいろいろ盛り沢山、でも15曲は多い。
前半にインパクトのある曲を詰め込んだので後半印象に残る曲があまりない。
あと歌詞重視で音楽を聞く人にはオススメしない。絶対イライラするから。具体的な名称とかDVDのレンタル延長とか言わさないほうがいいと思う。
今まではマジメ爽やか路線から脱却出来ず、遊び曲や外し曲が無くて迷走していた印象があった。
落差はあれど、かっこいい曲は本当にかっこいい!って言えるし、
年齢的にも音楽的にもかっちり嵌ったこのアルバムでこれからの方向性は固まったんじゃないでしょうか。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.1は星評価なし。)