アルバム全曲レビュー * アーティスト名 : はっとりゆみこ。

Reviewer:5th. 125-126 荻野目洋子萌え2003.06.17.

1.…you were there ★★★☆ 恋愛系。
2.明日 ★★★☆ 恋愛系。岡村孝子を思い出すアレンジ&メロディ
3.近況 ★★★ 恋愛系。
4.三日月と星 ★★★★ 美しい曲。歌詞もグット。アレンジに時代を感じる。
5.愛してくれなかった人達へ ★★★★
森田童子系。デビューシングルだが、タイトルからして暗い。
このメロディでシングルカットはきつい。尾崎っぽいアレンジに力負けしてる。
6.君と夢 ★★★☆ 田代修二らしさは出ている。
7.僕のうた ★★★ 歌詞はいい。
8.海 ★★ 大仰しい歌詞とスロウなテンポが気に食わない。
9.Regret ★★★☆ ありがちな歌詞。
10.マリア ★★★☆
サビの歌詞意外は秀悦。「生まれて初めて見た虹を僕は憶えていないだけど最初についたウソは胸の奥にこびりついてる」
総評.★★★☆(7点/10)
アコースティックサウンド、確かな歌唱力、ボーイッシュなルックス、
橘いずみが好きだったので、「似たようなのが出てきたな」って思ったっけ。
彼女との一番の違いはロックではなく、ポップスであること。インプラグト系が好きな僕にとってはうるさくないので非常に聴きやすい。
編曲者も有名どころの猛者がサポートしていて、非常に完成度の高いアルバムになっている。
1曲1曲のメロも良いが似たような曲が並んでるので点数は低めに押さえた。逆に言えば、好きな人にはスルメなアルバムだろう。
定評のある歌詞は合格点だが、2番煎じ感は否めない。
どこかで聴いたことのあるフレーズに彼女なりのスパイスを加えている。正直、鬼束もこれぐらいの歌詞が書ければなーって思う。
ただし、このアルバムに限ってはリアルさに欠けてて不満が残る。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:5th. 210-211 荻野目洋子萌え2003.07.20.

1.日曜日 ★★★★
彼氏とコンビニに行ったり、猫とじゃれてる彼氏を見てたりゲームで遊んだり、歌詞にリアリティが感じられてグット。ミデアムテンポの佳曲。
2.山手線 ★★★ 友達がテーマ。何人かが登場するが、歌詞にウソがなくて良い。
3.ぎゅっと ★★★☆ 女の子に人気がありそう。サビの歌詞はアリガチ。
4.キュークツ ★★★★ 一瞬巻き戻したかと思う程、3曲目と似てるのが難点。2人よりも1人きりの部屋のほうがキュウクツなんて逆説的でうまい。
5.アドバルーン ★★★★★
この曲になると30分程CDが進まなくなる。
「おやすみと 君が言って 受話器が音を失くして それきり土曜日まで 僕は笑えなくなる」
で初まるこの曲は、秋葉原の電気街で社会人をしていた頃の自分にエールを贈った曲。
ほんとに歌詞が良くて聞き込んじゃう。ぜひ社会人に聴いてほしい。
最初聴いた時はサビのメロの展開が気に食わなかったのだが、結局、この3週間で100回以上聴いたのだから、歌詞の良さがメロディを上回ったのだろう。
ファンの子がこの曲で泣いても全然不思議には思わない。むしろ一緒になって泣きたいぐらいだ。
同じような名曲にピロウズのストレンジカメレオンが思い出される。
6.恋 ★★★★
「どうして恋をすることを覚えたのかな」ってかわいい歌詞だがテーマとしてはありがち。かわいいアレンジも聴き慣れたものだがメロディが良い。
7.夜 ★★★ 歌詞が抽象的でちょっとね。
8.華 ★★★ これも80年代の歌謡曲になってしまっている。
9.スタイル ★★★☆ ロック調の曲、パンチのある歌詞で、怖い。目が覚めます。
10.nothing ★★★ アコギで始まり聴きやすいが、抽象的な歌詞は好きじゃない。
11.あくび ★★★☆ ちょっと明るい別れの曲。アップテンポで聴きやすい。
総評.★★★★(8点/10)
1stに比べるとリアルになった歌詞が印象的。
1曲目は恋人と2人で家に帰る様子を描いてるにすぎないが、情景が目に浮かんで心地良い。
「アドバルーン」が飛びぬけてる感があるが、他の曲も粒揃いで全曲聴けるだろう。
ただ最近は7曲目、8曲目を5秒ぐらいで飛ばしちゃうのだが、これは編曲が古臭いから。
このプロデューサーは橘いずみ、尾崎豊を手がけた須藤晃でサウンドも良く、完成度の高い作品になっている。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

Reviewer:6th. 70-71 名無しのエリー2003.11.05.

1.遠回り ★★★★☆
メジャー落ちした彼女の心境を良くあらわた歌詞は秀悦でグッとくる。
メロディは大した事ないが、歌詞が良すぎて、このCDを回すと、この曲ばかり何回も聴いちゃう。ココロに沁みます。
♪「余裕を持って生きよう」いつからかそれが口癖で誰かに追い越された時に限って 僕は呟いた
 その気になりさえすれば 走り出せると思ってた。
2.何となく ★★★
ギター主導の渋い曲で、歌詞の無常感とマッチしている。
3.1999 ★★★☆
暗い曲なのだが、メロディが良く歌詞もいいので聴いてしまう。「10年前の話をするのはもうやめよう」って気持ちはよく分かる。
10年前はこの人にとって中学、高校生の頃だが、昔の友達とそんなハナシで盛り上がった後には必ず虚しさが残る。
だから過去を懐かしまないで前を向いて行こうよってとも言い切れない。暗中模索している。
♪僕達が描いていたのはこんな日々じゃない 僕たちが辿り着く場所はあるのかな?
4.Hiher raise ★★★
アップテンポのノリノリのメロディで、積極的な情事の様を描いた歌詞。
サビのメロディがありふれていて安っぽいのが残念。
5.待つのはやめた ★★★
女の子には人気がありそうな恋愛系の歌詞。彼女にしては、パンチがない。
6.家 ★★★★☆
ピアノ弾き語り。ビリージョエルなら「シーズ・ゴット・ア・ウェイ」といったところか。
森山直太郎の「さくら」(独唱)ほど盛り上がらないしんみりとした佳曲に仕上がっている。邦楽のこのての曲の中では一番良い出来だと思う。
歌詞は、好きなヒトに今はもう無くなってしまった自分の育った家をみせたかったの・・・といった内容でやっぱりしんみりしてしまう。
彼女の大切な思い出、子供時代、大好きだった犬、そして両親のこと。しっかりと聴きてに彼女の心象風景を伝えている。
総評.★★★☆(7点/9)
歌詞はミスチル桜井の女性版といったところか。
この99年の作品が最新作でライブも2年間やってないにもかかわらず、流れの速い邦楽板でこのコのスレがあるのは、
それだけ彼女の詞にチカラがあったということなのだろう。
トモフの歌詞が邦楽でNO1であることを確認するために歌詞の評判がいい人を聴いて回ってたとき、
服部スレを見つけてファンになっちまった。ミイラとりがミイラになったというよくあるパターン。
ただ、作曲能力に関してはそれほどでもない。どーしてもシングル以外の曲は、ありふれた歌謡曲になってしまっている。
また歌詞に関しても、ココロを揺さぶられる大好きなモノとすごーく普通のモノがある。
言い回しは小説のようにうまいのだが、いまひとつ独創性にかける。
その分、トモフと田辺マモルの歌詞と比較すると1ランクは落ちる。(私見ね。)
同世代であることは嬉しいことで、彼女にはまだまだシンガーソングライターとして頑張って欲しい。
(★:2点,☆:1点。楽曲は10点、総評は9点満点。)