Reviewer:7th. 213-215 素人 ◆FvXh9qrGrc2004.01.23.
1.オーシャン・ブルー -ocean version- ★★★★★
稲垣潤一への提供曲。
イントロから入る電子音が良い。間奏のギターもなかなか。アルバムの最初にふさわしいワクワクさせる曲だと思う。
ただ、時代遅れ感は否めない。あっさりしたアレンジのため、聞き流されてしまうかも。
2.日付変更線 ★★★★★
南佳孝への提供曲。
マッタリした曲。大部分でホーンが使われている。冷めた男の視点で書かれた別れの詞。
人は変わるもんだな、と思った。
3.雨音はショパンの調べ ★★★★★
小林麻美への提供曲だが、これは見事に自分のものにしている。
オリジナル曲の詞(Gazebo)を知らないが、上手く曲にハマっていると思った。
4.瞳はダイアモンド ★★★★★
松田聖子へ提供の大ヒット曲。聖子版は甲高い印象があるが、こちらは落ち着いた女性のイメージ。
なお最初の「愛してたって言わないで・・・」はカットされている。
5.あの頃のまま ★★★
諸行無常観あふれる詞はツボだが、あまり印象には残らなかった。単調な感じもあった。
どうしても「いちご白書」とダブってしまう。
6.「いちご白書」をもう一度 ★★★★
バンバンが大ヒットをとばした曲。
かなり泥臭さは薄まっているが、どうしても「無理矢理収録した」感じがしてしまう。
ただ、今の声質には合っている曲だと思う。
7.Woman "Wの悲劇”より ★★★
淡々と歌っている印象。全体的にキーは低めで、暗い感じがした。
何回か聴くと良くなってきたが、最初に聴いたときは「捨て曲」だと思った。
8.やさしさに包まれたなら ★★★
シングル・ヴァージョンのセルフカバー。ある牛乳のCMソング。
30年前の自分の声とデュエット。曲は良く、アレンジも悪くはない。(後ろでシャカシャカ鳴ってるのはなんていう楽器?アレが好き)
しかし、何回聴いても現在の松任谷の歌唱に違和感を感じる。
本人サイドはこの曲を押しているようだが、とりわけ面白い曲ではない。
9.星のクライマー ★★★★
麗美へ提供(作詞)。ファンの評価は高いらしい。スケールの大きな歌詞が良い。
最初聴いたときに「サビはないのか?」と思ったが。
10.ベルベット・イースター -beyond 30years- ★★★
セルフカバー。好きな曲なので期待したが、それほどでもなかった。
キーを下げているので落ち着いた雰囲気がある。悪くはないが、地味。
おばあさんが子供時代を思い出しているような印象を受けた。
11.オーシャン・ブルー -blue version-(初回盤のみ) ★★★★
1曲目とはがらりと変わって、静かなアレンジ。
ノリが悪いのであまり聴かないが、こちらの方が年相応でハマっていると思う。
総評.★★★★
落ち着いた曲が多く、リゾート色が濃い。
今の声質にはマッチしていると感じた。5曲ほどアレンジャーを変えたのは正解だと思う。
ただ5曲目以降(特に5~7)の存在感がどうしても薄く感じる。選曲に不満も少々。
あと、あのジャケ写はちょっと引く。売る気あるのかと。
初回版は豪華なので、買うなら初回版をオススメ。(もっとも、通常盤の方が入手困難だが)
ここ数年でベストを2作出したことからも思うが、そろそろ過去の曲に頼るのはやめて欲しい。新作を待っている。
(★:2点,☆:1点の計10点満点。)