単身哀歌(エレジー)


単身赴任は辛いものです。
自分の周りには多くの単身赴任者が寂しさに耐え、厳しい生活を送っています。

組織のため、仕事のためということで、一方的に家族を引き離すことが本当にいいことなのでしょうか。
働く人間を使い捨てにする社会へのメッセージです。

 

 

PLAY♪      BACK

 

単身哀歌(エレジー)

駅前発23時ちょうどの 最終バスに乗り
一つ手前の暗い停車場で  降りて寄るコンビニ

夕食は売れ残り弁当  きまって2割引き
たまに発泡じゃないビールを  贅沢に追加する

単身暮らしは、もう二年
仕事は辛く ないけれど

灯りの消えたアパートで
「ただいま」とつぶやいてる


見るためじゃない 深夜テレビをつけて 話相手にする
眠りつくまでの僅かな時間が あまりにも長すぎる

三日ごとに回す洗濯機  使い方も慣れた
初めは水もろくに入れられず  苦労したものを

いろんな部署を知ることが
自分のためになることと

自宅がよいの上役(うわやく)の
馬鹿げた薄笑い


携帯電話は高いからと 無事を知らせ空メール
ひさしぶりに妻子の声を 聞きたいなぁと思う

2ヶ月先のカレンダーめくり  帰れる日を書いた
今度の休みには土産の一つ 探しに行ってみるか

単身暮らしは もう二年
息子は大きくなったろう

この頃どんな 玩具を
喜んでくれるだろうか

単身暮らしは、もう二年
投獄者でも あるまいし

家族一緒に暮らせる日を
星空に願ってる

 

 TANNSINNKASI.JPG - 26,732BYTES

単身エレジー ロック調