おさむお兄さんin菊陽夏祭り

　私が幼い頃、夏の家族旅行と言えば、天草が定番。しかし、他方面への高速道路が整備されると、ただでさえJRのない天草は、時間的にも「遠い地」になってしまったように思います。そういえば、うちの子どもたちは松島町（現上天草市）までしか行ったことがない！熊本の海と言えば、有明海しか知らないこども達に外海（そとうみ）の色を見せてやりたくなったのです。
　それから、もう一つ。この春に結婚してハワイに行ってしまったＫＡＯちゃんが夢中になった野生の「イルカ」に急に会いたくなったからでもあります。
　わたしが「イルカウォッチング」に行ったのは、もうかれこれ６年以上前になりますか・・・。職員旅行でのことでしたので、他の家族は行っておりません。
　・・・ということで、この夏は８月６日～８日に、２泊３日の天草旅行に急遽決定！


「なんじゃこりゃ？」「わかめだよ」	「タコのお着替えセットじゃないからね」

「潮だまりにいろいろいるよっ！！」	「折りたたみ機能付きのカニだよ」


天草西海岸に沈む夕日の向こうには・・・♪なにがあるんだろう




二江港から通詞島沖に出ると、やがてイルカたちに出会います。ずっと昔から、この付近には野生のイルカが住んでいました。それがあまりにも当たり前すぎて、漁師さん達は別に何とも思っていなかった、とか。しかし、１０年ちょっと前でしょうか。「これって、すごいことなんですよ！！」「・・・へぇ、すごいことなんですかぁ？」というやりとりがあったかなかったかは別として、イルカで町おこしをすることになりました。　一時はあまりにもたくさんの舟で追っかけるモンですから、イルカは別の場所に移動してしまって、なかなか会えない、なんてこともあったようです。しかし、現在は、「自主協定」のようなものが結ばれていて、一度に出航する舟の数が制限されていたりするようです。・・・みんなでイルカと仲良く「付き合おう」という気持ちが定着したからでしょうか。ここ数年、またイルカたちはこの通詞島沖に定住しているようです。それだけ、この地域が海産資源に恵まれている、ということですよね。　　まぁ、確かに舟で追っかけはするんですけど、イルカの方から寄ってくる、っていう場面もありました。ぷは～～～っという息づかいも、カワイイお目々でこっちをじっと見ている表情も、間近で感じることが出来ました。　親子連れのイルカもいました。お母さんといっしょに一生懸命泳ぐ子イルカのかわいいこと！！　通詞島には風力発電所もあります。海から天然の塩を作り出す施設もありました。ゆっくり回ってみるとおもしろいかも。　尚、今回のイルカウォッチングでは、海鮮蔵さんのお世話になりました。ここのたこ万、おいしかった！（天草へのマップもありますので、御覧下さい。）

隠れキリシタンで有名な大江天主堂		やっぱり潮だまりの探検


岩の下に　うにだ！　　　ハゼの仲間も！･･･こっちはチョウチョウウオの幼魚かな！？