(3月10日発行)

長男(小2)の担任のゆーこ先生が、3月6日で退任されました。育児休業を取っておられたよーこ先生のかわりに、この1年以上、39人もの「怪獣」たちを、本当に熱心に「調教」してくださいました。
漢字、音読の宿題39人分を出しっぱなしにすることなく、毎日丁寧に見ていただき、欠席をすれば、ちゃんと授業の補習をしていただき、休み時間には「怪獣」たちとともにたくさん遊んでいただき・・・先生には、休憩時間はなかっただろうな、と、感服しています。
「ゆーこ先生、おこるとコワイよ。ありゃあ、龍だね!」と、うちの長男はのたもうておりましたが、それでも、「ゆーこ先生、厳しいけど、思いやりのある、とってもいい先生。」という言葉を何度も聞かせてくれました。低学年の大切な基礎の時期に、こういうきちんとした、それでいて暖かみのある先生に巡り会えた息子たちはとっても幸せ者だと思います。

さて、ゆーこ先生の退任を前に、3月4日(土)、小学校の音楽室を借りて、親子共々のお別れ会をしました。今回は、その様子を紹介します!

    

まずは、親子そろってしりとり大会。1分間で、いくつの言葉を言えるかを競います。

  

優勝チームには、保護者役員さん手作りのかんむりをいただきました。

  

次は、ゆーこ先生の「秘密」について、役員さんが質問。わかった子が答えます。「先生が得意なスポーツは何でしょう?」「えーとねぇ、剣道!」・・・国体のなごり発見。うしろに、ひっくるとみっくるの絵が!

 「ピンポーン!」・・・先生の特技はけんどう、好きな花はりんどう・・・。
家族の数はなんと9人!・・・で、身長は「169cm!!」と、しっかり答えたのはうちの長男。ごほうびのペンダントをもらいました。

クイズ大会の後は、いよいよシカケに入ります。39人の子供たち一人一人が先生の前にたって、お手紙を読み、1本ずつお花をプレゼントするのです。


  

  

   
わくわくして、自分の出番を待つ子供たち。      予定通り。先生の目に涙。            

  

次は、役員さんたちが腕にヨリをかけて作った豚汁。豚肉でだしを取り、大根、にんじん、こんにゃく、ゴボウ、里芋などを煮込んだ味噌仕立ての汁物です。熊本では、こういう会の時は勿論、メニューに困ったときなどよく登場する家庭料理です。野菜が嫌いな子どもも、なぜかつられて食べてくれます。

「おかわり、どしこ?」「ん、たいぎゃ。」・・・「あ、おばちゃん、ネギ入れんでよ。」「でけん。ネギもちゃんと食べなっせ。」

通訳します。「おかわりは、どのくらい必要なの?」「うん、たくさん入れて。」・・・「あ、おばちゃん、ネギは入れないでね。」「ダメよぉ。ネギもちゃんと食べなくちゃいけないわよ。」 

       

  
   先生も勿論一緒です。     古(コ)ギャル?いいえ、まだまだいけるわよっ!

楽しかったけれど、ちょっぴり寂しいクラスレクリエーションの最後は、記念撮影。たくさんカメラマンがいて、いったいどのカメラを見ればいいんだか・・・(^◇^;)
役員のみなさん、その他いろいろとお仕事してくださったみなさん、お疲れさまでした。どうもありがとうございました。
いつものように、あたしは何のお役にも立ちませんで・・・。スミマセン。

異動は、教員にはつきものです。ゆーこ先生のような講師(いわゆる臨採ですね)の先生方は、特に、年度途中のお別れが多くなります。どうして、こんなに素晴らしい先生が正式(本採)に採用されないのか、不思議です。でも、ゆーこ先生のような先生がおられないと、一般の教員は、安心して産休や育休、病気やけがなどでの休暇がとれない。それにボランティアや研修派遣などに行くことだって出来なくなります。給与や賞与を初めとして様々な点で不利を強いられていながら、それでも一生懸命に頑張ってくださっている講師の先生方に、せめてもう少し行政も配慮していただきたいと願うのは、私だけでしょうか。


おまけ。ゆーこ先生のお宅には、あたしんちで生まれたグッピーたちが、生息しているんですよ。(#^.^#)
もひとつおまけ。よーこ先生、1年の育児休業を終えて復帰。この先生もホント、いい先生で、息子は幸せ者です。