平成15年
7月場所取り組み結果

「十両はさすがに強い。自分の相撲を取ろうとすると、すぐに相手の相撲になってしまう。」などと普天王関自身が語っていた先場所。それでも先場所勝ち越して、この名古屋場所では西十両6枚目まであがってきました。
 それにしても、この場所は土俵外での問題もあまりに多かった。同じ「マゲつかみの反則」でも、意図的なのか、本当に指が入っちゃって抜けなかったのかは、本人自身がわかっているはず。「心」を重視する相撲、元々は神様の御前でとる相撲。力士も人間だから、弱い部分はたくさんあるだろうけど、せめて土俵上では清く潔い心と態度で、見ている人の心もすがすがしくありたい、と思った場所でした。
それにしても最初の3連敗。あちゃ〜〜、怪我でもしてるのかな、と、ホントに心配しました。 

勝敗 決まり手 対戦相手 備 考
初日 (7/6) 寄り切り 黒海 初日はまた黒海。今回は黒星スタート。
2日目(7/7) 寄り切り よう司
3日目(7/8) 寄り切り 霜鳥 なぜに寄り切り3連敗??
4日目(7/9) 下手投げ 若兎馬
5日目(7/10) 押し倒し 栃乃花 この日、大事件。朝青龍反則負け。
6日目(7/11) 寄り切り 光法
7日目(7/12) 突き落とし 垣添
中日 (7/13) うっちゃり 追風海 十両屈指の好勝負。柔らかい粘り腰だってさ。
9日目(7/14) 叩き込み 隆の鶴
10日目(7/15) 叩き込み 泉州山 今日は叩き込みで勝った!
11日目(7/16) 突き落とし 豊桜
12日目(7/17) 寄り切り 琴岩国
13日目(7/18) 寄り切り 北桜 寄り切りで前半負け。後半勝ちをとったね。
14日目(7/19) 寄り切り 千代天山 千代天山に速攻相撲。勝ち越し。
千秋楽(7/20) 押し倒し 春ノ山 9勝6敗。すごいんじゃない?

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 滋賀県湖東第三小で相撲大会に参加。  (京都新聞6月29日)

★「大相撲出羽海部屋の力士を招いて6月28日、滋賀県湖東町の湖東第三小で相撲大会が開かれ、十両の普天王関ら3人の力士が参加した。」
・・・この記事は京都新聞に掲載されました。記事はこちらをご覧ください。→京都新聞のご厚意


終わってみれば9勝6敗。更に先場所からの対戦成績を見てみると、先場所負けてしまった相手の力士には、今場所ほとんど勝っています。豊桜ただ一人には本場所で2連敗。ということは、苦手な相手というのは特にいない、もっと大げさに言えば「勝てない相手はいない」ということになるのでは?よ〜〜し、来場所の目標は、取りあえず豊桜に勝つことね。


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