このところ連日 氷点下10度の朝を迎えていたが、今朝は氷点下4度ほどであった。
陽が上がって何気に雑木林の林床を見ていると、目立たない地味な黄色を帯びた植物が目に入った。フクジュソウ(福寿草)だった。
いつかな?と、ずうっと待っていたフクジュソウの出現であった。ここは千曲川源流の里、長くて厳しい冬の次に暖かな短い春がやって来たことを告げているかのようだ。辺りをよく見てみると、さらに2株のフクジュソウが出ているのに気づいた。例年よりも約4週間ほど早いフクジュソウとの再会となった。今日も新しい、そして嬉しい一日が始まった。
以下、過去の部分と重複する:
この時期、フクジュソウは早春の里地や雑木林などで他の草花に先駆けて花を咲かせる春の到来を告げる植物である。このため 「春の妖精 (Spring Ephemeral) 」とも言われている。春先の十分な光を受けて、瞬く間に芽を出して成長・開花・結実する。同時に地下茎(根茎や鱗茎)に栄養を貯える。樹木が新緑の葉を広げる5月頃には枯れて地上から姿を消してしまう。地上に葉を広げて姿を見せているのは1年のうち、春先の2ヵ月足らずの期間でしかない。辺りをいくら探してみてもその痕跡は見当たらない。春の妖精Spring Ephemeral(春先のはかない命)とはこのことを表現していると言う。
地球上の生き物たちは環境に適応しながら生き続けてきている、と聞く。春の妖精の存在、それは季節・地域・場所などにわたって棲み分けている分布の証だろう。それにしても、これほどまでに敏感に季節(時期)を選択して生存している様子には、何も理由は要らない、ただ感服と驚きを感じている。
春の妖精の仲間には、カタクリ・セツブンソウ・ヒメイチゲ・アズマイチゲ・キクザキイチゲ・イチリンソウ・ニリンソウなどが知られている。
つぶやき うぉっちんぐ