今年もフクジュソウが顔を見せてくれた。
この花芽が現れてくると、遅くて短い寒山の里の春もようやく始まるのかな、とも思えてくる。例年この時期なのだが、昨年は2月末には再会できたことを覚えている。今年は2週間遅れだった。根雪の深さは20センチ余りと比較的少なかったようだが、春の暖かい雨と一緒にやってきた雪との三積四解?だったのかも知れない。いつの間にか10数株ほどのフクジュソウの群れが顔を見せてくれている。
いつも、雪が解けた雑木林の林床の片隅で見かけている。
フクジュソウは決して雪面の下からは出てこない。この花は一度でも花芽が出てからは強い。雪が積もっても、氷点下の朝でも凍えない強さが感じられる。凍った雪に覆われてもじっと我慢しているのだから・・・。日が差してくると閉じていた花弁がゆっくりと大きく開く。どこからともなくハナアブが寄ってくる。フクジュソウは優しくて何でも包み込んでくれそうな「春の妖精」そのものなのである。
写真は、雑木林のシラカバとフクジュソウです。
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