2020.06.中旬 撮影

先日の昼下がりのことでした。
居室から外の雑木林にふと目をやると、何か動くものが目に入りました。見てみると、マルバアオダモの細い枝にモズが止まっているのです。黒くて太い過眼線と嘴に長い尾があるのでモズ、それもメスだと分かりました。オスほどの恐さではありませんが、やはり精悍な雰囲気が伝わってきます。

窓ガラス越しに数分間ほど、そっと観察されてもらいました。
まだ若そうな彼女は、しきりに羽繕いをしながら結構寛いでいたかのようにも感じられました。すでに野鳥たちは繁殖期に入っています。何時か、また元気な姿にめぐり合いたい気持ちでいっぱいになりました。

いずれ、やってくる秋・・・。
枯れ枝の先でオスのモズが甲高く鳴く「モズの高鳴き」は、あまりにも日本的な田舎の情景かと思われます。いまから目に浮かんでなりません。


つぶやき うぉっちんぐ

モズが一休み