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 羽化直後の朝
虫に体液を吸われた死骸
ミヤマザクラの枝で
シラカバの幹で
2003.06.中旬 撮影
  この時期、初夏の太陽が顔を出しかけると、松林(カラマツ・アカマツなどの雑木林)の中で
エゾハルゼミ が一斉に鳴き出します。 「 ミョーケン・ミョーケン・ケッケッケ〜 」と、メロディーを
口ずさんでいるようにも聞こえます。 時には、みんなでハモッているかのようです。 
何匹ものセミの鳴き声は、まさに蝉時雨れそのものです。 初めて聞いた時はびっくりしたものです。
地中での長い生活の後、地上の短い青春を謳歌しているみたいです。 オスが鳴きながらメスに
徐々に近づいて行きます。 周辺のあちこちの松林では大合唱のまっ最中です。
でも、陽が影ってくると合唱はピタッと止んでしまうのです。 朝露の草むらや幹(高い所では
地上約5Mほど)・枝で 羽 化 したばかりのエゾハルゼミの抜け殻がたくさん見られます。



動物の行動 うぉっちんぐ
アカマツの枝で
エゾハルゼミ 大合唱