ハ エ
2004.11.初旬 撮影
  晩秋の雑木林の林縁で、 黒っぽいハチ の群れがカラマツの間伐材の樹液をしきりに吸っている
場面に出合いました。 
クロスズメバチ (体長10〜15ミリ)の オス(働きバチ) です。 
どのハチも、倒されたばかりの新しいカラマツの表皮と幹の境目や表皮が剥けた幹の表面ばかりを
ねらって、幹から出るわずかばかりの樹液を頑強な鋭い口でかじるように吸っているのです。
いつの間にか、ハナアブやハエも寄ってきています。
この先の厳しい冬を生き残るべき 
メス(女王バチ) のために懸命に作業をしているかのようでした。
このハチはジバチ(ヘボ)とも呼ばれ地中に営巣するハチとして知られ、昔は山里の人たちにとって
貴重な蛋白源となっていたようです。



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ハ チ採 食