コムクドリ(雄)
ダンパー(開)の状態
ダンパー(閉)の状態
2005.05.上旬 撮影
 「何かゴソゴソと異様な音がするのでは ・ ・ ・ ?」という家族の言葉に、耳を傾けていると
薪ストーブの室内煙突の内側から動物の動く音がかすかに聞き取れました。 
使わない時には閉めているダンパーを開けてネズミ獲りのカゴを燃焼室に置いておきました。 
そして、夕刻になると時々動く音がするので部屋の明かりを消してそっと薪ストーブの上蓋を
開けてみると、なんと鳥らしきものがダンパーの上にたたずんでいたのです(写真A)。
慎重に保護してダンボール箱の中に入れた後、翌日の朝早く雑木林で解放したのです。 
  丸二日の間、飲まず食わずの状態だったようでしたが何事も無かったように飛び立って
行きました。 箱の中には幾つものフンの跡が残されていました。コムクドリの雄が繁殖期を
迎えて新しい巣作りのために煙突の先端(トップ)から迷い込んだのでしょう。


野 鳥(とり) うぉっちんぐ
コムクドリアクシデント