ある朝のこと、雑木林の様子が何か変なのです。 いつもとは違うのです。
ここかしこでへし折られた若木の枝が何本かあるのに気がつきました。
また、辺りの草木には誰かに食べられた跡(食痕)がたくさんありました。
そして、地面には幾つもの蹄の足跡がしっかりと残されていました。
山地に続いているこの雑木林に
シ カ (ニホンジカ) がやってきていたのです。
最近、若葉や水などの糧を求めて時おりシカが出没します。
隣接するレタス畑の周囲には電気柵が張り巡らされるようになりました。
野生動物と我々人間とは、互いに侵入し合いながらも相互の存在を認め合えるような
協定は必要なのかも知れません。 昔から、そして現在も ・ ・ ・ 。
獣(けもの) うぉっちんぐ