千曲川の上流域
体長 約30ミリ
体長 約20ミリ
2003.08.下旬 撮影
  ここは千曲川の上流域、源頭地点から5キロほど下流の河原です。
透き通った清流の中の石の上を、川虫が細い殻を引きずりながらゆっくりと歩いています。
水面近く、オニヤンマが悠然と何度も飛び回ってきます。
隣の水深10センチほどの緩やかなやや温かい流れには、小さな黒っぽい生き物が動いています。
幾つもの
オタマジャクシです。 後ろ足がしっかりと出ています。
そっと水辺に近づいてみると、あわてて川底に移動してしまうのです。
  近くの石の上では、小さなカエルがのどかに日向ぼっこをしている最中です。
オタマジャクシとは同一種なのでしょうか? どうやって厳しい冬を越すのでしょうか?
この時期この場所で、興味(疑問)は深まるばかりです。
  標高 約1400メートル、水温16度、気温24度、微風そよぐ晴天の午後のことでした。

  追 記) 
カジカガエル と、その オタマジャクシ かと思います。
       昔から河鹿として親しまれてきたカエルです。
       地味な体色とは対照的にたいへん美しい声で鳴くそうです。


獣(けもの) うぉっちんぐ
オタマジャクシ夏の子(? !)