農道に足跡
2013.01.下旬 撮影
 厳寒の朝、気温が氷点下12度まで下がったことを屋外の寒暖計が示していました。
朝7時半頃、根雪が残るレタス畑を見ながらお気に入りの「絶景の撮影ポイント」に向かいました。
 何枚かの写真を撮り終えて戻る時のことでした。
前方遠くに何か動く物が目に入ったのです。 キツネです! レタス畑の縁を1匹のキツネが早足で歩いていたのです。
雄キツネが朝の散歩というよりも、おそらく自分のテリトリー(縄張り)をパトロール(巡視)しながらそれを維持管理
せんがための示威行動なのでしょう・・・。その証に雪上や農道にキツネの足跡や糞がよく目に止まります。
歩を止めて臭いをかいだり尿をかけたり(マーキングしたり)と遠目でも彼の行動が見て取れました。ほとんど無風、
距離は100メートル余りはあるでしょうか、私の存在に気づいたかのように彼は後ろ姿を見せながらゆっくりと姿を
消していきました・・・。
 せいぜい1分足らずの出遭いの場面でしたが、野生動物を直接観察できたことや自然の多様・偉大さに改めて
感動させられました。そして、この一日の嬉しい始まりとなったのです。



獣(けもの) うぉっちんぐ
立ち止まるキツネ
秋山原からの八ヶ岳(後方)と天狗山
パトロール中のキツネ
秋山原からの金峰山と屋根岩
キツネが朝のパトロール ♪