夕方5時半過ぎ、村道の緩やかな下り坂を車で通過中、なにやら獣らしきものが目に入りました。
徐行して行くうちにそれは
ニホンジカ であることが分かりました、それもまだ
子どもの鹿 でした。
エンジンを切って静かに車内から見ていると、先方もこちらの存在に気づいたようです。
生後1カ月くらいでしょうか? バランスの取れた肢体、オスなのかメスなのかも分かりません。
人を恐れる気配もなく軽快な足取りで、なんと前方10mほど近くまで寄ってくるではありませんか?
そして、レンゲツツジが咲く白樺林の奥へと分け入って姿を消して行きました。
鹿の子模様が背や脇腹などに見られ、言葉が出ないほど愛おしく感じたものでした。