留萌医師会は、なぜ旧萌明荘での在宅療養支援診療所開設に反対なのか

項 目 説 明
概要 留萌市も留萌市立病院も財政的に喘いでいる事は充分承知しています。留萌医師会にとっても留萌市が破綻したり留萌市立病院がなくなっては困ります。また、留萌市や留萌市立病院が財政的な改革プランを模索するのは当然と考えますし、留萌コホートピア構想をその主軸に置く事に反対するつもりは毛頭ありません。

しかしながら、その実現にはもっときちんとした計画や説明が必要なのではないでしょうか。

在宅療養支援診療所開設が留萌市立病院の医師不足解消や赤字の解消になるのかならないのかも曖昧で充分な説明にはなっていません。もしも北海道新聞の記事にあるように「ここで収益を上げたり、病院の赤字を埋めたりしようとは考えていません」と考えるならば、それは赤字が膨らむという事ではないでしょうか。ならば、それがいかに有意義な事であっても、財政難に喘ぐ市が、「ぷるも」をなくし、更なる税金を投入してまで行うに値する「身の丈に合ったプラン」でしょうか。

そうではなく、やはり収益を上げる事を前提とするならば、周辺の医療機関には大なり小なり影響は出ると考えるのが極めて自然でしょう。出る事を前提に話し合ってこそ双方の歩み寄りも可能となります。しかしながら、それを「誤解」という言葉で片付けたり、「出ない・出さない」の一点張りでは、「文句を言わずに言う事を聞け」という強引な姿勢と解釈されても仕方がないでしょう。

平成20年12月14日の日刊留萌にある「家庭医が派遣されないこと自体は構想の推進に特に影響はない」という文章からは、在宅療養支援診療所開設が留萌ポートピア構想にとって重要ではあっても、これがなければ留萌ポートピア構想までもが頓挫してしまうほど必要不可欠なものとは読めません。

平成20年12月12日付の北海道新聞には、「地域医療レベルが上がる大きなチャンスだったのに、住民にとって大きな損失だ」というコメントが記載されています。派遣される家庭医は、これから一人前の医師になる為の勉強をする研修医が主です。留萌市や留萌市立病院が、互いに地域医療を担うパートナーである筈の開業医を、これまでどのように評価してきたのかを表わすには充分過ぎる内容と感じました。平成20年12月14日付の日刊留萌にある「留萌の医療はこれで終わりではない」という文章に至っては、開業医の存在などまるで眼中にないように読めてしまいます。

このような評価を受けたのは誠に遺憾ではありますが、それでも我々留萌医師会は、留萌市や留萌市立病院の経済的な安定を心から願っています。そして、これまでもそうだったように、今後も良きかかりつけ医として、また留萌市立病院を病診連携の主たるパートナーとして、市民の皆様に良質な医療サービスを提供し、留萌の地域医療を全力で担っていく所存に変わりはありません。
病診連携に反し、医療連携体制の確立を阻害します
位置付けが曖昧です(誰が管理するのか)
目的が曖昧です(医師不足や赤字の解消になるのか)
最後に
* 参考資料
留萌医師会が提示した案

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