メッセージ 208


 「自分という青い鳥」


  幸せの青い鳥を探し求めたチルチル・ミチルは
  外の世界に青い鳥を見つけることができませんでした。
  青い鳥は初めから自分の家にいました。

  そう・・・
  わたしたちは・・・
  自分という青い鳥を探し求めています。

  さまざまな出来事を通して・・・
  さまざまな心の葛藤を通して・・・
  さまざまな悲しみを通して・・・
  さまざまな喜びを通して・・・
  さまざまな苦しみを通して・・・
  自分が誰なのかを探し求めています。

  でも探し求めている間は自分は見つかりません。

  自分を探すのをやめた時・・・
  探し求めていた自分が・・・
  向こうから現われてくれます。

  今の自分でいい・・・
  それがどんな自分でもいい・・・

  悩み苦しんでいる自分・・・
  落ち込んでいる自分・・・
  はしゃいでいる自分・・・
  楽しんでいる自分・・・

  どんな自分も受け入れてあげようよ。

  この自分が好きで・・・
  この自分が嫌い・・・

  こんな自分なら満足・・・
  こんな自分なら不満・・・

  自己嫌悪になっている自分・・・
  うつになっている自分・・・

  みんないい・・・
  自分をどう思ってもいい・・・
  そう思っている自分を好きになってあげて・・・

  この世界は逆説のパラドックスの世界です。

  求めると求めていることが逃げてゆきます。
  求めないと求めないことが近づいてきます。

  今の自分が・・・
  今ありのままの自分です。

  今の自分が好き嫌いを含めて・・・
  そのまま受け入れてあげたとき・・・
  本心なる自分に出会えます。


  「ふつうの唄」 山根麻衣 作詞・作曲

  ひとりの朝 風が吹く朝
  心に雨のおちる朝
  どこに居ても誰と居ても
  何故こんなに君はひとり

  そんな日には体残して
  夢のなかへ旅に出かけよう
  昔行ったあの森のみち
  ゆれるこもれびみどりの風

  ひとみとじてその両腕で
  自分のことを抱きしめてみて
  ずっとずっと抱きしめていて
  自分のこと愛してあげて

  自分の中に神様はある
  君に出あうのを待っている
  その人はいつも君をみていた
  君を君だけをみつめていた
  そして君をただ愛してた
  君を君のまま愛していた

  その人は愛 愛こそが君
  踊れ光り 愛こそが君
  おそれないで悲しまないで
  忘れないで愛こそが君

  君がここにいるから
  夢は動きはじめる
  君が君でいるから
  愛が今おりてくる

  愛は命 愛はよろこび
  永遠の唄 ふつうの唄

  愛は命 愛はよろこび
  永遠の唄 ふつうの唄

  愛は命 愛はよろこび
  永遠は今


  生きているんだ!!!
  いのちは愛なんだよ。
  愛のなかで・・・
  自分という宇宙で唯一のいのちを生きている。

  自分探しの旅を続けてもいい・・・

  でも・・・
  愛である自分が今ここいることに気付いてね。

  不完全でいい・・・
  未熟でいい・・・
  いいかげんでいい・・・
  だらしなくてもいい・・・
  ちゃらんぽらんでもいい・・・

  あなたは・・・
  あなたといういのちの輝き・・・

  あなたは・・・
  愛といういのちです。

  今ここに生きている・・・
  その自分を愛してあげてね。

  わたしたちは・・・
  ひとりひとり・・・
  みんな違った色をもつ・・・
  素敵な存在です。

  わたしたちは・・・
  心の奥でいのちという愛で結ばれた・・・
  ひとつの大いなる存在です。

  誰もひとりじゃないよ・・・

  誰かが苦しんでいたら・・・
  必ず支える人がいてくれる。

  いのちという愛を信じてね。

  あなたも・・・
  わたしも・・・
  みんなみんな・・・
  つながっているんだよ。

  だから・・・
  どんな自分でもいいんだ。

  今の自分を味わってね。

  同じ自分は・・・
  二度と味わえないのだから・・・

  ありがとうございます。