「結んで開いて」
みなさま、「む〜す〜んで、ひらい〜て、手をうってむ〜すんで またひらいて、手をうって、その手をうえに〜」 という童謡は知っておられますよね〜〜〜。 この歌、なかなかすごい歌なんですよ! 宇宙の法則を教えてくれてます。 私たちがこの宇宙で体験する現象は、まず始めに私たちの心がつかんだ (結んだ)ものが、目の前の現象として現れてきます。 そして、自分で作りだした現象を一瞬に感受して体験を味わいます。 この現象をわたしたちが体験したら、すぐにそれを放さなければなりません。 なぜなら、次々に新しい現象が目の前に現れてくるからです。 でも、なかなかわたしたちは、体験した現象をつかんだまま放そうとしま せんよね。 目の前の新しい現象を見ているようで実は以前の現象にこころを奪われて しまいがちです。 でも、実はこの執着や囚われがわたしたちの苦しみや悲しみの源なんです よね・・・・・ わたしたちを守ってくださっている存在たちは、自分でつかんで現象化させ たものを、いつまでもつかまずに早く放してしまいなさいと、陰ながら サポートしてくれますが、わたしたちが気付くまではどうしようもありません。 そのため、多くの出来事を通じてわたしたちにメッセージを送ってくれます。 でもやがて、わたしたちが自分の執着や囚われに気付く時がきます。 そして自分がぐっとつかんでいたものを放す時が訪れます。 その時すべての存在が手をたたいて歓喜してくれます。 やっと放したね・・・・ よかった、よかった・・・・・・・ でもすぐにまた、わたしたちは現象をつかんでしまいます。人生はこの繰り 返しなんですね。 わたしたちも多くの体験をすることによって、執着や囚われが少なくなって ゆきます。 そしてより自由自在な自分になった時・・・ すべての存在たちが、手を上にあげてバンザ〜イをして歓喜してくれます。 これが、「結んで、開いて、手を打って、結んで、また開いて、手を打って その手を上に〜〜〜」 の意味なんですよね。 苦しい、つらい、悲しい、怒りがわくなどの思いがあるときは、そっと自分を 振り返ってみてください。 必ず、自分がぐっとつかんで放さないものがあります。 常識や固定観念や正義というものに囚われていることが、とても多いですよ。 結ぶことも大切です。開くことも大切です。 どちらも大切な循環なんですよね。呼吸と同じですね。 すって〜はいて〜すって〜はいて〜・・・ 結んで〜開いて〜結んで〜開いて〜・・・ このリズムを大切にしましょうね。 すって、はかなかったら苦しいですから・・・ 自由自在なみなさまの本心に感謝いたします。 |