「あなたはあなたでいいのよ」
こんな話を聞きました。
ある小学校の授業参観での出来事です。
美術の授業で・・・
お好み焼きの絵を描こうと・・・
みんなでお好み焼きにどんな具を使うか?
・・・ということで意見を募りました。
子どもたちは・・・
元気よく、「は〜い、は〜い、」と手を上げて・・・
いろいろな具を提案していました。
ある子が・・・
「家ではしないけど、この前お店でチーズのお好み焼きを
食べたので、チーズはどうかな?」
すると先生は・・・
「チーズか?それは変だなよな・・・他にみんなないか?」
この瞬間に・・・
教室の空気が変わったそうです。
子どもたちが、自由自在に意見を述べていた時とは違い・・・
手を上げることが少なくなり・・・
先生から否定されないような答えばかりになりました。
もちろん、チーズと言った子は下を向いてそれ以後意見は言わ
なかったそうです。
みんなが描いたお好み焼きの絵は・・・
どれも同じで・・・
個性的な絵を描く子がいませんでした。
チーズという意見を言った子に対して・・・
もしも先生が・・・
「おお・・・それはいいかもしれないね!?」と答えていたら・・・
まったく違う展開になっていたかもしれません。
授業後の父兄個人面会の時に・・・
あるお母さんが・・・
「チーズの意見を先生が否定した瞬間に、教室の空気が変わった
ような氣がします。」と素直に先生に申し出たそうです。
すると・・・
その先生は・・・
はらはらと涙を流したそうです。
「自分は子どもたちを伸び伸びと育てたいと思って先生になりました。」
「自分の意見に押し込めるような先生にはなりたくないと思っていました。」
「でも今日、わたしは自分の価値観で子どもたちの自由を奪ってしまいました。」
「ありがとうございます。そのことに気づかせてくださって・・・」
ステキな先生ですよね・・・
わたしたちは・・・
日頃、この先生と同じことをしているのかもしれません。
子どもたちの自由自在な発想や意見を・・・
自分の常識や価値観に合わないからと・・・
否定してはいないでしょうか?
否定された子は・・・
天の才能の芽を奪われたのかもしれません。
あなたはあなたでいいのよ。
I love you because you are you
あなたはそのままですばらしい・・・
あなたはあなたでいい・・・
あなたは今のあなたでいい・・
子どもたちに対して・・・
自分の価値観を押し付けずに・・・
その存在そのものを100%受け入れてあげてね!!!
子どもは・・・
みんな天才です。
大人のわたしたちが・・・
みずからの価値観で・・・
その天才の芽をひとつひとつ摘み取っているのかも・・・
その子を100%受け入れてあげる。
その人を100%受け入れてあげる。
そして・・・
今の自分を100%受け入れてあげる。
きっと・・・
みんな・・・
輝きだすよ!!!
それぞれの光で・・・
ルンルン・・・
ありがとうございます。