メッセージ 290


「天命を全うする者が成功者」


  大好きな斎藤一人さんが素敵なことを言っています。
  それは・・・
  天命を全うする者が成功者なんだと・・・

  こんなことなんです・・・

  世間では、一流企業に勤めたり、出世したり、自分で商売を
  やってお金を儲けたりといったことを実現した人たちのことだ
  けを「成功者」と呼んでいますが、私はそうは思わないんです。

  人間の肉体が滅んで、魂が故郷である天国に帰るとき、肩書
  きやお金、この世で身につけたものは、すべてこの世に置いて
  いかなければいけないでしょ。
  だから、私は、こんなことをいうんです。

  「天命を全うする者が成功者だ」

  ちなみに、天命とは、人間がこの世に生まれてくるときに、神さま
  と交わした約束のこと。

  人には愛のある言葉をかけ、笑顔で接する。

  それが天命であると、私は勝手に決めさせていただいています。
  なぜ、人がこの世に生まれ出てくるときに、神さまとそういう約束
  をしてくるのか。

  「神さまは笑顔で愛のある言葉を話す人間を欲しているからだ」
  というのが、私の持論です。

  神さまは、草や木、虫や鳥、人間、この地球上にある、ありとあら
  ゆるものを創ってくれました。
  でも、神さまにも、できないことがあるんです。

  神さまは、自身の大いなる愛を表現することができないんです。

  それを表現できるのは、笑うことができ、言葉を話すことができる
  人間しかいない。だから、神さまは、人間がこの世に生まれてくる
  ときに、人間にこうお願いするんです。

  「自分の代わりに、笑顔で、愛のある言葉をしゃべってきてくれよ」

  その願いを実現しようとする人は、神さまのお役に立つ人だから、
  何でも望みを叶えてくれる。
  だから、私にとって、神さまは、おすがりの対象ではないんです。
  自分が神さまの役に立つんだ、と考えて、この天命を守っていれば
  いいんだ、と思うんです。

  この天命を守れば、敵を作りません。会う人すべてを自分の味方に
  することができますから、会社でも、商売でもうまくいきます。
  家庭でも、学校でも、人生、すべてがうまく行く。
  たとえ、お金持ちになれなかったとしても、天国に戻ったとき、神さま
  に、「前の自分より、笑顔で愛のある言葉を話せるようになりました」
  と、報告できるんです。

  どの点を「成功」ととらえるかは、個人の自由です。
  社会的な成功を得たことのみをとらえて、「自分は成功者」ということ
  もできます。精神的な成功を得たことのみをとらえて、「成功者だ」とい
  うこともできる。この二つを得たこと成功ととらえることもできるんです。
  だから、成功者の定義は幅が広いんです。

  「笑顔で愛のある言葉を話すぐらいのことで成功できるなら、誰も苦労
  はしないよ」という意見があるのも知っています。
  そう思っていただいても、私には何の不都合もないから、別にいんです。

  でも、いつも笑顔で愛のある言葉を話すということは、実際やってみると
  以外と楽なことではないということが、わかるはずです。
  まず、いつも笑顔でいると、顔の筋肉が疲れます。「ツイてる」という言葉
  をいいたいけれど、なかなか口から出てこないこともある。
  人をほめようと思っても、どこをほめていいのか悩んでしまう人も目の前
  に現われるんです。

  常に、自分との戦いです。

  いつも、笑顔で愛のある言葉を話す、という修行。
  それは、いろいろな事情が出てきたなかで、しあわせを感じられるか否か
  にかかっていると、私は考えています。


  天命・・・
  いろいろな考え方があっていいと思います。

  ななちゃんは・・・
  ひとりさんの言われるように・・・

  天命とは・・・
  人には愛のある言葉をかけ、笑顔で接する。

  そう思いたいです。

  今日もこの天命を生きていこうと思います。

  ルンルン・・・

  ありがとうございます。