メッセージ 024


   「究極の幸せ

みなさまは、究極の幸せとはどのようなものだと思われますか。

何でも好きなことができることですか・・・
何でも手に入れることが出来ることですか・・・
いくらでもお金が使えることですか・・・
自分の夢がかなうことですか・・・
好きな人といつも一緒にいられることですか・・・
願いがすべてかなうことですか・・・

犬やネコや牛や鳥などの動物たちの究極の幸せはなんでしょう・・・

植物たちの、微生物たちの、鉱物たちの、究極の幸せはなんでしょう・・・

きっと、彼らたちの究極の幸せは、彼らたちがありのままそのままで、
自然に生きられることなのではないでしょうか。

それでは、人間であるあなたは・・・

わたしは、今・・・

普通でなんの変化もない平凡な日々を生きられることが、わたしに
とっては究極の幸せだと思っています。

自分を振り返ってみますと・・・

今のわたしは、生かさせていただいています。

今のわたしは、目が見えますし、耳も聞こえますし、味も分かりま
すし、臭いをかげます。

今のわたしは、手も足も使えますし、体を自由に動かせます。

今のわたしは、話すこともできるし、メールを送ることもできます。

今のわたしは、食べることもできるし、出すこともできます。

今のわたしは、息もできるし、考えることもできます。

今のわたしは、喜ぶことも、悲しむことも、落ち込むことも、楽しむ
こともできます。

今のわたしには、すべてが与えられています。

こんなにも幸せなわたしが、毎日何の争いもなく、もめごともなく、
一喜一憂するようなこともなく、普通に平凡に生きることができる
んですよ。

これ以上の幸せってあります!!!

この幸せを心から感謝して、あとはすべて幸せと感謝の積み重ねの
連続ですね。

溢れ出した幸せは、すべての方へおすそわけ・・・

今が大事にできるのなら、未来の夢や希望をもつことも素敵です。

ただ、今という時をいつも心の中心におくことを忘れないように
した方がいいですね。

今、存在しているものたちは、すべて究極の幸せの海のなかで生き
ているのかもしれません。

こころの位置をどこに置くかだけですね。

この世もあの世もすべて・・・

幸せでないところはありません・・・

わたしたちの人生の宝探しは、ひとつひとつの幸せと感謝に気づい
てゆくこと・・・

それだけなのかもしれませんね・・・・


普通で平凡な毎日に感謝いたします。