メッセージ 334


「ただより高いものはない」


  ただより高いものはない・・・
  よく聞く言葉ですよね。

  一般的には・・・
  ただでものをもらったりすると・・・
  後でえらい目にあったり・・・
  高いものを買わされたりするから・・・
  ただほど高いものはないよ。
  なんていうふうに使われますよね。

  でもね・・・
  この言葉の本当の意味は・・・
  ちょっと違うみたいなんですよ。

  それは・・・
  こういうことらしいんです。

  お伺いしますが・・・

  あなたのその二つの目はおいくらで買ったんですか?
  ただですよね。

  あなたのその二つの耳はおいくらで買ったんですか?
  ただですよね。

  あなたのその口はおいくらで買ったんですか?
  ただですよね。

  あなたのその鼻はおいくらで買ったんですか?
  ただですよね。

  では・・・

  あなたのその手や足はおいくらで買ったんですか?
  あなたのその心はおいくらで買ったんですか?
  あなたのその感情はおいくらで買ったんですか?

  そして・・・

  あなたの命はおいくらで買ったんですか?

  みんなみんな・・・
  ただで神さまが与えてくださったものですよね。

  それじゃ〜〜〜

  ここに100万ありますから・・・
  その目を売ってくださいませんか?
  だめですか・・・
  では1000万円では・・・
  だめですか・・・
  そんなに高いんですか!?

  そんなに高い尊いものを・・・
  あなたはただでいただいたんですよね。

  そうなんです。
  わたしたちは・・・
  どんなにお金を積まれても・・・
  ゆずれない高い尊いものを持っているんです。
  それも・・・
  ただでいただいているんです。

  それでは・・・

  空気はおいくらなんですか?
  光はおいくらなんですか?
  雨はおいくらなんですか?

  みんなみんな・・・
  ただですよね。

  ただだけど・・・
  とってもとっても尊いものなんですよね。

  そうなんです・・・
  ただより高いものはないんです。

  尊いものは・・・
  お金では買えないんです。

  お金が闊歩する世の中ですが・・・
  心のどこかに・・・
  お金ではかえない尊いものに・・・
  わたしたちは生かされていることを忘れたくないですね。
  そして・・・
  それらに生かされていることに・・・
  心の底から感謝してゆきたいものです。

  ただより高いものはないという・・・
  本当の意味はこういうことなんだそうです。

  ルンルン・・・

  ありがとうございます。