「やさしい手」
炎の女性・・・
バーナード優子さんが、ななちゃんへプレゼントしてくれた素敵な詩です。
やさしい手
孤独に耐えきれず もがき苦しむ
張り裂けるような 胸の痛みが
いつの間にか 刃と変わり
自分の心にさえ 牙をむける
そんなとき
泣き叫んで みたい 涙が 涸れるほどに
泣き叫んで 誰かに すがってみたい
まるで 幼かった あの頃のように
手を伸ばせば いつも そこには
温かくて 優しい 手が あった
あの頃の ように
行き場のない 悲しみに 打ちひしがれて
途方もなく 遠く感じる レールの
行き先に あてのない不安を感じ
迷い込んでしまった 迷路の
行き着く先の 光が どこにも 見つけられず
そんなとき
泣き叫んで みたい 涙が 涸れるほどに
泣き叫んで 誰かに すがってみたい
まるで 幼かった あの頃のように
手を伸ばせば いつも そこには
温かくて 優しい 手が あった
あの頃の ように
優子さん、ありがとうございます。